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コピー機からいつもと違う音がしたときは、音の種類と発生するタイミングを確認し、危険な症状がないかを最初に判断することが重要です。
「ガガガ」「キュルキュル」「ギィギィ」などの異音がすると、故障しているのか、そのまま使ってよいのか判断に迷うことがあります。異音のなかには動作時に一時的に発生するものもありますが、部品の摩耗や給紙不良などが原因になっているケースもあります。
特に、大きな衝撃音や金属がこすれるような音に加えて、焦げたにおい・煙・繰り返すエラーなどが見られる場合は注意が必要です。反対に、軽い振動音などは設置状態やトレイ、用紙を見直すことで改善することもあります。
この記事では、コピー機の異音を音の種類と発生タイミングから切り分ける方法、自分で確認できる範囲、すぐに使用を止めて保守へ相談したい症状について解説します。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
コピー機から異音がしたときは、原因を探す前に安全に使い続けられる状態かどうかを確認します。
同じ「ガガガ」「カタカタ」といった音でも、設置状態による振動音の場合もあれば、部品や給紙機構に不具合が起きている場合もあります。音の大きさだけでなく、におい・煙・エラー表示・印刷結果の変化もあわせて確認してください。
ここでは、今すぐ使用を止めたい異音と、周辺を確認しながら様子を見られる異音の目安について解説します。
金属同士が強くこすれるような音や、部品がぶつかるような大きな衝撃音が続く場合は、いったんコピー機の使用を停止してください。
内部で部品がずれたり、異物が入り込んだりしていると、「ガリガリ」「ギギギ」「バキッ」といった強い音が発生することがあります。そのまま使い続けると、紙詰まりや別の部品の破損につながるおそれがあります。
異音と同時に焦げたようなにおいがする、煙が見える、同じエラーが繰り返し表示されるといった症状がある場合も注意が必要です。無理に再起動や分解をせず、安全を確保したうえで保守会社や販売店へ連絡してください。
危険な症状がある場合は、機器を操作し続けないことが重要です。通常の操作で安全に電源を切れる状態であれば停止し、その後の対応は保守会社やメーカーの案内に従ってください。
小さな「コトコト」「カタカタ」程度の音で、印刷やコピーに異常がない場合は、まず本体の設置状態やトレイ周辺を確認します。
コピー機は、ファンやモーター、ローラーなど複数の部品が動くため、通常でも一定の動作音が発生します。また、本体のぐらつきやキャスターの固定不足、周囲の備品との接触によって振動音が出ることもあります。
給紙トレイが十分に差し込まれていなかったり、本体にケーブルや備品が触れていたりすると、動作時の振動で音が発生する場合もあります。
確認後も違和感のある音が続く、徐々に音が大きくなる、紙詰まりや印刷不良が増えている場合は、軽い音であっても早めに点検を依頼したほうが安心です。
異音が繰り返し発生し、修理を続けるか入れ替えるか判断しにくい場合は、現在の使用年数や故障状況も含めて買い替えを検討できます。
コピー機の異音は、音の特徴から原因になっている箇所の見当を付けることができます。
ただし、同じ音でも機種や発生場所によって原因は異なります。「ガガガだから必ず給紙部分」「キュルキュルだから必ずローラー」と断定せず、音が出る場所やタイミングもあわせて確認することが大切です。
ここでは、「ガガガ・バタバタ」「キュルキュル」「ギィギィ・キィー」といった代表的な異音から考えられる原因と確認ポイントについて解説します。
「ガガガ」「バタバタ」といった断続的な音が用紙を送るタイミングで発生する場合は、給紙まわりから確認します。
用紙が斜めにセットされている、給紙トレイが十分に差し込まれていない、用紙のサイズや種類が設定と合っていないといった状態では、紙送りが安定せず異音につながることがあります。
