ビジネスホンの「CCU」とは?主装置に欠かせない重要な制御ユニット!
ビジネスホンとは、主装置と専用電話機がセットで利用され、主装置がなければ通話ができません。
主装置は、外線と内線、または内線間を繋ぐ小型の交換機。
その内部には、様々な機能を使うために「ユニット(パッケージ)」と呼ばれる基盤が収容されています。
その中の1つに「CCU」というユニットがあり、何の役割を果たしているのか、知っている方はほとんどいないのでは?
そこで今回は、ビジネスホンと主装置の仕組みに合わせて「CCU」ユニットがどのような役割を果たしているのかご説明いたします。
ビジネスホンと主装置の仕組みと「CCUユニット」の役割
そもそもビジネスフォンと呼ばれる電話システムは、『主装置+専用電話機』のセットで利用する仕組みを指しています。
主装置とは、冒頭でも軽く触れましたが、外線通話と内線通話の制御、または内線の間を繋ぐ小型の交換機。
1つの回線を複数の内線電話機で共有し、交換切換えの役割や電話帳の番号データなども記憶する重要な機器です。
主装置と専用電話機の関係は、導入すれば分かりますが、セットが基本。同一メーカーで、さらに同一機種でなければ動作しません。
次に肝心の通話ができる仕組みは、まずNTTなどの電話回線の引き込み口と、最初に接続するのが「主装置」。
そこにローゼットを接続し、最後にモジュラーケーブルで専用電話機を接続すれば通話できる仕組みになります。
また、主装置の筐体の中には、利用環境によってユニット(パッケージ)と呼ばれる基盤が収容され、様々なデータや接続可能な電話機の台数もユニットで決まるのです。
主装置に収容される主なユニットは以下の通り。
- 電源ユニット
- コントロールユニット
- 交換ユニット
- 外線ユニット:アナログ/ISDN/ひかり電話
- 内線ユニット:接続する専用電話機の台数分接続できる内線ユニットが必要
- 単独電話機ユニット:受付電話機やFAX、複合機など
- 拡張ユニット:留守番電話やボイスメール、インターホン、構内放送など
以上の7つのユニットは、どのビジネスフォンの主装置には必ず収容されています。
CCUユニットの役割
以上のユニットの他に、主装置に収容されている非常に重要なユニットの1つが「CCU」。
CCU(シーシーユー)とは、Communication Control Unitの略。日本語訳では、「通信制御装置」になります。
別に「CPU」と呼ばれるユニットとともに、ビジネスフォンの主装置には欠かせないユニットです。
CCUやCPUは、ビジネスフォンシステムの中核となる重要な役割を果たす重要なユニット。すべての情報を制御・管理しています。
仮に、CCUユニットが故障した場合、他のユニットに問題が発生していなくても、全ての機能が使えなくなります。
基本的に、主装置の初期実装で収容されるユニットなので、別にCCUユニットを用意するケースはまずありません。
以上、簡単な説明でしたが、CCUユニットについては仕組みが複雑で説明が難しいため、主装置の内部に必ず収容されていることだけでも知っておいていただければ幸いです。
まとめ
ビジネスホンを使っていても、「CCU」というユニットに触れる機会はないと思います。
CCUは、主装置には必ず収容されているユニットの1つ。故障したときは電話が使えなくなってしまう重要なユニットです。
主装置には、その他にも重要なユニットが収容され、どれが欠けても仕事をする上で支障をきたしてしまいます。
設置や設定は、専門工事業者が行うので、主装置の内部を見る機会は少ないですが、CCUなどの重要なユニットが収容されているということだけでも理解していただければ幸いです。

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