ドライカッパーを利用した電話料金削減
聞き慣れない方が多いかと思いますが、「ドライガッパー」というものをご存知でしょうか?
電話回線を水道管に例えて、信号が流れていないことを「ドライ」(乾いた)と表現しており、「カッパー」の方は “copper” すなわち銅のことであり、メタルファイバーが銅線であるためこのように呼ばれています。
すなわち、「乾いた銅線」といった感じでしょうか。
ここからは、【ビジネスフォンでしっかりコスト削減】の「ドライガッパー編」として、そのドライガッパーを利用したサービスのシステムなどご説明いたします。
ドライガッパーを利用した電話料金削減
まず、ドライカッパーとは、電話回線網を構成する(メタルケーブルの)加入者回線のうち、「未使用の回線」のことを指す言葉です。
これは、自社で加入者回線網を持たない通信事業者などが、電話加入者に通信サービスを提供する際にNTTなどからドライカッパー(未使用回線)を借り受ける必要があります。
そのドライガッパーを利用しているサービスが、ソフトバンクの「おくとライン」になります。
いわゆる「直収電話」サービスになり、弊社においてもお取り扱いさせていただいております。
その特徴は、アナログだけでなく、ISDN(64、1500)の両方がサービスされています。
ドライカッパーを利用したサービスで、従来のようにNTT東日本・NTT西日本の通信設備を通さないため、基本料金がおトクになるうえ、質の高いサービスが受けられます。
また、110番(警察)/118番(海上保安)/119番(消防)の緊急特番への通話も可能となっています。
NTT一般電話とほぼ変わらないサービスが受けられる上、NTT一般電話に加入する際に必要な電話加入権が必要なく、基本料金も低く抑えられているのが特徴です。
当然のことながら、電話機なども従来のものがそのまま使え、ADSLとセットとなった割安プランもあります。
詳しくは、『初期費用・維持費用がお得な「おとくライン」』で詳しい料金形態などご紹介していますので、そちらをご覧ください。
このように、ドライガッパーは直収電話として利用され、電話料金削減のためのサービスが行われています。
まとめ
ドライガッパーが、未使用の回線ということは雑学の一つになりますね。
ドライガッパーは主に直収電話サービスにおいて有効利用され、我々利用者にお得なサービスとして提供されています。
基本料金も低く抑えられ、電話機なども従来のものがそのまま使えるというのも、魅力の一つですね。
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