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【図解】クラウドPBXとは?基礎・メリデメ・料金をわかりやすく解説【お役立ち情報】 | OFFICE110

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【図解】クラウドPBXとは?基礎・メリデメ・料金をわかりやすく解説

【図解】クラウドPBXとは?基礎・メリデメ・料金をわかりやすく解説

クラウドPBXとは、従来のビジネスフォンの機能をインターネットを介して利用できる、最新の電話システムです。

オフィスの外でも社員のスマホを使って会社番号での発着信や、離れた拠点で働く社員同士での内線通話が可能で、電話業務の効率アップ通話コスト削減が実現します。

当社「OFFICE110」でも現在クラウドPBXのお問い合わせが急増しており、事実、数多くの企業で導入が進んでいますが、以下のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

  • クラウドPBXってどんな電話システム?
  • 導入するデメリットや注意点はないの?
  • 初期費用やランニングコストはいくら?
  • 自社ではどのサービスを選んだら良い?

そこで今回は、クラウドPBXの基本情報から選び方、おすすめサービスまで徹底解説します。

今のオフィスに縛られる電話業務に課題を感じている方既存システムの見直しを検討している方、そして自社に最適なサービスを導入したい方は最後まで必見です。

この記事の目次

  1. クラウドPBXとは?初心者向けにわかりやすく解説

  2. クラウドPBXを導入する5つのメリット

  3. クラウドPBXを導入する4つのデメリット

  4. クラウドPBXの料金相場(初期費用/ランニングコスト)

  5. クラウドPBXの導入で絶対に失敗しない選び方

  6. 【企業の規模別】おすすめクラウドPBXサービス6選

  7. まとめ
スマートフォンがビジネスフォンになる!クラウドPBXならOFFICE110の「OFFICE PHONE」
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

クラウドPBXとは?初心者向けにわかりやすく解説

クラウドPBXとは?初心者向けにわかりやすく解説

クラウドPBXは、従来のビジネスフォンの欠点を克服した最新の電話システムとして近年注目されています。

しかしクラウドPBXについて正しく理解していないまま導入すると、機能をうまく使いこなせなかったり、かえってコストが高くなったりと損する可能性もあるでしょう。

そこでまずは、クラウドPBXの仕組みやビジネスフォンとの違いをわかりやすく解説します。

クラウドPBXとはどんな電話システム?

クラウドPBXとは

クラウドPBXとは、クラウド上に「PBX(主装置)」の機能を構築し、インターネットを介してビジネスフォンの機能を提供する電話システムです。

従来のビジネスフォンの場合、社内に「主装置」という物理的な機器を設置し、主装置と電話機を電話線で接続しなければならず、電話業務はオフィスに縛られていました。

しかしクラウドPBXでは、従来は社内に設置していた主装置を『クラウド上』に構築することで、インターネットを活用した場所を問わない電話環境が実現。

具体的には、代表番号を使っての発着信や社員同士の内線通話、その他ビジネスフォンの高度な機能が、オフィスの外でも社員のスマホを使って可能になるのです。

そもそも「PBX」って何?

「PBX」とはPrivate Branch Exchangeの略で、ビジネスフォンシステムの中核となる「電話交換機」のことです。(※少し意味合いが異なりますが「主装置」ともいいます。)

PBXの存在により、内外線の効率的な振り分け電話機同士の内線通話留守番電話・通話録音などのビジネスフォンならではの機能が利用できるようになります。

PBXの存在によって可能となる、クラウドPBXの主な機能は以下のとおりです。

機能 概要
外線との発着信の制御 代表番号(親番号)と他の電話番号(子番号)を紐づけて、発着信を制御する機能。
内線通話 社員間で無料で通話できる機能。リモートワークや出張中などのオフィス外でも、インターネット環境があれば同じ内線番号で通話できる。
保留転送 着信した通話を一時的に保留に入れ、他の担当者に転送する機能。ビジネスフォンとは違い、オフィスの外にいる社員に転送する場合でも一切料金がかからない。
通話録音 外線通話を自動録音しクラウド上に保存し、いつでもどこでも録音データを確認できる機能。
IVR(自動音声対応) 着信時に自動で音声ガイダンスを流し、用件に合わせて着信を自動で振り分ける機能。
代表番号着信 代表番号への着信を特定のグループの電話機に振り分けたり、グループ内の電話機から代表番号で発信できるようにしたりする機能。

