ビジネスフォンの価格ガイド!費用を安く抑える4つのコツ
ビジネスフォンを導入する際、価格に関する疑問をお持ちではありませんか?
初期費用や月額料金、リース契約など、費用面の不安を解消するためには正しい情報を得ることが重要です。
この記事では、「ビジネスフォンの価格」に焦点を当て、導入費用の内訳やコストを抑える方法、価格相場について詳しく解説します。
ビジネスフォンの導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
監修者
登 雄三
(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
ビジネスフォンの価格を決める3つの要素
ビジネスフォンの導入には、主に「主装置」「電話機」「工事費用」の3つの要素が価格に大きく影響します。
これらの価格は、選ぶ機器の規模や種類によって変動します。
この記事では、各費用の内訳について詳しく解説していきます。
主装置の価格
最初に、主装置とは電話機同士の内線機能を制御し、外部からの着信を各電話機に振り分ける重要な機器です。
主装置の価格は、接続する電話機の台数や回線数によって異なり、20万円から50万円以上が一般的です。
通常、主装置は3つのクラスに分けられ、グレードが上がるほど価格も高額になります。
主装置は規模に応じた選択が導入費用を左右するため、慎重な検討が必要です。
ビジネスフォンの主装置について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
電話機の価格
ビジネスフォンは高機能のため、家庭用電話機にくらべて高額になる傾向があります。
新品で2〜5万円、中古品では3,000円〜1万5,000円程度が相場です。
なお、IP電話機やコードレス電話機などを選ぶと、さらにコストがかかることがあります。
設置工事費
ビジネスフォンの導入には、専門業者による工事が必要です。
工事費用は、配線工事や設定作業などによって異なりますが、5台の電話機を導入する場合で約10万円前後が目安です。
導入台数が増えれば費用も上がりますが、大規模導入の場合は業者による割引きも見込めます。
- お見積もり時にサービス内容を確認しておくことをおすすめします。
ビジネスフォンの価格相場【導入方法別】
ビジネスフォンの導入費用は、規模だけでなく導入方法によっても大きく変わります。
ここでは、新品購入、中古購入、リース、レンタルの4つの導入方法ごとの価格相場について解説します。
1.新品ビジネスフォンの購入
新品ビジネスフォンの導入は、長い期間使用する場合や最新機能を利用できる点が大きなメリットです。
ただし、初期費用が高額になりがちなので、予算に余裕がある場合に選ぶのがよいでしょう。
新品ビジネスフォンのメリット・デメリット
新品ビジネスフォンのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ■新品購入のメリット
- 最新の高性能機能が使える
- 長期間の使用が可能
- 状態が良ければ将来的に売却や譲渡が可能
- ■新品購入のデメリット
- 初期費用が高額になる
- 新モデルが登場すると陳腐化する可能性がある
ビジネスフォンメーカーは、通常3〜5年でモデルチェンジし、新機能が追加されます。
近年のモデルは、スマートフォン連携や不審者を感知する防犯機能など、高性能タイプの電話機が販売されています。
新品ビジネスフォン購入の価格相場
新品ビジネスフォンの価格相場は、主装置と電話機10台で約70万~80万円が一般的です。
電話機1台あたりの相場は4万円程度です。
工事費用を含めると、さらに15万~20万円程度がかかります。
2.中古ビジネスフォンの購入
中古ビジネスフォンは初期費用を大幅に抑えたい企業にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
ここでは、中古ビジネスフォンのメリット・デメリットと、価格相場について詳しく解説します。
中古ビジネスフォンのメリット・デメリット
中古ビジネスフォンを選ぶ際のメリットとデメリットは以下の通りです。
- ■中古ビジネスフォン購入のメリット
- 新品よりも低価格で導入できる
- 様々な機種から予算に応じた選択が可能
- ■新品ビジネスフォンのデメリット
- 保証がない、または短期間の保証のみの場合がある
- 最新機能が搭載されていない
- 長期間の使用に耐えられない場合がある
中古品は、信頼できる販売店から購入すれば、動作チェックやメンテナンスがしっかり行われているため、安心して利用できます。
また、中古でもビジネスフォンに求められる基本的な機能は十分備わっているため、日常業務には問題ありません。
ただし、長期的に使用する場合や最新機能が必要な場合は、新品を検討することをおすすめします。
中古ビジネスフォン購入の価格相場
中古ビジネスフォンの価格は、新品の約半額程度が相場です。
例えば10台のセットの場合、機器代が約20万〜30万円、工事費が約8〜12万円ほどが一般的です。
電話機単体の価格は、1台あたり約5,000円〜1万2,000円が相場となります。
- これらの価格は業者や機器の状態によって異なるため、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。
