【2024年最新】複合機のメーカーシェアランキング！各社を徹底比較【お役立ち情報】 | OFFICE110

業務用複合機（コピー機）は、多くのメーカーが参入しているため、「新しく複合機を導入したいけれど、どのメーカーを選べばいいか分からない…」と悩む方も少なくありません。

そのような方におすすめしたいのが、複合機市場の「シェア率」です。

市場シェアが高い複合機メーカーは、一般的に多くの企業から信頼されているメーカーといえます。

これらのメーカーは、多くの顧客を抱えているため保守・メンテナンスの体制も充実していることが多いです。

そこで今回は、国内の大手複合機メーカーのシェアをランキング形式でご紹介します。

さらに複合機導入に時に失敗しないポイントについても解説しますので、複合機の導入を検討している方はぜひご参考ください。

複合機のメーカーシェアランキング【2024年最新】

2024年最新の複合機・コピー機のメーカーのシェアランキングは以下のとおりです。

順位	メーカーシェアランキング
1位	キヤノン（約18%）
2位	リコー（約16%）
3位	コニカミノルタ（約14%）
4位	京セラ（約10%）
5位（同率）	富士フイルム（約8%）
5位（同率）	シャープ（約8%）
7位	東芝テック（約7%）

参考：四季報オンライン（世界シェア）
※複合機の国内シェアの公的な調査は未発表

業務用複合機（コピー機）の世界市場では、「キヤノン」「リコー」「コニカミノルタ」の3社が約50%のシェアを占めています。

これに続いて、「京セラ」「富士フイルム」「シャープ」「東芝テック」が複合機の市場を分け合っています。

なお、上記のシェアランキングは、世界全体のものであり、国内のシェアとは異なる場合があるため、あくまで目安として参考にしてください。

複合機のメーカー別に特徴・価格・保守を徹底解説

この章では、複合機のシェア率のランキングに沿って、各メーカーの特徴・価格・保守の内容をご紹介します。

価格の情報についてはあくまでも参考価格のため、購入の際には見積もりを取得して正確な価格を確認しましょう。

複合機メーカーシェア1位：キヤノン（CANON）

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複合機のシェアランキング第1位のキヤノンは、高画質な印刷と使い勝手の良さが売りの複合機メーカーです。

オフィス複合機・レンズ交換式カメラ・レーザープリンター・FPD露光装置では、世界シェア1位であり、世界的に高く評価されています。

キヤノンの特徴と強み

キヤノンの特徴と強みは、以下のとおりです。

キヤノンの複合機は、高速で印刷をしても高い印刷クオリティを発揮します。

操作性やカスタマイズ性にも優れているため、あらゆる業界において、利便性を感じられるでしょう。

優秀なモデルが多い反面、他メーカーのものに比べ価格面が割高になる傾向があります。

またキヤノン複合機は中古市場にあまり多く流通していないため、導入の際には新品購入かリース契約が多いです。

費用と品質やサポート力を比較して、慎重に検討することが後悔を防ぐためのポイントです。

キヤノンの参考価格

キヤノンの複合機iR-ADVC3826Fの参考価格をご紹介します。

iR-ADVC3826F	157万円
月額リース料（5年）	29,830円

iR-ADVC3826Fは、A3サイズ対応で印刷速度は26枚/枚です。

新品購入の場合は、販売店の割引などがあるため販売店によって購入価格が異なります。

キヤノンの保守・サポート

キヤノン複合機の保守・サポートの特徴は、以下のとおりです。

カウンター保守に該当する「メンテナンスギャランティ」とスポット保守に該当する「サービスギャランティ」の選択肢があるため、状況や予算に応じてサポートを選択できます。

サポートの技術力の高さから、キヤノンのユーザーは買い換えをせずに長く同じ機種を使用する傾向があります。

複合機メーカーシェア2位：リコー（RICOH）

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複合機のシェアランキング第2位のリコーは、印刷技術に定評がある複合機メーカーです。

