納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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複合機(コピー機)のセキュリティ対策はどうしていますか?
複合機はパソコンやサーバーなどに比べて不正アクセスの被害に遭いやすい機器です。
というのも、そもそも複合機(コピー機)にセキュリティ対策を施していないところが多いため。
実際、複合機から侵入され、ネットワーク全体が乗っ取られたというケースもあります。
では、複合機(コピー機)のセキュリティ対策として何をすればいいのでしょうか?
もし複合機のセキュリティ対策を考えるのなら”遠隔操作(遠隔監視)”を。
遠隔操作(遠隔監視)であれば常に管理でき、万が一にも素早く適切な対処ができます。
そこで、今回は複合機を遠隔操作(遠隔監視)するべき理由についてご紹介します。
各メーカーが提供している遠隔操作(遠隔監視)サービスについてまとめていますので、参考にしてください。
冒頭で複合機(コピー機)は不正アクセスの被害に遭いやすいと紹介しました。
では、なぜ複合機は被害に遭いやすく、どんな対策が必要なのでしょうか?
2018年現在、ネット環境の急速な発展に伴いサイバー攻撃の手口が多様化しています。
上記はサイバー攻撃の手口ですが、そのうちの80%ほどは”不正アクセス”。
そして不正アクセスに遭うと以下のような被害につながる危険性があります。
ビジネスの世界においてデータ(情報)が漏洩するのは絶対に避けるべき事態です。
万が一にも顧客情報が漏洩すれば信用を失い、廃業に追い込まれることも珍しくありません。
先述したようなサイバー攻撃に対して、なんらかの対策を取っているところがほとんどなはずです。
しかし、現実にはパソコンやサーバーなど重要視される一部の設備に対してのみ。
複合機(コピー機)を始め、ビジネスフォンなどその他の情報機器には施されていません。
IoT(物とインターネットの連携)の時代においてあらゆるものがネットワークに接続されています。
事実、最新の自動車に搭載されている車載情報システムが不正アクセスの被害に遭った事例も。
自動車を第三者が遠隔操作(遠隔監視)し、意図しないハンドル操作をさせることもできる訳です。
複合機(コピー機)もネットワークに接続されている限り、常に不正アクセスのリスクがあるのです。
複合機(コピー機)はパソコンやサーバーと比較して不正アクセスに狙われやすいと言えます。
複合機(コピー機)が特に狙われやすい理由としては3つ。
印刷やコピーなど、複合機(コピー機)には様々な情報が蓄積されています。
にも関わらず、パソコンやサーバーに比べてセキュリティ対策が不十分なことが多いのです。
セキュリティ対策は外部に対して行うもので、内部からのサイバー攻撃には脆弱です。
例えば、セキュリティの弱い複合機(コピー機)から侵入し、ネットワーク全体を乗っ取るなど。
”アウトバウンド攻撃”と呼ばれるものですが、ある程度の知識があれば意外と簡単にできます。
つまり、「複合機(コピー機)くらい…」と思っていると、サーバーまで被害に遭うということです。
複合機(コピー機)のセキュリティ対策は、オフィス全体を守ることにもつながります。
では、複合機(コピー機)でまず考えたいセキュリティ対策についてご紹介しましょう。
複合機(コピー機)に限らず、ネットワークにはまず”通信の暗号化”です。
SSLやIPsecなど、暗号化通信を使用することで盗聴されても解読はまずされません。
特にWiFiやBluetoothのような、ワイヤレスは盗聴されやすいので暗号化は必須です。
複合機(コピー機)にアクセスできる”パソコンの制限”をすることも効果的です。
”ICカード認証”による利用者の識別、または”IPアドレス”でアクセス許可を登録するなど。
登録しているパソコンのみに制限することで、それ以外の不審なアクセスから守れます。
複合機(コピー機)の暗号化通信、アクセス許可などに関わる”管理者の設定”も。
管理者はすべての設定に関われるだけに、セキュリティ対策としてはもっとも重要です。
セキュリティに一定の知識があり、かつ適切に管理・運用のできる人材が求められます。
通信の暗号化・パソコンの制限・管理者の設定でも、複合機(コピー機)としては十分と言えます。
しかし、よりセキュリティ対策を強化したいのなら”遠隔操作(遠隔監視)”を取り入れるのもおすすめです。
遠隔操作(遠隔監視)とは複合機(コピー機)の側にいなくても常に監視・管理できるシステムのこと。
本来、複合機(コピー機)を監視・管理するには、直接機器を操作する必要があります。
対象が日本のみならまだしも、世界各国からのサイバー攻撃を想定するのなら24時間監視する必要が。
少なくとも複合機(コピー機)から遠く離れていても遠隔操作(遠隔監視)できることが必須なのです。
実は、複合機(コピー機)の遠隔操作(遠隔監視)はパソコンから行えます。
各メーカーはサイバー攻撃のリスクを避けるために、”遠隔操作(遠隔監視)”できるソフトを提供しています。
例えば、キヤノンはネットワークを経由してどこからでも遠隔操作(遠隔監視)のできる”リモートUI”を。
接続中のパソコンはもちろん、印刷やコピーなどの利用履歴などの遠隔監視が。
不審な動作があれば作業の中止や削除など、遠隔操作することも可能です。
また、”arGuss(アーガス)”のようなネットワーク全体を監視するソフトと併用すればさらに安心です。
パソコンからでは複合機(コピー機)を、24時間365日に渡って遠隔監視するのはまず困難です。
そこでおすすめするのが、各メーカーが提供している遠隔操作(遠隔監視)サービスの利用について。
リコーにはリモート管理サービス”@Remote"があります。
リコーテクニカルセンターが定期的に複合機(コピー機)の情報を取得。
異常を検知すると各サービス拠点からスタッフが訪問対応するというものです。
また、保守管理システムから定期的にリモート診断の”結果レポート”が送られてきます。
リコー @Remote
公式サイト:https://www.ricoh.co.jp/remote/service/
富士フィルムには”EP-BB Electronic Partnership”が。
監視システム”EPシステム”が複合機(コピー機)の状態を常に監視。
異常を検知するだけでなく、消耗品の消耗具合から自動配達までしてくれるのです。
専用のWebページでは利用履歴が円グラフなどで表示され、適切な管理・運用に役立ちます。
富士フィルム EP-BB Electronic Partnership
公式サイト:https://www.fujifilm.com/fb/solution/ict/ep-bb/
今回は、複合機(コピー機)を遠隔操作(遠隔監視)すべき理由についてまとめてみました。
複合機(コピー機)を遠隔操作(遠隔管理)すべき理由は3つ。
複合機(コピー機)から侵入され、ネットワーク全体が乗っ取られる可能性もあります。
「複合機(コピー機)くらい…」と甘くみていると、思わぬほど大きな被害につながるのです。
ぜひ、複合機(コピー機)は遠隔操作(遠隔監視)で万全のセキュリティ対策を施しましょう。
ちなみに、OFFICE110では複合機(コピー機)の適切な管理・運用のサポートを行っています。
「セキュリティ対策をどうすれば…」という方は、ぜひOFFICE110にご相談ください。
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