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【複合機】黒のみで印刷する方法!モノクロコピー機おすすめ3選

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【複合機】黒のみで印刷する方法!モノクロコピー機おすすめ3選

【複合機】黒のみで印刷する方法!モノクロコピー機おすすめ3選

複合機の黒のみ印刷を導入・見直し中で、こんな疑問はありませんか?

  • 白黒なのにカラー(C/M/Y)が減る理由は何か
  • Windows側と複合機側の設定のどこを調整すべきか
  • 黒のみ運用の限界と確実な機種選びの考え方

黒トナーだけで出したいのに色が減る主因は、出力の見栄えを整えるために補色を混ぜる制御が働くためです。だからこそ、グレースケールの固定用紙・画質の標準化を組み合わせると、ムダなトナー消費を抑える運用につながります。

この記事では、Sharpドライバーを例にWindowsと複合機の設定を順に解説し、黒のみ運用を安定させる具体的な手順と注意点を整理します。さらに、印刷実務に合う機種の見極め方も触れ、必要に応じてモノクロ複合機という選択肢を検討できるようにします。

この記事の目次

  1. 複合機で“黒のみ”で印刷する設定方法

  2. 黒のみならモノクロ複合機がおすすめ:4つのメリット

  3. モノクロ複合機(コピー機)おすすめ3選

  4. 業界最安値!黒のみ運用・モノクロ複合機なら『OFFICE110』にお任せ
  5. 黒のみ印刷・モノクロコピー機に関するよくある質問(FAQ)

  6. まとめ
モノクロコピー機が業界最安値!全メーカー・全機種取扱い【OFFICE110】

千々波 一博

監修者

千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)

保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

複合機で“黒のみ”で印刷する設定方法

黒のみで印刷する設定方法

Windowsのグレースケールと用紙・画質を整えるだけで、カラー消費を抑えた白黒印刷に近づけます。

この章では、Sharpドライバーを例に具体的な3ステップを詳しく解説します。最初に準備操作を確認し、次に色設定を固定し、最後に用紙と画質を合わせます。黒インクだけで出したいのに色が減る原因は、黒の見え方を整えるために少量の補色を混ぜる制御が働くためです。設定を合わせると、この消費を実用上の範囲まで抑えられます。

次の表に、推奨設定と避けたい設定をまとめました。先に全体像を把握してから手順に進むと迷いません。

設定項目 推奨設定 避けたい設定
用紙種別 普通紙・再生紙 コート紙・フォト用紙・光沢紙
画質(複合機) 標準・速い きれい
画質(PC) 標準・テキスト向け 高画質・最大dpi
カラーモード グレースケール 自動判定・カラー固定

表の内容を念頭に、以下の手順を順番に実施してください。途中で迷ったら、各ステップの「つまずきやすいポイント」を先に確認すると解決が早いです。

コントロールパネルの「デバイスとプリンターの表示」を開く

「デバイスとプリンターの表示」を選択し開く

この手順では、Windowsで対象プリンターの一覧を開きます。コントロールパネルから「デバイスとプリンター」を表示し、対象プリンターが見える状態にします。Windowsの表示方法は複数ありますが、ここでは最短で一覧に到達する操作を前提にします。

  • 目的:プリンターの既定設定に入る準備をする
  • 確認:対象プリンター名が正しいか(同名が複数ないか)
  • 代替:設定→Bluetoothとデバイス→プリンターとスキャナーからでも可

一覧が開けたら、右クリック操作へ進みます。

利用するプリンターの上で右クリックし、「印刷設定」を選択

デバイスとプリンターの表示

この手順では、既定の印刷設定を開きます。対象プリンターを右クリックして「印刷設定」を選びます。ここで変更した内容は、アプリごとの印刷ダイアログよりも優先される場合があるため、まず既定値を整えることが安定運用の近道です。

  • 目的:普段使いの基本値(デフォルト)を決める
  • 確認:プロファイルや保存ボタンの有無(機種差あり)
  • 注意:一時的なアプリ側変更は既定値を上書きしない