3. リース契約
ビジネスフォンのリース契約とはリース会社が代わりに機器を購入し、月々の定額料金で使用する契約です。
通常、リース期間は5年から7年で設定されます。
ここでは、リース契約のメリット・デメリットと、具体的な価格相場について解説します。
ビジネスフォンのリースのメリット・デメリット
ビジネスフォンをリースするメリット・デメリットは、以下の通りです。
- ■リース契約のメリット
- 初期費用を抑えて新品の機器を導入できる
- リース料金を経費として処理できる
- ■リース契約のデメリット
- 総支払額が購入より高くなる
- リース期間中の途中解約ができない
- 契約終了時に機器の返却が必要
リース料が上乗せされるため、総額は購入よりも高くなることが一般的です。
また、途中解約ができないため、契約期間を慎重に考える必要があるでしょう。
リースはまとまった資金が用意しにくい場合や、毎月のコストを一定に抑えたい企業におすすめです。
ビジネスフォンのリースの価格相場
ビジネスフォンのリース料金は、導入する台数やリース期間によって異なります。
例えば、ビジネスフォン10台を7年間リースする場合、月額費用は約12,000〜15,000円が一般的な相場です。
総額は、リース期間中に支払う合計金額として約100万円前後になります。
リース料については、同等の新品を一括購入する際の総額とほぼ同じか、やや高くなるのが一般的です。
4.レンタル契約
レンタル契約は、リースとは異なり1日からの短期間でも利用でき、途中解約も自由です。
そのため、ビジネスフォンを短期間で使用したい場合や、初期費用を抑えたい場合に適しています。
ここでは、ビジネスフォンのレンタル契約のメリット・デメリットと、具体的な価格相場について詳しく解説します。
ビジネスフォンのレンタルのメリット・デメリット
ビジネスフォンをレンタル契約するメリット・デメリットは以下の通りです。
- ■レンタルのメリット
- 短期間の利用が可能
- 途中解約が自由にできる
- 手続きが簡単
- ■レンタルのデメリット
- 長期間利用するとリースより割高になる
- 取り扱い機種が限定される
- 最新機能が利用できない場合がある
レンタル契約の主なメリットは、契約期間が柔軟で、短期間であればリースよりも費用を抑えられる点です。また、途中解約が可能なため、急な変更に対応しやすいのも魅力です。
一方、長期利用を考えるとリース契約よりも割高になる場合があるため、利用期間によって適切に選択する必要があります。
ビジネスフォンのレンタルの価格相場
ビジネスフォンのレンタル価格は、契約期間と台数によって変わります。
一般的な価格相場は、以下の通りです。
5台で8,000〜10,000円、10台で12,000〜14,000円が相場
■長期の場合
5台で6,000〜8,000円、10台で9,000〜12,000円が相場
工事費が別途必要となることが多いため、契約前に確認しておくことをおすすめします。
またレンタルの場合は、業者によって工事費が別途請求されることがあります。
例えば、5台の電話機を設置する場合、合計工事費は約6万円〜10万円が相場です。
リースでは工事費が月額料金に含まれていることが多い一方、レンタルでは別途提示されるため、総額で比較することをおすすします。
ビジネスフォンの月額料金と運用コスト
ビジネスフォンを導入する際は初期費用に加えて、月額料金や長期的な運用コストも考慮することが重要です。
ここでは、月額料金の内訳と長期的な運用コストについて具体的に説明します。
月額料金の内訳
ビジネスフォンの月額料金は、基本料金、通話料金、メンテナンス費用で構成されます。
具体的な料金イメージは以下の通りです。
- 基本料金:月額3,000円~5,000円
- 通話料金:発信者課金制で1分あたり10円~30円程度
- メンテナンス料金:月額1,000円~2,000円が目安(契約内容による)
各社のプランは異なるため、希望する機能やコストに合ったプランを選ぶには、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。
長期的な運用コスト
長期的な運用コストをシミュレーションすることで、5年や10年単位での総費用を予測できます。
例えばリース契約の場合、月額料金が5年間続くため、総コストは月額10,000円なら年間12万円、5年間で60万円となります。
一方、購入の場合、初期費用が高額でも長期的には安くなることがあります。
どちらが経済的かを判断するためには月額料金に加え、メンテナンス費やアップグレードの必要性を考慮したシミュレーションが不可欠です。
- 企業の通信コストを正確に把握するためにも事前に複数のプランを比較し、最適な選択を行いましょう。
ビジネスフォンの価格を抑える4つの方法
ビジネスフォンの導入コストを抑えるための具体的な方法を4つご紹介します。
- 規模や用途に適した導入方法を選ぶ
- 複数の業者から見積もりを取る
- 型落ちの中古ビジネスフォンを購入する
- クラウドPBXの導入で初期費用を削減する
これらの方法を活用することで、最適な価格でビジネスフォンを導入できます。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
