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クラウド電話帳とは?共通電話帳・Web電話帳の仕組みと選定ポイント

クラウド電話帳とは、会社で利用する連絡先をクラウド上に登録し、複数の利用者や端末から共有できる電話帳です。連絡先を一元管理できるため、担当者ごとに登録内容がばらつく状態や、異動・退職のたびに各端末を更新する手間を減らせます。

ただし、「クラウド電話帳」「共通電話帳」「Web電話帳」は、サービスによって呼び方や機能範囲が異なります。電話帳単体のサービスもあれば、クラウドPBXの機能として提供されるものもあるため、名称だけで判断せず、対応端末や管理方法まで確認することが大切です。

この記事では、クラウド電話帳の仕組みや共通電話帳・Web電話帳との関係、主な機能、対応端末、選定ポイントを分かりやすく解説します。後半では、クラウドPBX「OFFICE PHONE」の共通電話帳についても、登録上限や利用条件を含めて紹介します。

この記事でわかること
  • クラウド電話帳の仕組みとクラウドPBXとの関係
  • 共通電話帳・Web電話帳との違い
  • 導入前に確認したい対応端末・登録件数・管理機能
  • OFFICE PHONEの共通電話帳でできること
この記事の目次
  1. クラウド電話帳とは
  2. 共通電話帳・Web電話帳との違い
  3. クラウド電話帳の主な機能
  4. クラウド電話帳を導入するメリット
  5. クラウド電話帳を利用できる端末
  6. クラウド電話帳の選び方
  7. クラウド電話帳を導入するときの注意点
  8. OFFICE PHONEなら共通電話帳を標準で利用できる
  9. クラウド電話帳に関するよくある質問
  10. まとめ|クラウド電話帳は対応端末と管理方法まで確認しよう
クラウドPBXならOFFICE PHONE|OFFICE110
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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クラウド電話帳とは

クラウド電話帳は、企業の連絡先データをクラウド上で管理し、許可された利用者や端末で共有する仕組みです。紙の電話帳や端末ごとの連絡先とは異なり、管理者が更新した内容を組織内で共有しやすくなります。

クラウド上の連絡先を複数の利用者で共有する仕組み

クラウド電話帳では、取引先の会社名、担当者名、電話番号などをクラウド上のデータベースに保存します。利用者はスマートフォンアプリやPC、Webブラウザなどから必要な連絡先を検索し、対応するサービスであれば検索結果から発信できます。

管理者が連絡先を追加・変更すると共有データに反映されるため、利用者が同じ情報を個別に登録し直す必要がありません。

ただし、反映方法や利用できる項目はサービスによって異なります。

クラウドPBXと組み合わせて利用できる

クラウド電話帳は単独のサービスとして提供される場合もありますが、クラウドPBXの電話帳機能として利用できる場合もあります。
クラウドPBXと連携すれば、電話帳からの発信や、登録済み番号から着信した際の会社名・担当者名表示などを行えます。

電話帳以外を含むクラウドPBXの主な機能も確認し、自社の電話業務全体に必要な構成を整理しておくと選びやすくなります。

共通電話帳・Web電話帳との違い

クラウド電話帳・共通電話帳・Web電話帳は、厳密に統一された名称ではありません。
一般的には、保存場所や共有範囲、利用方法のどこに着目するかによって呼び方が変わります。

名称一般的な意味確認したい点
クラウド電話帳クラウド上で連絡先を管理・共有する電話帳対応端末、連携機能、管理方法
共通電話帳組織内の複数利用者で共有する電話帳共有範囲、個人電話帳との区分
Web電話帳WebブラウザやWebサービスから利用する電話帳利用画面、認証方法、外部サービス連携

共通電話帳は組織で共有する連絡先を指す

共通電話帳は、取引先や顧客など、社内で共有したい連絡先をまとめた電話帳です。
管理者が登録した連絡先を複数の利用者が参照でき、個人ごとの登録漏れや表記のばらつきを抑えやすくなります。

クラウド上に保存される共通電話帳であれば、クラウド電話帳の一種と考えられます。
一方、社内設備や端末内だけで共有する仕組みもあるため、保存場所は別途確認が必要です。

