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【法人】格安SIMの7つの注意点|導入前のチェックポイントも

「格安SIMの法人携帯」記事一覧

【法人】格安SIMの7つの注意点|導入前のチェックポイントも

【法人】格安SIMの7つの注意点|導入前のチェックポイントも

「月額は下げたい。でも、業務は止めたくない。」──そんな法人の要件に、格安SIMは有力な選択肢です。

ただし料金だけで決めると、請求や運用、サポートで思わぬ落とし穴にはまります。まずは“法人ならでは”の視点で、確認すべきポイントを整理しましょう。

  • 請求と支払い:一括請求/部門別明細/口座振替の可否は?
  • 回線品質:主要拠点・混雑時間帯の速度とエリアは十分か?
  • 通話運用:かけ放題/専用アプリ/PBX連携で定額化できるか?
  • セキュリティ:MDM・紛失時フロー・テザリング制御は標準化できるか?

私たちも多数の見直し相談を支援してきましたが、「安さ優先」で選ぶと請求の分断や通話コストの膨張、混雑時の低速で現場が止まるといった事態が起きがちです。導入前に要件を言語化し、数字と条件で比較するのが近道です。

本記事では、法人携帯で格安SIMを使う際のデメリットと回避策、導入前に必ず確認すべき3つのチェックポイント、そして“失敗しない選び方の手順”を具体的に解説します。

この記事の目次

  1. 法人携帯で格安SIMを利用する7つのデメリット

  2. 法人携帯で格安SIMを利用する際のチェックポイント

  3. 法人携帯の見直しはOFFICE110にご相談ください
  4. 法人携帯×格安SIMに関するよくある質問(FAQ)

  5. まとめ
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法人携帯で格安SIMを利用する7つのデメリット

法人携帯で格安SIMを利用する7つのデメリット

料金の安さだけで選ぶと、請求処理や運用、通話・セキュリティ、混雑時の速度まで思わぬ負担が生まれます。

格安SIMはうまく使えばコストを抑えられますが、法人利用では「どこが弱いか」を先に把握し、対処を決めてから導入するのが安全です。この章では代表的な7点を、原因→想定影響→対処のヒントの順で簡潔に整理します。

  • 請求・支払い運用の制約 → 一括請求/部門別明細/支払手段の制限
  • 多回線の運用負荷 → MDM・キッティング前提の標準化が必須
  • 故障時のSLAと代替機手配 → 即日交換やオンサイト可否で復旧時間が変動
  • PBX/代表番号/通話録音の連携可否 → 定額化/録音/内線化の要件で費用・構成が変化
  • 契約要件と制限 → 最少回線・必要書類・違約金などの条件差
  • テザリング/VPN/ポリシー制御 → 可否・上限・VPN通過性の事前検証が必要
  • 親回線の混雑耐性とBCP → 混雑時の実測とデュアルSIM等の冗長化

まずは自社の業務に照らして影響が大きい順にチェックし、必要な対策をセットで決めていきましょう。各項目の詳細は以下で解説します。

請求・支払い運用の制約

部門別一括請求や請求書払いが使えない場合があり、経理処理が複雑化します。

月次締めや部署別の明細分割、請求書・口座振替・カードの選択肢はブランドで差があります。複数拠点や子会社をまたぐ場合は、一括請求とID付番ルールを先に決めておくと運用が安定します。

  • 一括請求の可否(複数回線合算/部門別振り分け)
  • 支払い手段:請求書・口座振替・クレジットの対応可否
  • 明細CSVの項目粒度(回線ID・部門コード・利用内訳)
  • 締め日・支払日の柔軟性(月末締め/20日締め 等)

多回線の運用負荷

MDMやキッティングの仕組みが前提。台数が増えるほど人手運用は限界です。

初期設定・アプリ配布・ポリシー適用・紛失時の遠隔ロックなど、MDMを軸に“配る・守る・回収する”を標準化します。予備端末・SIM在庫と交換フローも決めておくと現場停止を防げます。

