レーザープリンターを中古で選ぶなら？複合機タイプおすすめ11選

「複合機の価格や選ぶポイントを徹底解説」記事一覧 更新日: 2025年11月19日

レーザープリンターを中古で選ぶなら？複合機タイプおすすめ11選

中古のレーザープリンター複合機は、新品よりも導入コストをぐっと抑えながら、オフィス業務をしっかり支えてくれる選択肢です。

とはいえ、メーカーや機種、購入先の選び方によって、「お得に導入できた！」と感じるケースもあれば、「思ったより使いづらい…」となるケースもあります。

そこで今回は、中古レーザープリンター複合機を前向きに検討している方が、安心して1台を選べるようにすることをゴールに、以下のポイントを整理しました。

中古でもコストと品質のバランスを取りながら導入したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

※ここでいう「レーザープリンター」は、プリンター単体ではなく、コピーやスキャン機能を備えたオフィス向けレーザー複合機を指します。

中古レーザー複合機(コピー機)購入時の2つの注意点

中古レーザー複合機を導入する際は、「どこから買うか」と「どのような保守で使うか」の2点を必ず確認しておくことが重要です。

このセクションでは、購入後に思わぬ修理費用やトラブルで損をしないために押さえておきたい2つの注意点を解説します。

ネットオークションやフリマサイトは危険

中古複合機をできるだけ安く購入したい場合でも、ネットオークションやフリマサイトだけで選ぶのはリスクが高い選び方です。

オークションやフリマでは、掲載されているのは主に外観の写真と簡単な説明だけで、内部の劣化具合やメンテナンス履歴、動作確認の有無までは分からないことがほとんどです。その結果、「見た目はきれいだが内部の摩耗が進んでいる中古機」を選んでしまい、導入直後から故障や高額な修理費用が発生するケースもあります。

さらに、個人間取引や業者以外からの購入の場合、導入後の保守契約やメーカー保守の対象外となるケースが多く、故障した際に頼れる窓口がないまま運用せざるを得ないリスクもあります。

中古複合機を安心して使い続けるためには、保守・保証・設置サポートまで含めて任せられる専門販売店で購入することをおすすめします。

保守サポートがないと支払総額が高額に

中古複合機は新品に比べて導入費用を抑えられますが、保守サポートが不十分だと、結果的に支払総額が高くなるリスクがあります。

販売店によって、カウンター保守・年間保守・スポット保守などの契約形態や、対応内容・受付時間・対応エリアは大きく異なります。保守がなく、故障のたびにスポット対応で呼ぶ場合、部品代や技術料がその都度発生し、中長期的には新品導入と変わらない、あるいはそれ以上のコストになることもあります。

特に中古複合機は、内部部品の摩耗が進んでいる分、ドラムやローラー、センサー類など消耗部品の交換頻度が増えやすく、保守なしで運用するほど突発的な出費が発生しがちです。

中古複合機を選ぶときは、本体価格だけで比較するのではなく、「保守込みでいくらかかるのか」「トラブル時にどこまで任せられるのか」まで含めて確認することが、結果的に総額コストを抑える近道になります。

▼ 中古複合機のデメリットと選び方について詳しく知りたい方はこちら

カラー対応【格安】中古レーザー複合機(コピー機)3選

ここからは、カラー印刷に対応した格安の中古レーザープリンター複合機をご紹介します。カラー印刷が多い小規模オフィスや店舗で使いやすいラインナップです。

それぞれの機種の特徴や使い勝手をチェックしながら、自社に合う1台をイメージしてみてください。

KYOCERA(京セラ)「TASKalfa 2550ci」

「TASKalfa 2550ci」は、静音性が高くコンパクトで、どんなオフィスでも設置しやすい中古レーザープリンター複合機(コピー機)です。

また、「TASKalfa 2550ci」には、写真をコピーする際に色合いを調整できる「ワンタッチ画質調整機能」や、1回のスキャンだけでパソコンやFAXへデータを送れる「マルチセンド機能」など、業務をより便利に効率良くする機能が標準搭載されています。

