法人に固定電話は必要?メリットから電話回線の種類まで徹底解説
- 会社を立ち上げるにあたって、固定電話は必要ですか?
連絡手段は携帯電話でも十分ではないかと思っているのですが・・・
- 結論から言うと、法人なら固定電話を契約した方が良いです。
固定電話は連絡手段としてはもちろん、そのほかにもさまざまなメリットがあるんですよ。
会社のスタートアップではさまざまな準備が必要ですが、中でも欠かせないのが「電話」。
そこで今回は、法人に固定電話が必要な理由やおすすめの電話回線を一挙ご紹介します!
さらに固定電話を家庭用電話機からビジネスフォンに切り替えるタイミングも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
法人に固定電話が必要な理由3選!契約のメリットとは
「会社を起業するにあたり、固定電話は必要?」
「携帯で電話が取れるのに、わざわざ固定電話を用意すべき?」
といった声も多いのですが、なぜ法人では固定電話を契約した方が良いのでしょうか。
そこでまずはじめに、法人に固定電話が必要な理由を3つご紹介します。
- 社会的信用が高まる
- 手続きや管理が楽になる
- 業務とプライベートで棲み分けができる
【法人に固定電話が必要な理由】
それぞれの理由を詳しく解説するので、導入に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
理由①社会的信用が高まる
法人で固定電話を導入する大きなメリットは、「社会的信用が高まる」という点。
というのも、固定電話があるだけで拠点を置いて本格的に事業をおこなっていることを示すことができるからです。
しっかりとした連絡先(固定電話の番号)があると、顧客や取引先にとってはひとつの安心材料となりビジネスが円滑に進みやすいと言えます。
- もちろん、090、080のような携帯番号だと信用されないというわけではないのでご安心を。
ですが固定電話の番号があればしっかり会社として動いていると印象付けられますし、ビジネスで有利になる可能性があるのは事実です。
理由②手続きや管理が楽になる
続いて、「各種手続きや番号の管理が楽になる」ところも固定電話の大きなメリット。
例えば登記や口座開設などの各種手続きには電話番号が必要で、万が一番号が変わった場合には再度手続きをしなければなりません。
しかし固定電話の番号なら、違う市町村に移転しない限り一度取得してしまえば変わらないため、手続きのし直しなどの手間が省けます。
また法人の契約関連を固定電話の番号でまとめてしまえば、管理も楽になるのでおすすめです。
- 携帯電話の番号は後々変わる可能性もありますが、固定電話の番号なら安心。
法人登記の変更手続きなどは手間がかかるので、安定して長く使う番号を登録しておくべきです。
理由③業務とプライベートで棲み分けができる
さらに固定電話を導入することで、「業務とプライベートで棲み分けができる」のもメリットだと言えるでしょう。
もしも個人の携帯で電話業務をおこなう場合、全ての連絡をプライベートの端末で受けることとなります。
そうなると業務時間外でも仕事の電話がかかってくるので、仕事との線引きが困難になり大きな負担になりかねません。
その点固定電話があればしっかりと棲み分けができますし、通信コストの経費計上も圧倒的に楽なのでおすすめです。
- 「休日にも仕事の電話がかかってくる・・・」といった状態ではどうしても気が休まりませんし、仕事と個人の連絡はしっかりと分けるべきですね。
法人のスタートアップに!固定電話の4つの電話回線を解説
法人の固定電話の必要性を解説しましたが、どのような電話回線があるのでしょうか。
そこで次に、固定電話の4つの電話回線とそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
- アナログ回線
- デジタル回線(ISDN)
- 光回線
- IP回線(IP電話)
それぞれの電話回線の特徴を詳しく解説するので、ぜひ回線選びにお役立てください。
回線①アナログ回線
「アナログ回線」は、従来からあるアナログ信号によって通信する電話回線です。
銅線を伝って音声をそのまま伝達する回線で、アナログ回線には「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」の2種類あります。
◆ダイヤル回線
黒電話のダイヤルを回転させた時に発生するスイッチの断続音によって発信する電話回線
◆プッシュ回線
プッシュボタン式電話機のボタンを押し「ピ、ポ、パ」といった音で発信する今主流の電話回線
続いて、アナログ回線のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
【アナログ回線のメリット】
- あらゆる場所で設置できる
- 安定感があり通信音声の質が高い
- 障害を引き起こしにくい
