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コピー機のカウンター料金とは?相場・メリット・注意点まとめ

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コピー機のカウンター料金とは?相場・メリット・注意点まとめ

コピー機のカウンター料金とは?相場・メリット・注意点まとめ

「コピー機のカウンター料金の仕組みや、どれくらい費用がかかるのか知りたい」といった疑問をお持ちではありませんか?

コピー機(複合機)のカウンター料金とは、カウンター保守契約を結んだ場合に発生する「印刷枚数に応じた保守料金」のことで、月々の基本料金と、モノクロ/カラーそれぞれの1枚あたり単価で決まる料金体系です。

カウンター保守契約を結ぶと、コピー機の修理費やメンテナンス費、トナー代などが契約範囲内で無償になる一方で、単価や印刷枚数を正しく把握していないと、想定以上のランニングコストになったり、自社に合わない契約を選んでしまうリスクがあります。

そこで本記事では、カウンター料金の基礎知識を整理したうえで、料金相場やカウンター料金方式のメリット・デメリットをコンパクトに解説します。

この記事でわかること:

  • カウンター料金の基本的な仕組みと計算方法
  • モノクロ・カラー別のカウンター料金の相場感
  • カウンター料金方式のメリット・デメリット
  • カウンター保守契約を結ぶときのチェックポイント

これからカウンター保守契約を結ぶ方や、現在の契約内容を見直したい方は、自社に合った契約を選ぶための判断材料としてぜひ参考にしてください。

この記事の目次

  1. コピー機のカウンター料金とは?

  2. コピー機のカウンター料金の相場

  3. コピー機のカウンター料金のメリット

  4. コピー機のカウンター料金のデメリット

  5. コピー機のカウンター保守を契約する際の注意点

  6. コピー機の導入や保守関連はOFFICE110にお任せ
  7. コピー機のカウンター料金に関するよくある質問(FAQ)

  8. まとめ
中古・新品コピー機が当社限定の特別価格|OFFICE110

千々波 一博

監修者

千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)

保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

コピー機のカウンター料金とは?

コピー機のカウンター料金とは、コピー機・複合機の保守契約の一種で、印刷枚数に応じて課金される仕組みです。

多くの場合、料金は「月々の基本料金+1枚ごとの単価×印刷枚数」で計算されます。ここでは、コピー機のカウンター料金について、基本的な考え方と契約の種類を整理して解説します。

カウンター料金とは

コピー機のカウンター料金とは、保守契約の1つである「カウンター保守契約」を結んだ場合に発生する料金のことです。

カウンター保守契約では、印刷枚数に応じたカウンター料金を支払うことで、トナーなどの消耗品や定期メンテナンス、故障時の修理といったサービスを必要なときに無償で受けられます。

コピー機の保守契約にはいくつか種類がありますが、カウンター保守は最も利用されている主流の契約方式といわれています。月々のコストは発生するものの、トラブル時の対応や消耗品交換までカバーされるため、オフィスで安心して複合機を使い続けたい場合に適した契約です。

なお、カウンター保守はリース契約だけでなく、現金購入や割賦購入の場合でも契約可能です。機器の購入方法にかかわらず、保守契約の選択肢として検討できます。

カウンター保守でカバーされる主な内容:

  • トナーなどの消耗品の提供:交換用トナーを都度購入する手間を減らせます。
  • 定期メンテナンス:故障を未然に防ぐための点検・清掃対応。
  • 故障時の修理対応:部品交換や技術料が契約範囲内で無償になるケースが一般的です。

カウンター料金の仕組みと計算方法

カウンター料金は、複合機内に取り付けられた「カウンター」が印刷枚数を記録し、その枚数にカウンター料金単価を掛け合わせた金額が請求される仕組みです。印刷ミスや不要なコピーであってもカウンターは増えるため、無駄な印刷が多いほど料金も増えてしまいます。

カウンター料金の基本的な計算方法は、次の1行で表せます。

  • 月額料金 = 基本料金 +(カウンター料金単価 × 印刷枚数)

