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簡単・安全なパスワードの管理方法を解説!情報漏洩や金銭被害を防ぐには【お役立ち情報】 | OFFICE110

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簡単・安全なパスワードの管理方法を解説!情報漏洩や金銭被害を防ぐには

簡単・安全なパスワードの管理方法を解説!情報漏洩や金銭被害を防ぐには

使っているパスワードを、ロックされていないスマホのメモなどにそのまま書いていませんか?
そのような管理方法では、アカウントの乗っ取りなどの被害に遭うかもしれません。

SNSなどネットサービスも含めると、増えていくアカウントのパスワード管理方法が重要です。
そこで本記事では、以下の大切なポイントをわかりやすく解説します。

  • よくあるNG行為とセキュリティリスク
  • 安全なパスワード管理方法4つ
  • 企業がパスワード管理体制を強化するおすすめの方法

実際に、パスワード管理の甘さが原因で、不正アクセスやアカウントの乗っ取りなどによる情報漏えいや金銭被害が数多く発生しています。
この記事を読めば、5分程度で大切な情報を守る安全なパスワード管理方法がわかりますので、是非ご覧ください。

この記事の目次

  1. 1.危険!不正アクセスや乗っ取りのリスクを高めるパスワード管理方法

  2. 2.おすすめのパスワード管理方法を4つ紹介!メリット・デメリットも

  3. 3.パスワードの漏洩で起こり得る被害とは?企業と個人でそれぞれ解説

  4. 4.企業はパスワード管理体制の強化が必須!お悩みならOFFICE110へ
  5. 5.まとめ

危険!不正アクセスや乗っ取りのリスクを高めるパスワード管理方法

SNSやネットサービスの利用が増えると、アカウントが増えてIDやパスワードの管理が大変。
実は、パスワード管理の甘さが原因で不正アクセスやアカウントの乗っ取りにあう被害が数多く発生しています。

アカウントが増えてパスワード管理方法に悩んでいるのですが、不適切な管理方法を教えてください。
良くないパスワード管理方法には、「推測されやすい簡単なパスワード」「同じパスワードを使いまわす」「Webブラウザに保存する」などがあります。また、付箋などに手書きのメモを残す方も見受けられますが、パスワード管理方法としてはリスクが高く大変危険です。

ここでは、セキュリティ面で不適切なパスワード管理方法を4つ詳しくご紹介します。
該当する方は、今すぐにパスワード管理方法を見直しましょう。

推測されやすい簡単なパスワードにする

推測されやすい簡単なパスワードにする
不適切なパスワード管理方法に、推測されやすい簡単なパスワードを設定することが挙げられます。

例えば「123456」「password」「qwerty」などは、安易で推測されやすいパスワードの代表だといえるでしょう。
また、名前・生年月日・ニックネーム・住所など個人情報を含むパスワードも、推測されやすいといえます。

【セキュリティリスク】

推測されやすい簡単なパスワードは、データ分析によりパスワードを不正に割り出す攻撃(パスワードクラック)のターゲットになると短時間でパスワードを解析されてしまいます。

アメリカのセキュリティ会社「NordPass」は、200の危険なパスワードを発表し、パスワードとして利用された回数と解読にかかる時間もまとめています。
例えば2021年に日本で最も利用されたパスワードは「password」で、わずか1秒で解析できるとのことです。

他にも数字を並べただけのものや、キーボードを上から下、左から右へタイプしただけのものがあり、解析時間はたったの1秒でした。
危険度の高いパスワードには、「takahiro」「fujitvpass」「doraemon」などもあり、3時間もあれば解析できることがわかっています。

このように、単語をそのまま使ったパスワードでさえも数時間で解析されてしまい、パスワードクラックのターゲットになるとアカウントの乗っ取りや不正アクセスの被害に遭ってしまいます。

同じパスワードを使いまわす

同じパスワードを使いまわすことも、良くないパスワード管理方法のひとつです。

あなたは、複雑なパスワードをひとつ作成して使いまわしていませんか?
「たくさんのパスワードを管理するのは大変」「異なるパスワードをいくつも作ると忘れてしまう」などの理由で、パスワードを使いまわす方は少なくありません。

