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光電話(ひかり電話)でも、G3モードに対応した複合機であればFAXを利用できます。アナログ回線から切り替える場合も、対応条件を満たしていれば、現在使用している複合機をそのまま利用できるケースもあります。
ただし、光電話へ切り替える際は、複合機の対応規格だけでなく、電話線の接続方法や通信設定、周辺機器との接続環境まで確認しておくことが重要です。接続や設定に問題があると、複合機自体は対応していてもFAXを正常に送受信できない場合があります。
この記事では、光電話で複合機のFAXを利用するための条件やメリットをはじめ、送受信できないときに確認したい主な原因と対処法まで分かりやすく解説します。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
結論からいうと、光電話(ひかり電話)でも複合機のFAXは利用できます。
そのため、新たに光電話を導入するオフィスや、アナログ回線などから光電話への切り替えを検討しているオフィスでも、条件を満たせばFAXを引き続き使用できます。
ここでは、光電話の基本的な仕組みと、複合機でFAXを使用するために確認したい通信規格について解説します。
「光電話」とは、光回線を利用した電話サービスの総称です。
従来のアナログ回線やISDN回線などで利用されるメタル回線とは異なり、光ファイバーを使って通信します。音声をデータとして光回線で伝送し、ひかり電話対応機器などを介して電話機やFAXを利用する仕組みです。
なお、「光電話」と「ひかり電話」は厳密には同じ意味ではありません。光電話は光回線を利用する電話サービス全般を指し、「ひかり電話」はNTT東日本・NTT西日本が提供する光IP電話サービスの名称です。
つまり、「ひかり電話」は数ある光電話サービスの一つと考えると分かりやすいでしょう。
光電話(ひかり電話)でFAXを利用する場合は、G3モードに対応したFAX機・複合機を使用することが基本です。
G3に対応したFAX機・複合機であれば、アナログ回線から光電話へ切り替えた場合でも、適切に接続・設定することで引き続きFAXを利用できます。
FAXで利用されてきた主な通信規格は、以下の3種類です。
G3は一般的な電話回線を利用してFAXを送受信する規格で、家庭用FAX機から業務用複合機まで幅広く採用されています。
スーパーG3はG3を高速化した規格ですが、NTT東日本のひかり電話ではFAXはG3モードでの利用が基本と案内されており、スーパーG3モードでは通信環境によって利用できない場合があります。
一方、G4はISDNのディジタル通信を利用する規格です。INSネットのディジタル通信モードは2024年1月から地域ごとに段階的に終了しており、G4FAXはひかり電話では利用できません。
そのため、光電話でFAXを使用する際は、複合機がG3モードに対応しているかを確認することが重要です。
光電話への切り替えと複合機の入れ替えを同時に検討している場合は、FAX規格や接続環境を含めてOFFICE110へご相談ください。
複合機のFAXを光電話で利用することで、通信コストを抑えやすいことや、現在の電話番号を継続利用できる場合があることなどのメリットがあります。
ただし、料金や電話番号の引き継ぎ条件は、契約している回線・サービスによって異なるため、切り替え前に確認しておくことが大切です。
ここでは、複合機を光電話で使用する3つのメリットについて分かりやすく解説します。
光電話で複合機のFAXを利用すると、固定電話への通信料金を抑えやすくなります。
たとえば、NTT東日本の事務用「加入電話」と「ひかり電話」を比較すると、基本料金や固定電話宛ての通信料金には以下の違いがあります。
従来の加入電話では距離や時間帯によって通話料金が変わる料金体系がありましたが、現在は固定電話への通話が全国一律9.35円/3分となっています。ひかり電話は全国一律8.8円/3分のため、固定電話宛てのFAX通信でもコストを抑えやすいのが特徴です。
ただし、ひかり電話の利用にはフレッツ光、または対象となる光アクセスサービスの契約が必要で、光回線の月額利用料や初期費用などが別途かかります。
そのため、電話サービスだけの月額料金を単純に比較するのではなく、光回線を含めた現在の通信環境全体でコストを比較することが大切です。
光電話へ切り替える場合でも、現在使用している電話番号をそのまま引き継げるケースがあります。
電話番号を継続利用できれば、取引先や顧客への番号変更の案内、名刺・Webサイト・各種書類の修正などを減らせるため、移行時の業務負担を抑えられます。
ただし、現在利用している番号や契約状況、移転の有無などによっては、同じ番号を利用できない場合があります。また、番号を継続利用する際には別途工事費が必要になるケースもあります。
現在のFAX番号を引き継ぎたい場合は、光電話へ切り替える前に番号の継続可否を確認しておきましょう。
光電話は光ファイバーを利用して通信するため、安定した音声通話を利用しやすいこともメリットの一つです。
対応機器同士の通話では、従来の固定電話より広い周波数帯を利用できるため、相手の声を聞き取りやすく、日常的な電話対応にも活用できます。
ただし、FAXの送受信は音声通話の品質だけで決まるものではありません。光電話でFAXを利用する場合は、複合機がG3モードに対応しているか、接続や通信設定に問題がないかを確認することが重要です。
光電話でFAXを利用できる環境でも、設定や配線、相手側の通信環境などによって送受信に失敗することがあります。