カウンター料金には「印刷枚数に応じた料金」に加えて毎月の基本料金がかかる点を押さえておきましょう。具体的なイメージをつかみやすくするため、簡単な例を表にまとめると次のようになります。

カウンター料金の計算例(モノクロ印刷のみの場合)
項目 条件A 条件B 条件C
基本料金 3,000円/月 3,000円/月 3,000円/月
カウンター料金単価 2円/枚 2円/枚 2円/枚
印刷枚数 500枚 1,000枚 2,000枚
月額のカウンター料金 3,000円+(2円×500枚)=4,000円 3,000円+(2円×1,000枚)=5,000円 3,000円+(2円×2,000枚)=7,000円

このように、印刷枚数が増えるほどカウンター料金も比例して増えるため、日々の運用で「無駄な印刷を減らす意識」を持つことが重要です。

カウンター保守以外の契約方法

コピー機の保守契約は、料金を支払うことでメンテナンスや修理などのサービスが受けられる仕組みですが、カウンター保守以外にもいくつかの契約形態があります。

ここでは、代表的な「スポット保守」「キット保守」についてご紹介します。保守契約の全体像を押さえ、自社の印刷枚数や運用スタイルに合った方式を選べるようにしておきましょう。

主な保守契約の種類:

  • カウンター保守:月々の基本料金+印刷枚数に応じたカウンター料金を支払い、消耗品や修理が契約範囲内で無償。
  • スポット保守:トラブルや修理が必要になったときだけ、その都度有償で依頼。
  • キット保守:保守代金込みのトナーキット購入により、そのトナー使用中は保守サービスを受けられる方式。

スポット保守

コピー機(複合機)のスポット保守契約内容

スポット保守とは、修理や部品交換などが必要になったときに、その都度保守対応を依頼し、発生した内容ごとに費用を支払う契約形態です。

カウンター保守のような月々の基本料金は発生しませんが、修理対応・定期メンテナンス・トナー代などはその都度有償となります。そのため、年間の印刷枚数が少ない場合や、使用頻度が低い中古コピー機などに選ばれることが多い契約です。

また、基本的にスポット保守は新品のコピー機には適用されず、中古コピー機を対象とした保守契約として用意されているケースが一般的です。

スポット保守が向いているケース:

  • 印刷枚数が少なく、常時の保守契約までは不要なオフィス
  • 中古コピー機をサブ機として使用している環境
  • トラブル発生時だけスポットで対応してほしい場合

キット保守

コピー機(複合機)のキット保守契約内容

キット保守とは、保守契約代金が含まれたトナーキットを購入し、そのトナーを使用している期間中は保守サービスを受けられる契約形態です。

トナーが切れた場合には、同じキットを再購入することで保守契約も継続されます。トナーがなくなるまでは追加料金なしで保守サービスを受け続けられるため、印刷枚数が少ないオフィスや、月々の固定費を抑えたい企業におすすめの契約方式です。

キット保守のポイント:

  • 月々の基本料金が発生しにくい:トナー購入タイミングで保守費用もまとめて支払うイメージです。
  • 印刷枚数が少ないほど割高になりにくい:トナーを使い切るまで保守が続くため、低ボリューム環境に向いています。
  • トナー管理と保守管理を一体で行える:トナーが減ってきたら「補充+保守延長」としてまとめて手配できます。

保守契約についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。

コピー機のカウンター料金の相場

コピー機のカウンター料金は、本体が新品か中古かによって大きく変わるのが一般的です。

まずは、新品・中古それぞれのモノクロ/カラーの大まかな目安を押さえておきましょう。

コピー機のカウンター料金相場(目安):

  • 新品:モノクロ:約0.6〜1.5円/枚、カラー:約6〜15円/枚
  • 中古:モノクロ:約3〜4円/枚、カラー:約20〜25円/枚

この章では、新品コピー機と中古コピー機に分けてカウンター料金の相場を整理し、自社の印刷枚数や予算に照らして、どちらがトータルでお得になりやすいかを考えるための目安をご紹介します。