Web電話帳はブラウザなどから利用する電話帳を指す

Web電話帳は、一般にWebブラウザやWebサービスを通じて検索・閲覧する電話帳を指します。名刺管理、社内ディレクトリ、チャット、オンライン会議などと連携できる製品もあり、電話発信だけに用途が限られない場合があります。

ただし、製品名に「Web電話帳」とあっても、すべてがクラウドPBXと連携できるとは限りません。
電話システムとの連携を目的とする場合は、発信や着信時表示まで対応しているかを確認しましょう。

クラウド電話帳の主な機能

クラウド電話帳の中心となる機能は、連絡先の共有と一元管理です。
実際の使い勝手は、検索・発信、着信時表示、一括更新などの対応範囲によって変わります。

連絡先の一元管理

取引先や顧客の連絡先を1か所で管理し、複数の利用者へ共有できます。
管理者が更新した情報を共通で利用できるため、古い電話番号が各端末に残り続ける状態を減らせます。

部署や拠点が多い企業では、連絡先の管理元を明確にできる点もメリットです。
登録項目や管理単位は製品ごとに異なるため、自社が必要とする会社名、担当者名、部署名などを扱えるか確認してください。

検索・発信・着信時の情報表示

名称や電話番号から連絡先を検索し、対応するアプリやPC電話から発信できます。
また、登録済みの番号から電話がかかってきたときに会社名や担当者名を表示できれば、相手を把握したうえで応対しやすくなります。

検索項目、発信方法、着信時に表示される情報はサービスによって異なります。
実際に電話を受ける端末でどのように表示されるかまで確かめると安心です。

CSVによる一括登録・更新

CSVファイルに対応しているサービスでは、多数の連絡先をまとめて登録・更新できます。
既存の顧客リストや電話帳データを移行するとき、1件ずつ手入力する負担を減らせます。

ただし、利用できる列名や文字コード、必須項目などは製品ごとに異なります。
登録前に指定フォーマットを確認し、まず少量のデータで表示や重複の有無を試すと安全です。

共通電話帳と個人電話帳の使い分け

サービスによっては、全社で共有する共通電話帳と、利用者本人だけが使う個人電話帳を分けて管理できます。
会社として維持すべき取引先は共通電話帳、個人的に利用する連絡先は個人電話帳というように整理できます。

共有すべき情報を個人電話帳だけに登録すると、担当者の異動や退職時に引き継げない可能性があります。
登録先の基準を決め、利用者へ周知しておきましょう。

クラウド電話帳を導入するメリット

クラウド電話帳を導入すると、連絡先を探す時間だけでなく、登録・更新・引き継ぎにかかる管理負担も見直せます。
特に複数拠点やスマートフォンを利用する企業と相性のよい仕組みです。

電話帳の更新作業を効率化できる

管理者が共有電話帳を更新できる仕組みなら、利用者が各端末で同じ連絡先を登録し直す作業を減らせます。
取引先の担当変更や電話番号変更があったときも、管理元を更新することで社内の情報をそろえやすくなります。

誰が更新するかを決めておけば、「どのデータが新しいのか分からない」という状態も避けやすくなります。

端末に残る連絡先を減らしやすい

連絡先をクラウド側で管理し、利用停止を管理者が行える仕組みであれば、退職者や紛失端末からのアクセスを止めやすくなります。
個人所有の端末へ業務上の連絡先を個別保存する運用と比べ、会社側で管理しやすい点が特徴です。

ただし、クラウド化するだけで情報漏えいを完全に防げるわけではありません。
端末ロック、アカウント管理、退職・紛失時の停止手順なども合わせて整える必要があります。

外出先やテレワークでも同じ電話帳を使える

インターネット経由で利用できるクラウド電話帳なら、オフィス外でも社内と同じ共有連絡先を参照できます。
営業担当者の外出時やテレワークでも、紙の一覧表や社内の固定電話機だけに頼らず連絡先を確認できます。

クラウドPBXと組み合わせる場合は、電話帳から会社番号で発信できるか、利用するネットワークで安定して動作するかも確認しましょう。

クラウド電話帳を利用できる端末

利用できる端末はサービスごとに異なります。スマートフォンやPCに対応していても、固定電話機では同じ共通電話帳を利用できないことがあるため、実際の電話運用に沿って確認してください。

