納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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「中古複合機の場合でも、保守契約できる?」
「どの保守契約を選べばいいのか分からない…」
このような疑問やお悩みをお持ちではありませんか?
結論からいうと、中古複合機でも保守契約を結ぶことは可能です。
しかし保守契約にはカウンター保守とスポット、また保守なしの3種類があり自社のニーズに合わせて選択する必要があります。
そこで今回は、中古複合機の保守契約の種類、費用、注意点についてわかりやすく解説します。
さらに最後に、おすすめの中古複合機もご紹介しているので、中古複合機の導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
監修者
古賀 良樹
(こが よしき)
保有資格:シャープカラー複合機技術認定者/シャープデジタル複合機技術認定者
当社「OFFICE110」のお客様対応窓口にて在職中。前職では複合機、ビジネスフォン、携帯電話販売の法人営業に従事。複合機においてはSHARPの技術認定資格を取得し、自社メンテナンスを通して顧客へ柔軟かつきめ細やかなサービスを提供した。
当社「OFFICE110」のお客様対応窓口にて在職中。前職では複合機、ビジネスフォン、携帯電話販売の法人営業に従事。複合機においてはSHARPの技術認定資格を取得し、自社メンテナンスを通して顧客へ柔軟かつきめ細やかなサービスを提供した。
中古複合機の保守契約は、大きく分けて「保守なし」「スポット保守」「カウンター保守」の3種類があります。
本章では、それぞれの保守契約の概要とメリット・デメリットについて解説します。
「保守なし」とは、文字通り複合機を購入する際、保守契約を行わないケースのことです。
業者によっては「売り切り」と呼ばれることもあります。
また、販売業者の中でも、機種や店舗によっては保守なしでしか中古複合機を販売していない場合もあります。
保守なしの唯一のメリットは、保守に毎月かかる費用負担がないことです。
後ほど詳しくご紹介しますが、一般的な保守契約(カウンター保守)の場合、印刷した枚数に応じて料金が加算されるほか、印刷枚数には関係なく基本料金がかかってしまいます。
保守なしの場合はこのランニングコストがゼロになるため、費用が浮かせられます。
保守なしは毎月のランニングコストは抑えられるものの、故障した場合は自社で対応する必要があります。
そのため、自社に修理技術のある従業員が必須です。
もし誰も対応できない場合は修理ができないため、複合機自体を入れ替えなくてはなりません。
「スポット保守」とは、複合機の故障や部品交換などが必要となった場合に、その都度保守メンテナンスを要請し、対応してもらう保守契約のことです。
「スポット保守契約」「スポット修理」などとも呼ばれます。
スポット保守は基本的に新品の複合機では適用されず、中古複合機のみで適用されます。
スポット保守のメリットは、毎月のランニングコストがかからないことです。
スポット保守は修理ごとに、その都度費用を払う仕組みであるため、トラブルが起こらない限りは費用を抑えられます。
スポット保守の場合は保守なしと同じく、毎月の費用を浮かせられる点が強みです。
スポット保守のデメリットは、以下のとおりです。
【スポット保守のデメリット】
スポット保守は毎月のランニングコストがかからない反面、一回の修理で高額な費用がかかってしまいます。
これは部品代のほか、出張費や作業費もかかってしまうためです。
また、費用は修理を実際に行ってみないとわからないケースがほとんどであるため、修理費が見積もりにくい点も注意しなければなりません。
カウンター保守とは、基本料金に加え、月に印刷した枚数に応じて料金が決まる契約のことです。
複合機に設置しているカウンターで、モノクロ・カラーの印刷枚数を数えることから、カウンター保守と呼ばれています。
企業での複合機の保守契約の約8割を占める、最も一般的な保守契約です。
カウンター保守のメリットは、以下のとおりです。
【カウンター保守のメリット】
