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ビジネスフォンの三者通話とは?使い方・会議通話との違い・費用を解説

  • 三者通話とは、どのような機能なのか知りたい
  • 今使っているビジネスフォンで3人同時に話せるか確認したい
  • 設定や工事、追加費用が必要なのか分からない

このような疑問をお持ちではありませんか?

三者通話とは、通常の2人の通話に第三者を加え、3人で会話する仕組みです。
顧客との通話に別の担当者を参加させたり、離れた拠点同士で情報を共有したりする場面で役立ちます。

ただし、三者通話を実現する方法は一つではありません。回線事業者のオプションサービス、ビジネスフォンの会議通話機能、クラウドPBX、スマートフォンなどがあり、利用できる方法や操作手順は、電話機・主装置・回線・契約内容によって異なります

この記事では、三者通話の意味や使い方、会議通話との違い、現在の設備で利用できるか確認する方法、費用と導入の流れまで分かりやすく解説します。

この記事の目次
  1. ビジネスフォンの「三者通話」とは?
  2. 三者通話を利用する4つの方法
  3. 三者通話機能の2つのモードと使い方
  4. 三者通話と会議通話の違い
  5. 今のビジネスフォンで三者通話が使えるか確認する方法
  6. 三者通話にかかる費用
  7. 三者通話を導入する流れ
  8. ビジネスフォンの導入・見直しはOFFICE110におまかせ
  9. ビジネスフォンの三者通話に関するよくある質問
  10. まとめ
ビジネスフォンの導入を販売から設置工事までワンストップで支援するOFFICE110
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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ビジネスフォンの「三者通話」とは?

三者通話は、電話で話している2人の会話へ第三者を加え、合計3人で通話する方法です。

ビジネスフォンだけに固有の名称ではなく、回線事業者のオプションサービスやスマートフォンの機能でも「三者通話」という言葉が使われます。

そのため、三者通話を利用したいときは、まずどの電話機能・回線サービスを使って3人を接続するのかを整理することが重要です。

三者通話は第三者を加えて3人で話す機能

たとえば、AさんがBさんと電話している途中でCさんを呼び出し、A・B・Cの3人をつないで会話するのが三者通話です。

現行記事で取り上げているNTTのフレックスホン(三者通話)では、次の2つのモードが案内されています。

  • ミキシングモード:3人が同時に同じ通話へ参加する
  • 切替モード:一方を保留にし、通話相手を切り替えて話す

ミキシングモードは複数人で同じ情報を共有したいとき、切替モードは顧客を保留にしたまま社内担当者へ確認したいときなどに役立ちます。

ただし、両方のモードを利用できるかどうかは、契約しているサービスや使用する端末によって異なります。

「三者通話」と「三者間通話」は同じ意味

「三者通話」と「三者間通話」は、いずれも3人の参加者を電話でつなぐことを表す言葉として使われています。

サービスや機器の案内では「三者通話機能」「三者間通話サービス」「3者通話」など、異なる表記が使われる場合がありますが、本記事では原則として「三者通話」と表記します。

取扱説明書や通信事業者の案内を探す際は、「三者間通話」や「会議通話」も含めて確認すると、該当する機能を見つけやすくなります。

三者通話機能が役立つシーン例

三者通話は、電話をいったん切ってかけ直したり、担当者間で同じ内容を伝言したりする手間を減らせる機能です。

  • 顧客対応中に専門担当者を加える
    営業担当者だけでは回答が難しい質問について、技術担当者や上司を通話へ加え、その場で回答する。
  • 異なる拠点の担当者と情報を共有する
    東京の営業担当者、大阪の技術担当者、別拠点の在庫担当者をつなぎ、納期や在庫を確認する。
  • 外出中の担当者へ確認する
    オフィスで顧客から受けた電話に、外出中の担当者を参加させ、詳しい状況を直接説明してもらう。

