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複合機メーカーのシェアを見ると、キヤノンやリコーをはじめ、国内メーカーがオフィス向け複合機市場で高いシェアを持っています。
ただし、シェアは調査時期・対象地域・製品区分によって数値や順位が変わります。「複合機全体」と「A3複合機」など、条件が異なるデータをそのまま比較することはできません。
また、実際の機種選びでは、シェアだけでなく、価格・操作性・印刷品質・必要な機能などを自社の使い方に合わせて確認することが大切です。
この記事では、2026年時点で確認できる複合機メーカーの最新公開シェアと市場動向、主要7メーカーの特徴について解説します。
複合機メーカーを比較するときの考え方を短時間で確認したい方は、シェア・保守・総コストのポイントをまとめたこちらの動画もあわせてご覧ください。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
複合機のシェアを見る際は、数値だけでなく、調査した地域・時期・製品区分まで確認することが重要です。
同じメーカーでも、「複合機全体」「A3複合機」「A3カラー複合機」など対象が変われば、シェア率や順位も変わります。
ここでは、2026年時点で確認できる比較的新しい公開情報と、主要7メーカーを横並びで確認できる既存データを分けて紹介します。
メーカー各社や調査会社が公開している情報から、比較的新しい複合機のシェアを整理すると次のとおりです。
上記は調査時期・対象地域・製品区分が異なるため、4社の数値をそのまま比較したランキングではありません。最新情報を見る際は、シェア率とあわせて調査条件も確認してください。
主要メーカーを同じ条件で横並びにした公開情報として、会社四季報オンラインで紹介されているデータがあります。
現在の各市場における最新順位を示すものではありませんが、主要メーカーの市場での位置づきを把握する参考になります。
※出典:会社四季報オンライン「世界シェア」
シェアはメーカーの普及度や市場での実績を知る参考になりますが、シェア順位だけで自社に合うメーカーを決めることはできません。価格や操作性、必要な機能まで確認することが重要です。
気になるメーカーを確認したら、月間印刷枚数や必要な用紙サイズ、利用する機能まで含めて機種を比較しましょう。
シェア上位には、キヤノン・リコー・コニカミノルタをはじめ、国内でも広く利用されている複合機メーカーが並んでいます。
各メーカーには、印刷品質や操作性、コスト、文書のデジタル化など、それぞれ異なる特徴があります。
ここでは、前章の公開シェアデータに登場した主要7メーカーの特徴と、比較候補となる複合機3機種を紹介します。
詳しくはこちら
キヤノンは、印刷品質・操作性・業務機能をバランスよく重視したい企業に向いている複合機メーカーです。社内文書から写真や図表を含むカラー資料まで、幅広い用途に対応できる機種を展開しています。
大型タッチパネルを採用したモデルも多く、スマートフォンに近い感覚で操作しやすい点が特徴です。部署や利用者が多く、さまざまな社員が1台を共有する環境でも扱いやすいでしょう。
高速スキャンやモバイル・クラウド連携、認証機能などに対応するモデルもあり、コピー・プリントだけでなく文書の電子化や共有にも活用できます。
画質だけでなく、操作性・スキャン・セキュリティまで含めて総合的に選びたい企業は、キヤノンを比較候補に入れやすいでしょう。
キヤノンの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。印刷量や業務内容に合わせて選びましょう。
操作性とセキュリティのバランスを重視するなら「iR-ADV C3926F」から比較すると選びやすいでしょう。印刷量が少なめでスキャンも利用する場合は「iR C3222F」、印刷やスキャンの処理量が多い場合は「iR-ADV C3930F」が候補です。
リコーは、印刷だけでなく、スキャンやFAXを含めた文書業務を効率化したい企業に向いているメーカーです。利用人数や印刷量に合わせて選びやすい幅広い機種を展開しています。
大型タッチパネルを採用したモデルでは、スマートフォンやタブレットに近い感覚で操作できます。複合機に慣れていない社員が利用する環境でも扱いやすい点が特徴です。
クラウドサービスとの連携やペーパーレスFAXなどを利用できるモデルもあり、紙文書を電子化して共有する運用にも活用できます。
コピー・プリントに加えて、スキャン・FAX・クラウドを使った文書業務の効率化を進めたい企業は、リコーを比較候補に入れやすいでしょう。
リコーの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
印刷量を抑えながらセキュリティも重視するなら「RICOH IM C2010」、FAX業務のペーパーレス化を進めたい場合は「RICOH IM C2510」が候補です。印刷・スキャン枚数が多い場合は「RICOH IM C3010」も比較するとよいでしょう。