スマートフォン

専用アプリに対応したサービスでは、スマートフォンから共通電話帳を検索し、登録先へ発信できます。
個人の連絡先と業務用の共通電話帳を分けて扱えるか、着信時に登録名が表示されるかも確認したいポイントです。

PC・ソフトフォン

PC電話やソフトフォンに対応していれば、PC上で連絡先を検索して発信できます。
顧客情報を確認しながら電話する業務では、検索から発信までをPCで進められると作業をまとめやすくなります。

固定電話機・SIP電話機

固定電話機やSIP電話機がクラウド電話帳に対応するかは、機種とサービスの組み合わせによって変わります。
スマートフォンとPCでは共通電話帳を利用できても、卓上電話機では電話機本体の電話帳を使う場合があります。

既存の電話機を継続利用したい場合は、機種名を伝えたうえで、検索・発信・着信時表示の対応範囲を提供事業者へ確認してください。

クラウド電話帳の選び方

クラウド電話帳は、登録件数だけでなく、誰がどの端末で利用し、誰が情報を管理するかまで整理して選びます。
必要な機能が標準提供か、有料オプションかも比較しましょう。

登録件数と利用者数

現在の連絡先件数だけでなく、今後の増加分を含めて登録上限を確認します。
部署別の電話帳や個人電話帳が別枠なのか、合計件数に含まれるのかも製品によって異なります。

利用者数については、電話帳だけの契約数ではなく、クラウドPBXやアプリのアカウント数と連動する場合があります。必要人数で利用したときの契約条件を確認してください。

利用者ごとの操作権限設定

電話帳を安全に運用するには、利用者が行える操作の範囲を確認します。
サービスによっては閲覧・登録・編集などの権限を分けられますが、全利用者が同じ範囲を利用する製品もあります。

部署別の閲覧制限や利用者単位の編集権限が必要なら、その設定に対応しているかを導入前に確かめましょう。
また、権限機能の有無にかかわらず、登録・更新を担当する管理者を決めておくと誤登録を防ぎやすくなります。

端末・クラウドPBXとの対応状況

自社が利用するスマートフォン、PC、固定電話機で必要な操作ができるかを確認します。
「対応端末」と書かれていても、閲覧だけなのか、検索・発信・着信時表示まで行えるのかで利便性は変わります。

すでにクラウドPBXを利用している場合は、電話帳サービスとの連携可否も必要です。
同じ事業者のサービスでも、契約プランやアプリによって使える機能が異なることがあります。

料金体系とサポート体制

料金は、初期費用、月額基本料、利用者数に応じたアカウント料、電話帳機能のオプション料などに分かれる場合があります。
必要な利用者数と機能を伝え、総額で比較してください。

導入時のデータ移行支援、端末設定、利用開始後の問い合わせ窓口も確認しましょう。
電話帳は継続的に更新するため、運用中に相談できる体制があるかも選定基準になります。

クラウド電話帳を導入するときの注意点

導入前には、既存データを移す準備と、導入後に情報を保つ運用を決めます。
機能だけでなく、登録内容の品質やアカウント停止の手順が使いやすさと安全性を左右します。

登録データと更新ルールを整える

移行前に、重複した連絡先、使われていない番号、会社名や担当者名の表記ゆれを整理します。
不要なデータをそのまま移行すると、検索しにくくなり、どの情報が正しいのか判断しづらくなります。

導入後は、誰が新規登録・変更・削除を行うか、取引先の担当変更をどのタイミングで反映するかを決めましょう。
共通電話帳と個人電話帳の使い分けも合わせて周知します。

紛失・退職時の停止手順を決める

スマートフォンの紛失や従業員の退職が発生したとき、誰がアカウントを停止するかを事前に決めておきます。
管理画面から利用を止められる場合でも、連絡経路や担当者が不明確では対応が遅れる可能性があります。

導入前の試用やデモが可能であれば、実際の端末で検索、発信、着信時表示、管理画面からの登録・停止まで確認すると、運用開始後の行き違いを減らせます。

OFFICE PHONEなら共通電話帳を標準で利用できる

OFFICE110サポートチームの集合写真

クラウドPBX「OFFICE PHONE」では、標準モデルのOFFICE PHONEとProで共通電話帳を標準利用できます。MINIは共通電話帳に対応していないため、利用規模や必要な機能に合うモデルの選定が必要です。