関係者が同じ通話へ参加すれば、情報の伝達漏れや認識違いを抑えやすくなります。

一方で、参加者が多い会議や定期的なオンラインミーティングには、三者通話よりも会議通話やクラウドPBX、Web会議の方が適する場合があります。

三者通話を利用する4つの方法

三者通話を実現する主な方法は、次の4つです。

方法向いているケース主な確認事項
回線事業者の三者通話サービス対応する固定電話回線を利用中対象回線・契約・提供終了予定
ビジネスフォンの会議通話社内外の3人を電話でつなぎたい電話機・主装置・設定・チャネル数
クラウドPBX複数拠点や外出先の社員も参加したいサービスの機能・アプリ・契約プラン
スマートフォン携帯電話だけで複数人をつなぎたい端末・通信事業者・契約条件

名称が同じでも、提供する事業者や接続方法、費用は異なります。自社の電話環境に合う方法を選びましょう。

回線事業者の三者通話サービスを利用する

固定電話回線の契約者向けに、通信事業者が三者通話のオプションサービスを提供している場合があります。

代表例の一つが、INSネット向けに提供されているNTTの「フレックスホン(三者通話)」です。
通話中に第三者を呼び出し、3人同時または相手を切り替えながら通話できます。

INSネットは、2024年8月31日に新規・移転申込の受付を終了し、2028年12月31日にサービス提供を終了する予定です。
出典:NTT西日本「INSネット(総合デジタル通信サービス)」|確認日:2026年8月10日

INSネット自体の新規・移転申込受付は終了していますが、現在利用中のINSネット回線へのオプションサービスの申込みは、INSネットの提供終了日まで継続されています。ただし、フレックスホン(三者通話)もINSネットとともに2028年12月31日に提供終了予定です。
出典:NTT西日本「ご利用できなくなるINSネット各種サービス・機能」|確認日:2026年8月10日

現在INSネットを利用している場合は、三者通話機能だけでなく、主装置や電話番号を含む回線移行への影響も確認しておくと安心です。

ビジネスフォンの会議通話機能を利用する

ビジネスフォンの機種や主装置によっては、通話中の相手に別の内線または外線を加える「会議通話機能」を利用できます。

一般的には、通話中の相手をいったん保留し、別の相手を呼び出してから、会議ボタンや機能ボタンを操作して通話をまとめます。

ただし、すべてのビジネスフォンで無条件に利用できるわけではありません
次の条件によって利用可否が変わります。

  • 電話機と主装置の機種
  • 主装置に登録されている設定
  • 内線・外線の接続方法
  • 利用できる回線チャネル数
  • オプションユニットやライセンスの有無

電話機に「会議」ボタンが見当たらなくても、機種によっては機能ボタンへの割り当てや主装置設定で利用できる場合があります。反対に、ボタンがあっても現在の回線構成では使えない場合があるため、型番と設定の確認が必要です。

クラウドPBXを利用する

クラウドPBXは、インターネット上のPBX機能を利用して、オフィスの電話機やスマートフォンなどを接続する仕組みです。

サービスによっては、オフィス外にいる社員もスマートフォンアプリから通話へ参加できるため、複数拠点やテレワークを含む電話環境と相性があります。

一方で、参加可能人数、会議通話の操作方法、利用料金、対応端末はサービスごとに異なります。三者通話だけでなく、内線化や会社番号での発着信も含めて比較することが大切です。

クラウドPBXの仕組みや料金、導入時のメリット・デメリットは、クラウドPBXの仕組みを解説した記事で詳しく確認できます。

スマートフォンの三者通話機能を利用する

スマートフォンにも、通話中に別の相手へ電話をかけ、複数の通話を一つにまとめる機能があります。

たとえばiPhoneでは、通信事業者が対応している場合、通話中に参加者を追加してグループ通話へまとめられます。ただし、利用できる人数や機能は通信事業者によって異なり、契約や通話方式によっては利用できない場合があります。
出典:Appleサポート「iPhoneからカンファレンスコール(電話会議)をする」|確認日:2026年8月10日

スマートフォン単体の三者通話は、ビジネスフォンの主装置を使った会議通話とは別の仕組みです。会社番号での発着信や社内内線も利用したい場合は、クラウドPBXやスマホ内線化も含めて検討しましょう。

スマートフォンを社内の内線として利用する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事 スマホ内線化3つの方法|費用比較とメリット・デメリットを解説 スマホ内線化3つの方法|費用比較とメリット・デメリットを解説 スマホ内線化を検討中の方へ。専用アダプタ・FMC・クラウドPBXの3つの導入方法について、初期費用・月額費用の違いと選び方を比較。メリット・デメリットも分かりやすく解説します。