クラウドPBXと従来のビジネスフォンの違い

従来のビジネスフォンとクラウドPBXの違い

クラウドPBXと従来のビジネスフォンの大きな違いは、主装置(PBX)の設置場所です。

従来のビジネスフォンでは、社内に「主装置」という物理的な機器を設置し、電話線で各電話機と有線接続することで、オフィスの電話機能を利用できていました。

その一方でクラウドPBXは、仮想の主装置を『クラウド上』に構築し、そのクラウド上のPBXに、インターネットを介して自由にアクセスするようなイメージです。

この仕組みにより、社内に物理的な主装置を設置したり、電話機を有線接続する必要もなく、インターネット環境があれば『どこでも』『スマホで』ビジネスフォンの機能を利用できます。

つまり、物理的な機器の設置が必要だったビジネスフォンが完全にクラウド化し、オフィスに縛られなくなったというイメージですね!

クラウドPBXの種類

クラウドPBXは、一般的に「機器設置型」「完全クラウド型」の2種類に分けられます。

機器設置型

オフィス内に「専用アダプタ(VoIPゲートウェイ)」や「IP-PBX」を設置するタイプのクラウドPBXです。

VoIPゲートウェイは、電話回線とインターネット回線を中継する役割を持つ機器で、導入することにより、既存の電話番号を維持しながらIP回線網を構築できるようになります。

またIP-PBXは、自社内で設置・管理が必要かつインターネット接続ができるPBX(主装置)のことで、たとえば既存のビジネスフォンと併用したい場合に必要不可欠です。

完全クラウド型

完全クラウド型は、上記で説明したような機器の設置が完全不要で、サービスがクラウド上で完結するクラウドPBXです。

インターネット環境さえあればすぐに利用できるため導入がスピーディですが、サービスによっては今の電話番号が引き継ぎできなかったり、通話品質が良くなかったりと注意点もあります。

クラウドPBXの種類別の「構成図」は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

クラウドPBXを利用できる端末

従来のビジネスフォンは電話機のみで利用しますが、クラウドPBXでは、スマホ・PC・タブレット・IP電話機(SIPフォン)などもビジネスフォンとして利用できるようになります。

スマホ・PC・タブレットには専用ソフト(アプリ)をインストールするだけで、SIPフォンの場合はLANケーブルを使って接続して利用します。

それぞれの端末がどのようなシーンに向いているのかまとめると、以下の通りです。

  • スマホ:外回り営業や出張が多い会社や、テレワークを推進したい会社におすすめ
  • PC:お問い合わせ窓口や、コールセンター業務が主な会社におすすめ
  • タブレット:オフィスの受付システムにおすすめ
  • IP電話機(SIPフォン):ビジネスフォンの使用感に慣れている会社におすすめ
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クラウドPBXを導入する5つのメリット

クラウドPBXのメリット

クラウドPBXを導入するメリットは、大きく以下の5つです。

  1. オフィスの外でも会社番号で発着信できる
  2. 場所を問わずに内線通話可能で通話料を削減できる
  3. 電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられる
  4. 増設・移設・オフィスのレイアウト変更を柔軟にできる
  5. ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につながる

ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

オフィスの外でも会社番号で発着信できる

クラウドPBXを導入するメリットは、オフィスの外でも会社番号で発着信できることです。

従来のビジネスフォンでは、オフィス外で電話応対するには社員の携帯電話への転送が必要だった上に、折り返しは会社番号ではなく「090」などの携帯番号からの発信となっていました。

