電話機・ビジネスフォンの交換時に取るべき対応とおすすめ機種紹介
- ビジネスフォンの調子が悪いのですが、交換すべきか迷っています。
- 万が一のリスクを考慮した上で、買い替えを検討されてはいかがでしょうか?
- たしかに、お客さんからのお問い合わせは基本電話なので、1日でも「電話が繋がらない」という状況は困りますね・・・。
- なおさら、早めの対応をおすすめします。機種の交換なら中古でコストを抑えられますし、すべての電話機を交換する場合でもお得な方法があります。
本記事では、ビジネスフォンの交換を検討されている方に向けて、以下の点を分かりやすく解説します。
- 古い電話機や調子の悪い電話機を使い続けるリスク
- 電話機の交換が必要になった時の対処法
- 自分でできる電話機の交換作業
- ビジネスフォンを交換する際の注意点
ビジネスフォンを安く、そして効率的に交換する方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
監修者
登 雄三
(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
古い電話機や調子の悪い電話機を交換しないリスク
古くなった電話機や調子の悪い電話機は故障リスクが高いため、早めに交換を検討することをおすすめします。
ビジネスフォンは、約10~20年程使用されることが多いですが、使用年数が長くなるほど故障のリスクが高まります。
万が一、ビジネスフォンが故障した場合、修理や交換に1~2日、場合によってはさらに長い時間がかかります。
中古品ですぐに在庫が見つからない場合には、交換までに数日から数週間かかることもあります。
とくにビジネスの現場では、電話機が使えなくなることは大きなリスクとなり、業務の中断や顧客対応の遅延につながる可能性も。
法定耐用年数が6年とされているため、6年以上使用している機器はとくに注意が必要です。
- ビジネスフォンの調子が悪い場合は、故障を未然に防ぐためにも、法定耐用年数を目安に交換を検討することがリスク回避につながります。
ビジネスフォンの交換時に取るべき対応!
ビジネスフォンを交換する際、具体的に取るべき対処法は以下の通りです。
- まずは専門業者に相談する
- 電話機本体が故障した場合は交換だけでOK
- 主装置などの取り換えが必要な場合は工事が必要
まずは専門家に相談することで、適切な対処ができます。
それぞれの対処法について、詳しく解説します。
まずは専門業者に相談する
電話機を交換したい場合、まずは専門業者に相談するのがおすすめです。
専門業者は、ビジネスフォンに関する活用法や機能性について豊富な知識やノウハウがあるため、的確なアドバイスをしてもらえます。
ビジネスフォンを交換するケースとして、主に以下の3パターンが考えられます。
- まだ故障はしていないけど予防的に交換する
- 故障まではいかないが不具合が起き始めたから交換する
- 故障したので交換する
予防的に交換する場合は判断が難しいため、業者に相談して交換するかどうか決めるのが良いでしょう。
また、交換機種や必要な台数など、企業に最適なものを選ぶには専門家の意見は聞いておいて損はありません。
ビジネスフォンの交換を検討される際は、まずは業者への相談から始めましょう。
電話機本体が故障した場合は交換だけでOK
電話機の本体だけが故障した場合には、主装置などの機器を交換しなくても済む場合もあります。
例えば、小規模オフィスで数台しか電話機が設置されていない場合、業者から本体だけを購入して取り付ければ交換可能です。
ただし、交換時には同じ機種でないと使用できません。
そのため、新品や中古市場で同じ機種が見つかれば交換可能ですが、見つからない場合は交換できません。
この場合、電話システム全体の入れ替えも検討する必要があります。
いざ交換の際に予算不足にならないよう、全体の入れ替えに対応できる予算をあらかじめ確保しておくことが重要です。
ビジネスフォンの故障について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
主装置などの取り換えが必要な場合は工事が必要
主装置の取り換えが必要な場合は、工事が必要です。
ビジネスフォンの主装置を交換する際には、接続や設定のために専門的な作業が必要になるためです。
その場合の工事費用ついては、業者やシステムの規模、導入する機種によって大きく異なりますが目安は約6万円程です。
主装置内の特定のユニットが故障した場合、ユニット単体の交換で修理できる場合もあります。
ただし、老朽化が進んでいる場合は他のユニットも故障するリスクがあるため、長期的には主装置全体を交換する方が安心です。
- 主装置の交換時には、工事や費用について事前に業者に確認し、必要に応じて電話システム全体の交換を検討するのがおすすめです。
ビジネスフォンを自分で交換することはできる?