回線サービス、ビジネスフォン、クラウドPBX、スマートフォンのどれが自社に合うかは、現在の電話機・主装置・回線構成によって変わります。電話機と主装置の型番、契約中の回線、3人で話したい具体的な場面を伝えると、利用可否や必要な設定・工事を確認しやすくなります。

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三者通話機能の2つのモードと使い方

NTTのフレックスホン(三者通話)には、3人が同時に話す「ミキシングモード」と、通話相手を切り替える「切替モード」があります。

ここでは、既存記事で取り上げていたNTTのINS端末「INSメイトV-8DSU」を例に、基本的な仕組みと操作の流れを説明します。

以下は旧来のINSネット・対応端末における操作例です。現在使用しているビジネスフォンやクラウドPBX、スマートフォンの共通手順ではありません。
出典:NTT西日本「INSメイトV-8DSU 三者通話:切替モード」|確認日:2026年8月10日

ミキシングモード|3人が同時に話せる

ミキシングモードは、Aさん・Bさん・Cさんの3人全員が同じ通話へ参加するモードです。

INSメイトV-8DSUを利用する場合の基本的な流れは、次のとおりです。

  1. AさんがBさんへ電話をかける
  2. Bさんに待ってもらうことを伝え、1回フッキングする
  3. 発信音を確認し、Cさんの電話番号を押してから「#」を押す
  4. Cさんが応答したら、三者通話へ切り替えることを伝える
  5. 1回フッキングし、発信音が聞こえている間にもう一度フッキングする
  6. A・B・Cの3人で通話する

フッキングとは、受話器を置く部分のフックスイッチや、電話機のフック・フラッシュボタンなどを短く操作することです。INSメイトV-8DSUでは、1秒以上押し続けると通話が切れることがあるため注意が必要です。

ミキシングモードは、3人で同じ情報を確認したい場面に向いています。顧客・営業担当者・技術担当者が同時に話せば、担当者間で内容を伝え直す手間を減らせます。

切替モード|通話相手を切り替えて話せる

切替モードは、3人の回線を接続した状態で、通話中の相手と保留中の相手を切り替えながら話すモードです。

INSメイトV-8DSUを利用する場合は、次のような流れになります。

  1. AさんがBさんへ電話をかける
  2. Bさんに待ってもらうことを伝え、1回フッキングする
  3. 発信音を確認し、Cさんの電話番号を押してから「#」を押す
  4. Cさんが応答したら、Cさんと会話する
  5. Bさんとの通話へ戻るときは、もう一度フッキングする
  6. 発信音が止まり、Bさんへ切り替わったことを確認して会話する

たとえば、顧客であるBさんを保留にし、社内担当者のCさんへ在庫や納期を確認したうえで、Bさんとの通話へ戻る使い方ができます。

INSメイトV-8DSUでは、Bさんとの通話へ戻るためにフッキングしたあと、発信音が聞こえている間にもう一度フッキングすると、3人同時のミキシングモードへ移行できます。

実際の操作方法は電話機・回線によって異なる

三者通話の操作には、次のような違いがあります。

  • 受話器のフックスイッチを操作する
  • フック・フラッシュ・キャッチボタンを押す
  • ビジネスフォンの「会議」ボタンを押す
  • 機能ボタンへ会議通話を割り当てる
  • スマートフォン画面で通話を結合する
  • クラウドPBXアプリの会議機能を使用する

操作を誤ると、保留中の相手との通話が切れたり、第三者を追加できなかったりすることがあります。
実際に利用する前に、電話機の取扱説明書や管理画面を確認し、社内でテストしておきましょう。

電話を一時的に保留する操作について詳しく確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事 【脱初心者】電話保留のやり方&ビジネスマナーを完全マスター 【脱初心者】電話保留のやり方&ビジネスマナーを完全マスター 電話保留のやり方でお困りの方へ。ビジネスフォンの保留・解除・取り次ぎ手順、受話器を置いてよい条件、パーク保留との違い、電話対応のマナーをわかりやすく解説します。

