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主装置の種類と選び方|S・M・Lの違いと失敗しない確認ポイントを解説

ビジネスフォンの主装置を選ぶとき、「S・M・Lのどれが自社に合うのか」「電話機の台数だけ見ればよいのか」と迷う方は多いです。しかも、主装置の分類や収容数は機種によって異なるため、古い目安だけで判断すると選定ミスにつながることもあります。

この記事では、主装置の種類の見方と選び方の基本を、初心者にもわかりやすく整理します。

主装置の種類は、単にS・M・Lの呼び方で決めるのではなく、接続したい台数・必要な同時通話数・将来の拡張性の3点で見るのが基本です。S・M・Lは目安として使えますが、実際の収容数や対応条件は機種ごとに異なります。ISDN前提の古い考え方ではなく、現在の回線環境も踏まえて判断することが大切です。INSネットは2024年8月31日に新規申込受付を終了し、2028年12月31日に提供終了予定です。
出典:NTT東日本プレスリリース

観点小規模向けで
見やすいポイント
中規模向けで
見やすいポイント
大規模向けで
見やすいポイント
想定する利用規模少人数の事務所・店舗部署や席数が増えるオフィス多人数・複数部署・拠点運用
まず確認したいこと現在の台数と最小限の機能今後の増員と同時通話数拡張性・機能追加・運用方式
向いている考え方過剰な構成を避ける余裕を持った設計にする将来拡張を前提に選ぶ
注意点台数だけで決めない現在の人数だけで決めない機能要件を後回しにしない
判断のコツまず足りるか2〜3年後も使えるか追加要件に耐えられるか

※S・M・Lなどの分類名は参考になりますが、対応台数や同時通話数は機種・構成によって異なります。現行機種でも仕様は製品ごとに定義されています。

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登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

この記事の目次

  1. 主装置の「種類」は何で分かれる?
  2. 失敗しない主装置選びで確認したい3つのポイント
  3. オフィス規模別に見る、主装置の選び方の目安
  4. 主装置選びで失敗しやすいポイント
  5. 主装置の種類で迷ったときの判断方法
  6. よくある質問
  7. まとめ

主装置の種類は、本体サイズの名前だけでなく、どれだけの電話機や通話を支えられるかで見分けるのが基本です。

主装置は、ビジネスフォンの外線・内線の制御や、必要な機能の追加を支える中核機器です。ただし、「S・M・Lならこの台数」と一律に決まっているわけではありません。実際の収容数や機能追加の条件は、メーカーや機種、導入する構成によって変わります。

現行の法人向けビジネスフォンでも、typeS・typeM・typeLなどの区分はありますが、仕様は製品ごとに示されています。

種類を見るときは「台数」だけでなく「同時通話数」も確認する

電話機を何台つなぐかは大切ですが、それだけでは不十分です。
主装置選びでは、次の3点をセットで確認すると判断しやすくなります。

主装置選びのポイント

何台の電話機・周辺機器を接続したいか

同時に何本の通話が必要か

将来、部署や席数が増える見込みがあるか

監修者:登

登(のぼり)

たとえば、席数は少なくても電話が集中する窓口業務では、台数以上に同時通話数が重要です。逆に、通話量が少ない小規模オフィスでは、必要以上に大きな構成にしない方が運用しやすい場合があります。

S・M・Lは目安であり、最終的には機種仕様の確認が必要

S・M・Lのような呼び方は、規模感をつかむ入口としては便利です。
ただし、分類名そのものより「その機種で何ができるか」を見ることが重要です。

特に注意したいのは、古い記事や販売資料で見た台数・チャネル数を、そのまま一般論として信じてしまうことです。主装置は、回線方式や追加ユニット、ライセンス、接続する端末構成によって条件が変わります。

監修者:登

登(のぼり)

主装置は分類名だけで決めるのではなく、最後は仕様確認を前提に考えましょう。

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主装置選びで失敗しにくくするには、台数・同時通話数・拡張性の3つを先に整理することが大切です。

