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ビジネスフォンの代理応答とは?他の電話の取り方・操作方法・マナー

「ほかの社員の電話が鳴っているけれど、取り方が分からない」
「代理応答ボタンが見当たらない」
「担当者の代わりに出たとき、最初に何と名乗ればよいのか不安」

このような場面で使われるのが、ビジネスフォンの「代理応答(ピックアップ)」です。

代理応答とは、別の電話機で鳴っている着信を、自席などの電話機から代わりに受ける機能です。担当者が離席しているときでも、ほかの社員が着信へ対応できるため、電話の取りこぼしを減らせます。

ただし、実際の操作方法や、内線・外線のどちらを取れるかは、電話機のメーカー・機種・主装置の設定によって異なります。
本記事では、代理応答の基本、他の電話を取る操作方法、第一声やマナー、ボタンがない場合の対処法まで初心者向けに解説します。

この記事の目次
  1. ビジネスフォンの代理応答(ピックアップ)とは
  2. 代理応答で他の電話を取る基本的な操作方法
  3. 代理応答の電話の受け方・マナー
  4. 代理応答ボタンがない・使えないときの対処法
  5. ビジネスフォンの代理応答を運用する際の注意点
  6. 代理応答の負担を減らす電話環境の見直し
  7. 代理応答に関するよくある質問
  8. まとめ
ビジネスフォンの導入を販売から設置工事までワンストップで支援するOFFICE110
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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ビジネスフォンの代理応答(ピックアップ)とは

ビジネスフォンの代理応答は、担当者が離席中でも、同じ職場の社員などが着信へ対応するための機能です。

まずは、代理応答の意味とメリット、混同しやすい電話機能との違いから確認しましょう。

代理応答とは?

ビジネスフォンの代理応答の仕組み

「代理応答」とは、ほかの電話機で鳴っている着信を、自分の電話機から代わりに受ける機能です。
「ピックアップ」「コールピックアップ」「内線代理応答」などと呼ばれる場合もあります。

たとえば、内線番号100番を利用するAさんが席を外しているときに、Aさんの電話機が鳴ったとします。
同じ部署のBさんが自席の電話機で代理応答の操作を行えば、BさんがAさん宛ての電話に対応できます。

なお、どの電話機の着信を取れるか、内線・外線の両方が対象になるか、別部署の着信にも対応できるかは、電話機の機種や代理応答グループ、主装置の設定によって異なります

代理応答は「すでに誰かが受けた電話をつなぐ機能」ではなく、「鳴っている別の電話を取る機能」です。

代理応答のメリット

代理応答を適切に設定・運用すると、主に次のメリットがあります。

  • 担当者が離席中でも電話を取りやすい
    ほかの社員が対応できるため、着信の取りこぼしを減らせます。
  • 電話対応を複数人で分担できる
    受付担当者や特定の社員だけに受電が集中する状態を避けやすくなります。
  • 顧客や取引先への対応を継続できる
    担当者が不在でも、伝言や折り返しの案内を行うことで、対応の遅れを防げます。

特に、同じフロアで複数人が電話対応を行うオフィスや、受付担当者が一時的に席を外す職場では活用しやすい機能です。

代理応答と内線転送・保留・不在転送の違い

代理応答は、内線転送や保留、不在転送と混同されやすい機能です。
違いは「いつ、何のために使うか」で整理すると分かりやすくなります。

機能使うタイミング主な目的
代理応答別の電話機が鳴っているとき鳴っている着信を自分の電話機から取る
内線転送電話を受けたあと通話を別の社員や内線へつなぐ
保留通話中相手との通話を一時的に待機させる
不在転送着信前に設定着信をあらかじめ指定した電話番号などへ転送する

電話を受けた後に担当者へつなぐ方法は、ビジネスフォンの内線転送で詳しく解説しています。
保留操作は電話保留のやり方、着信を自動転送する方法はビジネスフォンの不在転送をご確認ください。

代理応答で他の電話を取る基本的な操作方法

代理応答の操作方法は、大きく分けて「代理応答ボタンを使う方法」「決められた特番を入力する方法」があります。

ただし、ボタンの名称、受話器を上げるタイミング、入力する番号は機種や社内設定によって異なります。
以下は一般的な流れとして確認し、実際の操作は自社の取扱説明書や設定内容を優先してください。