  • ゼロタッチ配布/アプリ一括配布/証明書配布の可否
  • 紛失時の遠隔ロック/Wipeと社内連絡フロー
  • 予備端末・SIMの在庫基準と交換SLA(当日/翌営業日)
  • 返却時の初期化・資産台帳連携

故障時のSLAと代替機手配

店頭持ち込み前提や郵送修理のみだと、現場復旧が遅れます。

即日交換・代替機貸出・オンサイトの可否は事前確認が必須。最低でも“当日〜翌営業日”で回すための自社在庫と発送ルールを用意しましょう。

  • 即日交換/代替機貸出の有無と条件
  • オンサイト対応の可否と対応時間帯
  • 自己保有在庫での当日発送フロー整備
  • 修理中のデータ保全・代替端末のセキュリティ

PBX/代表番号/通話録音の連携可否

代表番号・転送・録音・内線連携など、営業・コール用途で要件が膨らみます。

かけ放題の種類(10分/24時間)に加え、専用アプリ型通話やクラウドPBX連携の適合性を確認。ナビダイヤル・国際など対象外通話の料金も見落としがちです。

  • 通話オプション(10分定額/24時間かけ放題/アプリ通話)
  • 録音・転送・IVR・代表番号の連携可否
  • 対象外通話(国際・一部ナビダイヤル等)の課金条件
  • 番号表示・内線化・スマートフォン内線端末の可否

契約要件と制限

法人契約可否、最少回線数、審査条件、解約金などの契約条件に差があります。

登記事項証明書や担当者本人確認、委任状の要否、短期解約の扱いを把握しておきましょう。支払い条件が自社の経理基準に合うかも重要です。

  • 最少回線数(1回線〜 等)と契約単位
  • 必要書類(登記事項証明書・社印・本人確認・委任状)
  • 解約条件(違約金/更新月/番号保持の可否)
  • 法人割引・一括契約時の特典有無

テザリング/VPN/ポリシー制御

テザリング可否や上限、APN・VPN要件の非対応が業務に響きます。

ノートPC接続やリモートアクセスが多い部署は、テザリングの提供条件・上限・VPN通過性を事前検証。カメラや外部ストレージ制御など、ポリシー適用の粒度も確認が必要です。

  • テザリングの可否・月間上限・速度制御の条件
  • 社内VPN・ゼロトラスト製品の通過可否
  • MDMでのカメラ/外部ストレージ/テザリング制御
  • 業務アプリの通信要件(SIP/RDP/VDI など)

親回線の混雑耐性とBCP

混雑時間帯の速度低下と障害時の単一回線依存は、BCP上のリスクです。

主要拠点・移動ルート・混雑時間帯で実測し、重要端末はデュアルSIMやWi-Fi、モバイルルーターで冗長化しておくと安心です。

  • 実測時間帯:出社前後/昼休み/退社時で評価
  • 地下・屋内・郊外など環境別の安定性
  • 冗長化:デュアルSIM/社内Wi-Fi/固定回線の併用
  • 障害時の切替手順・連絡フローの明文化
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法人携帯で格安SIMを利用する際のチェックポイント

判断は「経理運用」「通話・PBX」「セキュリティ運用」「回線品質」「SLA・保守」の5軸で行います。

料金表の安さだけでは運用コストや停止リスクは見抜けません。短期トライアルで主要拠点と混雑時間帯、通話要件を本番同様に再現し、合否を数字と条件で確認しましょう。

法人契約の可否と必要書類

法人対応ブランドかつ最少回線数・必要書類・審査条件が合うかを先に確認。
開通までのリードタイムも含めてスケジュールを引くと、現場の切替がスムーズです。

  • 法人契約可否/最少回線数と申込単位
  • 登記事項証明書・本人確認・委任状の要否
  • 開通リードタイムと納品方法(物理SIM/eSIM)
  • MNP有無と切替当日のダウンタイム見込み