「両面原稿送り」や「両面印刷機能」などの、ビジネスに欠かせない機能も充実した一台です。

また、待機時の音は47dBと換気扇の稼働音より小さいため、SOHOなどでも導入しやすい一台です。

「TASKalfa 2550ci」について、もっと詳しくみる

SHARP(シャープ)「MX-2517FN」

「MX-2517FN」は、高画質とクラウド連携で業務効率を高められる中古レーザープリンター複合機です。

クラウドサービス「3sweb Sharpdesk Online」を利用することで、出先でパソコンが手元にない場合でも、スマホやタブレットからデータの印刷・共有・閲覧を簡単に行えます。

また、セキュリティー面も優れており、複合機内に保存されているデータを出力または送信後、自動的にデータの消去を行うように設定することも可能です。

機密データの流出や不正利用防止といったセキュリティー対策もしっかり行える一台です。

「MX-2517FN」について、もっと詳しくみる

SHARP(シャープ)「MX-2640FN」

「MX-2640FN」は、10.1インチの大型タッチパネルで画面が見やすく、直感的に操作できる中古レーザープリンター複合機(コピー機)です。

また、ミスプリントを未然に防ぐために、印刷前の最終チェックができる「プレビュー機能」が搭載されています。

「プレビュー機能」を活用することで、ステープルの位置確認やページの入れ替え・削除といった編集作業も行えるため、「イメージ通りの仕上がり」で出力することが可能です。

他にも、「ソート仕分け」「両面印刷」など、ビジネスには欠かせない機能も充実した一台です。

「MX-2640FN」について、もっと詳しくみる

モノクロ専用【格安】中古レーザー複合機(コピー機)3選

モノクロレーザープリンター複合機は、白黒印刷が中心のオフィスでコストを抑えたいときに便利な選択肢です。

カラー対応機と比べて本体価格やランニングコストを抑えやすく、コンパクトなモデルも多いため、限られたスペースへの設置にも向いています。

ここでは、価格と機能のバランスに優れたモノクロ中古レーザープリンター複合機を3機種ご紹介します。

SHARP(シャープ)「MX-M365FN」

「MX-M365FN」は、ウォームアップが約12秒と立ち上がりが速く、省エネ性能にも優れたモノクロ中古レーザープリンター複合機(コピー機)です。

電源を入れてから印刷できるようになるまでの時間が短いため、忙しい朝の時間帯でもすぐに出力でき、業務のスタートをスムーズにできます。

待機電力は従来機と比べて約51%も削減できる省エネ設計で、毎月の電気料金を抑えやすい点もメリットです。

解像度は1,200×1,200dpiに対応しており、グラフや細かい線、小さな文字もくっきりと出力できます。

さらにクラウドサービスを利用することで、パソコンだけでなくスマホやタブレットからもデータの共有や閲覧ができ、より柔軟なワークスタイルを実現できます。

モノクロ印刷が多く、省エネ性と素早い立ち上がりを両立させたいオフィスに適した1台です。

SHARP(シャープ)「MX-M316FP」

「MX-M316FP」は、使う人のことを考えて操作性に細かく配慮されたモノクロ中古レーザープリンター複合機です。

7インチの液晶タッチパネルで、出力中・待機中といった現在の状態をイラストや色でわかりやすく表示し、機械が苦手な方でも直感的に操作できます。

操作パネルは本体右側に配置されており、出力された印刷物を確認しやすく、その場で取り出しやすいレイアウトになっています。

クラウドサービス「Sharpdesk Mobile」を利用すれば、スキャンデータやFAXデータをスマホやタブレットで閲覧・共有でき、スマホで撮影した写真をそのまま出力することも可能です。