代理応答の基本的な操作方法

代理応答ボタンを使う場合
  1. ほかの電話機が鳴っていることを確認する
  2. 「代理応答」「ピックアップ」など、設定された機能ボタンを押す
  3. 機種の操作方法に従い、受話器を上げる、またはスピーカーボタンを押す
  4. 相手につながったことを確認して応答する

機種によっては、受話器を先に上げてから機能ボタンを押します。ボタンと受話器の操作順を含め、実際の手順は取扱説明書や社内マニュアルを優先してください。

特番を使う場合
  1. ほかの電話機が鳴っていることを確認する
  2. 内線発信できる状態にする
  3. 自グループ用・指定グループ用など、設定された代理応答の特番を入力する
  4. 相手につながったことを確認して応答する

検索時に「内線で他の電話を取るには#を2回押す」といった情報を見かけることがありますが、すべてのビジネスフォンに共通する操作ではありません。特番はメーカーの標準設定と異なる番号へ変更されている場合もあるため、推測で操作せず確認しましょう。

NTT東日本はSmartNetcommunity αZXⅡ typeS,Mの公式サポートページで、主装置や電話機などの取扱説明書を公開しています。サクサのPLATIAⅢも、電話機・スマートフォン連携・拠点接続など、利用する端末やシステム構成によって操作・利用条件が変わります。
出典:NTT東日本「SmartNetcommunity αZXⅡ typeS,M サポート情報」サクサ「PLATIAⅢ」|確認日:2026年8月10日

代理応答の種類

代理応答には、応答する着信の指定方法によって、主に次のような考え方があります。
メーカーによって正式名称や設定方法が異なる場合があります。

種類取る着信利用例
内線番号指定代理応答指定した内線番号の着信特定の担当者の電話だけを取りたい
自グループ内内線代理応答自分と同じ代理応答グループ内の着信同じ部署の社員同士で電話を取りたい
グループ指定内線代理応答指定した別グループの着信受付が別部署の着信を取りたい

内線番号指定代理応答

「内線番号指定代理応答」は、着信している電話機の内線番号を指定して応答する方法です。

たとえば、Aさんの内線番号が100番、Bさんの内線番号が101番で、Aさんの100番が鳴っているとします。
Bさんが自席の電話機から100番を指定する代理応答操作を行うことで、Aさん宛ての着信を受けられる構成があります。

複数の電話が鳴っているときに、特定の担当者宛ての電話だけを選んで取りたい場合に適しています。
利用可否や操作方法は機種・設定によって異なります。

自グループ内内線代理応答

「自グループ内内線代理応答」は、自分と同じ代理応答グループに登録された電話機の着信を取る方法です。

たとえば、営業部の電話機を同じ代理応答グループに設定している場合、営業部内の別の電話機が鳴ったときに、自席から代理応答できる構成があります。

これは、代表番号への着信で複数台を一斉に鳴らす「代表着信」や「グループ着信」とは別の考え方です。
代理応答は、別の電話機ですでに鳴っている着信を操作によって取ります。

グループ指定内線代理応答

「グループ指定内線代理応答」は、指定した別の代理応答グループで鳴っている着信を取る方法です。

たとえば、受付グループの社員が、営業部グループを指定して営業部の電話へ代理応答する、といった運用が考えられます。

ただし、どのグループを指定できるかは、あらかじめ主装置側で設定されている範囲に限られます。すべての部署の電話を自由に取れるとは限りません。

機種・設定ごとの操作方法を確認するポイント

代理応答の操作が分からない場合は、電話機だけでなく主装置や社内設定も確認します。

  • 電話機のメーカーと型番
    電話機の底面や側面、ディスプレイ周辺などを確認します。
  • 主装置のメーカーと型番
    同じ形の電話機でも、接続されている主装置や設定によって操作が異なる場合があります。
  • 機能ボタンの名称
    「代理応答」「ピックアップ」「指定代理応答」など、異なる名称で登録されている場合があります。
  • 社内の特番表・内線表
    標準の番号から変更されている可能性があるため、社内資料を確認します。
  • 取扱説明書と施工会社
    説明書に該当操作がない場合や、説明書どおりに動かない場合は、設置した販売店・施工会社へ確認します。