なお、カウンター料金は機種のスペックや契約枚数、エリアなどによって変動するため、ここでご紹介する数値はあくまで目安です。実際の料金は、必ず見積もりで確認するようにしましょう。

新品コピー機のカウンター料金相場

新品コピー機のカウンター料金相場は、次のようなイメージです。

新品コピー機のカウンター料金相場(目安)
区分 モノクロ/枚 カラー/枚 最低利用料
新品 0.6〜1.5円 6〜15円 1,000円/月〜

※相場はメーカー・エリア・印刷枚数などによって変動します。

新品コピー機は、中古コピー機と比べて部品の劣化が少なく、故障リスクも低いことから、カウンター料金が比較的安く設定されることが多いです。

そのため、月間の印刷枚数が多いオフィスほど、ランニングコストの面では新品コピー機が有利になるケースも少なくありません。本体価格だけでなく、複数年で見た「本体+カウンター料金」の総額(TCO)で比較することが重要です。

リース料金や月額コストのイメージをつかみたい場合は、複合機のリース料金相場まとめもあわせて確認しておくと判断しやすくなります。

中古コピー機のカウンター料金相場

中古コピー機のカウンター料金相場は、次のとおりです。

中古コピー機のカウンター料金相場(目安)
区分 基本料金 モノクロ/枚 カラー/枚
中古 3,000〜4,000円 3〜4円 20〜25円

中古コピー機は、すでにある程度使用されているため部品の摩耗が進んでおり、新品と比較して故障リスクが高くなりやすい傾向があります。その分、保守側の負担も大きくなるため、カウンター料金が新品より高めに設定されるケースが一般的です。

その結果、印刷枚数が多い環境で中古コピー機を使うと、本体価格は安くてもランニングコストがかさみ、トータルでは新品より高くついてしまう可能性があります。

一方で、月間の印刷枚数が少ないオフィスや、サブ機としてスポット的に使う環境であれば、中古コピー機の方がトータルコストを抑えられることもあります。

OFFICE110では、中古コピー機を格安でご提供しており、印刷枚数やご予算に合わせて「新品と中古どちらが良いか」を比較したうえでご提案することも可能です。

中古導入を検討している場合は、中古複合機のメリット・デメリット解説も参考にしながら、「初期費用」と「ランニングコスト」のバランスを見て検討するとよいでしょう。

コピー機のカウンター料金のメリット

コピー機のカウンター料金のメリットのイメージ

コピー機のカウンター保守契約には、ランニングコストの見通しを立てやすくし、運用の手間や突発的な出費を減らせるといった複数のメリットがあります。

まずは代表的なメリットを把握したうえで、自社の印刷環境に合った契約かどうかを確認していきましょう。

カウンター保守契約の主なメリット:

  • 月々のランニングコストを予測しやすい
  • 定期メンテナンスや故障時の修理費を別途用意しなくてよい
  • トナー代や発注の手間を削減できる

月々のランニングコストを予測しやすい

カウンター保守契約は、ほかの保守方式と比べて月々のランニングコストをイメージしやすいことが大きなメリットです。

カウンター料金は、毎月の印刷枚数に応じて請求額が決まる仕組みのため、「1枚あたりの単価」と「おおよその印刷枚数」が分かっていれば月額コストを事前に計算しやすくなります。

一方で、キット保守の場合はトナーの減り方によって購入タイミングが前後するため、ある月だけトナー代が大きく発生するなど、月ごとの支出が読みにくいことがあります。

カウンター保守でコストが予測しやすい理由:

  • 単価が明確:モノクロ/カラーごとに「1枚いくら」が決まっている。
  • 印刷枚数で試算できる:過去の実績や予定枚数から、事前に月額を見積もりやすい。
  • 急なトナー購入が発生しない:トナー代がカウンター料金に含まれるため、突発的な大きな支出が出にくい。

ただし、毎月の印刷枚数が大きく変動するオフィスでは、カウンター料金もそれに連動して増減する点に注意が必要です。印刷枚数の管理や削減施策とセットで運用することで、より安定したコストコントロールがしやすくなります。

