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ビジネスフォン設定は自分でできる?業者依頼の範囲と4つの注意点

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ビジネスフォン設定は自分でできる?業者依頼の範囲と4つの注意点

ビジネスフォン設定は自分でできる?業者依頼の範囲と4つの注意点

ビジネスフォンの設定作業を自分で行うべきか、それとも専門業者に任せるべきか判断できずにお困りではありませんか?

自身で行う場合、設定ミスによる業務への影響を懸念する一方で、専門業者への依頼は費用面で足踏みしてしまう方も多いことでしょう。
家庭用電話機と比べ、高度な専門知識が必要となるビジネスフォンの設定は慎重な判断が求められます

この記事では、ビジネスフォンの設定において自己対応可能な範囲と専門業者への依頼が必要な範囲について解説。さらに、業者依頼時の費用相場や導入時の注意点まで詳しく紹介します。

現在、ビジネスフォンの設定をスムーズに行うことで、効率的かつ迅速な業務運用につながります。ぜひ本記事の内容をご覧ください。

この記事の目次

  1. 【基本知識】ビジネスフォンの仕組みと導入の流れ

  2. ビジネスフォン設定は自分でできる?

  3. ビジネスフォン設定・設置工事の費用相場

  4. ビジネスフォンを新設・増設する際の4つの注意点

  5. ビジネスフォンの設定・導入にお悩みの方は「OFFICE110」にお任せ
  6. まとめ
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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【基本知識】ビジネスフォンの仕組みと導入の流れ

最初に、ビジネスフォンの仕組みと、導入までの流れを解説します。

家庭用電話との違いや、主装置とユニットの関係について詳しく見ていきましょう。

ビジネスフォンの仕組み

ビジネスフォンの仕組み

ビジネスフォンは「PBX(主装置)」を通じて電話線と各電話機をつなぐことで、内線や転送などの機能を使用できます。

家庭用電話が1台の電話機で1本の外線に接続するのに対し、ビジネスフォンはPBXを経由して各電話機に配線されます

主装置には複数の「ユニット」が搭載され、以下のような役割を持ちます。

  • 内線ユニット:オフィス内での内線通話が可能
  • 外線ユニット:外部通話の接続
  • 単独電話機ユニット:FAX機器との接続

これにより、ビジネスフォンは企業のさまざまな通話ニーズを支えるシステムとしての役割を担っています。

ビジネスフォンの主装置について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

ビジネスフォン導入の流れ

ビジネスフォンの導入は、機器を設置して配線するだけでなく設定が必要です。
詳しくは、以下の手順で進めます。

手順①主装置・電話機の設置と配線をする

主装置と電話機を指定の場所に設置し、配線を行います。
通常、配線は業者が対応しますが、担当者も主装置のポート配置や機能を把握しておくと運用がスムーズです。

また、配線はポートごとに外線・内線番号が割り振られ、接続位置によって各番号が決まります。
配線時にポートと電話機の接続を確認し、正確な設定ができるようにしておきましょう。

手順②主装置のデータ設定をする

配線後に、主装置のデータ設定を行います。
留守番電話や転送機能は基本的に設置時に組み込まれているため、工事業者はデータ設定を中心に行います。

  • 外線番号の設定:特定の電話番号を設定
  • 内線番号の設定:部署や社員ごとに番号を割り当て
  • 鳴りわけ設定:各番号ごとに着信設定
  • 通話録音や留守録機能:通話管理のための設定

業者に設定依頼をする際、「誰がどの番号を使うか」「着信時にどの電話が鳴るか」などは事前に決定しておく必要があります。

ビジネスフォンの設定は簡単に変更できない場合もあるため、慎重に計画して判断することが大切です。

ビジネスフォン設定は自分でできる?