「両面印刷」や「ソート機能」など、日常業務をスムーズに進めるための機能も一通りそろっています。

オフィス全体で誰でも迷わず操作できる使いやすいモノクロ複合機を導入したい場合に向いたモデルです。

SHARP(シャープ)「MX-M266FP」

「MX-M266FP」は、使いやすさと操作性の高さを重視して設計されたモノクロ中古レーザープリンター複合機です。

液晶画面には7インチの液晶タッチパネルを搭載しており、画面を見ながら直感的に操作できます。

操作パネルにはLEDランプが付いていて、FAX受信中や用紙切れなどの状態をランプの色で知らせてくれるため、離れた場所からでも状況をすぐに把握できます。

印刷前に仕上がりを確認できる「プレビュー機能」を搭載しているので、印刷前にページ構成をチェックでき、ミスコピーによる用紙のムダを最小限に抑えられます。

FAXやコピーの稼働状況をひと目で把握し、ミスプリントを減らして運用したいオフィスにおすすめの1台です。

【A2サイズ～対応】おすすめ中古レーザー複合機(コピー機)2選

A2以上の大きな用紙サイズで印刷したい場合は、対応サイズに注意して複合機を選ぶ必要があります。

図面やポスター、A3見開きパンフレットなどを扱う現場では、A2やA0に対応した機種のほうが作業効率を高めやすくなります。

ここでは、A2〜A0クラスの大判印刷に対応した中古レーザープリンター複合機を2機種ご紹介します。

KYOCERA(京セラ)「KM-4850w」

「KM-4850w」は、A0サイズまで対応し、管理効率と作業効率の両方を高められるモノクロ中古レーザープリンター複合機です。

「デュアルアクセス」や「JOB予約機能」を搭載しており、出力中でも同時にスキャンを進められるため、作業が滞りにくく、待ち時間を減らすことができます。

「もう1部だけ欲しい」といった場合も、1回の読み込みデータを活用して設定変更や再コピーが可能で、作業効率の向上に役立ちます。

また、ブラウザー上で簡単に管理できる「Kyocera Mita Wideformat Web Manager」を活用すれば、ネットワークスキャナー機能で電子化した図面などをパソコン上で管理・共有できます。

建設・設計・印刷など、大判図面やポスターを扱う現場で効率的に運用したい場合に心強い1台です。

KYOCERA(京セラ)「KM-4010w」

「KM-4010w」は、A2サイズ対応でありながら一般的なA3対応機に近いサイズ感で設置しやすい中古レーザープリンター複合機です。

A2判等倍FAX機能を搭載しており、A2サイズの書類もそのまま送受信できるため、大きな図面やレイアウトのやり取りにも対応できます。

印刷速度はA4ヨコでカラー・モノクロともに毎分40枚の高速仕様で、大量印刷時でも待ち時間を短縮しやすくなっています。

オプションも豊富で、用途に合わせて拡張性の高いカスタマイズが行える点も特長です。

A2サイズの印刷やFAXを扱いつつ、省スペースで高速印刷も両立したいオフィスに向いた1台です。

【スモールオフィス向け】コンパクトな中古レーザー複合機(コピー機)3選

スモールオフィスや店舗では、限られたスペースに無理なく置けて、必要な機能はしっかり備えた複合機を選ぶことが大切です。

床置きタイプだけでなく、卓上で使えるモデルをうまく組み合わせると、レイアウトの自由度も高めやすくなります。

ここでは、SOHOやイベント会場でも扱いやすいコンパクトな中古レーザープリンター複合機を3機種ご紹介します。

TOSHIBA(東芝)「e-STUDIO 167」

「e-STUDIO 167」は、幅600×奥行658.6×高さ462.5mmのコンパクト設計で、スモールオフィスでも設置しやすい中古レーザープリンター複合機(コピー機)です。

コンパクトながら、2枚の原稿を1枚、4枚の原稿を1枚にまとめられる「2in1/4in1」などのページ集約機能や、ソート仕分け機能を搭載しており、資料作成の効率化に役立ちます。

