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【図解】ダイヤル回線とは?プッシュ回線との違いや見分け方を紹介

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「電話回線の選び方」記事一覧

【図解】ダイヤル回線とは?プッシュ回線との違いや見分け方を紹介

【図解】ダイヤル回線とは?プッシュ回線との違いや見分け方を紹介

「アナログ回線」は、ダイヤル回線プッシュ回線の2種類に分けられます。
そもそも自宅や会社で使っている電話機が、ダイヤル回線なのかが分からない方も少なくないでしょう。

2024年にアナログ回線からIP網への移行にともない、「今使っている固定電話が使えなくなるかもしれない」と心配している方も多いはずです。

電話回線のシステム変更を控えた今だからこそ、自社の通信環境を見直すタイミングともいえます。

この記事では、ダイヤル回線とプッシュ回線についてそれぞれ解説。さらに、デジタル回線も含めたそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
自社の通信設備の見直しなどを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

  1. アナログ回線の種別「ダイヤル回線」「プッシュ回線」とは

  2. ダイヤル回線とプッシュ回線の違いは?確認・切り替え方法も解説

  3. アナログ回線(ダイヤル回線・プッシュ回線)は廃止される?

  4. アナログ回線からひかり電話に切り替えるメリット・方法・料金

  5. 電話回線の選び方やビジネスフォン導入はOFFICE110にお任せ
  6. まとめ
登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

アナログ回線の種別「ダイヤル回線」「プッシュ回線」とは

ダイヤル回線・プッシュ回線・アナログ回線など、回線にはいくつかの種類があり、混乱していしまいますよね。

そこで、ここからは基本知識として、各回線の特徴についてご紹介していきます。

そもそもアナログ回線とは?

画像作成依頼②

「アナログ回線」は、アナログ信号で通信する電話回線です。

アナログ回線を利用する電話機は、電話局の電話交換機と銅線で結ばれています。
銅線には電流が流れており、電子を振動させることによって音声通話ができる仕組みです。

通信の安定性が高いため、従来ビジネスフォンや家庭用電話機は、主にアナログ回線が用いられていました。
なお「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」は、どちらもアナログ回線に分類されます。

ダイヤル回線の特徴

「ダイヤル回線」とは、ダイヤルした数字が発するダイヤルパルス信号によって発信するタイプの電話回線です。

典型的なダイヤル回線は、いわゆる「黒電話」です。

しかし、ボタンをプッシュするタイプのダイヤル回線の電話機もあります。
したがって、ボタン式であれば必ずプッシュ回線であるわけではない点を理解しておきましょう。

プッシュ回線の特徴

「プッシュ回線」は、数字ごとに割り当てられた信号音を発することで番号が伝達される回線です。

数字のボタンを押して電話をかけることから、プッシュ回線と呼ばれています。
プッシュ回線は、ダイヤル回線よりも早くつながるのがメリットです。

黒電話が主流だった時代は、主にダイヤル回線が使われていました。
しかし現在では、ダイヤル回線で利用できないサービスが増えていることから、アナログ回線の電話機はプッシュ回線が主流となっています。

ダイヤル回線とプッシュ回線の違いは?確認・切り替え方法も解説

「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」とでは、具体的にどのような違いがあるのか説明します。
回線の種類を確認する方法や切り替える方法についても解説したので参考にしてください。

ダイヤル回線とプッシュ回線の違い

ダイヤル回線とプッシュ回線は、どのように違うのでしょうか。

具体的に、通信方式と料金の違いについて確認しておきましょう。

通信方式の違い

ダイヤル回線とプッシュ回線は、それぞれ異なる信号を用いて電話番号を伝達しています。

「ダイヤル回線」では、番号をダイヤルすることでダイヤルパルス信号が送出されます。
番号ごとに割り振られた瞬断回数を読み取ることで電話番号を認識しているのです。
数字ごとに回線を瞬断するため、一つの音を識別するまで時間がかかります。

一方「プッシュ回線」では、番号を押すとトーン信号が送出されます。
数字ごとに異なる周波数が紐づけられており、数字を音として送出したトーン信号を交換機が読み取ることで番号を認識するのです。

プッシュ回線は、ダイヤル回線にはない「*」や「#」などのボタンを利用できるのも特徴のひとつです。

料金の違い

わずかな金額差ではありますが、ダイヤル回線の方がプッシュ回線よりも料金が安くなる場合があります。

具体例としてNTT西日本の事務用回線使用料(加入電話)を参考にご紹介します。

3級取扱所 2級取扱所 1級取扱所
プッシュ回線 2,750円 2,640円 2,640円
ダイヤル回線 2,750円 2,585円 2,530円

参考:NTT西日本「回線使用料」

※エリア内で利用される回線の数によって取扱所が区分されています。
大阪・京都・名古屋などの大都市が3級、小規模な都市は1級です。

ダイヤル回線とプッシュ回線の確認方法

契約している電話回線が、ダイヤル回線なのかプッシュ回線なのか分からない場合は、利用しているアナログ回線の種類を、音で聞き分ける方法があります。

まず、受話器を上げて0~9のどれかを押してください。

  • 「プ」という音が鳴った場合「ツー」という音が消えればプッシュ回線、「ツー」という音が鳴り続けていればダイヤル回線。
  • 「ブツブツ」という音が鳴った場合は「ツー」という音が消えればダイヤル回線、「ツー」という音が鳴り続けていればプッシュ回線。

