複合機で「A3→A4」に印刷サイズを変倍する方法！よくある失敗も紹介【お役立ち情報】 | OFFICE110

複合機で印刷サイズをA3からA4に変倍する方法！

倍率を指定して変倍する

複合機でA3サイズの原稿をA4サイズの用紙に印刷したい場合、複合機の設定で倍率を指定して印刷する方法があります。
設定方法は各メーカーによって異なりますが、大まかな設定方法は以下の通りです。

A3からA4に縮小して印刷する場合は倍率71%に設定するとサイズを調整できます。
※逆にA4からA3に拡大する場合は倍率141%です。

セットした用紙サイズに合わせて変倍する

複合機で印刷サイズをA3からA4に変えたい場合、セットした用紙サイズに合わせて変倍もできます。

複合機には、メーカーによって名称は異なりますが、用紙サイズに合わせて自動で縮小してくれる「用紙指定変倍」という機能があるので、この機能を使うことでサイズ変更も可能です。

用紙サイズに合わせる場合、A4サイズの用紙をセットして設定を変更するだけでできるので便利です。
数値を設定するのが面倒という方は、「用紙指定変倍機能」を利用してみてください。

複合機の印刷サイズをA3からA4に変倍する際に便利な機能！

「混載原稿機能」

「混載原稿機能」は異なるサイズの原稿を印刷する場合に、各々の原稿サイズを自動で判断して印刷できる機能です。
例えば、A4とA3の原稿が混在している場合、A4の原稿はA4サイズでA3の原稿はA3サイズで印刷できます。

特に大量の原稿を印刷する方で、サイズがバラバラの原稿を印刷する場合に便利な機能です。
わざわざ設定を毎回変更する手間がかからないので、印刷時間を削減できます。

「倍率自動選択機能」

「倍率自動選択機能」は、指定したサイズの倍率を自動で設定してくれる機能で、この機能と「混載原稿機能」を組み合わせることで原稿のサイズの種類が異なっていても用紙サイズに合わせて出力が可能です。

引用元：オフィスソリューション：シャープ

原稿サイズが複数混在している際に同じサイズで出力するのに便利な機能です。

例えば、A3からA4に変倍する場合、通常なら倍率を71%に設定して印刷する必要があります。
その点、「倍率自動選択機能」を使えば、A3からA4に自動で倍率を変更できるのです。

変倍を利用して印刷するなら、「混載原稿機能」と「倍率自動選択機能」は便利です。

複合機で印刷サイズを変倍する際によくあるトラブル！

変倍して印刷すると90度回転してしまう

複合機で変倍印刷する際によくあるトラブルとして、出力した印刷物が90度回転することがあります。

実は拡大・縮小する際に、原稿用紙の向きとコピー用紙の向きがあっていないと、意図せず90度回転することがあるのです。

原因としては設定した変倍率と用紙サイズがあっていないケースや、原稿とコピー用紙の向きがあっていないケースが考えられます。
90度回転する場合は、変倍率の設定とセットした用紙の向きを確認するようにしてください。

拡大した際に画質が悪くなってしまう

複合機で印刷サイズをA3からA4に縮小する場合は問題ありませんが、A4からA3など拡大する場合は画質の低下に注意が必要です。

電子データであれば、拡大しても画質を落とさずに印刷できますが、原稿を拡大するとなるとどうしても画質が下がってしまいます。

もし、できるだけ鮮明な写真や画像を印刷したいのであれば、データから印刷すると良いでしょう。

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まとめ

複合機でA3からA4に変倍して印刷したい場合、倍率設定を変更して印刷するか、用紙サイズに合わせて印刷することで可能となります。

また、複合機には「混載原稿機能」や「倍率自動選択機能」があるので、面倒な倍率設定が省略可能です。
もし、印刷サイズを変更した際にトラブルが起こったら、今回の記事を参考に冷静に対処してください。

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