※申込前の準備物は携帯の法人契約の必要書類まとめ!新規・MNP・機種変【最新】でチェックできます。

支払いと請求運用

一括請求・部門別明細・締め日の柔軟性が経理コストを左右します。
請求書・口座振替・カードの可否、CSV明細の項目、費目連携のしやすさを確認しておくと月次処理が安定します。

  • 一括請求/部門別明細の提供形態
  • 明細CSVの項目(回線ID・部門コード・通話/データ内訳)
  • 締め日・支払日の選択肢と変更可否
  • 未払・滞納時の扱い(停止条件・再開条件)

通話・PBX要件の整理

営業・コール用途は定額化と録音連携、代表番号の取り回しを優先。
部門別に“必要な通話機能”を洗い出し、過不足のない構成に落とします。

  • 通話オプション(10分定額/24時間かけ放題/専用アプリ)
  • 録音・転送・IVR・代表番号・内線化の必要性
  • 対象外通話(国際・ナビダイヤル等)の費用見積もり
  • クラウドPBX/Teams等との連携可否

セキュリティとMDM方針

“人に任せない”設定配布と、紛失時の即時リスク低減が肝心です。
パスコード・暗号化・アプリ配布・機能制御をMDMでテンプレ化し、入退社や異動にも耐える運用にします。

  • 必須設定:画面ロック・暗号化・リモートWipe
  • 機能制御:カメラ/テザリング/外部ストレージ
  • アプリ配布:業務アプリ・認証アプリの一括展開
  • 監査:端末台帳・違反端末の自動検知と是正

回線品質の実測と冗長化

“体感”ではなく実測。重要端末はデュアルSIMで逃げ道を確保。
拠点・移動ルート・時間帯を分けて速度と遅延を測定。閾値を決めて客観評価します。

観点 推奨設定/基準 確認方法
速度(下り) 混雑時でも5〜10Mbps以上 3時間帯×3回測定の平均
遅延(Ping) 80ms以下(会議用途は50ms以下) 同条件で継続測定
冗長化 主要端末はデュアルSIM 障害想定の切替演習
電波環境 地下・屋内の再現検証 現場同行・実地テスト

SLA・保守体制の確認

“壊れたらどうする?”を手順まで具体化してから契約へ。
窓口・対応時間・代替機の用意・送料負担など、細部の違いがダウンタイムに直結します。

  • 受付窓口(電話/メール/管理画面)と対応時間
  • 代替機の有無・貸出条件・送料負担
  • オンサイト対応可否・目標復旧時間
  • 自社在庫の持ち方と発送リードタイム

端末調達とライフサイクル

“安く買う”より“止めない”。保証・交換基準・更新周期を先に決める。
新品/中古/レンタル/リースの組み合わせで、費用とダウンタイムのバランスを取ります。

  • 調達方針:新品/中古/レンタル/リース/BYOD
  • 保証:メーカー保証・延長保証・保守契約の有無
  • 交換基準:バッテリー劣化・破損・OSサポート終了
  • 更新周期:24〜36カ月目安の計画更新

端末選びには、仕事用スマホおすすめ5選|安い機種・法人向け選び方【2025年】が参考になります。

法人携帯の見直しはOFFICE110にご相談ください

「費用は下げたい、でも業務は止めたくない」――その条件で設計します。

いまの契約を無理に変える必要はありません。まずは現状(回線数・通話量・端末状況)を一緒に棚卸しして、負担なく始められる最適案だけをご提案します。迷うポイントは私たちが比較して、決めやすい形に整えます。

  • ヒアリング後、2〜3案の比較(料金・運用・リスク)をわかりやすく提示
  • 端末・回線・MDMまで一式をご用意(eSIMやキッティングにも対応)
  • 申込み〜回線手配・MNP・書類対応をまるっと代行。担当者の手間を最小化
  • 運用ルールを共に設計(テザリング上限・紛失時フロー・部門別請求・監査対応)
  • 導入後も安心の窓口体制(追加・解約・請求のご相談までワンストップ)