内線の基本的な仕組みやかけ方から確認したい方は、内線電話の仕組み・かけ方もあわせてご覧ください。

代理応答以外の外線・内線・保留・転送もまとめて確認したい方は、ビジネスフォンの基本操作・便利機能ガイドで電話操作の全体像を確認できます。

電話機や主装置の型番が分からない、取扱説明書どおりに操作しても代理応答できない場合は、現在のメーカー・型番と、どの電話機の着信を誰が取りたいかをご相談時にお伝えください。必要な設定や機器構成を整理できます。

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代理応答の電話の受け方・マナー

代理応答では、電話をかけた相手が「担当者本人につながる」と考えている場合があります。

代理で電話に出たこと自体を必要以上に強調する必要はありませんが、会社名と自分の名前を明確に名乗り、担当者の状況と次の対応を丁寧に伝えることが大切です。

代理応答時の第一声・名乗り方

外線電話を代理応答した場合は、通常の電話対応と同様に、会社名と自分の名前を名乗ります。

■基本的な第一声の例
「お電話ありがとうございます。株式会社○○、△△でございます。」

相手が担当者を指名した後に、自分が代理で受けたことを伝える必要があれば、次のように案内します。

■代理で応答していることを伝える例
「担当の○○に代わりまして、△△が承ります。」

内線の場合は、社内ルールに応じて部署名や氏名を名乗ります。
相手の部署や人物を決めつけず、必要に応じて「どちら様でしょうか」と確認しましょう。

担当者が不在・対応中の場合の受け答え

担当者の状況に合わせて、戻り予定や折り返しの可否を案内します。
戻り時間が確実でない場合は、断定しないことが重要です。

■担当者が外出中の場合
「申し訳ございません。○○はただいま外出しております。戻りましたら、折り返しご連絡するよう申し伝えましょうか。」

■担当者が会議・別件対応中の場合
「申し訳ございません。○○はただいま別件の対応中でございます。終了後に折り返すよう申し伝えてもよろしいでしょうか。」

■担当者が出張・休暇中の場合
「申し訳ございません。○○は本日不在にしております。よろしければ、私がご用件を承ります。」

担当者の詳しい行き先、私用の内容、社内予定などは、必要以上に伝えないよう注意しましょう。
また、「必ず○時に折り返します」と確約するのではなく、担当者へ連絡希望を伝える表現にすると安全です。

伝言を預かるときに確認する項目

担当者がすぐに折り返せない場合は、代理応答した社員が用件を預かります。
伝言漏れを防ぐため、次の項目を確認しましょう。

  • 相手の会社名・部署名
  • 相手の氏名
  • 折り返し先の電話番号
  • 用件の概要
  • 折り返しを希望する時間帯
  • 対応期限や緊急性

電話番号や氏名は復唱し、担当者へ「いつ・誰から・どのような用件で電話があったか」が伝わる形で記録します。

折り返しが当日中に難しい場合は、その場で期限を約束せず、用件を確認したうえで担当者へ引き継ぎましょう。

代理応答ボタンがない・使えないときの対処法

電話機に「代理応答」と書かれたボタンが見つからなくても、代理応答機能を利用できないとは限りません。

機能ボタンが未登録の場合や、特番で操作する設定、別の名称で登録されている場合があります。原因を順番に確認しましょう。

代理応答ボタンが表示されない主な原因

主な原因確認すること対処の方向性
機能ボタンが登録されていない空いている機能キーやボタン一覧管理者・施工会社へ割り当てを相談する
別の名称で登録されている「ピックアップ」「指定代理応答」などの表示取扱説明書や社内操作表を確認する
特番で操作する設定社内の特番表・内線表正しい特番を確認する
機能キーの数が足りない不要なボタン設定や増設ユニットの対応可否ボタン配置の変更や機器追加を検討する
代理応答グループが未設定どの電話機同士で応答したいか主装置側の設定を依頼する
機種・構成が対応していない電話機と主装置の型番・仕様代替操作または機器更新を検討する

スマートフォンアプリ型の内線端末では、画面に表示するボタン数や機能配置を変更できる製品もあります。たとえばサクサのPLATIAⅢでは、スマートフォン連携機能のボタン表示数を選び、表示されていないボタンを別の表示エリアから操作できる仕様が案内されています。
出典:サクサ「PLATIAⅢ」|確認日:2026年8月10日