「何となく小規模だからSでよい」といった決め方では、あとで増設や運用変更に対応しにくくなることがあります。最初に確認すべきポイントを整理しておけば、過不足の少ない選定につながります。

ポイント①:接続したい電話機・端末の台数

まず見るべきなのは、今使いたい電話機の数です。

ここでいう“台数”には、デスクの電話機だけでなく、コードレス、受付電話、ドアホン連携、FAX連携などが入る場合もあります。

重要なのは、現在の台数だけでなく、近い将来の増設見込みも含めて考えることです。今は足りていても、採用や席数増加で短期間に上限へ近づくケースは少なくありません。

ポイント②:必要な同時通話数と回線の考え方

次に確認したいのが、どれくらい同時通話が必要かです。

同時通話数は、営業電話が多い会社、問い合わせ窓口がある会社、複数部署で外線を使う会社ほど重要になります。

現在の法人電話は、従来のアナログ・ISDNだけでなく、ひかり電話などのIP系サービスを前提に考えることが増えています。

監修者:登

登(のぼり)

例えば、ひかり電話オフィスA(エース)は最大300チャネルの同時通話に対応する法人向けIP電話サービスです。現行の電話環境を考えるうえでは、古いISDN中心の見方だけでは不十分です。

ポイント③:将来の増設と必要機能

主装置は、導入時点の台数だけでなく、今後必要になりそうな機能も見て選ぶ必要があります。

例えば、次のような要件が増える見込みがあるなら、最初から余裕を持った構成を検討した方が安全です。

  • 内線端末を増やす予定がある
  • 録音や受付連携などを使いたい
  • 部署が増える、席替えが多い
  • スマートフォン内線化などの運用を検討している

現行機種でも、オプション機器や追加構成で対応範囲が変わるため、拡張性は“クラス名”だけでなく仕様で確認するのが安全です。

ユニットや機能追加の考え方まで確認したい場合は、「ビジネスフォンのユニットとは?仕組み・種類・注意点を徹底解説」もあわせて読むと理解が深まります。

主装置選びは、自社の規模に合わせて“何を優先して見るか”を変えると判断しやすくなります。

ここでは固定の台数やチャネル数を断定せず、規模ごとの考え方を整理します。

小規模オフィスで重視したい点

小規模オフィスでは、過剰な構成にしないことが大切です。
電話機の台数が少なく、通話量もそれほど多くないなら、まずは「今の業務で不足しないか」を確認しましょう。

ただし、小規模でも次の条件がある場合は注意が必要です。

  • 受付や予約電話が集中する
  • 店舗と事務所で使い分ける
  • コードレスやドアホン連携を使う
  • 将来スタッフが増える予定がある
監修者:登

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人数が少ないからといって、単純に最小構成でよいとは限りません。

中規模オフィスで重視したい点

中規模オフィスの場合は、現在の人数だけでなく部署構成と同時通話の偏りを見ることが重要です。

営業部門、管理部門、受付などで電話利用の多さが違う場合、単純な台数だけでは足りなくなることがあります。

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中規模では、今ちょうどよい構成よりも、「2〜3年後も無理なく使えるか」を基準にした方が失敗しにくいですよ。

大規模・複数部署で重視したい点

大規模環境では、拡張性と運用設計が重要です。

端末数が多いだけでなく、部門別運用、録音、受付、スマートフォン連携など、必要機能が増えやすくなります。

この規模では、主装置本体だけでなく、周辺構成や運用ルールも含めて確認した方が安全です。

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大規模になるほど、クラス名よりも個別仕様の確認が重要になります。