定期メンテナンス費用や修理費が別途不要

カウンター料金を毎月支払うことで、定期メンテナンスや故障時の修理費を別途用意しなくてよい点も大きなメリットです。

カウンター保守契約では、契約内容に基づき、点検・調整・部品交換・故障対応などの作業費用がカウンター料金に含まれているケースが一般的です。そのため、機械の調子が悪くなったときにも、「修理費が高額にならないか」を心配せずに保守依頼ができます。

メンテナンス費込みのメリット:

  • 予算計画が立てやすい:大きな修理費が突発的に発生しにくい。
  • 早めに相談しやすい:費用負担を気にせず、不調の段階で点検を依頼できる。
  • 機械コンディションを保ちやすい:定期メンテナンスにより、故障リスクやダウンタイムを抑えられる。

このように、カウンター保守を利用することで、「壊れてから対応する」のではなく「壊れにくい状態を保つ」運用がしやすくなります。

トナーの購入費用や調達の手間も一切なし

コピー機のトナーは、メーカーや機種によって差はあるものの、純正トナー1本あたり3万〜7万円程度かかることも珍しくありません。

カウンター保守契約を結んでいる場合、トナー代がカウンター料金に含まれ、追加の購入費用が不要となるのが一般的です。そのため、トナー交換のたびにまとまった費用を支払う必要がなく、月々のカウンター料金の中でトナーコストを平準化できます。

トナー費用・調達の手間が減るメリット:

  • トナー購入のたびに予算を確保しなくてよい:支払いがカウンター料金に一本化される。
  • 在庫管理の手間を軽減できる:トナー残量を気にしすぎる必要がない。
  • 自動配送サービスに対応している場合もある:残量を検知して自動発送されるため、発注作業の手間がかからない。

このように、カウンター保守契約を活用することで、トナー費用・メンテナンス費用・修理費用をまとめて管理でき、コピー機運用にかかる手間とコストをトータルで抑えやすくなるのがメリットです。

コピー機のカウンター料金のデメリット

コピー機のカウンター保守契約には多くのメリットがある一方で、印刷枚数や運用ルールによっては割高になってしまう側面もあります。

そのため、契約前にデメリットもきちんと理解し、自社の印刷状況に合っているかどうかを冷静に見極めることが大切です。

カウンター料金の主なデメリット:

  • 印刷枚数が少ない月でも基本料金が発生する
  • 印刷ミスや不要な印刷もカウントされてしまう
  • 印刷方法や機種スペックによって単価が変動する

印刷枚数が少ない月も基本料金が発生する

カウンター保守契約では、印刷枚数にかかわらず毎月の基本料金が必ず発生する点がデメリットになります。

カウンター料金の内訳は、一般的に「基本料金+印刷枚数に応じたカウンター料金」の合計です。そのため、印刷枚数が少なかった月でも、基本料金部分は固定費として必ず支払う必要があります。

印刷枚数が少ないオフィスでは、トナーの減りも遅く、メンテナンスや修理の頻度も低くなる傾向があります。それでも一定の基本料金を支払い続けることになるため、結果として割高になるケースもあります。

印刷枚数が少ない場合に起こりやすいこと:

  • トラブルやメンテナンスの回数が少ないのに、基本料金だけが固定でかかる
  • 「1枚あたりの実質コスト」が高くなりやすい
  • 少部数印刷中心のオフィスでは、他の保守方式の方が適する可能性がある

印刷枚数が少ない運用が想定される場合は、「月間の想定枚数」と「基本料金の負担感」を事前に試算したうえで契約形態を選ぶことが重要です。

印刷ミスをしてもカウントされてしまう

カウンター料金は、「実際に印刷されたページ数」に基づいて計算される仕組みです。

そのため、印刷設定のミスや誤印刷が発生すると、本来不要だったページであってもカウンターとして加算され、結果的に必要以上のカウンター料金を支払うことになってしまいます。

印刷ミスによるコスト増を招きやすい例:

  • 部数指定のミスで、想定より多く印刷してしまった
  • カラー指定のまま印刷してしまい、モノクロで十分な資料をカラーで出力してしまった
  • 原稿の向きやページ範囲を誤設定し、再印刷が必要になった

