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「クラウドPBXへ切り替えても、今使っている会社の電話番号をそのまま使える?」「03や06、050、0120など、番号によって引き継ぎ条件は違う?」と気になっている方も多いでしょう。
クラウドPBXでも、現在の電話番号をそのまま使えるケースがあります。ただし、継続できるかどうかは、電話番号の種類、現在の契約、移行先サービス、オフィス移転の有無などによって異なります。
特に03・06などから始まる固定電話番号(0AB-J番号)は、2025年1月から固定電話サービス事業者間の双方向番号ポータビリティが始まり、以前より事業者を変更しても番号を継続できる範囲が広がりました。一方、050番号はこの双方向番号ポータビリティの対象外です。
この記事では、クラウドPBXへ移行するときの電話番号の引き継ぎ可否を、0AB-J・050・0120/0800の番号別に整理し、今の番号を使い続ける方法と、新しい番号を取得する場合の考え方まで解説します。
ご相談・見積依頼
監修者
登 雄三(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
クラウドPBXへ切り替えても、現在使用している固定電話番号をそのまま使えるケースがあります。
ただし、電話番号だけを見て「引き継げる」「引き継げない」と判断することはできません。現在契約している電話サービス、変更先のサービス、番号の種類、オフィス移転の有無などを確認する必要があります。
なお、クラウドPBXそのものの仕組みや従来のビジネスフォンとの違いを確認したい方は、クラウドPBXの仕組みを詳しく解説した記事も参考にしてください。
03・06などから始まる固定電話番号(0AB-J番号)は、2025年1月14日から固定電話サービス事業者間の「双方向番号ポータビリティ」の受付が始まりました。
従来は、番号の払い出し元などによって事業者変更時に同じ番号を維持できる範囲が限られていました。制度拡大後は、NTT東西のひかり電話や、NTT東西以外の固定電話・IP電話サービスで新規に払い出された0AB-J番号についても、条件を満たせば現在の番号を維持したまま事業者を変更できるようになっています。
番号ポータビリティの対象だからといって、必ず同じ番号を使えるわけではありません。提供エリアや技術的な制約、移行元・移行先のサービス条件などによって、番号を引き継げない場合があります。
現在の番号を残したい場合は、クラウドPBXの申し込みや現在の電話サービスの解約を自己判断で先に進めず、移行先で番号を継続できるか、必要な手続きとあわせて確認しましょう。
参考:NTT東日本「双方向番号ポータビリティの開始について」
クラウドPBXで現在の電話番号をそのまま使えるか確認するときは、少なくとも次の条件を整理しましょう。
オフィス移転を伴う場合も確認が必要です。双方向番号ポータビリティの開始により、一定の条件では同一番号区画内の移転で同じ番号を利用できる範囲が広がりましたが、サービスや技術的な条件によって利用できない場合があります。
電話番号を変えたくない場合は、番号継続の可否や切り替え手順が決まる前に現在の電話サービスを解約しないようにしましょう。
クラウドPBXで利用される主な法人向け電話番号には、03・06などの0AB-J番号、050番号、0120・0800番号があります。
同じクラウドPBXでも、番号の種類によって引き継ぎの仕組みや確認すべき条件が異なります。まずは現在使っている番号がどの種類に該当するか確認しましょう。
03・06などの市外局番から始まる固定電話番号は、0AB-J形式の電話番号です。たとえば東京の「03」、大阪の「06」などが市外局番にあたります。
会社の代表番号として長く使われているケースも多く、クラウドPBXへの移行時には「今の番号を変えたくない」という相談につながりやすい番号です。
2025年に固定電話サービス事業者間の双方向番号ポータビリティが始まったことで、従来より番号を維持したままサービスを変更できるケースが広がっています。
050番号は、IP電話サービスで使用される11桁の電話番号です。03や06などの市外局番とは異なり、特定の地域を示す番号ではありません。
050番号は、固定電話の双方向番号ポータビリティの対象外です。
そのため、現在使用している050番号を別のクラウドPBXでも利用したい場合は、番号を提供している事業者や移行先サービスへ継続可否を確認する必要があります。