通話を社内の担当者へ取り次ぐ方法や、転送先が不在の場合の対応は、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事 ビジネスフォンの内線転送とは?外線を内線につなぐやり方と失敗対策 ビジネスフォンの内線転送とは?外線を内線につなぐやり方と失敗対策 ビジネスフォンで外線を内線へ転送する基本手順を解説します。着信を保留して担当者へ取り次ぐやり方や、内線から別の内線へ転送する方法、担当者が不在・話し中のときの対処、電話が切れる原因も紹介します。

外線・内線・保留・転送の基本操作や、ビジネスフォンで利用できるほかの機能もまとめて確認したい方は、三者通話以外の便利機能へお進みください。

三者通話と会議通話の違い

三者通話と会議通話は、複数人で電話する点は共通していますが、参加人数や利用する仕組みが異なります。

比較項目三者通話会議通話
基本的な参加人数3人機種・サービスの上限による
主な用途担当者の追加、短時間の確認複数人での打ち合わせや情報共有
主な実現方法回線オプション、電話機、スマートフォンビジネスフォン、PBX、クラウドPBX
必要な確認対象回線・端末・契約主装置・設定・参加人数・チャネル数
費用月額料や通話料が発生する場合がある設定費、工事費、ライセンス費などが発生する場合がある

メーカーやサービスによって、三者通話と会議通話の名称や機能範囲が異なる場合があります。
「三者通話は有料、会議通話は無料」と単純に分けることはできません。

参加できる人数と仕組みの違い

三者通話は、名称のとおり3人での通話を基本とします。通話中の2人に第三者を追加し、3人同時または相手を切り替えながら話します。

会議通話は、3人以上を接続できる場合があります。ただし、参加可能人数は電話機だけで決まるわけではなく、主装置やPBXの容量、ライセンス、回線数、サービスプランなどに左右されます。

そのため、「会議通話対応」と記載された機種でも、現在の構成で希望人数を接続できるとは限りません。

必要な設備と費用の違い

回線事業者の三者通話サービスを使う場合は、対象となる回線契約と対応端末が必要です。

ビジネスフォンの会議通話を使う場合は、次のいずれかが必要になることがあります。

  • 主装置の設定変更
  • 電話機の機能ボタン設定
  • 外線・内線の収容設定
  • オプションユニットの追加
  • ライセンスの追加
  • 回線チャネル数の追加
  • 電話機や主装置の入れ替え

すでに必要な機能が搭載されていれば、設定変更のみで使える場合もあります。
反対に、主装置が対応していなければ、機器の追加や入れ替えが必要です。

三者通話と会議通話の使い分け

利用目的に応じた使い分けの目安は、次のとおりです。

  • 顧客との電話へ担当者を1人追加したい
    三者通話が向いています。
  • 保留中の顧客とは別に社内担当者へ確認したい
    切替モードや保留・転送機能が候補です。
  • 複数部署のメンバーで電話会議を行いたい
    ビジネスフォンの会議通話が候補です。
  • 外出先や複数拠点から継続的に参加したい
    クラウドPBXやWeb会議が向いている場合があります。

「何人で話したいか」だけでなく、「社内だけか、顧客や外出中の社員も含むか」「会社番号を使う必要があるか」まで整理すると、適切な方法を選びやすくなります。

今のビジネスフォンで三者通話が使えるか確認する方法

現在利用中のビジネスフォンで三者通話が使えるか判断するには、電話機だけでなく、主装置・回線・設定を確認する必要があります。

次の3点を順番に確認しましょう。

電話機と主装置の型番を確認する

まず、電話機と主装置のメーカー・型番を確認します。

電話機の型番は、本体の底面や背面などに貼られたラベルに記載されていることがあります。主装置は壁面や棚、通信機器用ラックなどに設置されていることが多いため、本体のラベルを確認してください。

電話機に会議通話の操作が用意されていても、接続先の主装置や現在の設定が対応していなければ利用できない場合があります。そのため、電話機と主装置の両方を確認することが大切です。

契約回線と同時通話チャネル数を確認する

外線通話へ別の外線相手を追加する場合、電話システムの構成によっては複数の通話チャネルを使用します。

確認したい主な項目は、次のとおりです。

  • アナログ回線、INSネット、ひかり電話などの回線種別
  • 現在契約している同時通話チャネル数
  • 通話中に空いているチャネルがあるか
  • 外線同士を会議通話へ接続できる構成か
  • 代表番号やダイヤルインとの組み合わせ