電話機を上げて「ツー」という音が鳴らない場合は、電話が繋がっていない可能性があるため、配線を確認しましょう。

ダイヤル回線からプッシュ回線に切り替える方法

ダイヤル回線からプッシュ回線に切り替えることで、次のようなメリットがあります。

  • ダイヤル回線に比べて早くつながるため、快適に使える
  • 自動音声ガイダンスの利用がスムーズになる

とくに自動音声ガイダンスを利用する場合、ダイヤル回線だと「#」や「*」などを押してプッシュトーンに切り替える必要があります。

最初からプッシュ回線で契約しておけば、音声ガイダンスを利用するたびに切り替える手間がかかりません。

また、切り替え方法も簡単です。下記のNTT登録フォームにて必要事項を入力して申し込むだけです。

  • NTT東日本の登録フォームはこちら
  • NTT西日本の登録フォームはこちら

※申し込みの際、基本工事費1,100円交換機等工事費1,100円がかかります。

変更できるのは、ダイヤル回線用の加入電話・ライトプラン、事業所集団電話を除く加入電話の契約者です。

プッシュ回線とダイヤル回線のどちらでも利用できる電話機を使っている場合、その電話機は引き続き使用できますが、設定の変更が必要な場合があります。

アナログ回線(ダイヤル回線・プッシュ回線)は廃止される?

ダイヤル回線やプッシュ回線などのアナログ回線が廃止されるという話を聞いたことはないでしょうか。

「今使っている電話が使えなくなる?」「手続きはどうしたらいい?」など、不安や疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、アナログ回線の廃止問題について詳細を解説します。

アナログ回線の2024年問題について

ダイヤル回線を含むアナログ回線やISDN回線は、2024年1月から順次IP網へ移行されます。
IP網とは、インターネット通信を利用したネットワークです。

IP網に移行する背景として、固定電話の契約者減少やアナログ回線の通信に必要な中継交換機の老朽化が挙げられます。

一部サービスの提供が終了したり仕様が変わったりすることはありますが、IP網への移行により現在の固定電話が使えなくなることはありません。
移行にともなう工事も不要です。

IP網はアナログ回線のように通話の距離によって料金が変わらないため、料金体系がシンプルになる点はむしろメリットといえます。
基本料金も変わらないため、契約者側の負担になるような問題はないでしょう。

そして、2024年のIP網移行をきっかけに、以下の理由から光回線を導入する企業が増えています。

  • 光回線の電話の方が通信速度が速い
  • 通信費を安く抑えられる
  • 増設・移設の際の手間が少ない
アナログ回線の供給が廃止されても、固定電話が使用できなくなるわけではないことを理解したうえで、今後の通信環境を見直すとよいでしょう。

参考:総務省「固定電話網の円滑な移行」

アナログ回線がいまだに使われている背景

インターネット光回線を使ったひかり電話は、コストや配線のしやすさなどさまざまなメリットがあります。そのため、アナログ回線を続けて契約するメリットはあまり感じられないでしょう。

ただし、現状でもアナログ回線を利用している企業も存在します。
使用を続ける主な理由として、アナログ回線は停電時でも問題なく利用できるためです。

一方で、光回線やADSL回線を利用した電話は、停電になると使えません。

とは言え、万が一停電しても通話できるように、局から電力を供給する仕組みになっていますのでご安心ください。

IP電話(ひかり電話など)への切り替えは必要なのか

IP網に移行しても、現在使用している固定電話が使えなくなるわけではありません。

ただし、これを機に自社の電話やネットの利用状況にあわせて、通信環境を見直すのも選択肢の一つです。

たとえば会社でインターネットも使っているなら、ひかり電話に切り替えた方が安くなる場合があります。
インターネットを使わないのであれば、アナログ回線の方が安く済む可能性が高いでしょう。

あくまでも現在の使用状況に応じて、適切な選択をすることが重要です!