「まず何から?」という段階で大丈夫です。3つだけ――現状の困りごと、やりたいこと、希望の時期――をお聞かせください。あとはOFFICE110が、無理なく実行できる最短ルートをご用意します。

法人携帯プランが月額990円から!24時間かけ放題つき・初期費用0円【OFFICE110】

法人携帯×格安SIMに関するよくある質問(FAQ)

法人携帯に関するQ&A
導入前に多い実務の疑問を、請求・通話・セキュリティ・回線品質の観点で簡潔にまとめました。

法人名義は何回線から契約できますか?

1回線から契約できるブランドが主流です。
ただし最少回線数や申込単位はブランドで異なります。あわせて必要書類(登記事項証明書・担当者本人確認・委任状の要否)や開通リードタイムも事前確認がおすすめです。

請求書払い・口座振替・一括請求には対応していますか?

対応可否はブランドごとに差があります。
経理負担を下げるには「請求書払いの可否」「部門別明細の粒度」「締め日・支払日の柔軟性」「CSV明細の項目(回線ID・部門コード)」の4点を必ず確認してください。

テザリングやVPNは利用できますか?

利用できるケースが多いですが、条件と上限に注意が必要です。
提供はプラン・端末・APN設定に依存します。ノートPC接続が多い部署はテザリングの可否と月間上限、社内VPNやゼロトラスト製品の通過性をトライアルで検証しましょう。

通話のかけ放題や代表番号・録音(PBX連携)は使えますか?

多くはオプションやクラウドPBX連携で実現可能です。
10分/回・24時間の定額や専用アプリ型通話のほか、録音・転送・IVR・代表番号などは連携可否の確認が必須です。対象外通話(国際・一部ナビダイヤル等)の課金条件も事前に把握してください。

親回線(ドコモ/au/ソフトバンク)の違いは選べますか?

選べるブランドが多く、拠点に強い回線を選ぶのが安全です。
候補を2〜3社に絞り、出社前後・昼・退社時の3時間帯と主要移動ルートで速度と遅延を実測。重要端末はデュアルSIMやWi-Fi併用で冗長化すると業務が安定します。

セキュリティはどう確保すれば良いですか?

MDMの標準化と紛失時の即時対応が要です。
画面ロック・暗号化・リモートWipe・アプリ配布をMDMでテンプレ化し、カメラ/テザリング等の機能制御もポリシー化。入退社や異動時のプロファイル配布・失効を運用に組み込みましょう。

故障や破損時の対応(SLA・代替機)はどうなりますか?

即日〜翌営業日の復旧手段を事前に用意するのが安全です。
代替機貸出や即日交換の有無、オンサイトの可否を確認しつつ、自社予備在庫と発送ルールを整備しておくと現場停止を最小化できます。

現在の電話番号はそのまま乗り換えできますか(MNP)?

多くの場合、法人名義でもMNPで引き継げます。
回線名義・番号の整合と予約番号の取得、切替日のダウンタイム見込みを事前に調整してください。重要回線は時間帯を分散して順次切替にすると安全です。

まとめ

導入前は「契約可否・親回線・通話定額・運用SLA」の4点を押さえれば、格安SIMでも法人運用は十分に成立します。

本文で挙げたデメリットは、運用設計と冗長化で多くが回避可能です。判断は数字と条件で行い、業務影響を最小化しましょう。

  • 法人契約の可否・最少回線数・必要書類・審査条件を確認
  • 親キャリアを把握し、主要拠点と混雑時間帯で速度を実測
  • 通話定額やPBX連携の要否を部門別に見極める
  • MDM・紛失時フロー・機能制御でセキュリティを標準化
  • 故障SLA・代替機手配・在庫運用で“止めない”仕組みを整備

最短の打ち手は、候補回線を2〜3社に絞り短期トライアルで実測→要件に合う回線へ集約することです。迷ったら、重要端末はデュアルSIMで冗長化すると安全です。

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