主装置選びでよくある失敗は、現在の状況だけで決めてしまうことです。

必要以上に大きな構成も避けたいですが、逆に“今だけ足りる”設計も、後から見直しコストが増える原因になります。

失敗ポイント
  • 現在の台数だけで決めてしまう
  • 回線や同時通話の考え方を見落とす
  • 必要機能と拡張性を後回しにする

現在の台数だけで決めてしまう

今、繋がっている電話機の数だけを見て選ぶと、増員や席替えのたびに見直しが必要になることがあります。

特に、移転、拠点追加、受付機能の強化などが予定されている場合は、少し先まで見て判断した方が安全です。

回線や同時通話の考え方を見落とす

台数は足りていても、同時通話が不足すると電話が集中する時間帯に不便が出ます。

“何台あるか”だけでなく、“何本同時に使いたいか”を確認することが大切です。

必要機能と拡張性を後回しにする

主装置は、後から機能追加できるケースもありますが、何でも柔軟に増やせるとは限りません。

導入前の段階で、録音、スマホ内線化、ドアホン連携など、使いたい機能の有無を整理しておくと判断しやすくなります。

主装置の種類で迷ったら、「今の台数」ではなく「必要な条件の一覧」を先に整理すると判断しやすくなります。

導入前に、次の項目をまとめておくと、比較や相談がスムーズです。

判断材料
  • 現在使っている電話機の台数
  • 今後増やす予定の台数
  • 電話が集中する時間帯
  • 必要な同時通話の本数
  • 使いたい機能
  • 現在の回線環境
  • 将来の移転・増員・拠点追加の予定

ここまで整理しても判断しにくい場合は、分類名だけで決めず、候補機種の仕様確認まで進めるのが安全です。現行の電話環境では、アナログやISDNだけでなくIP系サービスも関わるため、運用前提の確認は重要です。

INSネットは終了予定が公表されているため、古い回線前提のまま設備選定を進めない方が安心です。

主装置のS・M・Lは、どれを選べばよいですか?

まずは、接続台数・必要な同時通話数・将来の増設予定を確認してください。S・M・Lの呼び方は目安になりますが、実際の収容数や条件は機種によって異なります。分類名だけで決めず、候補機種の仕様まで確認するのが安全です。

電話機の台数だけ見れば主装置は選べますか?

台数だけでは不十分です。電話が集中する時間帯や、同時に何本の通話が必要かも重要です。受付や営業部門がある場合は、通話量も含めて考えた方が失敗しにくくなります。

小規模オフィスなら最小クラスで問題ありませんか?

一概にはいえません。人数が少なくても、予約受付、店舗運営、ドアホン連携、将来の増員などがあると、最小構成では足りないことがあります。小規模でも“今後の使い方”まで見て選ぶのが大切です。

ISDN前提で主装置を考えても大丈夫ですか?

現在は注意が必要です。INSネットは2024年8月31日に新規申込受付を終了し、2028年12月31日に提供終了予定です。新規検討では、現在の回線環境や代替サービスも含めて考えた方が安全です。

主装置はビジネスフォンなら必ず必要ですか?

従来型のビジネスフォンでは主装置を使う構成が一般的ですが、クラウドPBXのようにオフィス内に物理的な主装置を置かない運用もあります。導入方式によって前提が異なるため、現在の環境に合わせて判断する必要があります。

主装置選びで先に整理しておくとよいことは何ですか?

台数、同時通話数、必要機能、現在の回線環境、将来の増設予定の5点です。この5点が整理できていると、候補機種の比較がしやすくなります。

主装置の種類を選ぶときは、S・M・Lの名前だけで決めるのではなく、接続台数・同時通話数・拡張性を基準に考えることが大切です。
また、主装置の収容数や機能追加の条件は機種によって異なるため、古い目安だけで判断しない方が安全です。

まずは、自社の利用台数、通話量、今後の増設予定を整理してみてください。
そこが整理できれば、主装置の候補も絞りやすくなります。

オフィスの電話のことならお任せください

主装置の種類までは分かったものの、自社に合う構成まで判断しにくい場合は、現在の台数・通話量・今後の増設予定を整理したうえで、機種仕様を確認しながら比較すると選びやすくなります。導入前に条件を整理して相談したい方は、OFFICE110までご相談ください。

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