参考:NTTドコモビジネス「OCN ひかり電話 重要事項」
0120・0800は、通話料を着信側が負担する着信課金番号です。問い合わせ窓口や受注窓口などで利用されています。
0120・0800については、着信課金番号自体を維持したまま電気通信事業者を変更する「着信課金番号ポータビリティ」があります。
ただし、番号ポータビリティが利用できる事業者やサービスには条件があります。また、0120・0800の番号そのものとは別に、実際に電話を受ける着信先の設定・変更も確認する必要があります。
フリーダイヤルの仕組みや導入条件を詳しく知りたい方は、クラウドPBXでフリーダイヤルを利用する方法も参考にしてください。
クラウドPBXへの電話番号引き継ぎは、「NTTで発番された番号かどうか」だけで判断するのではなく、現在の番号・契約事業者・移行先サービス・エリアなどをまとめて確認することが重要です。
ここでは、03・06などの0AB-J番号、050、0120・0800に分けて現在の基本的な考え方を整理します。
03・06などから始まる0AB-J番号は、条件を満たせばクラウドPBXへの移行時にもそのまま使える可能性があります。
2025年1月に固定電話サービス事業者間の双方向番号ポータビリティが開始され、NTT東西以外の固定電話・IP電話サービスで新規に払い出された0AB-J番号や、ひかり電話で新規に取得した番号についても、条件を満たせば番号を維持して事業者を変更できるようになりました。
オフィス移転を伴う場合も、一定の条件を満たせば同一番号区画内で同じ番号を利用できるケースがあります。ただし、サービスや技術的な条件によって利用できない場合もあるため、移転先が決まった段階で確認しましょう。
そのため、「クラウドPBXを変更しても050番号をそのまま移せる」とは限りません。現在の050番号を継続したい場合は、現在の番号提供事業者と移行先のクラウドPBX事業者へ対応状況を確認しましょう。
番号継続が難しい場合は、新しい050番号または利用可能な固定電話番号を取得する選択肢も含めて検討します。
0120・0800は、対応する着信課金サービス事業者間であれば、現在の番号を維持したまま事業者を変更できるケースがあります。
一方、フリーダイヤルには実際の電話を受ける着信先が設定されるため、クラウドPBXへの移行では「0120・0800番号そのものを維持できるか」と「新しい電話環境を着信先として設定できるか」を分けて確認することが重要です。
現在利用している着信課金サービスやオプション機能によっては、移行後に同じ機能を利用できない場合もあるため、番号だけでなく契約内容も確認してください。
参考:NTT西日本「フリーアクセス・ひかりワイド」
番号を残せるか分からない方へ
現在の電話番号だけでなく、契約している電話サービスや回線、移転予定などによって判断が変わります。今の番号を継続できるか判断しにくい場合は、現在の電話環境が分かる範囲でご相談ください。
現在の電話番号をそのまま使ってクラウドPBXへ移行する方法は、番号の種類や現在の電話環境によって異なります。
番号ポータビリティで直接移行できる場合もあれば、移行先サービスによっては現在の電話回線や設備を活かしてクラウドPBXと接続する構成を検討する場合もあります。
03・06などから始まる0AB-J番号をそのまま利用する場合、まず検討するのが番号ポータビリティによる移行です。
移行先のクラウドPBX・電話サービスが現在の0AB-J番号の受け入れに対応していれば、必要な手続きを行って既存番号を継続します。
一方、クラウドPBXサービス側へ番号を直接移行できない場合でも、移行先サービスや現在の設備構成によっては、既存回線を残し、対応するゲートウェイなどを介してクラウドPBXと接続する構成を検討できる場合があります。
利用できる方法は、クラウドPBXサービスと現在の電話設備によって異なります。「番号ポータビリティできない=必ず番号変更」と自己判断せず、現在の回線や設備を活かせる構成も含めて確認しましょう。
050番号をそのまま使いたい場合は、現在の050番号を提供しているサービスと、移行先クラウドPBXの対応状況を最初に確認します。
050番号は固定電話の双方向番号ポータビリティ対象外のため、0AB-J番号と同じ制度を使って別事業者へ移せるわけではありません。
現在の050サービスを継続しながらクラウドPBXと組み合わせられるか、新しい050番号を取得する必要があるかなど、サービスごとに確認しましょう。