- 停電や災害時にも通信ができる
【アナログ回線のデメリット】
- 回線数が多いと費用が割高になりやすい
- 銅線の距離が長いほど信号が弱くなる
回線②デジタル回線(ISDN)
続いて、デジタル信号でデータの送受信をおこなう通信回線を総称して「デジタル回線(ISDN回線)」といいます。
アナログとは違い、音声はデジタル信号(データ)として相手に届くためより速く、そしてノイズが軽減されることからさらに品質の良い音声通話が可能になりました。
またアナログ回線は1つの回線しか繋げませんが(電話のみ)、デジタル回線は同時に2チャンネル分の通信も可能(例:電話とFAXなど)なのでオフィスを中心に普及しています。
それでは次に、デジタル回線のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
【デジタル回線のメリット】
- アナログ回線よりもデータ通信が速い
- 通信音声の質が高くよりクリアに
- 音声はデジタル化されるため盗聴されにくい
- 1契約で2チャンネル分の通信ができる
【デジタル回線のデメリット】
- ターミナルアダプタの購入が必要
- 周辺機器の設置に手間とコストががかる
回線③光回線
「光回線」は、光ファイバーを利用してデータを送受信するインターネット回線です。
世界で最も速いと言われる「光」の点滅による信号を利用することで、他の回線よりもずば抜けて速い通信速度を実現。
さらに低ノイズで音質にも優れ、現在では電話・インターネット回線の主流になりました。
続いて、光回線のメリット・デメリットを見ていきましょう。
【光回線のメリット】
- 通話音声がより高品質に
- 通信速度が圧倒的に速く安定している
- 月額料金が安い
【光回線のデメリット】
- 停電時には通信できない場合も
- 一部の特番につながらない
- 光コンセントがない場合は工事が必要
回線④IP回線(IP電話)
「IP回線(IP電話)」は、インターネットのブロードバンド回線を利用した電話を指します。
IP電話の大きな特徴としては、電話番号が全て「050」から始まるということ。
また音声をデジタル化するため通話品質が劣化しにくいこと、音声通話だけではなくテレビ電話ができることもポイントです。
それでは続いて、IP回線(IP電話)のメリット・デメリットを見ていきましょう。
【IP回線(IP電話)回線のメリット】
- 基本料金や通話料金が安い
- 距離に関わらずどこにかけても料金が一定
- 電話番号が簡単に入手できる
- 電話機を買い替える必要がない
【IP回線(IP電話)回線のデメリット】
- 停電時には利用できない
- ネットが不安定だとつながりにくい
- 特番(110、119など)につながらない
- IP電話も光電話も、インターネット回線を使う点では同じですよね?
- はい、どちらもインターネット回線を利用するので基本的な仕組みは同じです。
また電話回線の設置に必要とされる「電話加入権(施設設置負担金)」が不要という点も同じですよ。
- では、IP電話と光電話の違いって何なのでしょうか・・・?
- 同じインターネットでも、光電話は光回線を使うのに対してIP電話は「ADSLインターネット回線」を使うところが大きな違いです。
この「ADSL」とは、一般家庭にあるアナログの電話回線を使ってインターネットに接続するサービスですよ。
法人の電話を家庭用電話機からビジネスフォンに切り替えるタイミング
会社の立ち上げ時には、コスト削減のために「家庭用電話機」を導入しても問題ありません。
しかし経営が軌道に乗って会社の規模が大きくなるにつれ、「ビジネスフォン」に切り替えるのが一般的です。
そこで次に、法人で家庭用電話機からビジネスフォンに切り替えるタイミングをご紹介します。
社員数が5人以上に増える
会社の社員数が5人以上になったら、ビジネスフォンに切り替えるタイミングだと言えます。
ビジネスの規模が大きくなるにつれて社員が増員、それに伴い顧客対応も増えると、家庭用電話機では対応できないシーンも。
というのも一般的な家庭用電話機は親機1台あたり子機5台までなので、5人以上になると顧客対応できない社員が生まれることになるのです。
その点ビジネスフォンなら社員数に合わせて何台でも導入できるため、社内の電話業務の効率化を実現できるでしょう。
通話を2人以上同時にしたい
2人以上同時に通話したいシーンが増えてきたら、ビジネスフォンに切り替えるべきタイミングです。
基本的に家庭用電話機では1回線あたり1人としか通話ができないため、2人以上同時に着信があると対応できません。
しかし1回線しか対応できないと常に電話がつながりにくい状態なので、顧客の不満につながる可能性が。
その点ビジネスフォンがあれば、複数の回線で同時に電話を受けられるので安心です。
法人(会社)のスタートアップでは「拡張性」にも注目しよう
会社を立ち上げて運営していくにつれて、規模は自然と大きくなるもの。