もし故障などのトラブルで部品交換が必要になった場合でも、カウンター保守契約を結んでいれば出費はゼロです。
また、修理業者の対応も速いため、安心して複合機を使用できる点がメリットといえるでしょう。
また、トナー代もかからないことから、カウンター料金以外の追加費用はほとんどかかりません。
急な出費がかからない分、コストが見積もりやすいことも嬉しいポイントです。
カウンター保守のデメリットは、以下のとおりです。
【カウンター保守のデメリット】
「保守なし」「スポット保守」にはなかった毎月のコストがかかる点が1番のデメリットです。
そのため「中古複合機にランニングコストは払いたくない」と考える場合、カウンター保守は避けるべきでしょう。
「保守なし」の場合は自社で修理し、できない場合は入れ替えとなるため保守に対する費用はかかりませんが、「スポット保守」「カウンター保守」の場合は当然ですが費用がかかります。
ここでは、「スポット保守」と「カウンター保守」の料金相場はどのくらいなのか解説します。
スポット保守の場合は、契約はするものの毎月の費用はかからないため、ランニングコストはゼロです。
ただし、何かトラブルがあった際には、部品代や出張費・作業費などが発生します。
一般的な相場としては、1回の修理にかかる費用は3万円〜5万円程度です。
また、修理費用とは別にトナーやドラムなど、消耗品も実費となります。
修理費用や消耗品代はメーカー・機種により大きく異なるため、実際の金額は修理業者や販売業者に問い合わせてみてください。
カウンター保守には、カウンター料金がかかります。
複合機のカウンター料金とは、印刷を行う際に1枚ごとにかかる料金のことです。
たとえば、カウンター料金1円で5,000枚印刷した場合、その月のカウンター料金は5,000円となります。
複合機のカウンター料金の相場は、新品と中古で異なります。
新品と中古の一般的なカウンター料金相場は、以下のとおりです。
中古複合機 | 新品複合機 | |
---|---|---|
モノクロ/枚 | 2円~4円 | 0.8~3円 |
カラー/枚 | 18円~25円 | 8~12円 |
最低基本料金/月 | 2,000円~4,000円 | 1,000円~3,000円 |
中古複合機と新品複合機を比較すると、中古複合機の方が故障などのリスクが高いため、保守料金が高めに設定されるケースがほとんどです。
複合機のカウンター保守契約を検討中の方は、「OFFICE110」にお気軽にご相談ください。弊社ではカウンター料金を他社よりもお得に契約が可能です。まずはお気軽にお問合せください。
中古複合機は、一度使用されたものを再利用していたり、機種自体も型落ちしていたりすることから新品にはない注意点がいくつかあります。
そこでここからは、中古複合機を導入する際の注意点を3つご紹介します。
中古複合機は、新品複合機と比べて保守料金が高く設定されています。
その理由は、新品よりも故障のリスクが高く、修理依頼される可能性が高いためです。
カウンター保守の料金相場でもご紹介しましたが、改めて中古複合機と新品複合機のカウンター料金の差を見てみましょう。
中古複合機 | 新品複合機 | |
---|---|---|
モノクロ/枚 | 2円~4円 | 0.8~3円 |
カラー/枚 | 18円~25円 | 8~12円 |
最低基本料金/月 | 2,000円~4,000円 | 1,000円~3,000円 |
おおよそですが、中古複合機の保守料金は新品複合機の2倍〜2.5倍程度に設定されています。
このように、中古複合機は機器自体は安く手に入る一方で、カウンター保守の料金は新品よりも高くなることは覚えておきましょう。
中古複合機は保守契約を結んでいても、修理できなくなってしまう可能性があります。
なぜなら、複合機は販売終了から7年程度でパーツの供給が終了してしまう可能性が高いためです。
そのため、型の古い中古複合機を安く手に入れ保守契約を結んでも、部品がなく修理できないことから、結局は買い替えなければならない場合もあります。
中古複合機を導入し、ある程度長く使いたいと考えるのであれば、販売業者にパーツの供給状況を確認することをおすすめします。
中古複合機の場合、新品と比べて修理対応の数が増える可能性が高いです。