リコーはJ.D. パワー 2022年カラー複合機顧客満足度調査では「ラージ＆ミドルオフィス市場部門」で、2位を記録しています。

リコーの特徴と強み

リコー複合機の特徴と強みは以下のとおりです。

リコー複合機について特筆すべきポイントは、印刷技術の高さです。
独自技術のオイルレストナーを採用しているため、ペンを使用しても原稿がにじみません。

高画質な印刷を得意としているため、プレゼン資料・チラシ・写真のプリントなどの用途に特に強みを発揮します。

また、リコーは全事業のなかで複合機事業の占める割合が多いことから、中小企業向けのITサービスをいち早く展開しています。

3大複合機メーカーだからこそ総合力にも優れており、利用者からの評判の高い複合機メーカーです。

リコーの参考価格

以下に、リコーの複合機RICOH IM C2510の参考価格をまとめました。

RICOH IM C2510	121万円
月額リース料（5年）	22,990円

RICOH IM C2510はA3サイズ対応、1分あたりの印刷スピード25枚の複合機です。

リコーの保守・サポート

リコーの保守・サポートの特徴は、以下のとおりです。

リコーのサポート拠点数の多さは国内最多といわれており、地方にもサポート体制が行き届いている点が大きな特徴です。

複合機メーカーシェア3位：コニカミノルタ（KONIKA MINOLTA）

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複合機シェアランキング第3位のコニカミノルタは、クリエイティブ系のユーザーに特に支持されている複合機メーカーです。

コニカミノルタはJ.D. パワー 2022年カラー複合機顧客満足度調査の「スモールオフィス市場部門」で、富士フイルムと同率の第1位に選ばれています。

コニカミノルタの特徴と強み

コニカミノルタの複合機の特徴と強みは、以下のとおりです。

カメラ・フィルムメーカーとして150年以上の歴史を持つコニカミノルタは、複合機においても技術力の高さを発揮しています。

デザインに優れたコンパクトな機種でありながら、複合機としての基本性能や耐久性にも優れていることから、コストパフォーマンスのよい複合機として広く支持されています。

コニカミノルタの参考価格

コニカミノルタ複合機bizhub C250 iSの参考価格をご紹介します。

bizhub C250 iS	140万5千円
月額リース料（5年）	26,695円

bizhub C250 iSは、印刷スピード25枚/分のA3対応カラー複合機です。

コニカミノルタの保守・サポート

コニカミノルタの保守・メンテナンスは「保守契約」と「スポット保守契約」の2つの選択肢があります。

世界的に高いシェアを持つコニカミノルタは、故障時の交換品として販売終了後7年間を目安に交換用の部品をストックしているため、メンテナンスをしながら長期間利用し続けることが可能です。

ただし、部品単体での購入には対応しておらず、修理や部品の交換は必ず営業サポートに相談する必要があります。

複合機メーカーシェア4位：京セラ（KYOCERA）

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複合機シェアランキング第4位の京セラは、本体価格とカウンター料金が安いことが特徴です。

さらに京セラ独自のドラムを採用し、業界トップクラスの耐久性も魅力のひとつです。

京セラの特徴と強み

複合機シェア第6位の京セラは、耐久性に優れたうえにランニングコストの低さが魅力の複合機メーカーです。

京セラ複合機の特徴は以下のとおりです。

コストパフォーマンスに定評があるものの、富士フイルムやリコーなどのメーカーと比較すると画質の面では物足りないといわれることがあります。

京セラの参考価格

京セラ複合機2553ci/2553ci Wの参考価格をご紹介します。

2553ci/2553ci W	116万2千円
月額リース料（5年）	22,078円

2553ci/2553ci Wは、印刷スピード25枚/分のA3カラー複合機です。

京セラの保守・サポート

京セラは「Ecosys NET」というリモート体制をとっています。
「Ecosys NET」の特徴は以下のとおりです。

京セラは、電子機器をはじめとしたさまざまな分野で培った技術力を、複合機のサポートの分野でも活かしています。

複合機メーカーシェア5位：富士フイルム（FUJIFILM）

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複合機シェア第5位の富士フイルムは、解像度とセキュリティの高さが魅力の複合機メーカーです。

また、J.D. パワー 2022年カラー複合機顧客満足度調査において「ラージ＆ミドルオフィス市場部門」と「スモールオフィス市場部門」の2部門で1位に選ばれています。

