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ビジネスフォン(ビジネスホン)を選ぼうと思っても、機種の数が多く、「何を基準に決めればよいのか分からない」と迷いやすいものです。特に、台数・機能・働き方・予算の整理が曖昧なまま比較を始めると、導入後に使いにくさや追加費用で悩むことがあります。
この記事では、ビジネスフォン選びで先に整理したい4つのポイントと、見積もり前に確認しておきたい事項を、初心者にもわかりやすくまとめます。
失敗しない選び方
ビジネスフォン選びで失敗しにくい順番は、①人数と台数、②必要機能、③働き方、④予算と導入方法を先に決めることです。価格や機種名から入るより、自社の使い方を整理してから比較したほうが、増設や運用でズレが起きにくくなります。
監修者
登 雄三(のぼり ゆうぞう)
保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士
2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。
この記事の目次
ビジネスフォン選びで大切なのは、機種名より先に自社の条件を整理することです。
最初に決めたいのは、「人数と台数」「必要機能」「働き方」「予算と導入方法」の4つです。ここが曖昧なまま比較を始めると、導入後に「思ったより台数が足りない」「必要な機能がなかった」「運用に合わない」といったズレが起こりやすくなります。
ビジネスフォン選びでまず整理したいのは、今何台必要かだけではありません。
本当に見るべきなのは、次の3点です。
現在、電話機を何台使うか
受付や会議室を含めて何台必要か
1〜3年で増員や拠点追加の予定があるか
この確認を先にしておくと、今は足りてもすぐに窮屈になる構成を避けやすくなります。
登(のぼり)
開業直後・移転直後・採用強化中の会社では、現時点だけでなく少し先の運用まで見込んでおく方が安心ですよ。
次に、「あると便利」ではなく「業務に必要か」で機能を絞ることがビジネスフォン選びで重要です。
よく比較されるのは次のような機能です。
ここで大切なのは、機能を増やすこと自体を目的にしないことです。営業、受付、サポート、現場対応など、どの業務で電話を使うかを先に整理すると必要な機能が見えてきます。
現場でご相談を受ける際も、機種名から決めるより、業務に必要な機能から整理したほうが、自社に合うビジネスフォンを選びやすくなります。迷ったら、まず「日常業務で電話をどう使っているか」を洗い出すのがおすすめです。
ビジネスフォンは、席数だけでなく、働き方に合っているかでも選び方が変わります。
固定席中心の会社なら、卓上電話機を中心に考えやすいです。一方で、外出が多い会社や在宅勤務を取り入れている会社では、スマホ連携や転送の考え方が重要になります。
PBXは、企業内の電話を制御するための構内電話交換機です。内線通話、外線の取り次ぎ、複数番号への転送、ダイヤルインなどを支える仕組みとして使われます。
クラウドPBXは、そのPBX機能をクラウド上のサーバーから提供するサービスでスマートフォンを内線端末のように使えるサービスもあります。
スマホ連携は「アプリを入れれば同じように使える」とは限りません。サービスによって、対応機種、OS、設定、接続環境、必要な契約条件が異なります。
現場でも、外出や在宅が多い会社ほど、電話機そのものより「どこで着信を受けるか」を先に整理した方が導入後のミスマッチを防ぎやすいです。
最後に整理したいのが、予算をどう見るかです。ここでいう予算は、単純な機器代だけではありません。
見るべきなのは、主に次の3つです。
この段階では、まだ新品・中古・購入・リース・レンタルを決め切らなくて大丈夫です。大切なのは、「初期費用重視」か「長く使いやすい形重視」かを先に決めることです。
実務では、目先の費用より「長く使いやすいか」で選ぶほうが、後悔しにくい傾向がありますよ。
結論から言えばと、人数や価格だけで選ばず、「どんな働き方で、どの機能を、どのくらいの規模で使うか」で候補を絞るのがビジネスフォン選びで失敗しにくい考え方です。