紙詰まりを繰り返している場合は、給紙ローラーや搬送部分など、利用者から見えにくい箇所に原因がある可能性もあります。
用紙やトレイを確認しても大きな音が続く場合や、紙詰まりを繰り返す場合は、無理に印刷を続けず保守窓口へ相談してください。
紙詰まりも同時に起きている場合は、原因と対処方法を以下の記事で詳しく確認できます。
「キュルキュル」「キュー」といった擦れるような音が続く場合は、ローラーやベルトなどの回転部分が関係している可能性があります。
コピー機内部には、用紙を送るローラーや駆動用のベルトなど複数の回転部品があります。長期間使用している機器では、部品の摩耗や硬化、位置のずれなどによって音が出ることがあります。
特に、印刷中に一定の間隔で同じ音が続く場合は、音が出るタイミングと印刷結果の変化を確認しておくと、保守担当者が原因を切り分けやすくなります。
内部のローラーやベルトの交換・調整は、利用者自身で行わず保守担当者へ任せるのが基本です。異音が続く場合は、音の種類と発生タイミングを伝えて点検を依頼してください。
「ギィギィ」「キィー」といった高い擦れ音が繰り返し発生する場合は、内部の駆動部品や可動部分が関係していることがあります。
コピー機にはギアやシャフトなど多くの部品が使われており、長期間の使用によって摩耗したり、可動部分の状態が変化したりすると、動作に合わせてきしむような音が出ることがあります。
音だけで故障箇所を判断することは難しいため、どの位置から聞こえるか、どの操作をしたときに出るかを確認しておくことが重要です。
内部部品へ自己判断で潤滑剤を使用したり、部品を動かして調整したりすると、別の不具合につながるおそれがあります。異音が続く場合は、利用者自身で内部へ手を加えず点検を依頼してください。
異音の原因を確認するときは、音の種類だけでなくどの動作をしたときに音が出るかも重要な判断材料です。
起動時だけなのか、用紙を送るときなのか、スキャンやADFを使ったときなのかによって、確認する場所をある程度絞れます。保守へ相談するときも、発生タイミングを伝えられると状況を説明しやすくなります。
ここでは、起動時・給紙や排紙時・スキャンやADF使用時に異音がする場合の確認ポイントについて解説します。
電源を入れた直後やスリープから復帰するときだけ音がする場合は、起動時に行われる内部動作による音かどうかを確認します。
コピー機は起動時にファンやモーターなどが動き、各部の準備動作を行います。そのため、短時間の「ウィーン」「ガコン」といった音が毎回同じように発生し、その後の印刷に問題がなければ、通常の動作音である場合もあります。
反対に、以前は聞こえなかった大きな「ガリガリ」「ギギギ」という音が毎回続くようになった場合や、エラー表示を伴う場合は点検を検討してください。
毎回同じ短時間の動作音で、印刷やコピーに問題がなければ様子を見られる場合があります。ただし、音が大きくなった、長く続く、エラーが出るなどの変化がある場合は保守へ相談してください。
用紙を取り込むときや排紙するときだけ異音がする場合は、用紙の搬送経路や給紙条件を確認します。
用紙の折れや反り、トレイのセット不良、用紙設定の違いなどがあると、紙送りが安定せず「ガガガ」「バタバタ」「キュッ」といった音につながる場合があります。
特定の給紙トレイや用紙だけで音が出るのであれば、原因を切り分ける手掛かりになります。
確認後も給紙や排紙のたびに大きな音がする場合や、紙詰まりが続く場合は、ローラーなど内部部品の点検が必要なことがあります。無理に使い続けず保守へ相談してください。
スキャンやADFを使用したときだけ異音がする場合は、原稿を読み取る部分や原稿送りの状態を確認します。
原稿ガラスを使用したスキャンでは、読取部の移動に合わせて音が出ることがあります。ADF使用時だけ「ガガガ」「バタバタ」といった音がする場合は、原稿の折れや重なり、紙片などが影響している可能性があります。
まずは利用者が確認できる範囲で、原稿やガラス面、ADF周辺に異物がないかを確認してください。