また、2024年のIP網移行に関するトラブルも報告されているため注意が必要です。
「ひかり電話に切り替えなければ固定電話が使えなくなる」と言われ、強引に回線の切り替えや契約を迫られたという事例もあります。

繰り返しになりますが、アナログ回線の提供が終了しても現在の固定電話が使えなくなることはないので、このような勧誘には乗らないようにしましょう。

アナログ回線からひかり電話に切り替えるメリット・方法・料金

アナログ回線からひかり電話に切り替えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここからは、ひかり電話に切り替えた場合の料金や切り替え方法をご紹介します。

ひかり電話に切り替えるメリット

ひかり電話に切り替える主なメリットは次の通りです。

  • 通話料を削減できる
  • インターネットを使う場合はアナログ回線よりも安くなる
  • 音質がよくなる

ひかり電話の方が、アナログ回線よりも基本料や通話料が安くなります。
事務用のダイヤル回線と、NTTフレッツ光のひかり電話を例に確認しましょう。

基本料 通話料 インターネット利用料
ひかり電話 550円~ 8.8円/3分~ 4,730円/月
+プロバイダー利用料金
ダイヤル回線 2,750円~ 9.35円/3分~ 3,883円~

ひかり電話を利用するには、インターネットの契約が必要です。
ひかり電話の基本料金だけであれば550円ですが、インターネット利用料を含めると月額5,280円となり、これにプロバイダー利用料金がかかります。

一方ダイヤル回線は、電話回線の基本料が2,750円~となっており、インターネットを利用する場合の月額利用料は、インターネット利用料を含めて6,633円~となります。

インターネットを使わないのであれば、アナログ回線の方がお得ですが、インターネットも使うのであれば光回線に切り替えた方がお得でしょう。

また、電話とインターネットの請求を一本化できる点も、ひかり電話に切り替えるメリットのひとつです。

ひかり電話に切り替える方法

次に、ダイヤル回線などのアナログ回線を、フレッツ光のひかり電話に切り替える方法をご紹介します。

ひかり電話に切り替えたからといって、ひかり電話専用機に買い換える必要はありません。
今ご利用中の電話機をお使いいただけます。

今利用している電話機をそのまま使うためには、ひかり電話をアナログ回線に切り替えるための機器を導入する必要があります。
ひかり電話のプランによって設置する機種が異なるため確認しておきましょう。

  • 基本プラン:PR-600KIなど
  • オフィスプラン:OG410Xaなど

切り替えはオンラインで申し込みできますが、契約はオペレーターによる電話対応となります。まずは、下記サイトにアクセスしましょう。

  • NTT東日本のお申し込みページはこちら
  • NTT西日本のお申し込みページはこちら
  1. 最初に郵便番号を入力して、切り替えるエリアが光回線に対応しているかを調べる
  2. 光回線に対応していることが確認できたら、申し込みフォームに必要事項を入力して送信。
  3. 後日担当者から折り返しの連絡がありますので、契約内容や工事の日程、費用などを確認して手続きは完了。

指定した工事日に、光信号とデジタル信号間を変換するための装置「ONU」の設定を変更します。

自分で設定を変更できますが、わからない場合は有償で設定してもらうことも可能です。

ひかり電話に切り替えたときの料金

光電話に切り替えた場合にかかる主な料金は次の通りです。

    【初期費用】

  • ひかり電話交換機などの工事費:3,300円
  • 加入電話の利用休止工事費:1,100円
  • フレッツ光の契約料:880円
  • フレッツ光の初期工事費:19,800円~

    【月額料金】

  • 月額プラン:550円~
  • フレッツ光月額利用料:4,730円
  • プロバイダー利用料:プロバイダーによる

このほかに、オプション契約や機器をレンタルする場合は、その費用も別途必要です。

電話回線の選び方やビジネスフォン導入はOFFICE110にお任せ

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電話回線の選び方にお困りでしたら、一度「OFFICE110」にご相談ください。
「OFFICE110」は、電話回線やビジネスフォンを専門に扱うプロです。

「どの電話回線を導入したらよいだろう」「アナログ回線からひかり電話に切り替えた方がよいかな……」このような悩みに対して、お客様の要望にあわせて最適なプランを提案いたします。

電話機は中古・新品ともに豊富に取り揃えており、リーズナブルな価格で提供可能です。

回線手配やビジネスフォンの導入、設置配線工事までトータルサポートをおこなっているため、電話回線の切り替え手続きでお客様を煩わせることもありません。
ぜひ「OFFICE110」まで、お気軽にお問合せください。

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まとめ

ダイヤル回線やプッシュ回線などの「アナログ回線」は、2024年から随時IP網に移行しますが、現在使っている固定電話が使えなくなるわけではありません。

制度の変更を利用した悪質な勧誘被害もありますので、くれぐれもご注意ください。

ただし、IP網への移行をきっかけとして、通信環境を見直すのはおすすめです。
電話やインターネットの利用状況によっては、ひかり電話に切り替えた方がお得になるケースもあります。

今回紹介した、光電話に切り替える方法やメリットを参考に、最適な通信環境を整えましょう。

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