特番・応答グループ・主装置の設定を確認する

ボタンや特番を操作しても電話を取れない場合は、操作方法だけでなく設定範囲を確認します。

  • 特番が合っているか
    自グループ用、指定グループ用、内線番号指定用で番号が異なる場合があります。
  • 同じ代理応答グループに登録されているか
    同じ部署でも、主装置上のグループが分かれていると取れないことがあります。
  • 対象の着信が代理応答できる設定か
    内線のみ、特定の外線のみなど、応答できる範囲が限定されている場合があります。
  • ほかの電話機で先に応答されていないか
    着信が終了した後は代理応答できません。
  • 主装置側の設定変更が必要か
    利用者の電話機操作だけでは変更できない設定があります。

取扱説明書に記載された操作でも動かない場合は、社内独自の設定が行われている可能性があります。
設定内容を把握していない状態で機能キーを変更すると、ほかの電話操作へ影響する場合があるため注意してください。

自分で確認できることと業者へ依頼するケース

自分・社内管理者で確認しやすいこと販売店・施工会社へ相談したいこと
電話機のメーカー・型番代理応答グループの新規設定・変更
機能ボタンの表示名称機能キーの割り当てやボタン配置変更
社内の特番表・操作マニュアル主装置の設定確認
同じ部署の別電話機で利用できるか別部署・別拠点への対応範囲変更
着信中に操作しているか、ほかの電話機で先に応答されていないか電話機・増設ユニット・主装置の追加や交換

電話機の設定画面を操作できる場合でも、変更方法や権限は機種によって異なります。
設定内容に確信がないときは、導入時の販売店・施工会社へ確認する方が安全です。

ビジネスフォンの代理応答を運用する際の注意点

代理応答は電話の取りこぼし対策に役立ちますが、設定するだけで運用が改善するとは限りません。

電話を取る人の負担、部署や拠点の範囲、担当者本人へつなぐ方法まで含めてルールを整えることが重要です。

代理応答スタッフの負担を減らす

代理応答を一部の社員だけが行うと、本来の業務が中断され、電話対応の負担が偏る場合があります。

負担を減らすため、次のような運用を検討しましょう。

  • 誰が優先して電話を取るか決める
  • 受付担当者が不在の時間帯を共有する
  • 会議・外出・休暇など担当者の対応可否を共有する
  • 伝言で確認する項目を統一する
  • 折り返しを担当する人と期限を明確にする
  • 着信件数が多い場合は応答グループや着信方式を見直す

代理応答を「気づいた人が取る」だけにすると対応が不安定になりやすいため、部署内で最低限のルールを決めておくことが大切です。

別部署・別拠点の着信に対応できる条件

一般的な代理応答は、同じ主装置やシステムの管理範囲内で設定された電話機・グループ間で利用します。ただし、「同じオフィス内でしか電話対応できない」とは限りません。異なる拠点では、通常の代理応答操作ではなく、拠点間接続や着信集約など別の仕組みで対応する場合があります。

利用場面対応の考え方
同じ部署内同じ代理応答グループへ登録する構成が一般的
同じ拠点の別部署グループ指定代理応答などを設定できる場合がある
異なる拠点代理応答だけでなく、拠点間接続・サテライト構成・着信集約など、システム全体の設計によって対応する場合がある
テレワーク・外出先スマホ内線化やクラウドPBXなど、社外端末を内線として利用する仕組みを検討する

サクサのPLATIAⅢでは、SIP専用線で拠点を接続する構成により、本社で他拠点の着信を受ける運用が案内されています。ただし、これはシステム構成による着信集約の一例であり、すべての構成で別拠点の着信を通常の代理応答操作によって取れることを意味しません。
出典:サクサ「PLATIAⅢ」|確認日:2026年8月10日

代理応答が向いているケースと電話環境を見直したいケース

代理応答が向いているケース電話環境の見直しを検討したいケース
同じフロア・部署で働く社員が多いテレワークや外出中の社員が多い
離席時間が短く、同僚が一時対応できる代理応答する社員へ電話が集中している
着信件数が多すぎず、伝言で対応できる複数拠点の電話を一括で受けたい
担当者への折り返し運用が整っている担当者本人が社外でも会社番号の電話へ出る必要がある

代理応答は便利ですが、テレワークや複数拠点など、社員が同じ場所にいない働き方では運用しにくい場合があります。その場合は、スマートフォン内線化やクラウドPBXを含めて電話環境全体を見直します。