ビジネスフォンの設置や設定は、「自分でできる作業」と「専門業者に依頼が必要な作業」に分かれます。

ここでは、それぞれの作業範囲について詳しく解説します。

専門業者に依頼が必要な作業範囲

ビジネスフォンの設置や設定の多くは、専門業者に依頼が必要です。

特に、配線や主装置の設定工事には「電気通信設備工事担任者」の国家資格が必要となる場合が多いため、無資格者による作業は法律で禁じられています

以下の作業は、すべて専門業者に依頼する必要があります。

  • 主装置への接続とデータ設定
  • ユニットの追加・設定変更
  • 電話機の増設や移設作業
  • オフィス移転に伴う配線見直し

誤った配線接続はシステムの停止を招く恐れがあるため、オフィスで電話機の新規導入や交換をする際は、原則として専門業者に依頼しましょう

自分でできるビジネスフォンの設定作業

導入後の簡単な設定や操作は、自分で対応できる場合もあります。

以下の作業は、資格が不要で比較的簡単に対応可能です。

  • 電話帳への番号登録や編集
  • 受話器やコード類の交換
  • 既存の電話機同士の接続変更

電話帳データなどの個人情報を扱う設定や、簡単な端末交換作業は自身で行えるため、必要に応じて対応しましょう。

ビジネスフォン設定・設置工事の費用相場

ここからは、ビジネスフォン導入時の設置・設定工事の費用相場について詳しく解説します。

主装置の設置・データ設定費用

中古ビジネスフォンを5台の導入した場合の主装置設置やデータ設定費用の目安は、以下の通りです。

電話機設置費(5台あたり) 30,000〜45,000円/td>
主装置設置費 15,000~25,000円
データ設定費 15,000~25,000円

初めての導入や機器交換には、本体価格や設置費用に加え、別途データ設定費が発生する点を理解しておきましょう。

電話機の設置・配線の工事費用

電話機の設置や接続工事費用の目安は、以下の通りです。

電話機接続費(1台あたり) 9,000〜10,000円
屋内配線費(10メートルあたり) 3,000〜5,000円
ケーブル代金(10メートルあたり) 5,000〜8,000円
モールなど配線のための付属品の代金 2,000〜3,000円
作業者派遣費用(1人) 10,000円程度
FAX接続費用 8,000円程度

配線の長さや施工環境の複雑さにより、上記費用は変動します。

「〇〇工事一式」といった曖昧な見積もり項目があれば、具体的な内容を業者に確認することをおすすめします。

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ビジネスフォンを新設・増設する際の4つの注意点

ビジネスフォンの新設・増設時は、基本的に専門業者への依頼が必要です。

ここでは、企業の担当者が確認すべき4つのポイントをご紹介します。

主装置によって接続できる台数が異なる

主装置のサイズやモデルにより、接続可能な電話機の台数が異なります

オフィスに必要な電話機台数を把握し、以下の一般的なサイズ別の接続可能台数を参考に検討しましょう。

  • Sクラス 電話機10台、4回線(ISDN2回線、アナログ回線4回線)
  • Mクラス 電話機30台、12回線数(ISDN6回線、アナログ回線12回線)
  • Lクラス 電話機80台、24回線(ISDN12回線、アナログ回線24回線)

台数に合わせてユニットの追加が可能な主装置を選ぶと、後々の機能拡張にも対応できます。

ユニットに空きがないと増設できない

主装置のユニットに空きがない場合、電話機を増設できません。
ユニットは、電源や機能ユニットも含めた台数分必要です。

スロットが足りない場合は、下記の方法を検討しましょう。

  • 接続台数が多い主装置への交換
  • 主装置自体の増設

特に、成長企業ではスロットに余裕を持たせた設備導入が重要です。
なお、これらの工事は専門業者に依頼する必要があります。

主装置と電話機のメーカーは揃える必要がある

ビジネスフォンを新設・増設する際、最も注意が必要なのが、主装置と電話機は同じメーカーかつ、同シリーズで揃える必要があります。

異なるメーカーや型番は互換性がないため、注意が必要です。
既存設備に追加する際など同じ機種が入手できない場合は、中古品を調達するか電話設備の一式交換を検討しましょう。

誤って異なるシリーズや型番を選ばないように、購入前に型番を確認し、適切な機種を選定してください。

子機の増設には業者による設定が必要になる

子機を増設する場合も、主装置への接続や配線の調整が必要です。

これらの作業には「電気通信設備工事担任者」の資格が求められるため、業者に依頼する必要があります。
また、工事費用は配線の長さや作業内容によって異なるため、事前に確認しましょう。

このように子機の増設を検討する際は、費用面も十分に確認してから慎重に判断することが大切です。

ビジネスフォンの子機について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

ビジネスフォンの設定・導入にお悩みの方はOFFICE110にお任せ

office110

ビジネスフォンの新規導入や増設の際、設定作業や設置工事には専門的な知識と技術が求められます。その場合、専門業者に依頼することでスムーズかつ確実な対応が可能です。

当社「OFFICE110」は、ビジネスフォンの導入からアフターサポートまでをワンストップで対応する専門業者です。

専門資格を持った経験豊富なスタッフが、企業ごとのご要望をヒアリングし、最適なプランをご提案します。
設置工事、データ設定、増設対応など、すべてをお任せいただけるので、導入後のフォローも安心です。

また、新品はもちろん、中古のビジネスフォンも豊富に取り揃え、初期費用を抑えたい方に向けた「機種代金0円キャンペーン」も実施中です。

コストを抑えつつ、高品質なサービスをお求めの方は、ぜひ「OFFICE110」にご相談ください。

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まとめ

ビジネスフォンの設定は家庭用電話とは異なり、専門的な知識と技術が求められる作業です。

そのため、利用者が対応できるのは、次のような簡単な作業に限られます。

  • ビジネスフォン電話機の交換
  • 端末や管理PCからの電話番号データ登録

確実かつスムーズな設定や設置工事を行うには、専門業者への依頼が必要です。

    ■信頼できる電話工事業者を選ぶポイント

  • 電気通信設備工事担任者の資格保持
    適切な資格があることで、安全かつ正確な施工が可能です。
  • 実績とノウハウの豊富さ
    業界経験が豊富な業者は、迅速な対応とトラブルへの対処力が期待できます。
  • 丁寧な説明とサポート対応
    わかりやすく説明してくれる業者であれば、導入後も安心です。

信頼できる業者に依頼することで、ビジネスフォンの設定・設置工事を安心して任せられるでしょう。

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