同時通話チャネルに余裕がなければ、第三者を呼び出せなかったり、三者通話中にほかの発着信が制限されたりする可能性があります。

電話回線の種類やチャネルの仕組みについて詳しく知りたい方は、法人向け電話回線サービスもあわせてご確認ください。

会議ボタン・設定・追加機器の有無を確認する

電話機に「会議」と表示されたボタンがあるか、取扱説明書に「会議通話」「三者通話」の記載があるかを確認します。

ボタンが見当たらない場合でも、機種や構成によっては次のようなケースがあります。

  • 未使用の機能ボタンへ会議機能を登録できる
  • 主装置側の設定が無効になっている
  • 特定の操作番号を入力すると利用できる
  • オプションユニットやライセンスの追加が必要
  • 内線同士のみ対応し、外線を含む会議通話には対応していない

取扱説明書だけで判断できない場合は、電話機と主装置の型番、回線種別、希望する利用方法を販売店や工事業者へ伝えて確認しましょう。

三者通話にかかる費用

三者通話の費用は、利用する方法や現在の電話設備によって異なります。

主な費用項目を分けて確認しましょう。

費用項目発生する主なケース
月額オプション料回線事業者などの三者通話サービスを契約する場合
通話料第三者へ新たに発信する場合
設定費主装置や電話機の設定変更が必要な場合
工事費配線変更や機器追加、主装置の作業が必要な場合
機器・ライセンス費ユニット、電話機、ソフトウェアライセンスなどを追加する場合

現在の構成で会議通話機能を利用できれば、設定変更だけで済む場合があります。
一方、主装置が未対応の場合は、機器の追加や電話システムの見直しが必要です。

月額オプション料と通話料

回線事業者の三者通話サービスを利用する場合は、回線の基本料金とは別に月額オプション料が発生することがあります。

また、通話中の相手とは別に第三者へ発信する場合、その発信分の通話料がかかることがあります。
保留中の相手との通話料が継続するかどうかも、サービスや契約によって異なります。

過去の料金を掲載した古い案内だけで判断せず、現在の契約先へ以下を確認してください。

  • 現在申し込めるサービスか
  • 月額料金はいくらか
  • 契約単位は回線・番号・チャネルのどれか
  • 第三者への発信分の通話料
  • 申込みや変更に伴う工事費

設定費・工事費・機器費

ビジネスフォンの会議通話を使う場合は、月額料金よりも、設定や機器に関する費用が発生する可能性があります。

  • 設定だけで利用できるケース
    主装置が対応しており、会議機能を有効化すれば使える。
  • 追加機器が必要なケース
    外線・内線ユニットやライセンスなどの追加が必要になる。
  • 回線を見直すケース
    同時通話チャネルが不足しており、契約変更が必要になる。
  • 電話システムを入れ替えるケース
    主装置が古い、または希望する機能に対応していない。

費用を正確に把握するには、電話機の台数だけでなく、主装置・回線・利用人数を含めた確認が必要です。

フレックスホンとトリオホンの現在の扱い

現行記事で紹介していた「フレックスホン」と「トリオホン」は、現在の提供状況を分けて考える必要があります。

サービス対象現在の扱い
フレックスホン(三者通話)INSネット現在利用中のINSネット回線へのオプション申込みは提供終了日まで可能。2028年12月31日に提供終了予定
トリオホン加入電話2024年1月に提供終了済み

フレックスホン(三者通話)は、INSネットの提供終了に伴って利用できなくなるオプションサービスです。現在INSネットを利用している場合でも、長期的な継続利用を前提とせず、代替回線や電話システムへの移行を検討する必要があります。
出典:NTT西日本「ご利用できなくなるINSネット各種サービス・機能」|確認日:2026年8月10日

トリオホンは、新規申込み受付後に既存利用者への提供も終了しています。現在、新たに三者通話を導入する方法としては選択できません。
出典:NTT西日本「固定電話のIP網への移行に合わせて提供を終了するサービスの新規お申込み受付終了について」|確認日:2026年8月10日