しかしクラウドPBXを導入すれば、インターネットが繋がりさえすればどこでも会社番号で発着信できるようになり、電話業務の幅が大きく広がります。

取り次ぎがスピーディでお客様をお待たせしないため、顧客満足度アップにつながるだけでなく、常に代表番号でやり取りできることで信頼性・効率性が向上するでしょう。

さらに、災害など緊急時でオフィスが使えない場合も、インターネットにつながっていれば電話業務を継続できるため、BCP対策にも効果的なんですよ。

場所を問わず内線通話可能で通話料を削減できる

クラウドPBXを導入すると、場所を問わず内線通話が可能で通話料を削減できます。

従来のビジネスフォンでは、オフィス外の社員との連絡には『外線』通話が必要でした。
また離れた拠点同士も、VPNシステム?離れた拠点間でデータ共有が可能となるシステム。VPNを構築し、そのネットワークに音声をのせることで内線通話が可能となる。×を構築していない限り、外線でのやり取りになります。

一方クラウドPBXなら、オフィス内外や異なる拠点間でも無料で内線通話が可能となるため、社員間の通話料が『完全無料』になります。

また外出中や別拠点で働く担当者に電話を取り次ぐ際にも、外線転送が不要でオフィス内と同じように保留転送できるので、転送コストも抑えることが可能です。

電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられる

クラウドPBXは、電話機や配線工事が不要で初期費用を抑えられることもメリットです。

クラウドPBXでは置き型の電話機(SIPフォン)だけでなく、スマホやPC、タブレットなどさまざまな端末を電話機として利用できます。

よって従来のビジネスフォンのように、電話機・主装置などの機器設置や、それにともなう配線工事などの大掛かりな作業が不要で、コストを抑えつつスピーディに導入することが可能です。

また社員個人のスマホを業務利用(=BYOD)すれば、法人携帯などのデバイスの貸与が不要となり端末代もかからない点も大きな魅力でしょう。

増設・移設・オフィスのレイアウト変更を柔軟にできる

クラウドPBXは、増設・移設やオフィスのレイアウト変更が柔軟にできる点もメリットです。

従来のビジネスフォンの場合、増設や移設だけでなく、オフィスのレイアウト変更にも専門業者による工事が必要でしたが、クラウドPBXならこのような作業は不要になります。

  • 増設:アカウントを追加して端末の設定をするだけ
  • 移設:機器(アダプタ)を移転先で接続するだけ
  • レイアウト変更:配線不要でいつでも自由に可能(※SIPフォンはLAN配線有)

以上よりクラウドPBXは都度業者に工事を依頼する必要がないため、時間とコストを大幅に節約でき、ビジネスの柔軟性と効率性が向上するでしょう。

ビジネスフォン以上に多機能で業務効率化につながる

クラウドPBXは、ビジネスフォン以上に多機能・高機能でさらなる業務効率化が実現します。

ビジネスフォンの機能をすべて使えるのはもちろん、クラウドならではの便利なサービスを標準、またはオプションで利用できるため、従来よりも生産性が大幅アップするでしょう。

たとえば、クラウドPBXでは以下のような機能が利用できます。

機能 概要
勤怠管理 スマホやPCから出退勤を打刻し、勤怠をクラウド上で効率的に管理できる機能
ネットFAX インターネット環境があれば、スマホからFAXの送受信・データを確認できる機能
通話録音 外線通話を自動録音してクラウド上に保存し、いつでも録音データを確認できる機能
IVR(自動音声対応) 着信時に自動で音声ガイダンスを流し、用件に合わせて着信を振り分ける機能
CTI(顧客情報表示) PC上に自動で顧客情報・対応履歴が表示される、コールセンターなどに必須の機能

オフィスの電話業務に必須の機能がパッケージ化されることで、導入がスピーディ・低コストかつ、保守運用でも安心できるのも魅力的です。

クラウドPBXを導入する4つのデメリット

クラウドPBXのデメリット

クラウドPBXには多くのメリットがありますが、以下のような懸念点も存在するため、導入前に確認しておくことが大切です。

  1. サービスによっては電話番号の引き継ぎができない
  2. 通信環境によっては通話品質が低下する恐れがある
  3. 機器の設置や回線の新規契約が必要な場合がある
  4. 使い方によってはランニングコストが高額になる恐れも

