コピー機の原稿用紙をセットする向きを解説！どっち向きに置く？【お役立ち情報】 | OFFICE110

印刷作業では「コピーしたときの向きが思うようにならない…」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

実は、コピー機を使う際は、原稿・用紙をセットする正しい向きがあります。

原稿を正しくセットしないと、白紙が出てきたり、コピーが90度回転してしまい、思うような結果にならないことがあります。

本記事では、コピー機を使う上で知っておくべき、原稿や用紙の正しい向き、さらには両面印刷する際の設定方法について詳しく解説します。

また、印刷ミスを防止する便利な機能を備えたコピー機も紹介していますので、コピー作業の質を上げたい方はぜひ参考にしてみてください。

コピー機の原稿・用紙の正しい向きと置き方

コピー機を使用する際、原稿・コピー用紙を正しい向きに置かなければ、印刷ミスが起きてしまいます。

本章では、コピー機の原稿・用紙の正しい向きと置き方についてご紹介します。

原稿の正しい向き・置き方を把握し、用紙・インクの無駄を削減しましょう。

原稿をセットするときの向き

原稿をセットする方法は、大きく分けて以下の2種類です。

次章から、それぞれのセット方法について解説します。

自動原稿送り装置（ADF）に原稿をセットする場合

自動原稿送り装置に原稿をセットする場合は、印刷・FAXしたい面を「上向き」にしてセットしましょう。

間違って下向きにセットすると、印刷・FAXできないため注意が必要です。

なお、自動原稿送り装置（ADF）とは、原稿をセットすると自動的に原稿を読み取ってくれる装置のことです。

複数枚の原稿でもまとめて読み取ってくれるため、印刷にかかる時間を短縮できます。

原稿ガラスに原稿をセットする場合

原稿ガラスに原稿をセットする場合は、印刷・FAXしたい面を「下向き」にしてセットしましょう。

こちらも誤って上向きにしてしまうと、印刷・FAXが正しくできませんので注意してください。

なお、原稿ガラスとは、自動原稿送り装置もしくはカバーの下にある大きなガラス面のことを指します。

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コピー用紙をセットするときの向き

コピー機に用紙をセットする方法は、大きく分けて以下の2種類です。

メーカーや機種によって異なる場合もありますが、ここでは一般的なセット方法を解説します。

給紙カセットに用紙をセットする場合

給紙カセットにコピー用紙をセットするときの向きは、印刷面を「上向き」にすることが一般的です。

両面とも白紙であれば特に問題ありませんが、ロゴなどがプリントされている用紙を給紙カセットにセットする場合は、一度確認してから行いましょう。

給紙カセットとは、コピー機下部にある、印刷するための用紙をセットする引き出しのことです。

「給紙トレイ」とも呼ばれることもあります。

一度に大量の用紙を補給できるため、効率よく印刷業務を進められる点がメリットです。

手差しトレイに用紙をセットする場合

手差しトレイにコピー用紙をセットするときの向きは、印刷面を「下向き」にセットすることが一般的です。

機種によっては上向きのケースもあるため、マニュアルや取扱説明書を確認することをおすすめします。

なお、手差しトレイとは、給紙カセットのようにプリンター内部からではなく、外から用紙を給紙するためのトレイのことを指します。

両面印刷時の用紙の向きの設定方法

両面印刷をする際は、原稿・コピー用紙の向きだけでなく「綴じ方」にも気を付ける必要があります。

本章では、両面印刷時の用紙の向きの設定方法についてご紹介します。

両面印刷の設定方法を学び、印刷ミスによる無駄の削減につなげましょう。

コピー機の両面印刷の用紙の正しい向き

両面印刷の綴じ方には、「長辺綴じ」と「短辺綴じ」の2種類があります。

基本的に、用紙の長い方で綴じるのが長辺綴じで、短い辺で綴じるのが短辺綴じです。

両面印刷をする際は、用紙を縦向きに印刷するのか、横向きに印刷するのかでセット方法が変わります。

複合機側の出力設定を変更することで、用紙を横向きにセットして縦向きに印刷するなどの対応も可能です。

どちらの方法でも同じ結果が得られるため、印刷しやすい方を選びましょう。

コピー機の両面印刷の手順

WordやExcel・PowerPointなどで作成したファイルを両面印刷する一般的な方法は、以下のとおりです。

一つひとつ確実に確認しながら進めることで、印刷ミスによる用紙やインクの無駄を削減できるでしょう。

コピー機の機能を活用した向きのミスの防止方法

原稿や用紙のセットの向きを意識することはもちろん重要ですが、コピー機の便利機能を活用することでミスを軽減できます。

本章では、コピー機の機能を活用した向きのミスの防止方法を3つご紹介します。

印刷ミスを防ぎ、　用紙やインク代などのコスト削減を目指しましょう。

出力設定で向きを調整する

