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電話から「ガサガサ…」と雑音が聞こえる。ノイズで相手の声が聞き取りにくく、大切な内容を聞き逃してしまう。
電話の雑音は、単なる不快感だけでなく、信頼やビジネスチャンスを損なう原因にもなりかねません。そのため、原因を特定して早めに対処することが大切です。
本記事では、オフィスの電話に雑音が発生する原因と、症状別の具体的な対処法をわかりやすく解説します。適切な対応でトラブルを解消し、スムーズな通話環境を取り戻しましょう。
監修者
登 雄三(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
通話中の雑音を解決するには、「発生している電話機の台数」「発生タイミング」「雑音の種類」の3つを正確に把握することが重要です。
ビジネスフォンの雑音トラブルでお困りの方は、以下の解説動画(約7分)をご覧ください。主装置や配線など、原因の見極め方と対策を専門家がわかりやすく解説しています。
雑音トラブルを解決するためには、まず雑音が発生している電話機の台数を正確に把握することが大切です。台数を確認することで原因が特定でき、適切な対処法を選びやすくなります。
以下の通り、問題が起きている台数によって原因や対処方法が異なります。
雑音トラブルの早期解決には、不具合が発生している電話機の台数を正確に把握し、適切な対処を行う必要があるでしょう。
続いて、雑音が入り始めた時期を正確に把握できれば、問題解決の重要な手がかりとなります。雑音の発生時期を特定することで原因を絞り込みやすくなり、効率的な対処が可能です。
以下のタイミングで、雑音が発生していないか確認しましょう。
雑音が発生し始めた時期の前後に起きた特別な出来事(雷、工事、災害など)を把握できれば、問題の原因をより正確に特定しやすくなります。
通話中にどのような種類の雑音が聞こえているかも重要なポイントです。
雑音の種類によって原因を特定できる場合があるため、正しく聞き分けて適切に対応しましょう。
ここでは、主に4つの雑音のパターンとその原因や対応方法をご紹介します。
「キーン」「ボーン」といった高音の雑音は、ハウリングが発生している可能性があります。これは音の増幅や反射によるもので、設定や使い方に原因があることも少なくありません。
高音の雑音(ハウリング)に悩まされた場合、まず自社側の設定や使用方法を確認し、必要に応じて調整しましょう。
「ガサガサ」「ザーザー」といった雑音は、主に電話機の故障や配線の不良が原因で発生します。
この種の雑音は通話品質を著しく低下させ、重要な情報の伝達を妨げる可能性があります。雑音が頻繁に発生し、通話に支障をきたす場合は問題を軽視せず、迅速に対応することが重要です。
まずは雑音の発生頻度と程度を確認し、問題の緊急性を判断しましょう。次に、配線の抜き差しなどを行い、接触不良など簡単に解決できる問題かどうかを確認します。
「ジージー」や「ブツブツ」という雑音は、主に電話機内部の不良やインターネット回線の問題が原因です。
これらの雑音は、機器の故障や回線の状態不良を示唆する典型的な症状です。通話品質に直接影響をあたえる恐れがあるため、早めの対応が必要となります。
雑音の症状を詳細に記録し、専門業者に相談することが効果的な解決につながります。
「ビリビリ」「バリバリ」などの音割れのような雑音が入る場合、音量が適切でないことやスピーカーの問題が考えられます。
これらの雑音は、音声信号が適切に処理されていないか、スピーカーが正常に機能していないことを示唆しており、通話品質を著しく低下させる可能性があります。
まずは自分でできる音量調整を試みましょう。それでも改善されない場合は、スピーカーや内部回路に問題がある可能性があるため、専門の障害対応を検討してください。
本章では、ビジネスフォン1台のみに雑音が入る場合の5つの原因について紹介します。
それぞれの原因についてくわしく解説します。
ビジネスフォンの雑音の原因の一つに、設定音量が大きすぎる可能性があります。
過度に大きな音量設定は通話中の様々な音や振動を増幅し、不要なノイズとして伝達してしまうためです。
通話中に雑音が気になる場合、まず音量を調整してみましょう。多くのビジネスフォンでは、通話中に音量ボタンや十字キーで受話音量を調整できます。
ただし、機種によって操作方法は異なります。ボタンを押してもボリュームがうまく調整できない場合や、調整しても雑音が続く場合は、専門業者に相談して適切な対応を行いましょう。
ビジネスフォンの雑音の原因で多いのが、カールコードや電話機本体と主装置をつなぐケーブルの接触不良や劣化です。
受話器は電話の受発信だけでなく、保留や通話終了の操作などで頻繁に使用されます。そのため、コネクターや配線が繰り返し負荷を受け、緩みや破損が生じやすくなります。