コニカミノルタは、カラー資料の仕上がりや操作性を重視したい企業に向いている複合機メーカーです。営業資料や提案書、販促物など、カラー文書を扱う機会が多いオフィスでも比較しやすいでしょう。
大型タッチパネルを採用した機種が多く、スマートフォンに近い感覚で操作できるモデルもあります。外観もすっきりしており、オフィス空間になじみやすい設計が特徴です。
モバイル・クラウドとの連携やユーザー認証、データ暗号化などに対応するモデルもあり、操作性だけでなく情報管理を重視する環境でも利用できます。
カラー資料を扱う機会が多く、画質・操作性・セキュリティをバランスよく確認したい企業に適しています。
コニカミノルタの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
モバイル連携を重視するなら「bizhub C250 iS」、操作性と30枚/分の速度を両立したい場合は「bizhub C300 iS」が候補です。印刷量が多く、無線LANも活用したい場合は「bizhub C360 iS」も比較しましょう。
京セラは、耐久性や長期的な運用を意識して複合機を選びたい企業に向いているメーカーです。長寿命設計を特徴とするモデルが多く、継続的に大量の文書を扱う環境でも比較候補になります。
低速機から高速機まで印刷速度の選択肢があり、月間印刷枚数に合わせて機種を選びやすい点も特徴です。
モバイル端末との連携やスキャン機能などに対応するモデルもあり、紙の出力だけでなく文書のデータ化にも利用できます。
耐久性を重視しつつ、印刷枚数に合った速度帯から機種を選びたい企業は京セラを確認してみましょう。
京セラの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
標準的な印刷量でモバイル・クラウド連携を活用するなら「TASKalfa 2554ci」、スキャン業務を重視する場合は「TASKalfa 3554ci」が候補です。印刷速度とセキュリティを重視する場合は「TASKalfa 4054ci」まで比較しましょう。
富士フイルムは、カラー資料の仕上がりと、スキャンを活用した文書のデジタル化を重視したい企業に向いているメーカーです。提案書や販促物など、カラー文書を日常的に扱うオフィスでも比較しやすいでしょう。
コンパクトなモデルから大型タッチパネルを備えたモデルまでラインナップがあり、設置スペースや利用人数に合わせて選べます。
クラウド連携やスキャン、モバイル端末との連携、セキュリティ機能などに対応するモデルもあり、紙文書を電子化して活用したい企業にも適しています。
カラー資料の品質と、スキャン・クラウドを使った文書業務の効率化を両立したい場合は、富士フイルムを比較してみてください。
富士フイルムの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
設置スペースと機能のバランスを重視するなら「Apeos C2561」が比較しやすいでしょう。大型画面の操作性を優先するなら「Apeos C2571」、印刷量が少なめでクラウド連携も活用したい場合は「Apeos C2360」が候補です。
シャープは、コストを抑えながら、日常的に使いやすい複合機を選びたい企業に向いているメーカーです。新品だけでなく中古でも比較できる機種が多く、予算に合わせて選択肢を広げやすい特徴があります。
大型タッチパネルやユーザーごとの操作設定、人感センサーなど、日々の操作をスムーズにする機能を備えたモデルもあります。
スキャンやクラウド・モバイル連携に対応する機種もあり、コピー・プリントだけでなく、紙資料の電子化や社内外でのデータ共有にも活用できます。
導入コストと使いやすさの両方を重視する場合は、シャープの複合機を優先的に比較してみるとよいでしょう。
シャープの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
操作性とスキャン業務の効率化を重視するなら「MX-2631」から比較すると選びやすいでしょう。クラウド連携を重視する場合は「BP-40C26」、OCRを使った文書処理まで行いたい場合は「MX-2661」も候補です。
東芝テックは、コピー・プリントだけでなく、FAX・スキャンや幅広い用紙への対応を重視したい企業に向いているメーカーです。一般オフィスだけでなく、店舗などさまざまな業務環境で利用できます。
大型タッチパネルを搭載したモデルでは、コピーやスキャンなどの日常操作を直感的に行えます。スマートフォンやタブレットと連携できる機種もあります。
クラウド連携やデータ暗号化、FAXの誤送信を抑える機能などに対応するモデルもあり、業務効率と情報管理の両面から比較できます。
FAX・スキャン・クラウド・セキュリティなど、複数の業務機能を1台で活用したい企業は東芝テックも比較候補になります。
東芝テックの複合機で比較したい3機種は、次のとおりです。