そこでここからは、クラウドPBXの4つのデメリットについて解説します。

サービスによっては電話番号の引き継ぎができない

クラウドPBXは、サービスによっては電話番号の引き継ぎができない点に十分注意しましょう。

クラウドPBXでは基本的に、市外局番・050番号・フリーダイヤルを利用できますが、サービスによっては引き継ぎできず新規発番が必要になる場合があります。

具体的には、アダプタやIP-PBXを設置する「機器設置型」では引き継ぎできるものの、機器設置が一切不要の「完全クラウド型」では引き継げないケースが非常に多いです。

また、引き継ぎできるNTTの市外局番は以下の3種類ですので、事前に確認しておきましょう。

  1. NTTで取得したアナログ回線の電話番号
  2. NTTのひかり電話で取得した電話番号
  3. NTTで電話番号を取得したのち、他の通信会社に番号ポータビリティしたケース

なおクラウドPBXの導入と同時にオフィスを移転する場合、移転先のエリアによってはそもそも番号の引き継ぎが不可なケースもあるため、事前に必ず電話業者にお問い合わせください。

通信環境によっては通話品質が低下する恐れがある

クラウドPBXは、通信環境によっては通話品質が低下する恐れがある点にも注意が必要です。

というのもクラウドPBXの通信品質(音質)は、完全にインターネット環境に依存するため、ネット環境が悪い・不安定な場所ではノイズや途切れが発生する恐れがあります。

さらに、クラウドPBXの音質はサービスによってもばらつきがあります。
製品開発に注力して最高品質を提供するメーカーがあれば、安さ重視で回線制限を設けたりと音質が低下しやすいメーカーがあるのも事実です。

よって音質低下の問題をクリアするためには、オフィスなどの通信環境をしっかりと整えた上で、品質に定評のある優良ベンダーを選ぶことが重要です。

機器の設置や回線の新規契約が必要な場合がある

クラウドPBXは、機器の設置や回線契約が必要な場合があることも考慮しておきましょう。

完全クラウド型の場合は、インターネット環境さえあれば契約後すぐに利用できます。
しかし機器設置型の場合、アダプター(VoIPゲートウェイ)やIP-PBX(クラウド接続できるPBX)の設置が必要です。

また、基本的に機器設置型は「光回線」と「ひかり電話」の契約も必要のため、オフィスでまだ回線を引いていない場合は新規契約が必要になります。

ただしこれらの設備が必要なサービスは、完全クラウド型と比較して通話品質が優れている傾向にあるため、安さよりも質を重視するなら断然、機器設置型のクラウドPBXがおすすめです。

使い方によってはランニングコストが高額になる恐れも

クラウドPBXを導入すると、使い方によってはランニングコストが高額になる恐れがあることもデメリットのひとつです。

クラウドPBXは、電話機・主装置の設置やそれに伴う配線工事が不要で、初期費用がほとんどかからないのが魅力ですが、月額料金(ランニングコスト)が発生します。

月額料金は基本的に数千円程度ですが、アカウント数に応じてライセンス料が発生したり、機能の追加に別途オプション料金がかかったりと、想定よりも割高になることもあるでしょう。

そのためサービスを選ぶ際には、オプション料金やライセンス料なども含めたトータルコストを計算して比較検討することが重要です。

クラウドPBXのメリット・デメリットに関する詳しい記事はこちら

クラウドPBXの料金相場(初期費用/ランニングコスト)

クラウドPBXの初期費用・ランニングコスト

従来のビジネスフォンとクラウドPBXでは、料金体系が大きく異なります。

ここでは、クラウドPBXを導入する際の料金相場を「初期費用」「ランニングコスト」に分けて詳しく解説していきます。

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)の相場をまとめると、以下の通りです。

  • 完全クラウド型:1万円程度
  • 機器設置型:3〜5万円程度(※機器設置費用を含む)

初期費用は回線数やサービスによって差が出ますが、電話機・主装置の設置や配線工事が必要な従来のビジネスフォンでは数十万円かかると考えると、圧倒的に導入しやすいといえます。