カールコードやケーブルの不良や劣化を確認する場合、まずビジネスフォンの外観を確認して、コネクターが変形したり傷ついたりしていないかを確認しましょう。
外観に問題がない場合、コードやケーブルを他のものと交換して、改善できるかを確認します。なお、コードやケーブルの不良であれば、部品交換のみで対応できる場合があります。
電話機本体や受話器の故障によって、雑音が発生する場合があります。
電話機内部には、さまざまな基板が使用されています。本体の故障の場合は、利用者側で故障箇所を特定し、対処するのは困難なケースも多いです。
また、受話器の雑音の原因は、スピーカーマイク部分や受話部分のホコリの詰まり、接続部分の腐食などが考えられます。
このような症状が発生した場合は、ホコリの詰まりをエアダスターで取り除いたり、腐食部分の交換を相談したりして、適切に対処しましょう。
ビジネスフォンの故障に関しては「ビジネスフォンが故障したときの対処法」の記事も参考になります。
電子レンジや掃除機などが発する電磁波が、ビジネスフォンに雑音を引き起こす原因になる場合があります。
これらを防ぐために、電磁波を発する機器と電話設備を適切に配置することが重要です。
電磁波の影響を受けやすい周辺機器には、次のようなものが挙げられます。
通話中にこれらの機器を近くで使用すると、雑音の原因になる場合があります。
電磁波を発する機器が電話回線に干渉しないように配置を工夫することで、ビジネスフォンの雑音を減らせる場合があります。適切な配置と配線を行い、通話品質の向上に努めましょう。
親機と子機の間で通信障害が発生すると、通話中に雑音が入ることがあります。特に、親機と子機を無線で接続している場合は、設置環境や距離などを適切に調整することが重要です。
通信障害の主な原因としては、以下のようなものが挙げられます。
親機と子機の距離や障害物の有無を見直し、設置環境を最適化することで、雑音の軽減と通話品質の改善が期待できます。
もし、ビジネスフォンの複数台や全台に雑音が入る場合、以下のような複雑な原因が考えられます。
ここでは、複数の電話機に雑音を引き起こす4つの原因について解説していきます。
複数の電話機に雑音が生じる原因として、主装置の故障が考えられます。
主装置はビジネスフォン設備全体の機能をコントロールする重要な部分です。この主装置に不具合が生じるとシステム全体に影響が及び、結果として電話機に雑音が発生することがあります。
主装置の故障を確認するための手順は、以下の通りです。
電話機で雑音が発生している場合は、まず主装置の不具合を疑い、必要に応じて再起動を試してみましょう。
それでも改善しない場合は、専門業者に相談することで原因の特定と適切な対処がスムーズに行えます。
電話回線側でトラブルが起きている場合にも、雑音が発生する可能性があります。原因として多いのが、ケーブルの劣化や水濡れです。
電話回線に問題があるかどうかは、以下の方法で確認できます。
電話回線側にトラブルが起きている場合は、まず内線と外線の両方で雑音の発生を確認します。問題が特定されたら、専門業者や電話会社に相談して適切に対処しましょう。
【関連記事】:ビジネスフォンの配線方法と3つの注意点
ローゼット(配線の分岐装置)やスイッチングハブ(ネットワークを制御する機器)に不具合があると、通信品質が低下し、ビジネスフォンに雑音や通話不良が発生することがあります。
まずは、これらの機器の電源が正しく入っているかを確認しましょう。電源に問題がないにもかかわらず雑音が続く場合は、機器の故障や配線不良が原因の可能性があります。
このようなケースでは無理に自分で修理を行わず、専門業者に相談することをおすすめします。誤った配線や不適切な修理は、システム全体に影響を及ぼすリスクがあるため注意が必要です。
雷や電気工事などで過電流が発生し、ヒューズが飛んでいる可能性があります。
主装置やローゼット内に装着されているヒューズが飛ぶと、接続されている電話機が止まってしまう場合があります。
電話機の配線方法によっては、椅子でケーブルを踏むといった些細なことでもヒューズが切れることがあり、専門業者による修理が必要になるケースがあります。
そもそも、オフィスで使用するような電子機器は過電流に弱く、雷などで故障してしまうことも珍しくありません。また、過電流防止ユニットをコンセントに挟むなどして、落雷対策を行うことも重要です。
ここでは、雑音発生時の対処法をご紹介します。ビジネスフォンに雑音が入ると、業務に支障をきたす可能性があります。
適切な対応方法を知っておくことで、迅速なトラブル解決が可能になり、不必要な出費を抑えられるでしょう。
それでは、具体的な対処法について解説していきます。