カウンター保守契約を有効に活用するためには、印刷前のプレビュー確認や部数ルールの徹底など、社内でミス印刷を減らす運用ルールを整えることが欠かせません。

印刷方法や速度によっても料金が変わる

コピー機のカウンター料金は、枚数だけでなく印刷方法や機種のスペックによっても変動する点に注意が必要です。

代表的な例として、次のようなケースがあります。

印刷方法・機種による料金変動の例:

  • 両面印刷:片面2ページ分としてカウントされることが多く、実質的に料金は2倍扱いになる。
  • 長尺紙の印刷:通常よりカウンターカウントが大きくなり、3ページ分として扱われるケースもある。
  • 機種の印刷速度:印刷速度が速いハイスペック機ほどカウンター単価が低く、速度が遅い機種ほど単価が高めに設定される傾向がある。

このように、「1枚あたりの単価」だけを見るのではなく、どの印刷モードや機種構成で運用するかによっても、実際の支払額は変わります。

契約前には、両面印刷やカラー率、利用予定の用紙サイズ、導入予定機種のクラスなどを踏まえて、トータルのカウンター料金をシミュレーションしておくことが大切です。

コピー機のカウンター保守を契約する際の注意点

コピー機のカウンター保守契約は、条件を正しく理解しておかないと「思ったより高くついた」「欲しいサポートが受けられなかった」と感じてしまうことがあります。

そのため契約前に、カウンター保守ならではの注意点を整理してから比較検討することが大切です。

この記事で押さえておきたい4つの注意点:

  • 実態に合った印刷枚数を申告できているか
  • 保守サービスの範囲が自社の期待と合っているか
  • 将来の印刷ニーズの変化を見込んだ契約になっているか
  • 料金の安さだけで業者を選んでいないか

適切な印刷枚数を申告する

カウンター保守契約を結ぶ際は、自社の印刷枚数をできるだけ正確に把握し、実態に近い枚数で申告することが重要です。

カウンター料金は、印刷枚数のレンジごとに単価や基本料金が変わる仕組みになっていることが多く、申告枚数が実態とかけ離れていると、その分割高な条件で契約してしまう可能性があります。

たとえば、実際は月間3,000枚印刷しているにもかかわらず、2,000枚程度として申告してしまうと、「少ない枚数向けの高めの単価」で契約してしまい、結果としてランニングコストが増えてしまうこともあります。

印刷枚数を把握・申告するときのポイント:

  • 直近数カ月のカウンター値や印刷履歴を確認する:平均的な月間枚数を把握する。
  • 繁忙期・閑散期の差も加味する:年間で見たときに極端にズレない枚数にする。
  • 実態より少なめに申告しない:単価が割高になるリスクを避けるため。

カウンター保守の見積もりを依頼する前に、過去の実績をもとに「現実的な印刷枚数」を整理し、その数値をベースに条件を比較するようにしましょう。

保守サービスの範囲を確認しておく

同じカウンター保守という名称でも、業者によって保守内容やサービス範囲は大きく異なる場合があります。

そのため、契約前には、「どこまでがカウンター料金に含まれ、どこからが別料金になるのか」を必ず確認しておく必要があります。

サービス内容を確認する際に、チェックしておきたいポイントの例は次のとおりです。

保守サービス範囲を確認する際のチェック項目:

  • 定期メンテナンスの有無・頻度:年何回、どのような内容の点検が行われるのか。
  • 無償になる消耗品の範囲:トナー以外にドラムやローラーなども含まれるのか。
  • 故障時の対応内容:出張費・技術料・部品代がカバーされるか、対応時間帯や駆けつけスピードはどうか。