なお一部のクラウドPBXサービスでは初期費用が無料のものもあるため、導入コストを抑えたい方はそういったサービスを検討してみると良いでしょう。

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クラウドPBXのランニングコスト

クラウドPBXのランニングコストとしては「月額基本料金」「アカウント料金」「オプション費用」「通話料金」の4つが発生し、相場は以下の通りです。

  • 月額基本料金:2,500〜4,000円程度
  • アカウント料金:100〜1,000円程度/1アカウント
  • オプション費用:2,000円程度/1オプション
  • 通話料金:8.8円/3分

こちらもサービスによって大きく差がありますが、たとえば5人のオフィスで1オプションつけて利用する場合、おおよそ月額15,000円(+通話料)ほどかかる計算になります。

ランニングコストをなるべく安く抑えるなら、基本料金・アカウント料金がリーズナブルなサービスや、必要なオプションサービスが標準装備されているサービスを選ぶことが重要です。

クラウドPBXの導入で絶対に失敗しない選び方

クラウドPBXの選び方

クラウドPBXの導入で失敗しないためのポイントは、以下の4つです。

  1. サービスや機能が希望に沿っているか確認する
  2. トータルコストが予算内か確認する
  3. 導入実績・口コミやサポート面を確認する
  4. 通話品質(音質)や実際の使用感を確認する

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

サービスや機能が希望に沿っているか確認する

まずはじめに、サービスや機能が自社の希望に沿っているか確認しましょう。
以下のチェックポイントを参考に、最適なサービスをお選びください。

  1. 電話番号の引き継ぎの可否
    市外局番など現在の電話番号を引き継げるサービスを選びましょう。
  2. アカウント数・チャネル数の確認
    事業の拡張を見据えた上で自社の規模に合っているか確認しましょう。
  3. 必要な機能・オプションの確認
    必要な機能が利用できるか・オプションで追加できるか確認しましょう。
  4. サービスの使用感や操作方法の確認
    アプリの使用感や機能の操作方法などが問題ないか確認しましょう。

これらのポイントを押さえておくことで、クラウドPBXの導入における失敗を防ぎ、自社に最適なシステムを選ぶことが可能です。

トータルコストが予算内か確認する

次に、トータルコストが予算内か確認するのも重要なポイントです。

クラウドPBXには初期費用、月額料金、オプション料金などが発生し、これらの費用は利用する人数や必要な機能、自社の規模、そしてサービスによって変動します。

そのため、2〜3程度のサービス候補をピックアップして、実際の利用を想定した正確な見積もりを取得することが重要です。

もし初期費用が安いという理由だけで選んだ場合、「長期的な視点でみると実は高額だった…」というケースも多いため、トータルコストが予算内かを確認する必要があります。

以上より、中長期的なコストを見据えて総合的にコストパフォーマンスの良いサービスを選ぶことが、クラウドPBX導入の成功の鍵となります。

導入実績・口コミやサポート面を確認する

さらに、導入実績や口コミ、サポート体制の確認が非常に重要です。

クラウドPBXのベンダーやサービスは多岐にわたり、サービス内容や品質が異なります。
安心できるサービスか判断するために、必ず導入実績や評判をしっかりと確認しましょう。

特に、自社と同じ規模や業種の導入実績が豊富にあるかと、実際の口コミで気になる点がないかを確認することが大切です。

さらに、『サポート体制』も重要なポイントです。
アフターフォローの内容や、担当者のレスポンスの速さを事前に確認しておくことで、導入後のトラブルにも迅速に対応してもらえるかどうかを見極めることができます。

通話品質(音質)や実際の使用感を確認する

最後に、通話品質(音質)や実際の使用感を確認することも重要なポイントです。

クラウドPBXの通話品質はインターネット環境に大きく左右されますが、大元である「ベンダー・サービス」自体に問題がある可能性もあります。

よってまずは、導入前に無料で試せる『トライアル』を活用し、通話品質が安定しているか、操作がしやすいかなどの実際の使用感をチェックしましょう。

オフィス内だけでなく、外回りやテレワークのスタッフにも試してもらうことで、全社的に快適に使用できるクラウドPBXを選定することが可能となります。

なお、クラウドPBXを導入する上では自社のインターネット環境が適切であるかも確認し、不安定であれば改善する必要があります。

少しでもクラウドPBXが気になっている方は、OFFICE PHONEの無料トライアルを試してみませんか?専門スタッフがZoomで丁寧にレクチャーしますので、難しいこともなく簡単にご体験いただけます!