次は、色の判定を固定する設定に進みます。

カラーモードをグレースケールに変更

「グレースケール」に変更

この手順では、カラーモードをグレースケールに切り替えます。以後の印刷は白黒基調になります。アプリ側の印刷ダイアログでも白黒を選ぶとより確実です。

色が固定できたら、最後に用紙と画質を合わせて補色の使用を抑えます。

印刷時に「用紙種別」「画質」を変更

この手順では、補色の使用が増えやすい条件を避けるために、用紙と画質を見直します。白黒指定でも、光沢系の用紙や高画質モードでは色が混ざることがあります。

  • 用紙種別:普通紙系を選択(光沢・フォト・コートは避ける)
  • 画質(複合機側):標準または速い
  • 画質(PC側):標準、テキスト向け、または推奨値

なお、以下の自動クリーニングでもトナーは減ります。これは故障ではなく、装置を安定させるための動作です。

  • フタ開閉やエラー復旧時のクリーニング
  • 新品トナー装着時の初期動作
  • 印刷前・印刷中・印刷後に走るクリーニング

グレースケール+用紙・画質の見直しを併用すると、黒のみ運用が安定します。
複合機のご相談や無料お見積もりはOFFICE110へ。

黒のみならモノクロ複合機がおすすめ:4つのメリット

黒だけで運用するなら、モノクロ複合機のほうが総コストと安定性で有利です。

黒文書が中心の職場には特に相性が良いです。たとえば建設・建築の図面、研究・教育機関の大量配布、医療機関の問診票や伝票などが挙げられます。

白黒が多い部署は、カラー機との併用よりも用途に合わせた台数配分を考えると無駄が減ります。以下の4つのメリットを順に解説します。

ランニングコストの削減

最初の利点は月々の印刷コストが下がることです。理由は、トナー代が抑えられることと、カウンター保守契約ではカラー出力を減らすほど費用が下がりやすいことにあります(参考:複合機のカウンター料金の仕組みと相場)。

例としてエプソン「PX-M884F」では、カラー約6.1円/枚に対しモノクロ約1.8円/枚で、3倍以上の差があります。部門や月間枚数が多いほど差額は積み上がります。結果として、契約期間トータルでの支出を大きく抑えられます。

  • 費目:トナー代+カウンター料金(契約条件次第)
  • 効果:カラー出力をゼロ〜最小にすれば逓減
  • 想定:配布資料・帳票・図面など白黒中心の部門

この観点では、黒のみ運用の部署はモノクロ機を主力に据える判断が合理的です。

機種本体の購入費用が低価格

次の利点は本体価格を抑えやすいことです。一般に同一メーカー・同世代で比べると、カラー機よりモノクロ機の方が低価格です。たとえばSHARPでは、新品カラー「MX-3630FN」メーカー価格1,675,000円に対し、新品モノクロ「MX-M356FP」は1,510,000円と差があります。

初期費用を抑えられれば、台数配分やバックアップ機の確保がしやすくなります。結果的にダウンタイムリスクの低減にもつながります。

  • 前提:同一世代・近い仕様で比較する
  • 狙い:初期費用を圧縮し台数最適化
  • 副次効果:冗長化で業務停止リスクを軽減

価格はモデルや販路で変わるため、見積もりで最新条件を確認してください。

設定不要で黒のみ印刷可能

3つ目は設定に頼らず常に白黒で出せることです。モノクロ複合機は構造的に白黒出力が前提のため、ドライバー設定や用紙条件に左右されにくく、運用ミスが起きにくい設計です。

一方、カラー複合機は機種によっては黒のみ固定ができない場合があり、補色が混ざってカラー側のトナーが消費されることがあります。黒中心の業務では、モノクロ機を主力に置く方がストレスが少ない運用になります。

  • 強み:黒のみ固定で迷いがない
  • 効果:設定ミスや補色混入の抑制
  • 適性:社内ルールで印刷モードを統一したい場合

黒文書が常態なら、設定負荷の小ささ自体が大きな価値になります。

印刷速度・スキャン速度が高速

最後の利点は処理が軽くて速いことです。白黒はデータ処理が単純なため、同クラスのカラー機より印刷・スキャンともに高速になりやすい傾向があります。多くのモノクロ機は30枚/分前後で、同価格帯のカラー機が20枚/分前後のことも珍しくありません。