規模や用途に適した導入方法を選ぶ
ビジネスフォンを導入する際は、自社の規模や用途に合ったシステムを選ぶことが大切です。
例えば、従業員が10名以下の場合、大規模なシステムは必要ありません。
無駄なコストを避けるため、必要なチャネル数(同時に利用できる外線の数)や内線の数を考慮し、必要最低限の機能を持った製品を選びましょう。
主装置の価格は、機能や収容台数によって大きく異なり、20万円~50万円程度が一般的です。
複数のプランやオプションを比較して、適切なものを選ぶことでコスト削減につながるでしょう。
複数の業者から見積もりを取る
ビジネスフォンの導入時には、少なくとも3社以上の業者から見積もりを取得することをおすすめします。
同じ条件で比較することで、最適な価格やサービス内容を判断できます。
また、業者によって提供するサービスや保証が異なるため、料金だけでなく、サポート内容も重要な判断材料としてチェックしましょう。
見積もりの際は、初期費用や月額料金、メンテナンス費用などの項目を詳細に確認し、長期的な契約になる場合は総コストのシミュレーションを行いましょう。
型落ちの中古ビジネスフォンを購入する
最新機能が不要な場合、型落ちの中古ビジネスフォンを選ぶことで大幅にコストを抑えられます。
中古品は新品に比べて約1/4〜1/5の価格で購入できます。
また中古品とは言え、十分な基本機能を備えているので、コストを抑えてビジネスフォンを導入したい場合は特におすすめです。
ただし、中古品の状態や保証内容をしっかり確認し、信頼できる業者から購入することが大切です。
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クラウドPBXの導入で初期費用を削減する
「クラウドPBX」は、ビジネスフォンの主装置をインターネット上に設置することで、高額な機器の購入や設置工事が不要になるため、初期費用を大幅に削減できます。
そのため、リモートワークや多拠点のオフィスを持つ企業にも適しています。
ただし、クラウドPBXにはランニングコストが発生するため、利用頻度や通話量に応じたプラン選びが重要になります。
導入の際は、通話品質やサポート体制も確認しておきましょう。
クラウドPBXについてより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください
ビジネスフォンの価格に関するよくある質問
ここでは、ビジネスフォンの価格に関するよくある質問をご紹介します。
料金に関する不安を解消し、導入の判断に役立つ情報ばかりです。ぜひご覧ください。
ビジネスフォンの価格はなぜ高いのですか?
ビジネスフォンが高額になる理由には、次の2点が挙げられます。
■主装置の導入が必要
ビジネスフォンの中心となる「主装置」には、内線や外線の管理機能が含まれており、その価格が高くなる要因です。主装置の価格は数十万円が相場となります。
■配線工事が不可欠
ビジネスフォンを導入する際には、専門的な配線工事が必要です。配線工事費用は設置規模に応じて変動しますが、数万円から十数万円かかる場合があります。
これらの費用は長期的な設備投資と捉え、運用コストを含めて費用対効果を考慮することが重要です。
付加サービスの料金や追加コストはどれくらいかかりますか?
付加サービスには留守番電話や転送機能、録音機能などが含まれ、利用するサービスの種類や数によって料金が変わります。
一般的な価格帯は、1つのサービスにつき数百円から数千円です。
自社に必要なサービスのみを選ぶことで、無駄な追加コストを抑えられます。
ビジネスフォンを格安で導入する手段はありますか?
業者が提供するキャンペーンを利用することで、導入コストを大幅に削減できる場合があります。
例えば、工事費無料や機器の割引キャンペーンなどが不定期に実施されているため、複数の業者に問い合わせて確認しましょう。
ビジネスフォンの販売から工事まで全てOFFICE110にお任せ!
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初期費用や運用コストに関しても、お客様の負担を最小限に抑えるための柔軟なプランをご提案しています。
実際の料金やプランの詳細は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ビジネスフォンの価格は導入方法、規模、機種、選択する業者によって大きく異なります。
特に、導入方法の違いは初期費用や月額料金に大きな影響を与えるため、しっかりと比較検討することが大切です。
具体的には、新品の購入は高額な初期費用がかかりますが、長期的にはコストを抑えられる可能性があります。
一方で、中古品の購入は初期費用が安い代わりに、機能やサポート面で制約があります。
また、リースやレンタルは初期費用を抑えつつ、月々の費用を払う方式ですが、総コストは購入に比べて高くなるのが一般的です。
したがって、導入前に自社の規模や必要な機能をしっかり把握し、コストパフォーマンスに優れた方法を選ぶことが重要です。
ビジネスフォン導入に関する不明点があれば、ぜひOFFICE110までご相談ください。
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