ビジネスフォンの便利機能【ディスプレイ表示系】

ディスプレイと言えば、ビジネスフォンの「顔」。

電話を使うときには必ず見て外線・内線番号や短縮番号を確認したり、日付や時間などを確認するときもビジネスホンを見ていませんか？

そんな大事なビジネスホンの中核を担うパーツになりますので、見やすさは勿論、機能性も近年向上してきているのです。

　
ここからは、ビジネスホンの顔「ディスプレイ表示」の便利機能をご紹介いたします。

▼目次

ビジネスホンでは標準装備？！【ナンバーディスプレイ】

ナンバー・ディスプレイとは、ビジネンホンに標準装備されているわけではなく、固定電話やＩＳＤＮ回線に接続された対応電話機で、着信した際の相手の電話番号を電話機に表示するＮＴＴ東日本・西日本の電話の付加サービスの事です。

ＩＳＤＮ回線の場合はＩＮＤナンバー・ディスプレイという名称で提供されています。

現在では、家庭用電話機やスマートフォンでも一般的に利用できる機能になっていますが、ビジネンホンの場合、主装置に機能を増設しないといけない機種もありますので、ご検討の際は注意が必要です。

ちなみに、NTT回線では「ナンバー・ディスプレイ」と呼ばれていますが、同様のサービスを行っているソフトバンク回線では「番号表示サービス」、KDDI回線では「発信番号表示」と呼ばれています。

ビジネスフォンでは、このナンバー・ディスプレイ機能は基本機能として最初から搭載されているものが大多数で、電話を取る前に、どこからかかってきた電話かを知ることが可能となります。

ですが、この機能はＮＴＴ独自のサービスになりますので、ナンバーディスプレイ機能を利用するには、ＮＴＴに申し込み、契約する必要があります。

ナンバー・ディスプレイ機能を利用すれば、イタズラ電話やセールス電話などの迷惑電話に対してメッセージを流したり、着信拒否などの対処をすることが可能となり、業務の効率をアップさせることが出来るのです。

コンテンツ表示機能とは、ビジネスフォンのディスプレイにインターネット情報のニュースや伝言を表示させることができる機能のことです。

参考にSAXA「ActysⅢ」の機能をご紹介いたします。

「ですくde掲示板」機能は、パソコンからグループ内の連絡事項やスケジュール情報などを入力することで、社員の電話機ディスプレイにスクロール表示させることができ、連絡事項の通知などに便利です。

また、電話機のディスプレイにインターネットで配信されている、情報を一定時間ごとにスクロール表示する「ですくde RSS」をご利用いただけます。

仕事中のちょっとした休息や、忘れてはならない事項のメモとして活用することも出来きますね。

その名の通り、消費した電力量を表示する機能です。

参考にSAXA「Agrea（HM700Ⅱ）」の機能をご紹介します。

電源センサ[ES100] 連携させることにより、消費電力量の見える化を実現できます。

多機能電話機（TDシリーズ）のディスプレイに表示ができるので、社員全員で節電意識の改善を。

また、温度・湿度・照度の測定も可能。オフィス環境の把握が簡単にわかります。

これを見れば、どれくらの電力を使用しているのかがひと目で分かりますので、こまめな節電への意識も高まりそうですね。

携帯電話で一般的に利用されている発信履歴と着信履歴をビジネスホンでも確認することができます。

発着信履歴から、本体内の電話帳に電話番号を登録することができます。

機種によっては発着信履歴が確認できないものや、特殊なオプションが必要なものがありますので、出来る機種かどうかは導入前にしっかり確認しましょう。

参考に、発着信履歴の設定方法を、日立「integral-z」で見てみましょう。

また、ビジネスホンの機種によって異なりますが、電話機ごとに履歴情報を保持する「個別履歴」の他に、システムで共通して保持する「共通履歴」の機能がついているものがあります。

「共通履歴」がある場合は、ある電話機で発着信した番号を他の電話機でも確認することができるため、そのまま活用することができます。

ディスプレイ表示には、日時はもちろん様々な情報を表示させることができます。

また、先程お伝えしましたように、ナンバー・ディスプレイ機能を利用するには、ＮＴＴに申し込み、契約する必要があります。

機種によってディスプレイ表示に多少差がありますので、よく検討して導入することをおススメします。

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