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電話交換機と主装置は、どちらもオフィスの電話環境に関係する言葉です。ビジネスフォンを調べているとPBXや内線、外線といった用語も出てくるため、違いが分かりにくいと感じる方も多いでしょう。
この記事では、電話交換機と主装置の違いを中心に、ビジネスフォンで主装置が担う役割を初心者向けに整理します。
読み終えるころには、自社の電話環境を考えるときに、どの用語をどう見ればよいかが分かります。
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監修者
登 雄三(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士 SNSリンク: X(旧Twitter) / note
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
電話交換機は電話の接続を制御する設備全般を指す広い言葉で、主装置はビジネスフォンを動かす中心設備として説明されることが多い装置です。まずは、電話交換機は広い言葉、主装置はビジネスフォン向けの中核装置と整理すると分かりやすくなります。
NTT東日本のビジネスフォンでも、「αZX主装置 type S」「αZX主装置 type M」のように、主装置がビジネスフォン構成の中心設備として案内されています。
出典:NTT東日本「SmartNetcommunity αZX typeS,M 構成・仕様」(確認日:2026年6月11日)
電話交換機は、外線と内線をつないだり、内線同士を接続したりする設備を説明するときに使われる総称に近い言葉です。そのため、「交換機」と言われても、実際にはPBXを指す場合もあれば、ビジネスフォンの主装置を指す場合もあります。
ここで大切なのは、名称だけで判断しないことです。どの規模の電話環境を指しているのか、何を制御する装置として説明されているのかを確認すると、意味を取り違えにくくなります。
主装置は、ビジネスフォンに接続された複数の電話機をまとめて制御する設備です。1台の電話機を単独で使うのではなく、複数台で外線を共有したり、内線で呼び出したり、保留した電話を別の担当者へ回したりするために使われます。
主装置は、複数人で電話対応を行うオフィス運用の土台になる設備です。
ビジネスフォン全体の選び方まで確認したい場合は、補助情報としてビジネスフォンの選び方ページも参考になります。
主装置の役割は、電話機をつなぐだけではありません。オフィスで代表番号への着信を複数人で受けたり、担当者へ内線で取り次いだりする電話運用を支えます。
主装置は、外線と内線の接続、内線同士の通話、保留や転送などの基本機能を支えます。電話機そのものだけではなく、複数台の電話機をまとめて運用するための制御役と考えると分かりやすいでしょう。
外線と内線の接続を制御する
内線同士の通話を可能にする
保留や転送などの基本機能を支える
複数の電話機で着信を共有しやすくする
主装置の必要性が見えやすいのは、複数人で電話を受ける場面です。代表番号への着信を受付担当が受け、担当部署へ内線で取り次ぐような運用では、主装置を含むビジネスフォン構成が役立ちます。
登(のぼり)
主装置は単なる機械ではなく、社内の電話対応フローを支える土台です。電話機の台数だけでなく、誰が受けて、誰へつなぐのかまで考えると必要性を判断しやすくなります。
ビジネスフォンの仕組み全体を確認したい場合は、「ビジネスフォンの仕組みとは?一般電話機との違いをわかりやすく解説」も参考になります。
主装置・PBX・クラウドPBXは、名称だけで選ぶのではなく、会社の規模や電話の使い方で比較することが大切です。小規模〜中規模オフィスでは主装置を中心に考えやすく、複数拠点や柔軟な運用を重視する場合はPBXやクラウドPBXも候補になります。
主装置が向いているのは、オフィス内で複数台の電話機を安定して運用したいケースです。内線、保留、転送、代表番号の共有など、一般的なオフィス電話の使い方をまとめて支えやすい点が特徴です。
複数人で代表電話を受けるオフィスでは、主装置を中心にしたビジネスフォン構成が検討しやすくなります。
複数拠点をまたいで電話環境を管理したい場合や、外出先・在宅勤務を含めて柔軟に運用したい場合は、PBXやクラウドPBXも比較対象になります。ただし、方式ごとの費用や必要なネットワーク環境は条件によって変わります。
主装置・PBX・クラウドPBXは、どれが一律に優れているとは言えません。電話機の台数、拠点数、使いたい機能、既存設備の状況を整理して比較することが大切です。
選び方を詳しく確認したい場合は、「ビジネスフォンの選び方|失敗しない4つのポイントと見積もり前の確認事項」も参考になります。
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主装置は、価格・耐用年数・電話機との組み合わせを一律に考えると誤解しやすい設備です。実際には、機種、構成、電話機の台数、工事範囲、既存設備の状態によって判断が変わります。
主装置と電話機は、自由に組み合わせられるとは限りません。同じメーカーなら必ず使える、違うメーカーなら一切使えない、という単純な話ではなく、主装置のシリーズや電話機の型番、収容条件によって確認が必要です。
NECプラットフォームズの仕様一覧でも、表中の数値は各項目を単独で見た場合の最大値であり、実際に収容可能な数値は組み合わせにより異なると案内されています。
出典:NECプラットフォームズ「UNIVERGE Aspire WX plus の主な仕様」(確認日:2026年6月11日)
主装置の価格は、一律の相場だけで判断しない方が安全です。新品か中古か、電話機の台数、必要な機能、工事内容、既存設備の流用可否などで総額が変わります。
「主装置はいくら」と短く見るより、どの構成を前提にした価格なのかを確認することが大切です。
主装置の耐用年数を調べると、「6年」という数字を見かけることがあります。ただし、これは税務上の法定耐用年数と、実際の使用年数や交換判断が混同されやすい論点です。
国税庁の耐用年数表では、通信機器のうち「デジタル構内交換設備及びデジタルボタン電話設備」は6年とされています。
ただし、これは税務上の基準であり、実際の交換時期を一律に決めるものではありません。
出典:国税庁「主な減価償却資産の耐用年数表」(確認日:2026年6月11日)
実際の交換時期は、使用環境、故障の有無、保守状況、部品供給、業務への影響度などで変わります。年数だけで判断するのではなく、故障リスクや保守体制も含めて考えましょう。
電話交換機、主装置、PBX、クラウドPBXは、言葉だけで判断すると分かりにくいものです。自社に合う構成は、電話機の台数、代表番号の受け方、内線や転送の使い方、拠点数、工事や保守の条件によって変わります。
OFFICE110で相談できること
OFFICE110では、ビジネスフォンの販売・工事・保守までまとめて相談できます。主装置が必要か、PBXやクラウドPBXも比較すべきか、既存設備を活かせるかなど、現在の電話環境に合わせて確認できます。
相談前には、使いたい電話機の台数、代表番号の受け方、内線や転送の利用有無、今後の増設予定を整理しておくと、構成を判断しやすくなります。
\ ビジネスフォンの販売・工事・保守をまとめて確認 /
電話交換機と主装置の違いは、電話交換機が電話の接続を制御する設備全般を指す広い言葉で、主装置はビジネスフォンを動かす中核装置として説明されることが多い点にあります。
主装置は、外線・内線・保留・転送などを支え、複数人で電話対応を行うオフィス運用の土台になります。ただし、価格、寿命、電話機との互換性、収容できる台数は一律ではないため、機種や構成ごとに確認することが大切です。
オフィスの電話のことならOFFICE110へ
自社に合う電話環境は、主装置だけで決まるものではありません。電話機の台数、代表番号の受け方、内線や保留転送の有無、回線や工事の条件、導入後の保守まで含めて考えることが大切です。
OFFICE110では、ビジネスフォンの販売・工事・保守までまとめて相談できます。主装置やPBXの違いで迷う場合は、まず現在の電話環境と、今後増やしたい使い方を整理してみてください。
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