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【企業の規模別】おすすめクラウドPBXサービス6選

【企業の規模別】おすすめクラウドPBXサービス6選!

クラウドPBXには数多くのサービスがあるため、どれを導入すべきか悩むことでしょう。

今回は「中小企業」と「大企業」向けに分けて、おすすめのクラウドPBXサービスを6つピックアップしてご紹介します。

中小企業向けのおすすめクラウドPBX

中小企業向けのおすすめクラウドPBXは、以下の3つです。

  1. OFFICE PHONE
  2. モバビジ
  3. CLOUD PHONE

それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

低価格×高品質!業界最高峰を実現した『OFFICE PHONE』

OFFICE PHONE

OFFICE PHONE』は、株式会社ベルテクノスが提供するクラウドPBXサービスです。

業界最安値のリーズナブルな料金設定でありながら、音質や安定性を追求した長年の研究開発により、音声品質はビジネスフォンと同等のハイクオリティを誇ります。

低価格・高品質に加えて無料のオプション機能も豊富に備えており、個人事業主様や中小企業をはじめ、大規模コールセンターまで幅広く導入されています。

OFFICE PHONEの基本情報
初期費用 24,800円只今キャンペーン中につき0円
料金プラン 月額料金 3,400円~
ライセンス料金(端末1台あたり) 98円~
主な機能 ・通話録音
・タブレット受付システム
・クラウド勤怠管理システム
・ネットFAX
・CTI(顧客情報表示)
・名刺管理
・グループウェア機能 など
無料トライアル あり

詳しくはこちら

導入時コストが0円!企業のDX化にもおすすめの『モバビジ』

モバビジより画像引用(画像引用:モバビジ クラウドテレコム株式会社

『モバビジ』は、クラウドテレコム株式会社が提供するクラウドPBXです。

モバビジは初期費用と初月の月額費用が無料となっているため、導入コストを抑えたいスタートアップ企業にもおすすめのサービス。

さらに音声品質は総務省判定基準で最高峰の「クラスA」を実現しており、その導入のしやすさと高い音質から、累計導入社数は6,000社以上とされています。

モバビジの基本情報
初期費用 無料
料金プラン 月額料金 4,950円(税込)
モバビジアプリ 385円(税込)/台
主な機能 ・グループ着信
・保留転送
・発信番号の選択
・クラウド電話帳
・テキストチャット
・音声ガイダンス
・着信優先機能 など
無料トライアル あり

中小企業の導入実績豊富!圧倒的低コストで人気の『CLOUD PHONE』

CLOUD PHONE/株式会社Wiz(画像引用:CLOUD PHONE 株式会社Wiz

『CLOUD PHONE』は、株式会社Wiz(ワイズ)が提供するクラウドPBXです。

通常ビジネスフォン導入時にかかる高額な工事費や50万円以上の主装置、そして毎月の保守費用もすべて不要で、どんな業種でもリスクなく低コストで導入可能。

また市外局番や050番号の取得が簡単であったり、最短1週間でスピーディに利用開始できたりなど、導入の手軽さと迅速さが魅力的なサービスです。

CLOUD PHONEの基本情報
初期費用 無料
料金プラン 1アカウント 550円(税込)
選べる番号料金 ※各1番号
・050番号 330円(税込)
・市外局番 1,100円(税込)
・0120番号 2,200円(税込)
管理システム 7,150円(税込)
主な機能 ・スマホで内線通話
・外出先への転送電話
・管理画面から各種設定
・通話録音
・複数の番号契約
・自動ガイダンス
・IVR など
無料トライアル あり