そこで法人でビジネスフォンを導入するなら、長い目で見て「拡張性」に注目することをおすすめします。
ビジネスフォンは「クラウドサービス」を検討するのも
ビジネスフォンというと、大抵の方は従来の固定電話タイプを思い浮かべるのではないかと思います。
そこで近年じわじわと注目を集めているのが、電話機のPBXをクラウド化し、インターネット上で電話機能を利用できるサービス「クラウド型ビジネスフォン(クラウドPBX)」。
クラウド型ならスマホやパソコンをビジネスフォンとして使うため、大掛かりな工事や設備の導入が不要で会社のスタートアップにも人気です。
さらに増設もライセンスを追加するだけで手間も費用もかからないので、導入・運用コストを抑えたい方にぴったりだと言えるでしょう。
ではここで、OFFICE110が提供するクラウドPBX「OFFICE PHONE」の特徴をご紹介します。
OFFICE PHONEの特徴
- 番号そのまま、代表番号での受発信がどこででも
03、050、0120などの番号での受発信が世界中どこにいても可能です。 - 内線通話は外出先でも何度でも無料
社員間や拠点間の通話は、何度使用しても完全に無料です。 - 工事不要、アダプタ接続後アプリを入れるだけ
アダプタ設置後にアプリをインストールすればすぐに使えます。 - 端末1台あたり月々98円~運用が可能
外線通話料も、一般的な通信会社よりも安い価格設定です。 - クリアな音声品質を誇りハイクオリティ
ビジネスフォンと同等以上の音質で安心してご利用いただけます。 - 充実の便利機能で業務効率アップ
通話録音機能やIVR、ネットFAXなど便利な機能をお使いいただけます。
少しでも気になる方は、ぜひお気軽にOFFICE110へお問合せください!
電話業務以外のシステムとの連携も重要
会社にビジネスフォンを導入する目的は、「電話業務の効率化」と「顧客対応の円滑化」。
この2点を実現するためにも、あらゆるシステムと連携できるサービスをあわせて導入すると良いでしょう。
例えば電話やパソコン、FAXを統合させたシステム「CTI」を取り入れると、着信があった際にすぐに顧客情報が把握できたり、お問い合わせを一元管理できたりと、電話業務のさらなる効率化に便利なサービスを利用できます。
↓ビジネスフォンのCTIシステムについてさらに詳しく知りたい方はこちら↓
まとめ
以上より、法人(会社)の固定電話の必要性や電話回線の種類をはじめ、ビジネスフォンについてご紹介しました。
固定電話を契約すべき理由は、「社会的信用度の向上」「手続きや管理の簡素化」「業務とプライベートの棲み分け」の3点。
電話機はスタートアップ時には家庭用でも構いませんが、会社の規模が大きくなったら「ビジネスフォン」に切り替えることをおすすめします。
今回ご紹介した内容を参考にし、自社に合ったベストな電話機と電話回線をお選びください。
最後に、ビジネスフォンの導入を少しでも検討している方は必見です!
弊社「OFFICE110」では、お客様に合ったビジネスフォンと電話回線を業界最安値でご提供しております。
「とにかくビジネスフォンの導入コストを抑えたい」
「どの機種・電話回線を選んだら良いのか分からない」
「導入から運用まで手厚いサポートを受けたい」
・・・そんなお客様におすすめですよ。
それではOFFICE110の詳細をご紹介するので、気になる方は最後まで要チェックです。
3-1.ビジネスフォンの買い替えは業界最安値の「OFFICE110」へ!
ビジネスフォンや複合機など、オフィス機器を総合販売している「OFFICE110」です。
OFFICE110では新品・中古のビジネスフォンを日本一安くご提供しており、全国に12万社以上の圧倒的な導入実績を誇ります。
さらに当社ならではのお得な電話回線プランもご用意しているため、ビジネスフォンの導入はもちろん運用コストを安く抑えたい方におすすめです。
それではここで、OFFICE110のビジネスフォンが選ばれる理由をご紹介します。
OFFICE110のビジネスフォンが選ばれる理由
- ビジネスフォンが業界最安値!新品も中古も格安
新品が0円、中古も設置費込みで0円の限定キャンペーン実施中 - 中古ビジネスフォンは全機種S級の高品質
劣化のない美品を選別、丁寧にクリーニングしてご提供 - 業界最長の5年保証で導入後も安心
故障やトラブルも安心の長期保証!対応は最短「即日」 - 当社ならではのお得な電話回線プランもご用意
ISDN・アナログ回線プラン、ひかり電話プランも当社が圧倒的に安い
少しでも気になる方は、ささいなご相談だけでもお気軽にOFFICE110へお問い合わせを。
「自社にはどんな機種がおすすめ?」「具体的な導入費用は?」そんなお問い合わせもスタッフ一同お待ちしております!

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