実際に福岡県警察は、パスワードの使いまわしの危険性を以下のように説明しています。

パスワードを使い回すことは、例えれば、自宅や自動車、倉庫、職場などあらゆる場所やものの開け閉めを一つのカギでできることと同じです。非常に便利そうですが、もしカギを盗まれた場合、大変なことになりますよね。パスワードも同じで、サービスごとに違うパスワードを設定することが重要です。

(引用:福岡県警察)

【セキュリティリスク】

ついやってしまいがちなパスワードの使いまわしですが、あるサービスのIDやパスワードが盗まれてしまうと、他のサービスも芋づる式に不正ログインされてしまうリスクがあります。

例えば、パスワードを盗まれないよう気をつけていたとしても、あるWEBサイトの脆弱性が狙われて情報漏洩すると、悪意ある第三者は手に入れたIDとパスワードの組み合わせを他サービスでも試します。
気づいたころには個人情報が悪用されていたり、クレジットカードを不正利用されたりする大きな被害につながるため大変危険です。

Webブラウザに保存する

Webブラウザに保存する

良くないパスワード管理方法には、IDとパスワードをWebブラウザに保存することも挙げられます。

WebブラウザにはIDとパスワードを保存する機能があり、活用している方も多いでしょう。
確かに、毎回同じパスワードを入力する必要がなく、すぐにログインできて便利ですよね。

しかし、実はサイバーセキュリティの観点からは推奨されていません。

【セキュリティリスク】

「NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)」によると、Webブラウザにパスワードを保存することを推奨できない理由が以下のように説明されています。

ウェブブラウザにパスワードを保存すると、席を離れたときに勝手に利用されたり、パソコンをクラッキングされた際に根こそぎ盗まれる可能性があります。

引用:NISC「インターネットの安全・安心ハンドブック Ver5.00」

よく利用されるブラウザのひとつであるGoogle Chrome内にパスワードを保存する場合、「保存パスワードの詳細」画面で目のアイコンをクリックすると、伏せられているパスワードを表示できてしまいます。
同じパソコンを他の人も使用する場合、簡単にパスワードを抜き取られてしまう可能性もあり、大変危険です。

また、第三者がパスワード解析ツールを利用して、Webブラウザへ保存されたパスワードを盗み出す危険性もあります。
例えば、代表的なツールとして「WebBrowserPassView」が知られています。

付箋などに手書きのメモを残す

パスワード管理でよくあるNG行為の4つ目は、付箋などに手書きのメモを残すことです。

職場のパソコンに、IDとパスワードが書かれた付箋が張り付けられていませんか?
オフィス内でよくある光景かもしれませんが、セキュリティの観点から見ると大変危険な管理方法です。

デスクのメモにパスワードを書いたり、パスワードをデスクトップに保存したりすることも同様で、このような第三者が容易に見られる管理方法は避ける必要があります。

【セキュリティリスク】

職場や自宅のパソコン周辺の見える場所にパスワードが書いている付箋を張り付けていると、第三者が侵入して盗み出す可能性があります。
手書きのメモがNGではなく、誰もが見やすい場所に保管することが問題です。

どうしても手書きのメモに残しておきたいという場合は、最低限鍵付きの書庫への保管を徹底しましょう。

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おすすめのパスワード管理方法を4つ紹介!メリット・デメリットも

パスワードの漏洩をできるだけ防ぐために、効果的なパスワード管理方法を採用しましょう。
ここでは、おすすめのパスワード管理方法を4つご紹介します。

管理しているアカウントの数や情報の重要度などに合わせて、最適なパスワード管理方法を選びましょう。

自分の頭の中で記憶する

おすすめのパスワード管理方法のひとつは、パスワードを自分で記憶することです。
IPA(情報処理推進機構)が公開している「2021年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」によると、パスワードの管理方法で最も多かったのが「自分で記憶している」でした。