代理応答の負担を減らす電話環境の見直し

代理応答の設定だけでは、外出中の担当者本人へ直接つないだり、複数拠点の着信を柔軟に処理したりできない場合があります。

電話対応の負担が大きい場合は、現在のビジネスフォン設定を見直すほか、スマホ内線化やクラウドPBXも選択肢になります。

スマホ内線化・クラウドPBXを検討するケース

スマホ内線化やクラウドPBXは、次のような課題がある場合に検討できます。

  • 外出中やテレワーク中の担当者が、自分宛ての着信へ対応したい
  • 複数拠点の社員を内線でつなぎたい
  • オフィスの電話対応が特定の社員へ集中している
  • 移転や増員に合わせて電話機・主装置の構成を見直したい

NTT東日本の「ひかりクラウドPBX」では、専用アプリを利用してスマートフォンを内線化し、自宅や外出先からオフィスの電話番号で発着信できる構成が案内されています。また、提供機能にはコールピックアップも含まれます。

ひかりクラウドPBXで外線を利用する標準的な構成では、ひかり電話オフィスA(エース)またはひかり電話オフィスタイプの契約、外線ゲートウェイ装置、プロバイダの固定IPアドレス契約が必要と案内されています。接続方式や利用機器によって条件は異なり、初期費用・月額利用料も発生します。クラウドPBXであれば必ず工事費や通話料がなくなるわけではありません。
出典:NTT東日本「ひかりクラウドPBX」NTT東日本「ひかりクラウドPBX サービス詳細」NTT東日本「ひかりクラウドPBX 料金」NTT東日本「ひかりクラウドPBX ご利用上の注意」|確認日:2026年8月10日

スマートフォン内線化については、スマホを内線化する方法をご確認ください。クラウドPBXの仕組みや料金、メリット・デメリットは、以下の記事で詳しく解説しています。

代理応答の設定や機器更新を業者へ相談するケース

次のような場合は、利用者の操作だけで解決せず、販売店・施工会社による設定確認や機器構成の見直しが必要になる可能性があります。

  • 代理応答ボタンを電話機へ登録したい
  • 部署ごとの代理応答グループを新設・変更したい
  • 別部署や別拠点の着信へ対応したい
  • 説明書どおりに操作しても代理応答できない
  • 機能キーが足りず、ボタン配置や増設機器を見直したい
  • 古い電話機・主装置のため、現在の働き方に合わない
  • スマートフォン内線化やクラウドPBXと比較したい

機器の状態や導入会社、保守契約によって対応できる範囲は異なります。
まずは現在の構成と希望する運用を整理して相談しましょう。

相談時に確認しておく情報

代理応答の設定や電話環境について相談するときは、次の情報を確認しておくと状況を伝えやすくなります。

  • 電話機のメーカー・型番
  • 主装置のメーカー・型番
  • 現在行っている操作と、表示されるメッセージ
  • どの電話機の着信を、誰が取りたいか
  • 対象となる部署・拠点・電話機の台数
  • 内線・外線のどちらへ対応したいか
  • 現在の保守会社・導入会社

OFFICE110では、ビジネスフォンの導入・機器更新や、スマートフォン内線化、クラウドPBXを含む電話環境のご相談を承っています。代理応答を使いたい範囲や現在の機種が分からない場合も、確認できる情報から整理してご相談ください。

電話機・主装置のメーカーや型番、どの着信を誰が取りたいかをお伝えいただければ、代理応答の確認手順や必要な設定・機器構成を整理できます。ボタン追加、部署間の応答、スマホ内線化を含めてご相談ください。

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代理応答に関するよくある質問

代理応答を利用する範囲や操作方法、ボタンがない場合の対処など、よくある疑問をまとめました。実際の利用可否は機種や設定によって異なるため、個別の操作は取扱説明書や施工会社にもご確認ください。

代理応答とはどのような機能ですか?

代理応答とは、ほかの電話機で鳴っている着信を、自分の電話機から代わりに受ける機能です。「ピックアップ」「コールピックアップ」「内線代理応答」などと呼ばれる場合もあります。

担当者が離席しているときでも同じ部署の社員などが対応できるため、電話の取りこぼし防止に役立ちます。どの着信を取れるかは、電話機の機種や主装置、代理応答グループの設定によって異なります。

内線でほかの電話を取るには、どのボタンを押せばよいですか?