富士フイルムの複合機は、全国のセブンイレブンに導入されているのも大きな特徴です。

富士フイルムの特徴と強み

富士フイルムの特徴と強みは、以下のとおりです。

また、J.D.パワー アジアパシフィックによる顧客満足度調査で、9年連続1位を獲得している事実にも見られるとおり、富士フイルムはユーザーから強く支持されている複合機メーカーです。

国内でのシェアは1位といわれているほど、多くのユーザーから利用されています。

富士フイルムの参考価格

富士フイルム複合機Apeos C2570 （Model-PFS）の参考価格をご紹介します。

Apeos C2570 (Model-PFS)	216万円
月額リース料（5年）	41,040円

Apeos C2570 （Model-PFS）は、印刷スピード25枚/分のA3対応カラー複合機です。ランニングコストが格段に低いことが魅力

富士フイルムの保守・サポート

国内三大メーカーである富士フイルムの保守・サポートの特徴は以下のとおりです。

複合機のリーディングカンパニーとして、富士フイルムは万全の体制を整えています。

複合機メーカーシェア5位（同率）：シャープ（SHARP）

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複合機シェアランキング第5位（富士フイルムと同率）のシャープは、価格が安くコストパフォーマンスが高い複合機メーカーです。

シャープの複合機は、全国のファミリーマートに導入されているのも特徴のひとつです。

シャープの特徴と強み

シャープの複合機は、その手頃な価格と使いやすさで知られています。

特に、シャープの複合機は中古市場で多くの機種が出回っており、A3サイズに対応した機種をお得に購入できる可能性が高いです。

また、他のメーカーと比べてカウンター料金も低くいことも魅力のひとつです。

ただし、画質に関しては、シャープの複合機は他のメーカーと比べるとベストとはいえないかもしれません。

一般的な営業資料や配布チラシの印刷などにおいては十分な画質ですが、パンフレット作成や写真のプリントなどの用途においては物足りなさを感じられるかもしれません。

シャープの参考価格

シャープ複合機BP-40C26の参考価格をご紹介します。

BP-40C26	143万8千円
月額リース料（5年）	27,322円

BP-40C26は、1分あたりの印刷スピードが26枚のA3対応カラー複合機です。

シャープの保守・サポート

シャープは全国90ヶ所に拠点があり、どの拠点でも連絡すれば保守・サポートを対応しているシャープマーケティングジャパン株式会社の担当者が駆けつけられる体制を取っています。

全国のファミリーマートがシャープ複合機を導入していることもあり、きめ細やかなサポート網を設けています。

シャープの複合機は近年シェアを伸ばしているといわれており、今後ますます保守・サポート体制が充実するでしょう。

複合機メーカーシェア7位：東芝テック（TOSHIBA TEC）

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複合機シェアランキング第7位の東芝テックの複合機は、使いやすさへのこだわりに定評があります。

東芝テックの特徴と強み

東芝テックは、国内でのシェアや知名度はそれほど高くありませんが、グローバルに複合機を展開しています。

POSシステムなどを展開する東芝テックの技術力を活かして、他のメーカーに負けないクオリティの高さを実現しています。

また、東芝テックの機能面での大きな特徴が、紙以外の媒体への印刷が可能であることです。
例えば、クリアファイル・ユニフォームのゼッケン・レストランのメニュー用紙などに印刷ができます。