前章では、ビジネスフォンを交換する際に、電話機本体の故障と主装置などの機器の故障では、対処法が異なることを説明してきました。
ここからは、自分で交換できる範囲や必要な設定について解説します。
交換作業には一部制約や注意点があるため、事前に確認しておきましょう。
電話機本体のみの交換であれば可能
電話機本体のみの交換であれば、自分で行うことが可能です。
電話機本体の交換は、配線をつなぐだけで簡単にできるため、専門的な知識や技術を必要ありません。
本体を業者から購入し、設置は自分で行うことで工事費用を節約できます。
コスト削減を考えている方は、電話機本体の交換を自力で行うのが有効な方法です。
自力で交換するなら同一機種・同一型番を用意
ビジネスフォンを自力で交換する場合、現在使用している機種と同一機種・同一型番を用意する必要があります。
ビジネスフォンには同じメーカーでもさまざまなシリーズが発売されているため、同じ機種・型番でないとうまく作動しないことも。
したがって、ビジネスフォンを購入する際には、同一機種・型番のものを依頼するようにしましょう。
また、古い機種は新品の在庫がない場合があるため、その際は中古品の購入をおすすめします。
- もし、ご自身で機種・型番など適合するか判断できない場合は、専門業者に接続可能か確認してみると良いでしょう。
ビジネスフォンの設定について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参考ください。
IP電話機は電話機と主装置で設定が必要
IP電話機を設置する場合には、業者に設定を依頼することをおすすめします。
その理由として、IP電話機は設置後に電話機本体と主装置の両方で複雑な設定が必要だからです。
IP電話機は、LANケーブルや無線LANで動作するため、電話機側ではIPアドレスの設定、主装置側ではMACアドレスの設定を行う必要があります。
これらの設定は複雑で専門知識が必要なため、最初から業者に依頼するのが安心でしょう。
ビジネスフォンを交換する際の注意点
ビジネスフォンを交換する際は、いくつか注意するべき点があります。
- 電話機本体を交換しても主装置は古いまま
- 古い機種は在庫がない可能性がある
ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。
電話機本体を交換しても主装置は古いまま
ビジネスフォンを交換する際は、電話機本体だけでなく主装置も一緒に交換することをおすすめします。
主装置が古いままだと、電話機本体を交換しても主装置が故障し、全体の電話システムに支障が出る可能性があるためです。
主装置は電話機全体の主要機能を管理しているため、故障するとすべての電話が使えなくなります。
さらに、修理や交換には時間がかかることが多く、業務に大きな影響を与える恐れがあります。
ビジネスフォンを交換する際には、主装置も含めて予防的に交換することで、長期的なトラブルを回避できます。
古い機種は在庫がない可能性がある
古い機種のビジネスフォンを使っている場合、在庫がない可能性があるため、早めの交換が必要です。
型番の古い機種は、すでに製造が中止されていることが多く、新品が手に入らない場合があります。
中古品も在庫が少ないことが多いため、入手が難しくなるリスクが高まります。
また、中古品の在庫がない場合は、別の機種に買い替える必要があります。
急な故障で電話が使えなくなるリスクを考え、販売終了から6年以上経ったビジネスフォンを使用している場合は、買い替えを検討しましょう。
ビジネスフォン交換時の機種の選び方とおすすめ機種
ビジネスフォンの交換時に、どの機種を選ぶべきか迷う方も多いかと思います。
電話機を選ぶ際は、以下の基準を参考にすると選択しやすくなるでしょう。
- 安く抑えるなら「中古」
- 安心を求めるなら「新品」
- 最新の機能を求めるなら「クラウド型」
それぞれ、具体的に詳しく解説していきます。
価格を重視して中古・従来型の機種を選ぶ
ビジネスフォンを購入する際、価格を重視するなら中古や従来型の機種を選ぶのがおすすめです。
中古品は新品と比べて価格が大幅に抑えられるため、コスト面で大きなメリットがあります。
さらに、品質の良い中古品も多く、新品に近い状態のものもあります。
当社「OFFICE110」では、新品と同等の「S級ランク」の中古ビジネスフォンを取り揃えており、予算を抑えたい方に最適です。