原稿を入れ直したり、目視できる範囲を清掃したりしても異音が続く場合や、読み取り結果にスジや欠けが出る場合は、スキャン部やADF内部の点検を依頼してください。
異音以外にもエラーや印刷不良が起きている場合は、コピー機全般のトラブル対処方法もあわせて確認できます。
コピー機の異音に気づいたときは、利用者が安全に確認できる範囲と、保守担当者へ任せる範囲を分けることが重要です。
設置状態や給紙トレイ、用紙などは自分で確認できますが、内部部品の取り外しや調整は別の故障につながる可能性があります。
ここでは、利用者が行える基本的な確認方法と、自分で触らず保守へ相談したい状況について解説します。
異音がしても、設置状態や用紙、トレイなどを工具を使わずに確認する範囲であれば、利用者側で対応できます。
本体がぐらついていないか、キャスターが固定されているか、周囲の家具やケーブルが本体に触れていないかを確認してください。
次に、給紙トレイが最後まで差し込まれているか、用紙が整っているか、設定した用紙サイズや種類と実際の用紙が一致しているかを確認します。
これらを確認しても異音が改善しない場合は、原因を探すために内部へ手を入れるのではなく、保守会社や販売店へ相談してください。
日常的に利用者が行える清掃やメンテナンスについては、以下の記事でも詳しく確認できます。
ネジを外して内部部品へ触れる、自己判断で部品を動かすといった作業は行わないでください。
コピー機内部には高温になる部分や電気部品があり、利用者による分解や調整は故障や事故につながるおそれがあります。異音を止める目的で潤滑剤を吹き付けるなど、メーカーが案内していない方法で処置することも避けます。
異音と同時に焦げたにおい・煙・繰り返すエラーなどがある場合も、利用者自身で原因を確認しようとせず使用を中止し、保守へ連絡してください。
保守へ連絡するときは、どのような音がするか、いつ発生するか、どの操作をした直後か、エラーや印刷不良があるかを伝えると、状況を共有しやすくなります。
コピー機の異音は、設置状態や用紙を確認するだけで改善する場合もありますが、内部部品の状態や使用年数によっては点検・修理が必要です。
また、故障を繰り返している機器では、修理して使い続ける場合と買い替える場合のどちらが適しているか、修理費だけでは判断しにくいことがあります。
現在の機器を使い続けるか迷っている場合は、異音の症状だけでなく、使用年数や印刷枚数、故障履歴、保守状況まで含めて判断することが重要です。
OFFICE110では、現在の利用状況や必要な機能、ご予算などを確認し、修理を続ける場合と新品・中古へ入れ替える場合を比較しながら、条件に合う複合機をご提案します。
さらに、OFFICE110では対象の新品コピー機が最大80%OFF、中古の複合機が大特価になるキャンペーンを実施しています。異音が続いており、修理を続けるか買い替えるか迷っている場合は、使用年数や症状、印刷枚数、保守状況を確認したうえで、自社に合う対応をご相談ください。
ご相談・見積依頼
「ガガガ」「キュルキュル」「ギィギィ」といった音だけで故障箇所を断定することはできません。給紙時、起動時、スキャン時など、どの動作で発生するかを確認すると原因を切り分けやすくなります。
軽い振動音であれば、本体の設置状態や給紙トレイ、用紙設定などを確認できます。一方、金属が強くこすれる音や大きな衝撃音、焦げたにおい・煙などを伴う場合は、使用を続けず保守へ相談してください。
また、異音を止めるために内部を分解したり、自己判断で部品を調整したりするのは避けます。改善しない場合は、音の種類・発生タイミング・エラーや印刷不良の有無を整理して保守担当者へ伝えると、状況を共有しやすくなります。
異音や故障が繰り返しており、修理を続けるべきか買い替えるべきか判断しにくい場合は、OFFICE110へご相談ください。現在の使用状況や保守状況を確認しながら、新品・中古への入れ替えも含めて比較できます。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
見積書・保守契約の説明各種資料の提出
納品日の日程調整
設置工事~完了