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AirPrintを利用すれば、iPhone・iPad・Macから、対応するコピー機・複合機へ直接印刷できます。
ただし、利用するにはAirPrint対応の複合機を用意する、端末と複合機を同じネットワークに接続する、複合機側のAirPrint設定を確認するといった準備が必要です。設定内容はメーカーや機種によって異なるため、プリンターが表示されない場合は接続環境もあわせて確認する必要があります。
本記事では、AirPrintの基本的な仕組みから、利用前の準備、Canon・シャープ・リコー複合機の設定方法、iPhone・Macからの使い方まで分かりやすく解説します。
AirPrintの設定方法を確認したい方や、設定してもプリンターが見つからず困っている方は、必要な確認項目を順番に整理できます。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
AirPrintとは、Appleが提供する無線印刷に対応した機能です。特定のプリンタードライバーを必要とせず、iPhone・iPad・MacなどのApple製端末と対応する複合機をネットワークで接続することで、印刷などを行えます。
このように手軽に利用できるのは、Appleのゼロコンフィグレーション技術である「Bonjour(ボンジュール)」によって、同一ネットワーク上にある対応複合機を自動的に検出できるためです。
ここでは、AirPrintがどのような仕組みで複合機と接続されるのか、端末ごとにどのような機能を利用できるのかについて解説します。
iPhoneやiPadなどの端末と複合機を接続し、AirPrintで印刷する方法には、主に以下の2つがあります。
一般的に利用されることが多いのは、Wi-Fiルーターなどを経由するインフラストラクチャー接続です。
いずれの接続方式でも、複合機とApple端末が同じネットワーク内にあり、ルーターやセキュリティ機器でBonjour(mDNS)がブロックされていないことが重要です。
AirPrintでは、対応する複合機を利用することで、印刷・スキャン・FAXなどの機能を利用できます。
ただし、iOSとmacOSでは利用できる機能の範囲が異なるため、使用する端末に合わせて確認しておきましょう。
主な違いは、以下のとおりです。
表のとおり、iPhoneやiPadではAirPrintによる印刷が中心ですが、Macでは対応する複合機で印刷・スキャン・FAXを利用できます。
また、AirPrintから指定できる項目は、部数や片面・両面、用紙サイズなどの基本的な設定が中心です。中綴じ・ステープル・パンチなどの高度な後処理は機種によって対応状況が異なるため、必要な場合は事前に確認してください。
AirPrintを利用するには、対応する複合機・Apple製端末・ネットワーク環境を準備しておく必要があります。
設定方法だけを確認しても、使用している複合機が非対応だったり、端末と複合機が通信できない状態だったりするとAirPrintは利用できません。
ここでは、設定を始める前に確認しておきたい4つの項目を順番に分かりやすく解説します。
AirPrintを利用するには、AirPrintに対応した複合機が必要です。
使用している複合機が対応しているかどうかは、メーカーの製品ページや取扱説明書などで確認できます。不明な場合は、複合機を購入した販売店や保守会社へ確認するとよいでしょう。
また、これから新しく複合機を導入する場合も、機種を決める前にAirPrintへの対応状況を確認しておくことが大切です。
AirPrintを使用する場合は、対応するOSを搭載したApple製端末を準備します。
AirPrintはすべての端末やOSで同じ機能を利用できるわけではなく、OSや複合機によって対応範囲が異なるためです。
記事内で紹介している主な対応範囲は、以下のとおりです。
OSが古い場合は、AirPrintの利用前にアップデート状況を確認しておきましょう。なお、実際の対応OSや利用できる機能は複合機によって異なる場合があるため、メーカーの案内もあわせて確認してください。
AirPrintをインフラストラクチャー接続で使用する場合は、複合機とApple製端末を同じネットワークへ接続しておきます。
たとえば、iPhoneやiPadを社内のWi-Fiへ接続し、複合機も同じネットワーク上で通信できる状態にします。
複合機と端末が別のネットワークに接続されていると、AirPrint対応プリンターとして表示されない場合があります。接続方法は機種やネットワーク環境によって異なるため、それぞれのマニュアルを確認してください。
MacからAirPrintを使用する場合は、事前に使用する複合機をMacへ追加しておきます。