「SNSなどプライベートな情報を書き込むアカウント」では39.8%、「ショッピングサイトやスマホ決済など金銭のやり取りを行うアカウント」では43.3%が、自分の記憶に頼っていることがわかります。

    【メリット】

  • 長くて複雑なパスワードを自分で記憶できるのであれば、頭の中は最も安全な場所だといえる。
  • 第三者に盗まれる心配もなく、理想的な管理方法。

    【デメリット】

  • パスワードの複雑な文字列を記憶するのは簡単ではなく、さらに覚えるパスワードの数が増えると忘れてしまう恐れがある。
  • 無理に覚えようとしてつい推測しやすい簡単なパスワードを作成してしまうことがある。
  • 理想的な管理方法であるが、アカウントの数が多い場合は他の方法が適している。

ノートに手書きでメモする

おすすめのパスワード管理方法に、ノートに手書きでメモすることも挙げられます。

IPA(情報処理推進機構)の調査では、「手帳などの紙にメモをしている」が「自分で記憶している」に次いで2番目に多い回答でした。

    【メリット】

  • 「NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)」も推奨する方法のひとつで、パスワードを忘れてしまっても安心。
  • アカウントが増えても、ノートに記録していれば確実に管理できる。
  • サイバー攻撃にあった場合も、ノートで管理していれば漏洩する心配がない。

    【デメリット】

  • パスワードを記載しているノートや紙の管理方法に注意が必要。
  • 鍵のかかる場所に保管した場合、パスワードが必要なときに毎回鍵を開けるのが面倒。
  • 紙を紛失するリスクもあるため、取り扱いには細心の注意が必要。

Excelやスマホメモに記録する

Excelやスマホメモに記録するのも、おすすめのパスワード管理方法です。

PC内にあるExcelなどの表計算ソフトや、メモ帳などを活用してパスワード管理を行う方も少なくありません。
ただし、デスクトップなどわかりやすい場所に保存したり、ファイル名を「パスワード一覧」などにしたりするのはNGです。

パスワード管理をしていることが第三者にわからないよう工夫し、ファイルは暗号化するようにしましょう。
またスマホの場合はロックをかけて、紛失しても第三者が勝手に操作できないようにする必要があります。

    【メリット】

  • 紙に書く場合と比較して、入力やパスワード変更時の対応が簡単。
  • アカウントの種類別に分類することもでき、管理するパスワードが多い場合でも管理しやすい。

    【デメリット】

  • パソコンやスマホなど、パスワード管理するためのデバイスが必要。
  • インターネットに接続するため、ファイルを暗号化していない場合はパスワードを盗み見られるリスクがある。

【おすすめ】パスワード管理ツールやアプリを導入する

パスワード管理方法で最もおすすめなのは、パスワード管理ツールやアプリを導入することです。

無料・有料のものがありますが、どちらの場合でも実績と信頼のある企業が提供するものを選びましょう。
また登録できるパスワードの数や機能など、ツール・アプリによってサービス内容が異なるため、必要に応じて使い分けることも大切です。

    【メリット】

  • WebサイトやSNSのURLを判別し、ユーザーに代わって自動的にパスワードを入力してくれる。
  • 数多くのパスワードを覚えたり、ログインの度に入力したりする必要がない。
  • 複雑で安全なパスワードを自動生成する機能もあり、自分でパスワードを考える手間も省ける。

    【デメリット】

  • 有料のツール・アプリはコストがかかる。
  • 種類が多くどれを選べばよいか悩みやすい。。

パスワード管理アプリの選び方やおすすめアプリが知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

パスワード管理アプリおすすめ5選!基本情報・必要性・選び方も解説

パスワードの漏洩で起こり得る被害とは?企業と個人でそれぞれ解説

パスワードの漏洩で起こり得る被害とは

パスワードが漏洩すると、どのような被害が起こりますか?
IDとパスワードが悪意のある第三者に盗まれると、アカウントを乗っ取られる・金銭面での被害を受けるといった可能性があります。企業の場合は個人情報や機密情報の流出により、ブランドイメージの低下などさらに大きな被害に繋がることも考えられます。

