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ビジネスフォンには、以下の3つの種類があります。
自社に合ったタイプを選ぶことで、通信コスト削減や顧客対応力の強化が期待できます。
この記事では、それぞれの特徴や費用相場をわかりやすく解説します。 スムーズな社内コミュニケーションや、効率的な電話環境づくりのヒントを得たい方は、ぜひ最後までご覧ください。 個別の選び方などの相談につきましては、ビジネスフォン(総合案内)から確認できます。
ビジネスフォンの仕組みや主装置(PBX)の役割、導入費用やクラウド型との違いをまとめて解説した動画(約33分)です。導入前に全体像をつかみたい方は、ぜひご覧ください。
監修者
登 雄三(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
ビジネスフォンの種類について詳しく説明する前に、まず基礎知識を押さえておきましょう。
これにより、各種類のビジネスフォンの特徴やメリットを理解しやすくなります。
ビジネスフォンは、外部からの着信(外線)と従業員間の通話(内線)を制御する電話システムです。
一般家庭用の電話機とは異なり、以下のような特徴があります。
これらの機能により、ビジネスフォンは効率的なコミュニケーションが可能になります。
ビジネスフォンとは?
ビジネスフォンの中核を担うのが主装置(PBX:Private Branch Exchange)です。 主装置(PBX)は、主に内線番号の管理や各種機能の制御を行います。
また、主装置は大きく分けて「オンプレミス型」と「クラウドPBX型」の2種類があります。
オンプレミス型PBXは、社内に物理的に設置する主装置です。
特徴は以下のとおりです。
オンプレミス型PBXは、自社で管理体制を整えたい企業や独自の通信環境を構築したい企業に適しています。
とくに、セキュリティや安定性を重視する場合におすすめです。
◆主装置(PBX)についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
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クラウドPBX型は、クラウド上にPBXの機能を構築するタイプです。 インターネット回線を通じてサービスを利用するため、物理的な主装置(PBX)の設置が不要です。
リモートワークや多拠点展開を進める企業で、導入メリットが大きくなります。
※クラウドPBXについて詳しくは、「ビジネスフォンの種類③クラウドPBX」をご覧ください
ビジネスフォンは機種選びと同様に、電話回線の選択も重要です。
回線によって機能や料金が異なるため、自社の状況に合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、主要な3つの回線「アナログ回線」「ISDN回線」「IP電話回線(光回線)」について概要を解説します。
アナログ回線は、昔ながらの銅線を使った電話回線です。 1回線につき1通話しかできませんが、停電時に強い特徴があります(ただし、電話機自体に電源が必要な場合は利用不可)。
現在、ビジネスフォンではあまり一般的ではありませんが、BCP(事業継続計画)対策として一部残すケースもあります。
ISDN回線も銅線を使いますが、デジタル信号で通信するため、アナログ回線より音質が良く1回線で2通話が可能です。
ただし、2024年1月以降、固定電話(加入電話・INSネット)は段階的にIP網へ設備切替が実施されています。詳細はNTT西日本「固定電話IP網移行の概要」をご確認ください。
IP電話回線は、インターネット回線(主に光回線)を利用する電話回線です。
多くの場合、1回線で多数の同時通話が可能で通話料が比較的安価な傾向があります。 ただし、通話品質はインターネット環境に左右されることや、停電時には利用できない場合がある点に注意が必要です(NTT東日本:停電時の通話可否やUPS対策の検討がおすすめです)。
IP電話には、従来の電話番号(0AB-J番号)が使えるタイプと050番号を使うタイプがあります。用途や要件に応じて適切なタイプを選びましょう。
「レガシータイプ」は、従来型のビジネスフォンで、電話機と主装置(PBX)を電話回線(主にアナログ回線やISDN回線)で接続して使用するタイプです。
長年の実績があり、安定した通話品質とシンプルな操作性が特徴です。
オフィス内に設置した主装置(PBX)に、各電話機を電話回線で接続します。
主装置は、内線通話や外線発着信、転送などを制御する役割を担います。 なお、最近はIP回線やひかり回線を利用するタイプも一般的です。ただし、従来のレガシータイプとは異なり、IP-PBXに分類される場合があります。
その際、ONU(光回線終端装置)やアダプタなどの機器が必要です。
レガシータイプのメリットは以下のとおりです。
レガシータイプは、安定性と使いやすさを重視し、既存の設備を有効活用したい企業に適しています。
レガシータイプのデメリットは以下のとおりです。
導入・維持コストや拡張性、柔軟性に課題があり、将来的な変化への対応を考慮する必要があります。
レガシータイプの導入がおすすめの企業は以下のとおりです。
安定性・セキュリティを重視し、長期間同じ環境で利用する企業に最適です。
IP-PBXは、インターネット回線を利用するビジネスフォンです。
従来の電話回線の代わりにインターネット回線を使うことで、通話料の削減やスマートフォン・PCとの連携など、さまざまなメリットがあります。