速度は単なる体感ではなく、待ち行列や担当者の滞留時間に直結します。ピーク時間帯のボトルネックを減らせる点もメリットです。

  • 印刷:同価格帯でモノクロ>カラーの傾向
  • スキャン:両面原稿でも高速化しやすい
  • 業務効果:配布・回収・承認のリードタイム短縮

結果として、黒中心のワークフローではモノクロ機の方がタスクの回転を早められます。

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モノクロ複合機(コピー機)おすすめ3選

黒のみ運用を想定し、設置性・速度・読み取り性能のバランスに優れた現行機から3機種を厳選しました。
標準業務の文書出力を軸に、両面原稿の処理や将来の拡張性も見ています。

  • シャープ「BP-30M35」
  • 富士フイルム「Apeos 3060」
  • キヤノン「imageRUNNER ADVANCE DX 4735F」

シャープ「BP-30M35」

BP-30M35は、A4ヨコ35枚/分の安定したモノクロ出力と扱いやすい本体サイズを両立した、日常業務の標準機です。

両面原稿に対応する原稿送りと標準1,200枚(550×2+手差し100)の給紙、将来の最大2,300枚までの拡張で、部門の定番機として運用しやすい構成です。

現場でうれしいポイント

  • A4ヨコ:35枚/分の連続出力で日常文書を素早く処理
  • 両面原稿対応(片面60枚/分・両面23面/分相当の読み取り)でスキャン業務も効率化
  • 標準1,200枚給紙/最大2,300枚で補給頻度を抑制
こんなケースにおすすめ

  • 月間1,000〜5,000枚程度の部門利用で安定重視
  • 会議資料・帳票の両面スキャンを日常的に行う
  • 省スペースと扱いやすい本体サイズを両立したい

下記は主な仕様です。

項目 BP-30M35(シャープ)
連続印刷速度 A4ヨコ:35枚/分
ADF 両面原稿対応(片面60枚/分・両面23面/分相当)
給紙容量 標準1,200枚(550×2+手差し100)/最大2,300枚
自動両面印刷 対応
対応サイズ A3〜A6R、封筒・はがき対応
サイズ・質量 約620×614×830mm・約51kg

富士フイルム「Apeos 3060」

Apeos 3060は、A4で30枚/分の出力と1パス両面ADF(130枚)を備え、スキャン中心の業務でも待ち時間を抑えられるモデルです。

両面同時読み取りで300dpi時 最大270ページ/分に対応し、稼働のピーク時間帯でも処理が滞りにくい構成です。

現場でうれしいポイント

  • A4:30枚/分の連続出力で日常印刷をカバー
  • 1パス両面ADF 130枚で厚めの原稿束もまとめて読み取り
  • モデル構成に応じて最大2,510枚まで給紙拡張が可能
こんなケースにおすすめ

  • 契約書や図面の両面大量スキャンを素早く処理したい
  • 月間2,000〜8,000枚程度の中規模事業所
  • 設置場所に合わせてトレイ構成を選びたい

下記は主な仕様です。

項目 Apeos 3060(富士フイルム)
連続印刷速度 A4:30枚/分
ADF 1パス両面 130枚(300dpi時 最大270ページ/分)
給紙容量 標準600枚×1(構成により)+手差し110/最大2,510枚
自動両面印刷 対応
対応サイズ A3〜A5R ほか(ユーザー設定サイズ対応)
サイズ・質量 約590×659×768mm・約57kg(Model-PFS-B)

キヤノン「imageRUNNER ADVANCE DX 4735F」

iR-ADV DX 4735Fは、A4で35枚/分の出力と250枚収容の両面同時ADFを標準搭載し、読み取り業務まで含めて強い事務センター向けモデルです。

両面同時読み取りは300dpi時 最大270ページ/分に対応し、原稿束の電子化を素早く進められます。

現場でうれしいポイント

  • A4:35枚/分の連続出力で帳票・資料を安定出力
  • ADF 250枚・両面同時読み取りで大量原稿の取り回しが軽い
  • カセット680枚×2+手差し100枚(増設で大容量化可)
こんなケースにおすすめ