現在INSネットや古いビジネスフォンを利用している場合は、三者通話機能の継続だけでなく、ひかり電話などへの回線移行と電話設備の対応状況も確認しましょう。

三者通話を導入する流れ

三者通話を導入するときは、先に機種を選ぶのではなく、利用目的と現在の電話設備を整理することが大切です。

利用目的と参加人数を整理する

まず、どのような場面で、誰を通話へ参加させたいのかを整理します。

  • 顧客との通話へ社内担当者を1人加えたい
  • 内線の社員3人で話したい
  • 外線の相手を2人つなぎたい
  • 外出中のスマートフォンも参加させたい
  • 3人を超える会議に利用したい

3人だけで話せればよいのか、将来的に参加人数を増やすのかによって、三者通話・会議通話・クラウドPBXのどれが適するか変わります。

現在の設備で対応できるか確認する

次に、電話機と主装置の型番、契約中の回線、チャネル数、会議ボタンの有無を確認します。

業者へ確認するときは、次の情報を伝えると判断がスムーズです。

  • 電話機と主装置のメーカー・型番
  • 電話機の台数
  • 契約中の回線サービス
  • 同時に通話したい人数
  • 内線・外線・スマートフォンのどれをつなぐか
  • 現在困っている具体的な場面

見積もり・設定・工事を依頼する

利用方法が決まったら、必要な設定と費用の見積もりを確認します。

見積もりでは、次の項目が分かれているか確認しましょう。

  • 主装置や電話機の設定費
  • 訪問・基本工事費
  • 追加ユニットやライセンス費
  • 回線の追加・変更費用
  • 月額料金と通話料
  • 保守や操作説明の範囲

現在の設備をそのまま使う案と、機器や回線を見直す案がある場合は、初期費用だけでなく、今後の利用人数や運用方法も含めて比較してください。

設定後に三者通話をテストする

設定や工事が完了したら、実際の利用場面を想定してテストします。

  • 第三者を正常に呼び出せるか
  • 3人全員の声が聞こえるか
  • 保留と通話相手の切替ができるか
  • 参加者の一人が通話を終了したときにどのように動作するか
  • 三者通話中にほかの電話を受けられるか
  • 外出先のスマートフォンから参加できるか

操作を利用する社員へ共有し、電話機の近くに簡単な手順を用意しておくと、必要な場面でスムーズに利用できます。

ビジネスフォンの導入・見直しはOFFICE110におまかせ

OFFICE110のサポートスタッフ

「今のビジネスフォンで三者通話が使えるか分からない」「設定だけで済むのか、機器の交換が必要なのか判断できない」という場合は、OFFICE110へご相談ください。

OFFICE110では、ビジネスフォンの販売だけでなく、設置工事や設定、電話回線を含む電話環境の見直しまで対応しています。

電話機・主装置・回線構成を確認したうえで、次のような内容を整理してご提案します。

  • 現在の機種で三者通話や会議通話が使えるか
  • 主装置の設定変更だけで対応できるか
  • 追加ユニットや回線チャネルが必要か
  • 外出中のスマートフォンを参加させられるか
  • クラウドPBXへ見直した方がよいか

利用したい場面や参加人数が決まっていない場合でも、現在の電話環境と業務上の課題を確認しながら整理できます。設定費や工事費を含めて確認したい方は、以下のフォームからお気軽にお問い合わせください。

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ビジネスフォンの三者通話に関するよくある質問

三者通話と会議通話の違い、利用料金、現在のビジネスフォンで使えるかどうかなど、よくある疑問をまとめました。

三者通話と会議通話の違いは何ですか?

三者通話は基本的に3人で話す方法で、会議通話は機種やサービスによって3人以上が参加できる機能です。
ただし、メーカーやサービスによって名称の使い方が異なります。参加人数だけでなく、回線オプションを使うのか、ビジネスフォンの主装置やクラウドPBXを使うのかも確認しましょう。

三者通話はどのように始めますか?

基本的には、最初の相手を保留し、第三者を呼び出してから、会議ボタンやフッキングなどの操作で通話をまとめます。
ただし、操作方法は電話機・主装置・回線サービスによって異なります。フッキングを使う固定電話、会議ボタンを使うビジネスフォン、画面上で通話を結合するスマートフォンなどがあるため、使用機器の取扱説明書を確認してください。

いま使っているビジネスフォンでも三者通話はできますか?