Macに対応したコピー機・複合機について確認したい場合は、対応機種の紹介ページも参考にしてください。
複合機を追加する基本的な流れは、以下のとおりです。
Macと複合機が同じネットワーク上にない場合、複合機を正しく検出できません。追加する前に、両方の機器が通信できる状態になっているか確認してください。
なお、コピー機・複合機をWi-Fiで利用する方法から確認したい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
AirPrintを利用するには、コピー機・複合機側でAirPrintを使用できる状態に設定しておく必要があります。
設定画面や項目名は、メーカー・機種・ファームウェアのバージョンによって異なります。ここでは、Canon・シャープ・リコーの代表的なAirPrint設定方法を分かりやすく紹介します。
CanonのiR-ADVシリーズでAirPrintを利用する場合は、管理者としてログインし、ネットワーク設定からAirPrintを有効にします。
基本的な流れは、以下のとおりです。
なお、設定画面へのログインには管理者権限が必要です。また、実際のメニュー構成や項目名は機種・バージョンによって異なるため、操作する際は取扱説明書やメーカーサイトの最新情報もあわせて確認してください。
シャープの対応複合機では、管理者としてログインし、システム設定からAirPrintを有効にします。
機種によっては、AirPrintを利用する際にファームウェアの確認が必要になる場合があります。古い状態で使用している場合は、メーカーや販売店の案内に従って更新状況を確認してください。
リコーの複合機では、パソコンから複合機の管理を行う「Web Image Monitor」を利用して設定します。
証明書の種類や設定項目は機種によって異なるため、不明な場合はシステム管理者やメーカーサポートへ確認すると安心です。
なお、現在使用している複合機で、「AirPrintが利用できない場合」や「設定に不安がある場合」は、対応機種への入れ替えも選択肢です。OFFICE110では、使用する端末やネットワーク環境、印刷枚数、必要な機能などを確認したうえで、業務に合う複合機をご提案します。
AirPrintの設定が完了すれば、iPhone・iPadやMacから、対応するコピー機・複合機を選択して直接印刷できます。
ただし、印刷画面の開き方や操作手順は端末によって異なるため、使用する端末に合わせて基本的な流れを確認しておくことが大切です。
ここでは、iPhoneとMacそれぞれのAirPrintの使い方を、実際の操作手順に沿って分かりやすく解説します。
iPhoneでは、印刷したい写真や書類などを開き、共有メニューからAirPrint対応のコピー機・複合機を選択して印刷します。
基本的な手順は、以下のとおりです。
アプリによってはAirPrintに対応しておらず、「プリント」が表示されない場合があります。詳しい対応状況は、使用しているアプリのユーザーガイドやヘルプを確認してください。
また、AirPrintでは中綴じ加工やホチキス留めなどの高度な後処理を指定できない場合があります。必要な設定がある場合は、複合機メーカーの専用アプリやプリンタードライバーの利用も確認しましょう。
AirPrint以外の方法も含めてスマホからコピー機へ印刷する方法を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
Macでは、AirPrintを利用して印刷できるだけでなく、対応する複合機であればスキャンやFAX送信も行えます。
ここでは、MacでAirPrintを使って印刷・スキャン・FAX送信を行う基本的な手順を、それぞれ順番に解説します。
Macから印刷する場合は、印刷したいファイルを開き、「プリント」画面から使用する複合機を選択します。
Macからスキャンする場合は、複合機へ原稿をセットしたうえで、「プリンタとスキャナ」から使用する複合機を選択します。
MacからFAXを送信する場合は、送信したいファイルを開き、印刷画面からFAX送信用の複合機を選択します。
FAX送信の対応状況や画面表示は複合機によって異なるため、利用前に対象機種の機能や設定状況を確認しておきましょう。
AirPrint対応の複合機を選ぶ際は、AirPrintへの対応状況だけでなく、印刷速度や操作性、ネットワーク環境、利用条件などもあわせて確認することが大切です。
ここでは、OFFICE110で取り扱うAirPrint対応複合機の中から、比較的新しく、オフィスで導入しやすいおすすめの3機種を紹介します。
価格や在庫状況、AirPrintを利用するための条件は機種によって異なります。以下の仕様や価格を参考にしながら、導入時には最新の在庫や構成をご確認ください。
詳細はこちら >