ビジネスフォンに雑音が入る場合、まず雑音の発生範囲を確認し、可能であれば自己対応を試みてみましょう。
雑音の発生が1台のみか複数台かによって、問題の原因と対処方法が大きく異なります。1台のみの場合、比較的簡単に解決できる可能性があり、自己対応でコスト削減につながる場合もあります。
手順と対処方法は以下の通りです。
このように、まずは雑音がどの範囲で発生しているかを確認し、可能な範囲で自己対応を試みることがスムーズな問題解決につながります。
簡単な自己対応で解決しない雑音問題は、専門業者への問い合わせを検討しましょう。
ビジネスフォンシステムは複雑で、主装置や回線に関する問題は専門知識や資格が必要となる場合があります。不適切な対応は、さらなる問題を引き起こす可能性があります。
以下の状況に応じて、適切な対応を行いましょう。
ビジネスフォンの雑音問題は、安全性と効率性を考慮し、状況に応じて専門業者や電話会社に相談することが大切です。
修理よりも費用を抑えられるため、中古ビジネスフォンはコスト重視の方におすすめです。
その理由は、症状や機種によっては、修理よりも交換のほうが費用を抑えられ、対応もスムーズに進む場合があるからです。
中古のビジネスフォンを導入する時と、新品のビジネスフォンを導入する時の相場の一例をご紹介します。
中古ビジネスフォンの費用相場は以下のとおりです。
中古ビジネスフォンは、修理より価格を抑えられる場合があります。また、体制がしっかりと整っている販売店から購入すれば、状態のよい機種を購入できるケースもあります。
メンテナンスについても、メーカーの保証は受けられませんが、販売店のメンテナンス保守を受けられる場合があります。
ただし、中古品を購入する場合には、以下の点に注意しましょう。
工事費用は、接続する台数や配線状況によって異なりますが、設置工事費の目安は10,000~20,000円/台+人件費1万~3万円程度です。※上記は目安です。中古での導入ポイントは 中古ビジネスフォンのご案内 で実例・注意点も確認できます。
新品ビジネスフォンの交換費用は、電話機本体と主装置の購入費用、さらに工事費用を合わせた総額となり、規模によって大きく変動します。
ビジネスフォンシステムは複数の構成要素からなり、各企業の需要に応じてカスタマイズされるため、一律の価格設定が難しいからです。
新品のビジネスフォンを購入する場合の費用相場は、以下のとおりです。
上記に加えて、工事費用が追加で発生します。※費用は目安です。機種・台数・配線状況・回線構成によって変動します。
新品ビジネスフォンへの交換を検討する際は、複数のビジネスフォン業者に相談し、見積もりを依頼することが重要です。これにより、自社のニーズに合う機器構成と、適切な価格での導入を検討しやすくなります。
新品選定の流れは新品ビジネスフォンのご案内で要点を確認できます。
通話中に雑音が入る、相手の声が聞き取りづらいといった音声トラブルは、日々の業務にも影響を及ぼす可能性があります。
原因は配線や回線だけでなく、電話機や主装置の劣化による可能性もあります。古くなった機器を使い続けている場合は、構成の見直しや機種の入れ替えで雑音を改善できるケースも少なくありません。
OFFICE110では、新品・中古問わず豊富なビジネスフォンを取り扱い、中古品も点検・クリーニングを実施した製品をご提供しています。
さらに、電話回線とセットでお申し込みいただくと、機種代が実質0円になるキャンペーンを利用できる場合があります。トラブル解消と同時に、コストを抑えたオフィス環境の再構築を検討できます。※キャンペーンの適用条件は時期や回線種別により異なります。最新情報はビジネスフォンのトップページをご確認ください。
導入実績12万社のビジネスフォンのプロが、雑音の原因確認から修理可否、交換が必要かどうかまで状況に合わせてご案内します。雑音や通信の不調でお困りのご担当者さまは、まずは症状の確認からご相談ください。
ご相談・見積依頼
ビジネスフォンで発生する雑音(ノイズ)は、業務コミュニケーションに支障をきたす恐れがあるため、放置せずに早い段階で原因を特定・対処することが大切です。
音声が聞き取りづらい状態が続くと、情報の聞き逃しや相手への印象悪化にもつながりかねません。まずは雑音が1台のみなのか、複数台で起きているかを確認しましょう。
自己対応で解決しないときは、早めに専門業者に相談することをおすすめします。ビジネスフォンの雑音や不具合は、放置せず迅速・的確に対処することが業務の安定につながります。
雑音の原因が電話機・主装置・回線のどこにあるかを整理し、交換や見直しも含めて検討したい場合は、ビジネスフォン総合ページで導入方法や選び方を確認できます。
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