さらに、最大5年の無料保証がついており、万が一故障しても期間内であれば代替機に交換できます。
また、今まで使っていた機種の中古品を選べば、すでに操作に慣れているためすぐに使いこなせます。
【αNX Plus】
中古価格:6,000円~/1台
2年連続売れ筋No.1の大人気機種。ビジネスフォンの中では市場シェア50%を誇るNTT商品で、美品の流通量が多いので故障時に買い替えがしやすい機種。
中古ビジネスフォンは価格が安く、品質も良いものが揃っています。
そのため、コストを抑えつつ、安心して使用したい方にとっておすすめの選択肢と言えるでしょう。
【PLATIA Standard】
中古価格:12,000円~/1台
通話録音などオプションでつけないといけない機能が標準でついている点が魅力。さらに離れたオフィス間で内線通話ができる機能があるので、複数支店がある規模の大きい企業におすすめ。
ちなみに、今まで利用していた同じ機種の中古品なら、操作になれているというメリットがあります。
長年使い続けているビジネスフォンをこれからも使いたい場合は中古品が良いでしょう。
- 中古ビジネスフォンでも状態が良い美品はありますし、価格も新品より断然安いのでおすすめです。
新品のビジネスフォンを購入する
新品のビジネスフォンは故障や不具合のリスクが少なく、長期間安心して使用できます。
中古品は価格が安い一方で、多少の劣化があり、寿命も新品には及びません。
見た目がきれいでも、使用歴があるため故障のリスクが高まります。
一方、新品は初期不良のリスクが低く、長期間使用でき、1年保証などが付いている場合も多いのがメリットです。
長期的な安心感を重視するなら、新品のビジネスフォンを選ぶのがおすすめです。
当社「OFFICE110」で取り扱っている商品の中でおすすめ機種は、以下のものがあります。
【PLATIAⅡ Standard】
月額リース料3,000円~
新品価格:328,000円~
スマホアプリと連携することで、社外でも社内と同じように発着信ができる。シンプルかつ高級感がある見た目もオフィスに置きやすいデザイン。
【ActysⅢ】
月額リース料3,000円~
新品価格:282,000円~
小規模企業用のビジネスフォンで電話機5台まで性能を絞ることで、価格を抑えることに成功した機種。留守番電話機能や転送機能などビジネス面で活躍する機能が豊富。
便利な機能が豊富なクラウドPBXに変える
ビジネスフォンを交換する際は、便利な機能が豊富なクラウドPBXへの変更がおすすめです。
クラウドPBXは主装置がクラウド上にあるため、物理的な主装置を設置する必要がなく、費用やメンテナンスの手間を大幅に削減可能です。
さらに、スマートフォンでオフィスの代表番号を使えるため、外出先でも簡単にクライアントと連絡を取れます。
また、勤怠管理や通話録音といったビジネスに便利な機能が多く備わっており、業務効率を向上に役立ちます。
例えば、当社OFFICE110のクラウドPBX「OFFICE PHONE」は、業務効率を高める豊富な機能を搭載。
「OFFICE PHONE」は、業務効率をアップさせる機能も豊富なので、ぜひ一度導入を検討してみてください。
まとめ
ビジネスフォンを交換する際は、まず業者に相談して交換が必要な部分や、適切な機種を聞いてみるのがおすすめです。
その後、ビジネスフォン本体だけ交換するのか、主装置も含めて交換するのか検討します。
本体のみであれば自分で交換が可能ですが、主装置やユニットなどの交換には工事が必要になります。
交換を先延ばしにすると、突然故障して電話が使えなくなるなど、業務に支障が出る恐れもあります。トラブルを避けるためにも、早めの対応を心がけましょう。
現在、ビジネスフォンの買い替えを検討しているなら、導入実績12万社以上の「OFFICE110」におまかせください。
新品・中古どちらの在庫も豊富に揃えており、お得なキャンペーンも多数提供しておりますので、低コストでビジネスフォンを導入可能です。
「OFFICE110」では専門スタッフが丁寧に対応し、あらゆる疑問や相談にお答えします。
ビジネスフォンの買い替えや機種選びに迷ったら、ぜひ「OFFICE110」にご相談ください。
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