最大用紙サイズはA3まで対応しているため、チラシや社内掲示物など少し大きめの印刷物にも柔軟に対応できます。

省スペースと基本機能のバランスを重視しつつ、A3印刷も確保したい小規模オフィスに向いた1台です。

「e-STUDIO 167」について、もっと詳しくみる

SHARP(シャープ)「MX-C300W」

「MX-C300W」は、机の上や台の上に置いて使える卓上型でありながら、業務用として十分な性能を備えた中古レーザープリンター複合機です。

卓上型は「本当に業務で使えるのか」と不安に感じる方もいますが、両面印刷・自動原稿送り・インターネットFAXなど、ビジネスに欠かせない機能が一通りそろっています。

印刷速度もA4ヨコで毎分30枚と高速で、大量印刷でもストレスなく運用できます。

A3・A2・A1といった大判印刷を行わないのであれば、コンパクトかつ手軽に導入できるビジネス向けの1台と言えます。

省スペースなカラー複合機が欲しい小規模オフィスや店舗カウンターに特におすすめのモデルです。

「MX-C300W」について、もっと詳しくみる

SHARP(シャープ)「MX-2311FN」

「MX-2311FN」は、インターネット連携や遠隔監視に優れ、拠点全体の複合機運用を見える化できる中古レーザープリンター複合機です。

「シャープパワーネットシステム」を利用することで、FAXやインターネット回線経由で複合機の状態を監視・診断でき、万が一トラブルが発生しても迅速な対応につなげられます。

また、専用アプリケーションをパソコンにインストールすれば、複合機の使用履歴を集計・分析して、表やグラフとして出力することも可能です。

拠点ごとの印刷枚数や利用状況を可視化することで、コスト管理やルール運用の見直しにも役立ちます。

複数拠点や部署で複合機を運用し、利用状況の把握やリモートでの管理を重視したい企業に適した1台です。

「MX-2311FN」について、もっと詳しくみる

今回ご紹介した中古複合機は、取り扱い商品のごく一部です。お問い合わせいただければ、ここで紹介していない機種も含めて、用途やご予算に合わせた提案が可能です。

また、OFFICE110では、中古複合機を格安または実質0円で導入できる各種キャンペーンも用意していますので、導入コストを抑えたい場合は積極的に活用してください。

中古レーザー複合機(コピー機)をお得に導入するなら「OFFICE110」へ

中古レーザー複合機を少ない負担で導入したい方は、OFFICE110が用意している中古向けキャンペーンを上手に組み合わせて活用するのがおすすめです。

このセクションでは、代表的な3つの中古キャンペーンと、品質・保守面で安心して使えるように行っている取り組みをコンパクトに整理します。

どのキャンペーンが合うかは、台数・印刷枚数・ご予算・入れ替えの有無によって変わります。具体的な条件をお伺いしたうえで、最適な組み合わせをご提案できますので、迷った際は一度ご相談ください。

OFFICE110では、価格だけでなく中古機の品質管理にも力を入れています。取り扱う中古複合機は、一度すべて分解して内部クリーニングを行い、動作チェックと部品の状態確認を実施しています。

摩耗や劣化が見られる部品は、新品部品へ交換したうえで最終テストを行い、一定の基準をクリアした機種のみを出荷しています。そのため、中古機であっても安定した印字品質と動作を期待できます。

「予算は抑えたいが品質やサポートは妥協したくない」という場合こそ、中古レーザー複合機と各種キャンペーンの組み合わせが力を発揮します。現在のご利用状況やご予算をお伝えいただければ、最適な導入プランを一緒に検討させていただきます。

まとめ

中古レーザープリンター複合機を選ぶときは、「価格の安さ」だけでなく、購入ルート・保守体制・設置環境との相性まで含めて総合的に判断することが大切です。

まずは、自社の印刷枚数・設置スペース・必要な機能を一度整理してみてください。そのうえで、中古にするか新品にするか、どの価格帯の機種が適切か、といった全体像が見えやすくなります。

中古複合機の導入や買い替えで迷ったときは、キャンペーン内容や保守条件も含めて相談できる専門窓口を活用するのがおすすめです。OFFICE110では、現在のご利用状況を伺いながら、中古・新品を含めた最適なプランをご提案します。