印刷量が少なめで操作性を重視するなら「e-STUDIO 2020AC」、一般的なオフィス用途では「e-STUDIO 2525AC」が候補です。印刷量が多く、クラウドやモバイル連携も活用したい場合は「e-STUDIO 3525AC」を比較しましょう。
なお、メーカーや機種が多く、自社だけで比較するのが難しい場合はOFFICE110へお気軽にご相談ください。印刷枚数や利用人数、必要な機能、予算などを伺ったうえで、複数メーカーの中から条件に合う複合機をご提案します。
複合機のシェアはメーカーを比較する一つの材料ですが、順位だけで導入機種を決めることはできません。
実際には、必要な機能や印刷量、保守条件、導入後の費用などを自社の利用状況と照らし合わせる必要があります。
ここでは、シェア情報を参考にしながら、自社に合う複合機メーカーを絞るための5つのポイントについて解説します。
市場シェアは、そのメーカーがどの程度市場で利用されているかを見るための参考情報です。
一方、シェアが高いことと、自社に必要な機能・価格・保守条件が合うことは別の問題です。利用人数や印刷量によっては、他メーカーの機種が適している場合もあります。
シェアは候補を知る入口として利用し、最終的には具体的な機種や契約条件まで確認しましょう。
メーカーを比較する前に、自社で複合機をどのように使うのかを整理しましょう。
必要な機能を先に決めておけば、メーカーの知名度だけで選んで不要な機能に費用をかけるリスクを抑えられます。
メーカーごとのメリット・デメリットや選び分けをさらに詳しく確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
業務用複合機は、故障するとコピーだけでなく、印刷・スキャン・FAXなど複数の業務に影響する場合があります。
メーカーや販売店を確認するときは、自社所在地が保守対象エリアか、故障時にどのような流れで訪問対応を受けられるかまで確認しておきましょう。
また、同じカウンター保守でも契約内容によって対象となる部品や作業範囲が異なる場合があります。料金だけで判断しないことが重要です。
複合機にかかる費用は、本体価格だけではありません。リース料金や保守料金、印刷枚数に応じた費用なども含めて考える必要があります。
新品・中古・リースでは初期費用や契約条件も異なるため、使用期間全体でどの程度の費用になるかを比較しましょう。
複合機の本体代と毎月の費用を詳しく確認したい方は、複合機のランニングコストも参考にしてください。
仕様表だけでは判断しにくい操作感や使い勝手は、導入事例や実際の利用者の評価も参考になります。
ただし、口コミやSNSの評価は利用環境や契約先によって変わるため、個別の意見だけでメーカーを判断するのは避けましょう。
販売店へ相談するときは、自社と近い業種・規模での導入事例や、希望する機能を利用している企業の事例があるか確認すると判断しやすくなります。
シェアやメーカーごとの特徴を確認すると、導入候補となる複合機はある程度絞り込めます。
一方、実際に適した機種は、月間印刷枚数・カラー比率・必要な用紙サイズ・FAXやスキャンの利用状況・予算によって変わります。
同じメーカーでも機種ごとに印刷速度や搭載機能が異なるため、複数の候補を同じ条件で比較することが大切です。
OFFICE110では、現在の利用状況や予算を確認したうえで、新品・中古を含む複数メーカーから条件に合う機種をご提案します。販売だけでなく、搬入・設置・設定・保守までまとめてご相談いただけます。
さらに、OFFICE110では対象の新品コピー機が最大80%OFF、中古の複合機が大特価になるキャンペーンを実施しています。シェアやメーカー名だけで決めず、価格・必要機能・印刷量まで比較して自社に合う複合機を選びたい場合は、OFFICE110までご相談ください。
ご相談・見積依頼
複合機メーカーのシェアは、調査した時期・地域・製品区分によって数値や順位が変わります。数字を見る際は、どの市場を対象としたデータなのかも確認しましょう。
2026年時点では、キヤノン・リコー・シャープ・富士フイルムなどについて比較的新しいシェア情報が個別に公開されています。また、主要7メーカーを横並びで確認できる既存データから、市場での位置づきを把握することもできます。
ただし、シェア順位だけで複合機を決めず、価格・操作性・印刷品質・必要な機能・保守まで含めて判断することが重要です。
コストと使いやすさを重視するならシャープ、印刷品質と操作性を重視するならキヤノン、カラー資料や文書のデジタル化を重視するなら富士フイルムなど、自社の条件から候補を絞ると比較しやすくなります。
なお、複数メーカーを比較しても判断しにくい場合は、月間印刷枚数や利用人数、必要な機能、予算を整理したうえで、OFFICE110へご相談ください。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
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