修理が増える原因としては、以前使っていた方の使用方法によっては、部品が激しく消耗していたり、思わぬ部分で大きなダメージを抱えていることもあるためです。
もちろん、中古品の販売業者も消耗品として活用されている部品については、交換や修理などをしたうえで販売しています。
しかし、それ以外の部品はどのような状況かわからない点も多いため、思っていたよりも早くトラブルが発生してしまう可能性は大いにあります。
中古複合機を導入する場合は、新品と比べて修理の頻度が高くなる恐れがある点を留意しておきましょう。
中古複合機の保守契約や、導入に関することでお悩みがあれば「OFFICE110」にご相談ください。
【「OFFICE110」にご相談いただくメリット】
弊社では専門知識豊富なスタッフがお客様の状況をヒアリングしたうえで、最適なプランをご提案いたします。
また、OFFICE110では新品・中古複合機など幅広く取り扱っております。
故障して新たに複合機の入れ替えをご検討中の方も、ぜひお気軽にご相談ください。
中古複合機を選ぶ際は、初期費用が安いだけでなく、故障しづらく部品が手に入りやすい機種を選ぶのがおすすめです。
ここからは上記をふまえた、コストパフォーマンスに優れた中古複合機を3つご紹介します。
定価 | 125万円 |
---|---|
中古価格 | 9万9千円〜 |
発売日 | 2018年11月 |
印刷速度(カラー/モノクロ) | 26枚/分 |
本体の価格が安いことはもちろん、多数のコスト削減につながる機能が搭載された複合機です。
FAXのデータをパソコンで送受信できる「インターネットFAX機能」があり、受信したデータの中から必要なものだけを印刷できたり、送信時に原稿を印刷しなくてよかったりするなどの理由から、用紙代・インク代を削減できます。
また、コピー機の操作パネルで印刷物のプレビューを確認できる「見てから印刷機能」も搭載。
コピーに失敗する可能性が限りなくゼロに近づくため、印刷枚数を削減できるでしょう。
これらの機能はカウンター料金を削減することにもつながるため、無駄なコストを削減したい方は「MX-2631」がおすすめです。
定価 | 165万円 |
---|---|
中古価格 | 17万円〜 |
発売日 | 2017年3月1日 |
印刷速度(カラー/モノクロ) | 30枚/分 |
通常の複合機としてはもちろん、便利な機能が多数搭載されたモデルです。
なかでも「スキャナ機能」が便利で、そのスピードはなんと片面80ページ/1分。
超高速で一気にスキャンができ、かさばる書類のデジタル化に一役買ってくれます。
また、スキャンしたデータは複合機本体を通してほかのパソコンと共有可能です。
データ共有のためのやり取りが省けるため、業務効率を大幅にアップできるでしょう。
「iR-ADV C3530F」は、これから社内でペーパーレス化を推進したい企業におすすめできる複合機です。
定価 | 117万2千円 |
---|---|
中古価格 | 6万9千円〜 |
発売日 | 2013年11月 |
印刷速度(カラー/モノクロ) | 25枚/分 |
スマートフォンやタブレットなど、モバイルデバイスとの連携が便利な業務用複合機です。
インターネット環境がある場所であれば、外出先からiPadでFAXを送信できます。
これにより、出張中や営業中など、外出先からでも事務作業が可能に。
FAXを送るためにオフィスに戻らなくてもよいため、業務効率が向上します。
また、集約印刷やエコプリントなど、コスト削減につながる機能も豊富です。
外出する社員が多い企業やコスト削減をしたい企業におすすめの機種です。
中古複合機の保守契約は「カウンター保守」「スポット保守」「保守なし」の3種類です。
保守契約は任意でどれを選んでも問題ありませんので、自社に合った保守契約を行いましょう。
また、中古複合機を導入する際は、新品よりも保守費用が高くなる・修理対応が多くなるなどの点に注意しましょう。
注意点を踏まえたうえで機種を選ぶと失敗も少なくなるため、ぜひ本記事を参考に選んでみてください。
「OFFICE110」では、新品だけでなく中古複合機も豊富に取り扱っています。
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