0120・0800をそのまま使いたい場合は、現在利用している着信課金サービスを継続する方法と、着信課金番号ポータビリティを利用してサービス提供事業者を変更する方法があります。
あわせて、フリーダイヤルから実際に電話を受ける着信先を、クラウドPBXで利用する電話環境へ設定・変更できるかを確認します。
0120・0800番号そのものを継続できても、契約しているオプションや着信条件までそのまま移行できるとは限りません。現在の利用方法を整理したうえで切り替えを進めましょう。
クラウドPBXの申し込みから運用開始までの全体的な流れは、クラウドPBXの導入方法・必要なもの・手順を解説した記事で確認できます。
現在のPBXや主装置をすぐに撤去せず段階的に移行したい場合は、クラウドPBXと既存PBXを併用する方法も参考にしてください。
現在の電話番号を継続できない場合や、新規開業・新拠点の開設では、クラウドPBXの導入に合わせて新しい電話番号を取得する方法があります。
取得できる番号は電話サービスやクラウドPBXによって異なるため、番号だけを先に決めるのではなく、利用したい番号の種類とクラウドPBXの対応状況をセットで確認することが重要です。
03・06などの0AB-J番号を新しく取得したい場合は、利用する地域で0AB-J番号を提供できる電話サービスを選び、クラウドPBXと組み合わせる場合は対応状況も確認します。
0AB-J番号は地域に対応した固定電話番号のため、希望する市外局番の番号を場所に関係なく自由に取得できるわけではありません。利用場所やサービス提供条件を確認しましょう。
新しい番号を将来別の電話サービスへ移行する可能性がある場合は、契約前に番号ポータビリティへの対応状況も確認しておくと安心です。
050番号は、050番号に対応したIP電話サービスやクラウドPBXから新規取得できる場合があります。
特定の市外局番を必要としない場合には選択肢になりますが、将来的に別事業者へサービスを変更するとき、同じ050番号を維持できるとは限りません。
そのため、取得時の料金や機能だけでなく、将来的な番号継続の条件も確認したうえで選びましょう。
0120・0800を新しく利用したい場合は、着信課金サービスを提供する事業者と契約し、利用可能な番号を取得します。
0120・0800は、実際の着信先となる契約者電話番号などと組み合わせて利用するため、クラウドPBXで利用する電話環境を着信先として設定できるかもあわせて確認します。
すでに0120・0800を利用中で事業者を変更する場合は、新規番号を取得する前に、現在の番号を着信課金番号ポータビリティで継続できないか確認しましょう。
クラウドPBXで今の電話番号をそのまま使えるかどうかは、番号だけでは判断できません。現在の契約事業者、電話回線、オフィスの所在地、既存PBX・主装置、移転予定などを確認したうえで、利用できる移行方法を検討する必要があります。
OFFICE110へご相談いただく際は、現在わかる範囲で電話環境をお伝えいただければ、クラウドPBXへの切り替えを検討するために必要な確認事項を整理できます。
「電話番号を変えずにクラウドPBXへ移行したい」という場合は、現在の電話サービスを解約する前にご相談ください。番号継続の可否を確認しながら、現在の設備や運用に合った切り替え方を検討しましょう。
クラウドPBXへ切り替えても、条件を満たせば現在の電話番号をそのまま使えるケースがあります。
特に03・06などから始まる0AB-J番号は、2025年1月14日に固定電話サービス事業者間の双方向番号ポータビリティの受付が始まり、従来より番号を継続できるケースが広がりました。
ただし、050番号はこの双方向番号ポータビリティの対象外です。また、0120・0800は着信課金番号としての番号ポータビリティと、実際の着信先の設定を分けて確認する必要があります。
番号継続の可否は、電話番号の種類だけでなく、現在の契約事業者、移行先サービス、電話回線、オフィス移転、既存PBXなどの条件でも変わります。
OFFICE110では、現在の電話番号や回線、必要な端末数・同時通話数、既存設備などを整理しながらクラウドPBXへの切り替えをご相談いただけます。今の番号をできるだけ維持して移行したい方は、現在の電話サービスを解約する前にご相談ください。
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