  • 共通電話帳は最大3,000件まで登録可能
  • スマートフォンとPC電話から利用可能
  • 登録済み番号からの着信時に会社名・担当者名を表示
  • 管理者がブラウザから一元管理
  • CSVによる一括登録・更新に対応
  • 共通電話帳と個人電話帳を分けて利用可能
  • 利用者数は契約アカウント数と同数

SIP電話機などの固定電話機では共通電話帳を利用せず、電話機本体に登録した連絡先を使います。また、利用者ごとに閲覧範囲や登録・編集権限を細かく分ける機能はなく、共通電話帳の登録・編集はブラウザの管理画面へログインできる管理者が行います。

退職者や紛失端末については、対象アカウントの利用を停止できます。共通電話帳機能そのものに追加料金はかかりませんが、OFFICE PHONEのサービス利用料や必要なアカウント等の費用は別途必要です。

OFFICE110では、現在の電話帳件数、利用人数、使用端末、既存の電話環境を確認したうえで、共通電話帳を含むクラウドPBXの構成をご案内します。自社の端末で利用できる範囲やデータ移行方法が分からない場合もご相談ください。

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クラウド電話帳に関するよくある質問

クラウド電話帳・共通電話帳・Web電話帳の違いは何ですか?

クラウド電話帳はクラウド上で管理する電話帳、共通電話帳は組織で共有する電話帳、Web電話帳はブラウザなどから利用する電話帳を指すのが一般的です。
ただし、名称や機能範囲はサービスごとに異なります。電話帳単体の製品もあれば、クラウドPBXの機能として提供されるものもあるため、対応端末、発信連携、着信時表示、管理方法まで確認してください。

クラウド電話帳はスマートフォン・PC・固定電話機で使えますか?

利用できる端末はサービスや契約プランによって異なります。
スマートフォンやPCから共通電話帳を検索・発信できても、固定電話機やSIP電話機では電話機本体の電話帳を使う場合があります。閲覧だけでなく、検索、発信、着信時の会社名・担当者名表示まで必要な端末で利用できるか確認しましょう。利用予定のOSや機種の対応条件も確認が必要です。

OFFICE PHONEの共通電話帳には追加料金がかかりますか?

OFFICE PHONEの共通電話帳機能そのものに追加料金はかかりません。
標準モデルのOFFICE PHONEとProで利用でき、MINIは共通電話帳に対応していません。なお、OFFICE PHONEのサービス利用料や必要なアカウント、端末、通話などに関する費用は別途必要です。詳しい構成と費用は利用人数や端末に応じて確認してください。

OFFICE PHONEの共通電話帳は何件まで登録でき、何人で利用できますか?

共通電話帳には最大3,000件まで登録でき、利用者数は契約アカウント数と同数です。
管理者はブラウザの管理画面から連絡先を登録・編集でき、CSVによる一括登録や更新にも対応しています。共通電話帳と個人電話帳を分けて利用することも可能です。導入前には現在の登録件数だけでなく、今後増える取引先や担当者の分も見込んで、上限に収まるか確認しましょう。

OFFICE PHONEでは利用者ごとに電話帳の閲覧・編集範囲を設定できますか?

OFFICE PHONEでは、利用者ごとに閲覧範囲や登録・編集権限を細かく分ける設定には対応していません。
共通電話帳の登録・編集は、ブラウザの管理画面へログインできる管理者が行います。部署別の閲覧制限や利用者単位の編集権限が必要な場合は、要件に合う別サービスも含めて検討してください。退職者や紛失端末のアカウント利用は停止できます。

まとめ|クラウド電話帳は対応端末と管理方法まで確認しよう

クラウド電話帳は、会社の連絡先をクラウド上で一元管理し、複数の利用者や端末で共有する仕組みです。共通電話帳やWeb電話帳と呼ばれるサービスもありますが、名称だけでは機能範囲を判断できません。

選定時は、登録件数、利用者数、利用者ごとの操作権限設定、スマートフォン・PC・固定電話機への対応、料金とサポート体制を確認しましょう。クラウドPBXと組み合わせる場合は、電話帳からの発信や着信時表示まで実際の端末で確かめることがポイントです。

OFFICE PHONEでは、標準モデルとProで最大3,000件の共通電話帳を利用できます。自社の電話環境でどの端末が対応するか分からない場合は、導入前に構成を確認しておくと安心です。

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