基本構造はレガシータイプと似ており、オフィス内に主装置(PBX)を設置します。 ただし、電話回線の代わりにインターネット回線に接続し、音声データをIPパケットに変換して通信を行います。
このため、VoIPゲートウェイ(またはVoIPアダプタ)という機器が必要になります。
IP-PBXのメリットは以下のとおりです。
IP-PBXは、通話料金を削減し、柔軟なコミュニケーションを実現するための効果的な通信システムです。
IP-PBXのデメリットは以下のとおりです。
IP-PBXの導入には、初期費用、専門知識、セキュリティ対策など、いくつかの要素を考慮する必要があります。
メリット・デメリットを踏まえ、IP-PBXは以下の企業におすすめです。
IP-PBXは、通信コストの削減や柔軟な働き方の実現に適しています。 ただし、導入・運用には一定の技術力とセキュリティ対策が必要なため、自社の状況や目的に合わせて慎重に検討しましょう。
費用や選び方を相談する(ビジネスフォン総合案内)
クラウドPBX(クラウド電話、クラウドフォン)は、インターネット上に構築された仮想的な主装置(PBX)を利用する比較的新しいビジネスフォンの形態です。
物理的な主装置をオフィス内に設置する必要がないため、初期費用を抑えられ、場所を選ばずに利用できるなどのメリットがあります。
クラウドPBXは、サービス提供事業者がインターネット上に用意したPBX機能(仮想PBX)に、インターネット経由でアクセスして利用します。 従来のビジネスフォンのように、オフィス内に主装置を設置したり、電話回線を引いたりする必要はありません。
インターネット環境と対応デバイス(スマートフォン、PC、IP電話機など)があれば、どこからでも会社の電話番号で発着信したり、内線通話を利用したりできます。
クラウドPBXのメリットは以下のとおりです。
クラウドPBXは、初期費用を削減できる点がとくに注目されています。 アダプター設置費などはかかりますが、キャンペーンなどを活用して費用を抑えることも可能です。
クラウドPBXのデメリットは以下のとおりです。
これらのデメリットを理解した上で、自社に合ったサービスを選ぶ必要があります。
クラウドPBXの導入が適しているのは、以下に該当する企業です。
クラウドPBXは多くの企業にとって魅力的な選択肢となります。 ただし、導入にあたっては自社のインターネット環境や利用状況を十分に考慮し、信頼できるサービス事業者選びが重要になるでしょう。
ビジネスフォンの導入・運用にかかる費用は、選択する機種や回線、利用規模によって大きく異なります。
ここでは、ビジネスフォンの種類別に初期費用、月額費用、その他の費用(オプション、保守など)の相場を解説します。
導入を検討する際は、これらの費用相場を参考に自社の規模や利用状況に最適な機種を選びましょう。
ビジネスフォンの導入にあたって、まず考慮すべきは初期費用です。
初期費用は、ビジネスフォン種類によって以下の通り異なります。
※ 中古品を利用することで、初期費用を抑えることも可能です。
初期費用は、ビジネスフォンの種類によって大きく異なります。 特に主装置の有無が大きな差になるため、導入時には十分な比較検討が必要です。
初期費用と同様に重要なのが、毎月発生する月額費用です。
月額費用の相場は以下の通りです。
月額費用は、回線数や通話時間、利用するオプション機能によって変動します。 長期的な視点でコストを比較し、自社に最適なプランを選びましょう。
ビジネスフォンの導入・運用には、上記以外にも様々な費用が発生する可能性があります。
ビジネスフォンの費用は種類や契約内容によって異なるため、導入前にしっかり確認し、予期せぬ出費を防ぎましょう。
そのために、複数の業者から見積もりを取り、長期的な運用コストもシミュレーションして比較検討することをおすすめします。
ビジネスフォンの価格相場について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてご覧ください。
「自社に最適なビジネスフォンがわからない」「導入費用をできるだけ抑えたい」「今の電話環境を改善したい」そんなお悩みは、電話・オフィス機器の専門家「OFFICE110」にご相談ください。
ビジネスフォンの導入・機種選びは、価格と実績で選ばれる「OFFICE110」にお任せください!
ビジネスフォン(総合案内)を見る
・レガシー=安定重視・既存設備流用に強い。・IP-PBX=拠点連携やスマホ内線で柔軟に拡張。・クラウド=初期費用を抑えリモート運用に最適。
自社の回線・拠点数・運用体制で試算すると判断が早いです。
参照:固定電話IP網移行の概要(NTT西日本)
参考:停電時の通話可否(NTT東日本)
提供例:『OFFICE PHONE』
ビジネスフォンには、大きく分けて以下の3種類があります。
■レガシータイプ ・安定性と信頼性が高い ・初期費用がかかり、拡張性にやや難あり ■IP-PBX ・レガシーとクラウドの中間に位置し、拠点間連携に優れる ・費用対効果が高い場合が多いが、導入時に専門知識が必要 ■クラウドPBX ・初期費用を抑えやすく、柔軟な働き方に対応 ・音質やランニングコストに注意が必要
最適なビジネスフォンを選ぶには、自社の規模や業種、運用環境をしっかりと確認し、必要な機能・予算を明確にすることが大切です。
また、導入後のサポート体制や将来的な拡張性も視野に入れ、費用対効果を考慮して選択しましょう。 企業の通信環境は業務効率やサービス品質に直結するため、信頼できる専門家や事業者に相談して決めるのがおすすめです。
導入の進め方に不安があれば、OFFICE110にお気軽にご相談ください。
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