規模に合わせたビジネスホン選び
「主装置」「電話機」「ユニット(基盤)」
という3種類の機器が必要です。
さて、実際にビジネスフォンを購入する時、まず問題となるのはこれらは何台必要かということです。
これは会社の規模によって変わってきますので、目安となる考え方をご紹介します。
ビジネスホンの主装置にはサイズがあります
まず主装置は基本的に1つ購入すれば大丈夫です。
しかしその代わりに、会社の規模によって使用する主装置のサイズが変わるので、購入する際は気をつけてください。
というのも、主装置にはS・M・Lというサイズがあり、その主装置のサイズによって端末接続台数、同時通話数が決まります。
もし、現段階ではSサイズで済んでいたとしても、
近い将来、増える可能性が高い場合などはあらかじめ大きめの主装置を入れておいた方が良いでしょう。
ちなみに、中古で購入する時のテクニックとして、
増えそうだけれど確定ではないという場合は、現状のサイズに合わせた主装置のサイズを導入しておき、
もし増えた場合は主装置とユニットだけを買い替えるというやり方もあります。
また、使用する電話機が100台単位になると、『交換機(PBX)』というイメージを持たれていた人も少なくないと思います。
しかし、現在は技術の進歩により、ビジネスフォンでも500台近くまで接続が可能になっています。
PBXはビジネスフォンを更に特殊にしたものですので、まずはビジネスフォンで一考されるのをオススメします。
電話機の適数を考えてみよう
電話機は実際に必要となる台数だけ購入すればよく、
その目安としては、一般的に
デスクの数 + 会議室の数が適数
であるといわれています。
また近い将来、使用台数が増えることが確実ならばその分を前もって導入しておくことも一案ですが、
後述のユニットに十分な余裕がある場合は、必要に応じて後で買い足しても遅くはありません。
ユニット(基盤)の適数を考えてみよう
ユニット(基盤)とは主装置の内部に収納されるもので、ユニットの数が主装置に接続できる電話機の上限となります。
主装置に収納できるユニットの数は、主装置のサイズによって異なりますが、
別に上限いっぱいにユニットを用意する必要はなく、
基本的に実際に使用する電話機の台数を満たすだけのユニットが収納さえていれば十分です。
ただし、近い将来、接続する電話機が増える可能性がある場合は、その数を含めた余裕のあるユニットを用意しておきましょう。
以上のことを踏まえた上で、会社の規模に合った最適のビジネスフォンを購入してください。
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