出力設定で印刷したい向きに合わせることで、ミスを防止することが可能です。ただし、設定方法は機種によって異なります。

そこでここでは、SHARPの「MX-2650FN」を例に、出力設定の方法をご紹介します。

自動画像回転機能を利用する

自動画像回転機能とは、セットした原稿を自動で検知し、用紙の向きに合わせて印刷してくれる機能のことです。

メーカーによって呼び方が異なり「回転コピー機能」と呼ばれることもあります。

自動で用紙に合わせてくれるため、原稿の向きを確認しなくてもいいことがメリットです。

プレビュー・試しコピー機能を活用する

プレビュー機能とは、印刷前にタッチパネル上で印刷結果を確認できる機能のことです。

印刷する前に正しい向きになっているかを確認できるため、印刷ミスを軽減できます。

また、大量に印刷する際は、試しコピー機能を活用する方法もあります。

試しコピーとは、複数のページを印刷する際、試しに1部だけ印刷し、仕上がりを確認できる機能のことです。

これらの機能を活用することで、大量の資料を印刷してから間違いを発見し、時間や用紙を無駄にすることを防いでくれます。

印刷向きの調整機能つきのコピー機・複合機おすすめ3選！

最後に、印刷向きの調整機能つきのコピー機・複合機おすすめを3つご紹介します。

便利機能が搭載されたコピー機を選び、業務効率改善・コスト削減につなげましょう。

MX-2630FN（SHARP）

詳しくはこちら：MX-2630FN（シャープ）

メーカー価格	120万円（税抜）
印刷速度	カラー・モノクロ：26枚／分（A4）
最大用紙サイズ	A3
印刷向きの調整機能	出力設定 回転コピー プレビュー機能

SHARPの「MX-2630FN」は、スマートフォンのような直感的で優れた操作性が特徴のコピー機です。

シンプルな操作性のため、機械に操作に慣れない方でも迷うことなく操作ができるでしょう。

また、今回ご紹介した印刷向きの調整機能がすべて搭載されている点も大きな魅力です。

特に「回転コピー」機能は自動で原稿の向きを検知してくれるため、セットする向きの間違いによる印刷ミスの防止に役立ちます。

誰でも直感的に操作でき、印刷ミスの防止にも強いコピー機なので、多くの従業員がいるオフィスにおすすめです。

MApeos C2360（FUJIFILM）

詳しくはこちら：Apeos C2360（富士フイルム）

メーカー価格	147万1,000円（税抜）
印刷速度	カラー・モノクロ：23枚／分（A4）
最大用紙サイズ	A3
印刷向きの調整機能	出力設定 自動画像回転機能 プレビュー機能

富士フイルムの「Apeos C2360」は、省エネと高画質を両立した複合機です。

1,200dpi×2,400dpiの高解像度で印刷できるため、写真やイラストも鮮明に表現できる点がメリットです。

また、省エネ性能を示すTEC値は、数ある複合機の中でもトップクラスの0.25kWhを実現し、電気代の削減にも貢献します。

印刷ミスを防止する機能も豊富に搭載したApeos C2360は、印刷品質を重要視する企業や消費電力を削減したい企業におすすめです。

iR 3222F（Canon）

詳しくはこちら：iR C3222F（キヤノン）

メーカー価格	オープン価格
印刷速度	カラー・モノクロ：22枚／分（A4）
最大用紙サイズ	A3
印刷向きの調整機能	オートタテヨコ回転 試しコピー

Canonの「iR 3222F」は、安心のオンラインサポートが受けられる点が魅力の複合機です。

インターネットを通じてトナー残量・トラブルの状況などを遠隔監視し、トナーが少なくなると自動で配送を行ってくれます。

また、故障などのトラブルが起こった際にはコールセンター側から連絡をしてくれるため、コピー機の管理業務の手間が大きく省けるでしょう。

さらに、大量の資料を印刷する際に便利な「試しコピー」機能を搭載しているのも特徴です。

コピー機の管理の手間を削減したい方や、複数枚の資料を大量に印刷する機会が多い方には、CanonのiR 3222Fをおすすめします。

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「自社の状況だとどの複合機がよいかわからない…」
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OFFICE110では、主要メーカーの複合機を新品・中古ともに取りそろえているため、多くの選択肢の中からお選びいただけます。

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さらに、複合機を販売するだけでなく、保守契約・設置工事・アフターフォローまでトータルサポート。

まとめ

コピー機に原稿・用紙をセットする際は、使用するコピー機に合った正しい向きでセットしなければなりません。

そのため、自社のコピー機のマニュアルなどを確認することをおすすめします。

従業員全員が正しい向きを理解することで、用紙・インク・カウンター料金などの無駄を削減できるでしょう。

また、印刷ミスを防ぐためにコピー機の便利機能を活用することもおすすめです。