急にFAXが使えなくなった場合も、すぐに複合機の故障と判断せず、自社側と相手側の環境を順番に切り分けて確認することが大切です。
ここでは、光電話でFAXの送受信ができないときに考えられる4つの主な原因について解説します。
原因を順番に切り分けたい場合は、FAXが送れないときのチェックリストもあわせて確認してください。
自社側の複合機や回線に問題がなくても、相手側のFAX機・回線・通信設定によっては正常に送受信できない場合があります。
たとえば、相手側のFAX機が特定の通信規格や設定で動作している場合、自社側との通信条件が合わず、エラーになるケースがあります。
また、オフィスでPBXや内線設備を経由してFAXを利用している場合は、外線発信時の「0発信」などの設定が通信に影響することもあります。
そのため、特定の相手だけ送受信できない場合は、相手側のFAX環境や通信設定も確認すると原因を切り分けやすくなります。
これまでFAXを問題なく利用できていたのに突然送受信できなくなった場合は、ひかり電話対応ルーターやホームゲートウェイに不具合が発生している可能性があります。
まずは、機器本体のランプやエラー表示を確認してください。正常時とは異なる点灯・点滅が見られる場合は、取扱説明書や回線事業者の案内を確認し、表示内容に応じた対処を行います。
なお、一時的な不具合であれば、機器を再起動することで改善することもあります。
しかし、再起動してもFAXを利用できない場合は、回線事業者や機器のサポート窓口へ問い合わせ、ルーターや回線側に異常がないか確認してください。
相手側の通信環境やルーターに問題が見当たらない場合は、電話線の接続不良やケーブルの劣化、回線側の障害も確認します。
FAX用の電話線が抜けていたり、コネクタが奥まで差し込まれていなかったりすると、正常に通信できません。ケーブルが折れ曲がっている、端子が破損しているなどの異常がないかも確認してください。
配線や差し込み口の確認方法については、電話線の接続手順(コピー機の配線)で詳しく解説しています。
自社側の配線に問題がない場合は、回線事業者側で障害やメンテナンスが発生している可能性もあります。公式サイトの障害情報を確認し、必要に応じて回線事業者へ問い合わせましょう。
光電話でFAXの送受信が安定しない場合は、複合機の通信モードや通信速度が影響している可能性があります。
ひかり電話でFAXを利用する場合は、G3モードでの通信が基本です。業務用複合機の中にはスーパーG3に対応している機種もありますが、通信環境によっては正常に送受信できないことがあります。
その場合は、複合機の取扱説明書を確認し、G3モードへの切り替えや、通信速度を14.4kbpsなどに下げる設定が可能か確認してください。設定項目の名称や変更方法はメーカー・機種によって異なるため、取扱説明書を確認しながら進めましょう。
光電話でFAXを利用する場合は、複合機がG3モードに対応しているかを確認するだけでなく、電話回線の接続方法やPBXの設定、周辺機器との接続環境まで含めて確認する必要があります。
さらに、光回線への切り替えにあわせて複合機も入れ替える場合は、FAXが使えるかどうかだけで機種を選ぶことはできません。印刷枚数・利用人数・必要な機能・予算などもあわせて比較し、自社の業務に合う機種を選ぶことが大切です。
このように、回線環境と複合機の両方を確認しながら最適な構成を判断する必要があるため、自社だけで整理するのが難しい場合は、OFFICE110へまとめてご相談ください。
弊社では、現在の電話・FAX環境や印刷枚数、利用人数、必要な機能、ご予算などを丁寧にヒアリングしたうえで、回線環境も踏まえて業務に適した複合機や導入方法をご提案します。
さらに、OFFICE110では新品コピー機が最大80%OFF、中古コピー機も大特価で導入できるキャンペーンを実施しています。光電話への切り替えにあわせて、FAXを利用できる複合機をコストを抑えて導入したい場合は、OFFICE110までご相談ください。
ご相談・見積依頼
光電話(ひかり電話)でも、G3モードに対応した複合機であればFAXを利用できます。アナログ回線から切り替える場合も、対応規格や接続環境に問題がなければ、現在の複合機をそのまま使えるケースがあります。
切り替え前には、G3モードへの対応・電話線の接続・ひかり電話対応機器の状態・PBXなどの発信設定を確認しておくことが大切です。事前に利用環境を整理しておけば、切り替え後の通信トラブルも防ぎやすくなります。
もしFAXを送受信できない場合は、相手側の通信環境、ルーターやホームゲートウェイ、配線、FAXの通信モード・速度を順番に確認しましょう。原因を一つずつ切り分けることで、どこに問題があるのか判断しやすくなります。
また、光電話には固定電話への通信料金を抑えやすいことや、条件によって現在の電話番号を引き継げることなどのメリットがあります。ただし、光回線の利用料が別途必要で、番号を継続できるかどうかも契約状況によって異なるため、料金や移行条件まで含めて確認しておきましょう。
なお、光電話への切り替えとあわせてFAX対応複合機の導入・入れ替えを検討している場合は、OFFICE110へご相談ください。現在の回線環境やFAXの利用状況、印刷枚数、利用人数、ご予算などを確認したうえで、業務に合う複合機をご提案します。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
見積書・保守契約の説明各種資料の提出
納品日の日程調整
設置工事~完了