IDやパスワードの漏洩により、個人の場合と企業の場合で考えられる被害は以下のとおりです。

    【個人の場合】

  1. SNSを乗っ取られて悪意のある投稿をされる
  2. ショッピングサイトにログインされ商品を不正購入される
  3. 銀行口座にログインされて、第三者の口座へ不正送金される

    【企業の場合】

  1. 不正アクセスにより会社の機密情報が盗まれる
  2. 個人情報が流出して会社のブランドイメージが低下する

また企業の場合は、以下のような二次被害に繋がる可能性があります。

  1. 顧客やユーザー離れにより業績が悪化
  2. 株価への影響
  3. 損害賠償請求への対応

パスワード管理の甘さによる不正アクセスやアカウントの乗っ取りは、身近なところで数多く発生しています。
これは、個人・企業を問いません。

パスワードが漏洩してもすぐにはわからず、気づいたころには被害が大きくなっていることもあるため注意が必要です。

企業はパスワード管理体制の強化が必須!お悩みならOFFICE110へ

企業の場合は、従業員一人ひとりに安全なパスワード管理方法の徹底をする必要がありますね。
確かに、従業員一人ひとりがパスワード管理を見直すのは大切ですが、安全なパスワード管理を従業員個人に任せるだけでは不十分です。企業の場合は、IT担当者が集中的に管理するなどパスワード管理体制を強化することが重要です。

昨今は、規模を問わずすべての企業がサイバー攻撃のターゲットになっています。
セキュリティ対策は企業にとって必須ですが、パスワード管理はそのうちのひとつに過ぎません。

従業員が重要情報を外部に持ち出す事件も発生しており、パスワード管理だけではなく、ログ管理なども含めた総合的なセキュリティ対策が必要です。

しかし、資金の限られている中小企業が必要なセキュリティをひとつずつ導入するのは簡単ではありません。
またIT担当者のいない企業も多く、必要な機能を十分に使いこなせない場合もあるでしょう。

そこでおすすめするのが、最高峰セキュリティシステム「CYBER BOX PRO」です。

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「CYBER BOX PRO」の基本機能紹介

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  2. 2.リアルタイムバックアップで安心
    ファイルやメールのデータ変化をリアルタイムに検知・バックアップ。
    99世代までのデータを戻すことができます。
  3. 3.ファイル共有・アクセス権限の変更が可能
    ファイルごとにアクセス権限を変更し、閲覧・編集が可能。
    社内外からのデータのやり取りも安心かつ簡単です。
  4. 4.全ての機器のログ解析も
    リアルタイムで、様々なログを手間なく確実に記録。
    不正操作を防止し、原因の調査も簡単です。
  5. 5.セキュリティソフトでサイバー攻撃を防ぐ
    PCウイルスや不正侵入などから、PCやサーバを防御。
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「CYBER BOX PRO」の導入に関するご相談・ご質問は、「OFFICE110」へ。
またセキュリティ調査を無料で実施しておりますので、自社のセキュリティに不安をお持ちの方もお気軽にお問合せください。

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まとめ

安全なパスワード管理方法は、アカウントの乗っ取りや不正アクセスによる被害を防ぐために検討すべき重要なポイントです。
大企業でさえもパスワード管理の甘さにより被害にあっているのが現状で、個人・法人を問わずパスワードを盗まれるリスクは身近なものであることを認識する必要があります。

本記事でご紹介した、安全なパスワード管理方法は以下の4つです。

  1. 1.自分で記憶する
  2. 2.ノートに手書きでメモする
  3. 3.Excelやスマホメモに記録する
  4. 4.パスワード管理ツールやアプリを導入する

この中で最もおすすめのパスワード管理方法は、ツール・アプリの導入です。

また、個人情報や機密情報などを取り扱う企業の場合は、パスワード管理体制をさらに強化するため、総合的なセキュリティ対策に取り組む必要があります。

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