事前にサービス範囲を把握しておけば、契約後に「ここは別料金だった」というギャップを減らし、自社にとってちょうどよい保守内容かどうか判断しやすくなります

また、カウンター料金以外の導入コストについては、複合機の価格相場ガイドもあわせて確認しておくと、トータルコストをイメージしやすくなります。

将来の印刷ニーズを予測しておく

カウンター保守契約は、一度結ぶと数年単位で同じ条件が続くことも多いため、将来の印刷ニーズをある程度見込んでおくことが大切です。

たとえば、今後の事業拡大や部署増設などで印刷枚数が増える見込みがあるにもかかわらず、契約の変更や更新が柔軟にできないプランを選んでしまうと、割高なカウンター料金のまま使い続けなければならない可能性があります。

将来の印刷ニーズを考えるときのポイント:

  • 今後の人員増減・部署構成の変化:印刷量が増える部門がないか確認する。
  • ペーパーレス化の計画:将来的に印刷枚数が減る方針があるかどうか。
  • 契約の見直し条件:枚数増加時の単価変更やプラン変更が可能か。

そのうえで、契約の途中変更や更新の可否、解約条件や違約金の有無などを事前に確認しておくことが重要です。将来の変化も見据えながら、「増えても減っても対応しやすい契約かどうか」を意識して選ぶようにしましょう。

カウンター料金の安さだけで業者を選ばない

コピー機のカウンター保守契約を検討する際、つい「1枚あたりの単価の安さ」に目が行きがちですが、料金だけで業者を選ぶのは危険です。

理由としては、カウンター料金が安く見えても、アフターフォローや修理対応が遅かったり、問い合わせへの対応が不十分だったりするケースがあるためです。結果として、業務影響やスタッフの負担が大きくなり、「安かろう悪かろう」になってしまうこともあります。

業者選定時に確認したいポイント:

  • サポート体制:受付時間、対応エリア、駆けつけ時間の目安など。
  • トラブル時の実績・評判:故障対応のスピードや解決率。
  • 提案力:印刷状況を踏まえたコスト削減提案や、機種選定のアドバイスがあるか。
  • 契約内容の透明性:追加費用が発生する条件や、契約期間・解約条件が明確かどうか。

業者を選ぶ際は、カウンター料金の安さだけでなく、保守内容・対応品質・説明の分かりやすさなども含めて「総合的な安心感」で比較することが大切です。

コピー機の導入や保守関連はOFFICE110にお任せ

OFFICE110のサポート体制のイメージ

オフィスのコピー機・複合機の導入やカウンター保守の見直しは、私たちOFFICE110にまとめてお任せください。

私たちは、機械を納品して終わりではなく、機種選定から導入・配線・日々の運用、カウンター料金を含めたコスト最適化まで一貫してサポートします。新品・中古・リース・買い取りを横断比較し、印刷枚数やご予算、将来の運用まで見据えた最適なプランをご提案します。

OFFICE110にご相談いただけること:

  • コピー機・複合機の新規導入・入れ替え:用途や印刷枚数に合わせて、最適なメーカー・機種・構成をご提案します。
  • カウンター保守・キット保守・スポット保守の比較:自社の印刷実態に合う保守方式を一緒に検討します。
  • カウンター料金を含めたランニングコストの見える化:モノクロ/カラー比率や将来の印刷枚数を踏まえて、総額の目安を試算します。
  • 入れ替え時の移設・撤去・下取り:既存機の扱いも含めて、スムーズな入れ替えをサポートします。

OFFICE110が選ばれる理由:

  • 価格に自信あり:業界最安値水準を目指し、本体費用だけでなくカウンター料金まで含めた総額でご提案します。
  • 一括サポート:搬入・設置・ネットワーク接続・ドライバー設定・スキャン宛先登録まで、導入初日から使える状態に仕上げます。
  • 保守・トラブル対応も安心:カウンター保守をご契約いただいたお客様には、急なトラブルにもプロのスタッフがスピーディーに対応します。
  • 新品・中古を横断比較:初期費用とランニングコストのバランスを見ながら、最適な一台をご提案します。
OFFICE110にご依頼いただいた場合のサポート内容例
ヒアリング/機種選定 用途・月間枚数・カラー比率・予算をお伺いし、新品・中古・リースを比較しながら最適な構成をご提案します。
導入・設置 搬入・設置、ネットワーク接続、ドライバー設定、共有・印刷テスト、スキャン宛先登録などをまとめて実施します。
保守・トラブル対応 カウンター保守契約により、定期メンテナンスや故障時の修理対応を安定した品質でご提供します。
コスト最適化のご提案 カウンター料金の見直しや印刷運用の工夫など、ランニングコスト削減につながる提案を行います。