対応機種・主装置・回線構成であれば、現在のビジネスフォンでも利用できる可能性があります。
確認が必要なのは、電話機と主装置の型番、契約回線、同時通話チャネル数、会議通話の設定状況です。電話機だけが対応していても、主装置や回線が対応していなければ利用できない場合があります。

電話機に「会議」ボタンがなくても三者通話はできますか?

会議ボタンがなくても、すぐに利用不可とは限りません。
機種によっては、未使用の機能ボタンへ会議通話を割り当てたり、特定の操作番号を入力したりして利用できる場合があります。
一方、主装置の設定変更、オプションユニット、ライセンスの追加が必要なケースもあります。取扱説明書だけで判断できない場合は、電話機と主装置の型番を確認して販売店や工事業者へ問い合わせましょう。

三者通話の月額料金はいくらですか?

三者通話の料金は、利用する回線サービスや電話システムによって異なります。一律の月額料金ではありません。
回線事業者のオプションを利用する場合は、月額オプション料と通話料が発生することがあります。ビジネスフォンの会議通話では、月額料金ではなく、主装置の設定費、工事費、追加機器費、ライセンス費などが必要になる場合があります。

三者通話の設定は自分でできますか?

スマートフォンや一部のクラウドPBXなど、利用者自身で操作できるものもあります。
ただし、ビジネスフォンの主装置設定や回線構成の変更は、専門業者への依頼が必要になる場合があります。
設定を誤ると、着信や転送など既存の電話運用へ影響する可能性があります。管理画面や取扱説明書で対応範囲を確認できない場合は、自分で変更せず販売店や工事業者へ相談してください。

外出中のスマートフォンを加えて三者通話できますか?

クラウドPBXやスマホ内線化、スマートフォンの電話会議機能などを使えば、外出中のスマートフォンを通話へ参加させられる場合があります。
たとえばiPhoneには、通信事業者が対応している場合に複数の通話をまとめる機能があります。ただし、参加可能人数や利用条件は通信事業者によって異なります。会社番号での発着信や内線通話も必要な場合は、クラウドPBXやスマホ内線化を含めて検討しましょう。

フレックスホンやトリオホンは現在も利用できますか?

トリオホンはすでに提供を終了しています。
フレックスホン(三者通話)はINSネット向けのサービスですが、INSネットとともに2028年12月31日に提供終了する予定です。
現在INSネットを利用している企業は、フレックスホンの利用可否だけでなく、代替回線やビジネスフォンへの移行も検討する必要があります。新たに三者通話を導入する場合は、現在の回線・主装置に適した方法を確認してください。

三者通話について業者へ相談した方がよいのはどのような場合ですか?

現在の設備で利用できるか判断できない場合や、主装置・回線の設定変更が必要になりそうな場合は、専門業者への相談が適しています。
特に、外線同士を接続したい、スマートフォンも参加させたい、同時通話チャネル数が分からない、会議ボタンが使えないといった場合は確認を依頼しましょう。相談時に電話機と主装置の型番、回線サービス、希望する参加人数を伝えると、必要な設定や工事を判断しやすくなります。

まとめ

三者通話とは、通常の2人の通話に第三者を加え、3人で会話する仕組みです。「三者間通話」や「3者通話」と表記される場合もあります。

利用方法には、回線事業者の三者通話サービス、ビジネスフォンの会議通話、クラウドPBX、スマートフォンなどがあります。フレックスホン(三者通話)には、3人全員が話すミキシングモードと、一方を保留にして相手を切り替える切替モードがあり、実際の操作方法は利用環境によって異なります。

現在のビジネスフォンで利用できるか確認するには、電話機だけでなく、主装置の型番・回線種別・チャネル数・設定状況まで確認することが重要です。

また、INSネット向けのフレックスホンは2028年12月31日に提供終了予定で、トリオホンはすでに提供を終了しています。古い回線や電話設備を利用している場合は、三者通話の設定とあわせて、回線やビジネスフォンの見直しも検討しましょう。

三者通話や会議通話を含めて、自社に合う電話環境を整理したい方は、ビジネスフォンTOPページもあわせてご確認ください。

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ビジネスフォン(ビジネスホン)人気のお役立ち情報

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