一般的には、「代理応答」「ピックアップ」「指定代理応答」などの機能ボタンを押すか、設定された特番を入力します。

ただし、ボタンの名称、受話器を上げる順番、入力する番号は、メーカー・機種・社内設定によって異なります。電話機や主装置の型番を確認し、取扱説明書や社内の操作マニュアルを優先してください。

内線でほかの電話を取るときは「#」を2回押せばよいですか?

「#」を2回押す操作は、すべてのビジネスフォンに共通する方法ではありません。特定の機種や設定では利用できる場合がありますが、別の特番が設定されていることもあります。

誤った番号を入力すると別の機能が動作する可能性があるため、推測で操作せず、社内の特番表や取扱説明書を確認してください。

電話機に代理応答ボタンがない場合はどうすればよいですか?

代理応答ボタンが見当たらなくても、代理応答機能を利用できないとは限りません。ボタンが未登録、別の名称で登録されている、特番で操作する設定になっているなどの可能性があります。

また、代理応答グループが設定されていない場合や、電話機・主装置が機能に対応していない場合もあります。社内管理者で確認できないときは、導入時の販売店や施工会社へ相談してください。

代理応答で電話に出たときの第一声は何と言えばよいですか?

外線電話の場合は、通常の電話対応と同じように、最初に会社名と自分の名前を名乗ります。たとえば、「お電話ありがとうございます。株式会社○○、△△でございます」と応答します。

担当者を指名された場合は、担当者の状況を伝えたうえで、折り返しや伝言を提案します。担当者の戻り時間が確実でない場合は、「必ず○時に折り返します」などと断定しないようにしましょう。

代理応答は別の部署や別拠点の電話にも使えますか?

同じ拠点の別部署については、グループ指定代理応答などの設定により対応できる場合があります。ただし、どの部署の着信を取れるかは、主装置や代理応答グループの設定によって異なります。

異なる拠点では、通常の代理応答操作ではなく、拠点間接続や着信集約など別の仕組みが必要になる場合があります。別拠点の着信へ対応したい場合は、現在の機器構成を販売店・施工会社へ確認してください。

代理応答の設定は自分で変更できますか?

電話機のボタン表示や簡単な機能登録を利用者側で変更できる機種もありますが、代理応答グループや主装置の設定は、管理者や施工会社による作業が必要な場合があります。

設定範囲はメーカー・機種・権限によって異なります。設定内容が分からないまま機能キーや特番を変更すると、ほかの電話操作へ影響する可能性があるため、取扱説明書を確認してから行ってください。

代理応答の設定やボタン追加には費用がかかりますか?

費用がかかるかどうかは、必要な作業や現在の機器構成によって異なります。社内管理者による設定変更だけで済む場合もあれば、施工会社の訪問作業が必要になる場合もあります。

機能ボタンが足りない場合は、ボタン配置の変更、増設ユニットや電話機の追加、主装置の見直しが必要になることもあります。正確な費用は、電話機と主装置の型番、希望する運用を伝えたうえで確認してください。

まとめ

代理応答は、別の電話機で鳴っている着信を、自席などの電話機から代わりに受ける機能です。「ピックアップ」「内線代理応答」と呼ばれる場合もあり、担当者の離席中でも電話の取りこぼしを減らせます。

代理応答を利用するときは、次のポイントを押さえましょう。

  • 代理応答ボタンまたは特番を使うが、具体的な操作は機種・設定によって異なる
  • 自グループ・指定グループ・内線番号指定など、取れる着信の範囲が異なる
  • 代理で電話に出たら、会社名と自分の名前を名乗り、担当者の状況を丁寧に案内する
  • ボタンがない場合は、未登録・別名称・特番方式・グループ設定などを確認する
  • 別拠点やテレワークへ対応したい場合は、スマホ内線化やクラウドPBXも検討する

操作方法が分からない場合は、まず電話機と主装置の型番、社内の特番表、取扱説明書を確認してください。設定変更や機器更新が必要な場合は、販売店・施工会社へ相談しましょう。

代理応答を含めて電話環境全体を見直したい場合は、現在の機種・構成と希望する運用を整理したうえで、導入方法を比較しましょう。

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