次のようなケースでは、従来型ビジネスフォンを比較の中心に置きやすいです。
オフィスに固定席が多い
受付や代表電話の運用を安定させたい
既存の電話環境を活かしながら見直したい
社内での取り次ぎや内線運用を重視したい
固定席中心の会社では、卓上電話機を使った運用のほうが現場に合うことも少なくありません。
特に、受付・事務・管理部門のように着信の取り次ぎが多い場合は、机上での操作性が大切になりますよ。
一方で、次のような会社はクラウドPBXも比較対象に入れる価値があります。
外出先で代表番号の発着信をしたい
在宅勤務や複数拠点で使いたい
スマホを内線のように使いたい
主装置の更改負担をできるだけ軽くしたい
一例として、OFFICE110が適用する「OFFICE PHONE」では、スマートフォンでオフィス番号を発着信が可能になったり、多拠点の内線化などが可能になります。
ただし、「クラウドPBX=小規模向き」「人数が多いと不向き」といった単純な決め方はおすすめしません。実際には、通話量、外出頻度、拠点数、既存設備を活かしたいかで向き不向きが変わりますね。
「新品と中古のどちらが合うか」、「購入・リース・レンタルのどれが合うか」は、次の比較論点として切り分けて考えるほうが判断しやすくなります。
先に4つの条件を整理しておけば、あとから新品・中古比較を読んでも、「自社に必要な条件」で読みやすくなります。逆に、条件整理なしで価格や機種から入ると、情報が増えるほど迷いやすくなります。
ビジネスフォンの見積もりで失敗しにくくするコツは、「何がほしいか」ではなく「今どう使っていて、今後どう使いたいか」を伝えられる状態にしておくことです。
まずは、現状把握が大切です。確認しておきたいのは、主に次の項目です。
現在使っている電話番号
回線種別 FAXの有無
電話機の台数
受付・会議室・現場用の電話の有無
移転予定やレイアウト変更予定
特に、今の番号をそのまま使いたいかは早めに整理しておきたいポイントです。
番号継続は構成や回線条件で変わるため、見積もり前に確認しておくのが安全です。
電話機を何台置くかだけでなく、誰がどこで電話を受けるかも重要です。
次のような点を決めておくと、プロに相談した際の提案の精度が上がります。
外出中でも代表番号を受けたいか
個人スマホを業務利用したいか
在宅勤務で着信を受ける必要があるか
転送をよく使うか 通話録音が必要か
スマホ連携は便利ですが、対応サービスや条件によって差があります。
NTTの「モバイル内線アダプタ MB510」でも、ビジネスフォン主装置と連携してスマートフォンを内線端末のように使う構成が可能で、主な機能として内線・外線発着信、転送、通話録音などが利用できます。出典:NTT西日本
サービスごとに前提構成は異なります。その為、導入前に対応条件を確認することが大切ですよ。
ビジネスフォンの見積もりを取る前に、次の内容を整理しておくと話が進みやすくなります。
利用人数と電話機台数
必要な機能 外出・在宅の有無
今後の増設予定
現在の番号を使いたいか
予算の考え方(初期費用重視か、運用重視か)
以上の内容まで整理できていれば、機種提案や導入方法の比較がかなりスムーズになります。
ご相談の段階で利用人数や働き方が整理できていると、自社に合う提案を受けやすくなりますよ。
ビジネスフォンの選び方で大切なのは、機種名から入らず、先に判断軸を整理することです。
失敗しにくくするために、まず確認したいのは次の4点です。
この4つが整理できると、従来型ビジネスフォンとクラウドPBXの比較もしやすくなり、新品・中古・導入方法の違いも読み解きやすくなります。
ビジネスフォン選びをご相談ください
自社に必要な台数・機能・運用イメージが整理できると、比較や見積もりはかなり進めやすくなります。「今の電話環境で何を優先すべきか整理したい」という段階でも、現状と希望する使い方をまとめて相談すると、検討の方向性が見えやすくなります。お気軽にOFFICE110までご相談ください。
ビジネスフォンの比較ポイントや機種一覧、選び方をまとめて見たい方はビジネスフォンTOPもあわせてご覧ください。
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