  • 総務・医療・教育など原稿束の扱いが多い部門
  • 配付資料の連続コピーと大量スキャンを同時に回したい
  • 将来の給紙拡張や運用の幅を見据えたい

下記は主な仕様です。

項目 imageRUNNER ADVANCE DX 4735F(キヤノン)
連続印刷速度 A4:35枚/分
ADF 両面同時 250枚(300dpi時 最大270ページ/分)
給紙容量 カセット680枚×2+手差し100枚(増設可)
自動両面印刷 対応
対応サイズ A3〜A6R、封筒・はがき、ユーザー設定サイズ
サイズ・質量 約586×719×926mm・約84kg(ADF含む)

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下記は、ご提案に含まれる標準対応の例です(ご要望に合わせて調整します)。

項目 対応内容の例
ヒアリング/選定 用途・月間枚数・カラー比率を確認し、TCO(総保有コスト)を比較
設置・初期設定 搬入設置、ドライバー設定、共有・印刷テスト、スキャン宛先登録
セキュリティ ユーザー認証・管理コード、HDDデータ消去・暗号化など基本設定
保守・運用 カウンター保守のご提案、消耗品手配、操作レクチャー、全国サポート

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モノクロコピー機が業界最安値!全メーカー・全機種取扱い【OFFICE110】

黒のみ印刷・モノクロコピー機に関するよくある質問(FAQ)

複合機(コピー機)よくある質問
黒のみ運用の設定やトナー消費の理由、機種構成や料金の考え方を短く整理しました。導入前の不安解消にご活用ください。

Windowsで黒のみ印刷に固定できますか?

一部機種で可能ですが、完全固定は機種依存です。
ドライバーをグレースケールにし、用紙は普通紙・画質は標準に統一するとカラー側の消費を抑えやすくなります。
アプリ側の印刷設定が一時的に上書きする場合があるため、運用前にテスト印刷で挙動を確認してください。

白黒にしているのにカラー(C/M/Y)トナーが減るのはなぜ?

補色で黒の見え方を整える処理と自動クリーニングが主因です。
高画質や光沢紙では補色が使われやすく、起動時・エラー復旧時の保守動作でも微量消費します。
標準画質×普通紙を基本にし、残量の推移を記録して要因を切り分けると管理しやすくなります。

モノクロコピー機でもカラー原稿をスキャンできますか?

多くのモノクロ機はカラーでスキャン可能です。
出力は黒のみでも、電子化はカラー対応が一般的です。
保存形式(PDF/JPEG)や解像度、両面同時読み取りの可否を事前に確認してください。

カウンター料金はモノクロ機にすると安くなりますか?

カラー出力を減らすほど総額は下がる傾向です。
契約により単価や最低料金が異なるため、月間枚数と比率で試算してください。
仕組みの概要は次を参照できます:カウンター料金の解説

黒中心だが時々カラーも必要な場合の構成は?

モノクロ主力+小型カラーの併用が現実解です。
日常はモノクロ機で低コスト運用し、カラーは小型機や出力サービスに限定します。
台数・設置・月間枚数に合わせてTCOで総額を比較すると最適構成が見えます。

まとめ

黒のみ印刷は「グレースケールの固定」と「用紙・画質の標準化」を徹底し、必要に応じてモノクロ複合機を主力に据えると安定します。

本文では理由と手順、向いている機種の考え方を整理しました。最後に要点を振り返ります。

黒のみ設定の要点(まずはここから)

  • ドライバーをグレースケールに固定し、アプリ側も白黒指定
  • 普通紙×標準画質を基本にし、光沢紙や高画質は避ける
  • クリーニングによる微量消費を理解し、消費の切り分けを行う
モノクロ複合機が向いているケース

  • 図面・帳票・配布資料など白黒中心の業務が多い
  • 設定ミスを避けて常に黒で出したい(運用ルール重視)
  • 月間枚数が多く、1枚単価と待ち時間を下げたい

導入判断を早めるコツは、主用途と月間枚数(カラー比率)を数値化し、候補機で試し刷り、3〜5年のTCOで総額比較すること。最適解は運用条件で変わります。用途・レイアウト・予算を共有いただければ、要件に合う1台を具体的な金額とともにご提案します。ご相談はOFFICE110へ。

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