大企業向けのおすすめクラウドPBX

大企業向けのおすすめクラウドPBXは、以下の3つです。

  1. MOT/PBX
  2. ひかりクラウドPBX
  3. MiiTel

それぞれのサービスの特徴をご紹介します。

音声品質業界No.1!大規模オフィスに圧倒的人気の『MOT/PBX』

MOT/PBXより画像引用(画像引用:MOT/PBX 株式会社バルテック

『MOT/PBX』は、株式会社バルテックが提供する次世代型ビジネスフォン(IP-PBX)です。

自社開発による安心&信頼のサービスで、中小企業をはじめ、内線数2,200を超える大手建設業や、特許庁をはじめとする官公庁まで幅広く導入されています。

また15年以上の開発研究による業界最高峰の通話品質や、電話業務のDX化を推進するさまざまな機能も人気の理由で、シリーズ累計導入実績は27,000社以上を誇ります。

MOT/PBXの基本情報
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
※現金購入・クレジット・リース・レンタルに対応
主な機能 ・スマートフォンの内線化
・パソコン電話
・インターネットFAX
・顧客情報の表示(CTI)
・自動音声案内(IVR)
・通話録音
・iPad受付
・ビジネスチャット など
無料トライアル あり

安心のNTT品質!スマホ1台で3番号の使い分けが可能な『ひかりクラウドPBX』

ひかりクラウドPBX NTT(画像引用:ひかりクラウドPBX NTT

『ひかりクラウドPBX』は、大手通信事業者NTTが提供するクラウドPBXサービスです。

ひかりクラウドPBXなら既存のPBXやビジネスフォンと併用して段階的に移行できるため、「いきなりシステムを一新するのは抵抗がある…」という方も安心。

さらに999まで柔軟にアカウント追加できるため、複数拠点を持っていたりと大規模なオフィスにおすすめです。

ひかりクラウドPBXの基本情報
初期費用 24,750円
料金プラン 10IDパックプラン:20,955円
20IDパックプラン:34,595円
30IDパックプラン:68,750円
主な機能 ・グループ着信機能
・転送機能
・留守番電話機能
・発信規制
・マルチライン機能 など
無料トライアル 2週間/30IDまでの内線通話(スマートフォン用20ID分、ソフトフォン用10ID分)

スタートアップから大企業まで!『MiiTel』

MiiTel 株式会社RevComm(画像引用:MiiTel 株式会社RevComm

『MiiTel』は、株式会社RevCommが提供するAI搭載型のクラウドIP電話です。

MiiTelの他にはない魅力は「トーク解析 AI」で、AIが音声を解析してトップ営業の話し方の特徴を分析・可視化し、教育・ノウハウ蓄積に役立てることが可能。

営業・インサイドセールスから電話窓口・コールセンターまでさまざまな用途での実績があり、累計導入社数は約1,950社を誇ります。

MiiTelの基本情報
初期費用 0円
料金プラン 5,980円/ID(税抜)
※年次契約の場合の月額料金
主な機能 ・IP電話
・自動録音
・文字起こし
・通話のスコアリング
・IVR・待ち呼
・キューイング
・SFA・CRM連携
・スマホアプリ など
無料トライアル 記載なし

まとめ

クラウドPBXは、クラウド上にあるPBXを介してビジネスフォンの機能を提供する、最新の電話システムのことです。

オフィスにとらわれない電話環境が構築でき、業務効率化とコスト削減を良質できる画期的なサービスですが、導入の際に注意すべきポイントもいくつか存在します。

たとえば電話番号の引き継ぎの可否通話品質・使用感トータルコストなど、導入後に後悔しないように必ず事前にチェックしておきましょう。

最後に、クラウドPBXの導入を検討している企業様は、弊社の提供する『OFFICE PHONE』をお試しください。

業界最安値の料金設定と、従来のビジネスフォンと同等の通話品質を両立させ、導入累計数20,000社を達成している安心してご利用いただけるサービスです。

無料トライアルも実施中ですので、この機会に国内最高レベルの通話品質をご体験ください!

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