無料見積もりでは、本体価格・保守料金・カウンター料金を含めた「最終的にいくらかかるのか」を分かりやすくご提示します。

まずはご相談だけでも構いません。オフィス機器のプロである私たちOFFICE110に、コピー機の導入や保守契約についてお気軽にお問い合わせください。

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コピー機のカウンター料金に関するよくある質問(FAQ)

複合機(コピー機)よくある質問
コピー機のカウンター料金の相場や契約形態、最小請求などについて、お客様からよくいただくご質問をまとめました。

コピー機(複合機)のカウンター料金の相場はいくら?

新品はモノクロ0.6〜1.5円、カラー6〜15円、中古はモノクロ3〜4円・カラー20〜25円が一般的な目安です。
メーカーや機種、エリア、月間印刷枚数によって前後するため、正式な料金は見積もりで確認する必要があります。
自社の印刷枚数やカラー比率を把握したうえで、複数社の見積もりを比較するのがおすすめです。

カウンター料金なしでコピー機を導入できる?

カウンター保守を結ばずにコピー機を導入することも可能です。
スポット保守なら故障時のみ有償対応、キット保守ならトナーキット代に保守費用を含めるなど、月額カウンター料金なしの契約形態も選べます。
印刷枚数が少ないオフィスでは、これらの契約のほうがトータルコストを抑えられるケースもあります。

最小請求(ミニマムチャージ)とは?

印刷枚数が少なくても、契約で定めた最低枚数分の料金が発生する仕組みです。
たとえば「月1,000枚まで◯円」と決められている場合、実際の印刷がそれより少なくても1,000枚分のカウンター料金が請求されます。
最小請求枚数を超えた部分だけ、1枚あたりの単価で追加料金がかかります。

カラー1円などの格安カウンター料金はある?

カラー1円といった極端に安いカウンター料金は、実務上ほとんど存在しません。
一般的な新品カラーの相場はおおむね6〜15円前後で、極端な安値の場合は基本料金やトナー代など別の費用で補填されている可能性があります。
契約前に総支払額と含まれるサービス範囲を必ず確認しましょう。

まとめ

コピー機のカウンター料金とは、カウンター保守契約を結んだ際に発生する「印刷枚数に応じた保守料金」のことです。

カウンター保守を利用することで、毎月のカウンター料金を支払う代わりに、定期メンテナンス費や故障時の修理費、トナー代などを契約範囲内で無償にできるのが大きなメリットです。一方で、印刷枚数が少ない月でも基本料金が発生したり、印刷ミスや両面印刷・長尺紙などで想定よりカウンターが増えると割高になるケースもあります。

また、カウンター料金は、新品か中古か、月間印刷枚数、機種のスペックや契約する業者によっても変わります。そのため、「どの契約が自社にとって最もコストパフォーマンスが高いか」を比較することが重要です。

この記事のポイント:

  • カウンター料金は「基本料金+印刷枚数×単価」で計算される:印刷枚数が増えるほどランニングコストも増加します。
  • 新品は中古よりカウンター単価が安くなる傾向:印刷枚数が多い場合は新品の方がトータルでお得になるケースもあります。
  • カウンター保守のメリットとデメリットを理解することが重要:メンテナンスやトナーを含めた総額で判断しましょう。
  • 契約時は印刷枚数・サービス範囲・将来のニーズ・業者の対応品質を必ず確認する:料金の安さだけで選ばないことがポイントです。

複数の業者から見積もりを取り、条件やサービス内容を比較したうえで、自社の印刷状況や予算に合ったカウンター保守契約を選ぶことが、コピー機のランニングコストを適正化する近道です。コピー機の導入や保守契約でお悩みの際は、複合機専門店であるOFFICE110に相談しながら検討を進めてみてください。

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