使いやすさにもこだわりをもつメーカーであるため、さまざまな用途での利用が期待できます。

東芝テックの参考価格

東芝カラー複合機e-STUDIO2525ACの参考価格をご紹介します。

e-STUDIO2525AC	132万円
月額リース料（5年）	25,080円

e-STUDIO2525Acは、1分あたりの印刷スピード26枚の複合機です。

東芝テックの保守・サポート

東芝の保守サポートは、全国約120ヶ所に総勢1,500名のエンジニアを配置しています。

シェアや知名度に対して拠点の数やサポートスタッフの人数が多いため、迅速なサポートが期待できます。

また、東芝テック複合機の大きな特徴の一つが、分解しやすいユニットで構成されていることです。

分解や組み立てが複雑でないことから、トラブル時のサポートがスムーズになる他、複合機の長寿命化にも役立っています。

複合機メーカーの選び方で重要な5つのポイント

複合機は多くのメーカーからさまざまな機種が販売されているため、最適な機種を選ぶことで導入後の業務効率が大きく変化します。

この章では、市場シェアを含め、どのような点で複合機を選定すべきかのポイントをご紹介します。

①市場シェアが高いメーカーか

市場シェアの高いメーカーを選ぶことにより、以下のメリットが得られます。

日本の複合機は世界的にも高い評価を受けているため、国内と全世界でのシェアは異なります。

また、シャープやコニカミノルタのように近年シェアを伸ばしているメーカーもあるため、最新の複合機のシェア率をチェックするようにしましょう。

②ニーズを満たす特徴や強みがあるか

シェア上位のメーカーが発売している複合機には、どのメーカーのものも一定以上の品質があります。

しかし、業務において必要な機能を満たしている機種を選ぶためには、個々の機種が搭載している機能や特徴を確認する必要があります。

具体的には、以下ような点をチェックしましょう。

複合機の機能や強みは、ホームページの情報だけでは分かりづらいため、メーカーや販売店のスタッフに確認されることをおすすめします。

③保守拠点の数や保守範囲は十分か

保守拠点の数や保守の範囲も、メーカーによって異なります。

拠点については、自社の近くに拠点があるか否かと、全国にどの程度の拠点があるのかを確認しましょう。

最も重要な点は、トラブル時にすぐに駆けつけてもらえるよう、近くに拠点があることです。

ただし、1つの拠点の対応エリアが広すぎて、エリアに対して人員が不足している場合にはサポートのスピード感に満足できない場合があります。

また、保守サポートを依頼した際に、どの程度のサポートが依頼できるのかも確認しておきましょう。

万が一、部品の交換や修理作業などがカウンター保守料金に含まれていない場合は、修理依頼時にまとまった費用が発生するリスクがあります。

④導入・ランニングコストは予算内か

導入・ランニングコストが予算内に抑えられるか否かも重要なポイントです。

予算内に抑えるためには、以下の3点を検討しましょう。

導入方法

複合機の導入方法は、大きく分けて新品購入・中古購入・リース契約の3種類があります。

それぞれの導入方法によって、特徴や料金が変わるためどの方法が自社に最適かを考慮して選びましょう。

販売店

複合機は販売代理店によって割引やキャンペーンを行っているケースも多いため、どの販売代理店で購入するかによっても費用が大きく変わります。

さらに、販売店によるサポートや中古複合機の保管状態なども異なるため、販売店を選ぶ際は料金だけでなく、サポートの有無や契約内容もしっかりと確認することが重要です。

メーカーと機種

複合機はメーカーや機種によって費用が異なります。

特に、リースの場合のカウンター料金も機種や契約プランによって異なるため、総合的に判断しましょう。

また拠点については、自社の近くに拠点があるか否かと、全国にどの程度の拠点があるのかを確認しましょう。

⑤実際の導入率や顧客満足度は高いか？

複合機の質やサポート体制が本当に良いか否かを判断するには、実際の導入率や顧客の満足度が参考になります。

実際の導入率を数値で確認するのは難しいですが、販売担当者にデータや情報を提供してもらえないか相談してみましょう。

評判は、SNSの情報や口コミサイトの情報で確認できます。
ただし、インターネット上の情報は偏った考えによるものも多いため、慎重に判断する必要があります。

情報やデータについての確認や問い合わせしたときにお担当営業者の対応もチェックポイントの一つです。

スピーディに的確な情報を提供する営業担当者がいるメーカーや販売店は、体制が整っている可能性が高く、導入後にも安定したサービスを受けられる可能性が高いです。

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まとめ

複合機は導入費用も安くはないため、導入後に後悔しないためにもクオリティの機種を、適切な価格で導入するためにさまざまな条件でチェックすることがポイントです。

本記事でご紹介したように、複合機のシェア率は導入時の目安のひとつになります。

特に多くの企業に選ばれている複合機は、品質・サポートの両面で高いクオリティによりユーザーから支持されている傾向が高いです。

ただし、シェアの高い複合機は本体価格が高額になりがちな傾向もあります。

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全国対応かつ充実のサポート体制を整えておりますので、複合機の導入を検討されている方はぜひOFFICE110にお気軽にご相談ください。