Canonの「imageFORCE C5140F」は、AirPrintに対応したA3カラー複合機です。カラー・モノクロともに毎分40枚の出力に対応しており、iPhone・iPad・Macを活用するオフィスでも印刷環境を整えやすくなっています。
操作面では、見やすく分かりやすい新しいUIを採用しているほか、LEDヘッド方式「D² Exposure」により、なめらかな階調表現と高精細な文字再現にも対応しています。日常的な文書印刷だけでなく、提案書や案内資料など、仕上がりを重視したい印刷にも活用しやすいモデルです。
そのため、AirPrintを活用したモバイル印刷に加えて、印刷速度・操作性・画質まで重視したいオフィスにおすすめの複合機です。
SHARPの「BP-61C26」は、AirPrintに対応したA3カラー複合機です。カラー・モノクロともに毎分26枚の出力に対応し、コピー・プリント・スキャン・FAXなど、オフィスで必要となる基本機能を備えています。
また、無線LANを標準搭載しているため、モバイル端末との連携がしやすく、AirPrintを利用した印刷にもスムーズに対応できます。クラウドサービスとの連携や両面原稿の読み取りにも対応しており、印刷だけでなく、紙文書の電子化や共有まで効率化しやすい点も特徴です。
そのため、AirPrintを活用しながら、印刷・スキャン・データ共有まで日常業務を一台で効率よく進めたいオフィスにおすすめの複合機です。
RICOHの「RICOH IM C3010SD」は、AirPrintに対応したA3カラー複合機です。カラー・モノクロともに毎分30枚の出力に対応し、iPhone・iPadから複合機へ直接印刷できます。
また、MacではAirPrintを利用した印刷に加えて、スキャンやFAX送信にも対応しています。さらに、ストレートパスADFを標準搭載しており、一般的な書類だけでなく、複写伝票やカード類など、形状の異なる原稿も読み取りやすい点が特徴です。
そのため、AirPrintによるモバイル印刷に加えて、さまざまな紙文書のスキャンや電子化も効率よく進めたいオフィスにおすすめの複合機です。
AirPrintを快適に利用するには、AirPrintに対応したコピー機・複合機を選び、Apple製端末と同じネットワークに接続したうえで、必要な設定を行うことが大切です。
ただし、AirPrintの対応状況や設定方法、利用できる機能はメーカーや機種によって異なり、社内のネットワーク環境によっても確認すべきポイントが変わります。そのため、自社に合う機種を選び、スムーズに利用できる環境を整えるには、事前に利用条件まで確認しておくことが大切です。
AirPrint対応のコピー機・複合機を導入したいものの、機種選定や設定方法に迷っている場合は、OFFICE110にご相談ください。
弊社では、印刷枚数や利用人数、使用する端末、ネットワーク環境、必要な機能、セキュリティ要件などを丁寧にヒアリングし、AirPrintの利用環境も踏まえて、業務に適した複合機(コピー機)をご提案します。
さらに、OFFICE110では新品コピー機が最大80%OFF、中古コピー機が大特価になるなど、導入コストを抑えやすいキャンペーンも実施しています。そのため、AirPrintへの対応状況や設定環境まで含めて、自社に合うコピー機・複合機を選びたい場合は、OFFICE110までお気軽にお問い合わせください。
ご相談・見積依頼
AirPrintを利用する際は、対応するコピー機・複合機とApple製端末を用意し、必要な設定とネットワーク環境を整えることが大切です。
基本的な流れは、AirPrint対応機種か確認する、端末と複合機を同じネットワークに接続する、複合機側のAirPrint設定を確認する、iPhone・iPad・Macからプリンターを選択して印刷するという手順です。設定画面や項目名はメーカー・機種によって異なるため、使用している複合機に合わせて確認しましょう。
また、設定してもプリンターが見つからない場合は、端末と複合機の接続先だけでなく、AirPrintが有効になっているか、ネットワーク側で端末間の通信が制限されていないかなども確認する必要があります。
AirPrintを利用できる環境を整えておけば、iPhoneやiPadで受け取った資料などをパソコンへ移さずに印刷できるため、日常業務での印刷をスムーズに進めやすくなります。
なお、現在のコピー機がAirPrintに対応しているか分からない場合や、ネットワーク設定・機種選定に不安がある場合は、OFFICE110までお気軽にご相談ください。AirPrint対応機種の選定から、設置後の設定まで、自社の利用環境に合わせてご提案します。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
見積書・保守契約の説明各種資料の提出
納品日の日程調整
設置工事~完了