ビジネスホンのミュート機能とは?NECビジネスホンで設定する方法
「ミュート」という機能はご存知でしょうか?
一般的にテレビで使われる機能で、単純に音を消す「消音」の機能になります。
このミュート機能、実はビジネスフォンにも備わっています。
あまり利用されない機能なので、ご存知ない方もおられますよね。
ちなみに、テレビのミュート「消音」と比べて、ビジネスホンのミュート機能は少し使い方のニュアンスが異なります。
ということで、今回はビジネスフォンのミュート機能の使い方などの説明と合わせて、NECビジネスホンにスポットをあてて設定方法をご紹介いたします。
ビジネスホンのミュート機能とは?使い方を簡単解説
テレビなどではよく聞く「ミュート機能」ですが、ビジネスホンにも搭載されています。
ビジネスホンにおいては、テレビの「消音」とは違い、通話中にミュートモードに切り替えることで、こちらの話し声を相手に聞こえないようにする機能になります。
一般的には、通話中に別の用件で通話を中断させたいときに利用される機能。
相手には保留音が流れ、こちらの声は一切聞こえなくなるので、例えば、得意先と通話中に、聞かれたくない打ち合わせをするときには便利に利用できます。
そのミュート機能の使い方は至ってシンプル。
設定方法はメーカー・機種によって異なりますが、通話中にミュート機能に割り振られたボタンを押せば簡単に切り替えができ、解除は同じボタンを押すだけです。
ボタンを押してミュート機能に切り替われば、こちらの音声は一切相手には聞こえなくなり、再度ボタンを押して解除すれば、通話が再開できます。
また、最近のビジネスホンでは「会議通話機能」の利用機会が多くなり、その会議通話のときにもミュート機能が活躍してくれます。
発言していないときはミュート状態にして、発言するときだけ解除すれば、音を出さないように注意する必要もなくなります。
NECビジネスホンのミュート機能を設定する方法
NECといえば、OA機器やパソコンなどのIT分野では有名ですよね。
ビジネスフォンにおいても、NEC独自のIT技術を駆使した仕様が高い人気を誇っています。
今回は、OFFICE110で現在販売している3機種でのミュート機能の設定方法をご紹介いたします。
Aspire(アスパイア) UX/Aspire X DT300
Aspire UXは、最大接続数1,000台規模。主装置の増設のみで、数台~20台規模から1,000台規模クラスまでの拡張ができます。
Aspire X DT300は、丸みを帯びたボタンを採用。スタイリッシュなデザインで、SOHOから大規模オフィスまで高い人気を誇っています。
どちらの機種も「Aspire(アスパイア)」なので。機能面の設定方法なほとんど同じ操作方法。
ミュート機能という名前ではないものの、どちらの機種にも「こちらの声だけを一時的に消す」機能が搭載されています。
◆こちらの声だけを一時的に消す
外線または内線通話中、相手の声は聞こえる状態で、こちらの声を一時的に消すことができます。
➀外線または内線通話中
➁「送話カットボタン」を押すと、確認音が流れて送信カットボタンが赤点灯します。
これで、こちらの声は相手に一切聞こえなくなります。
解除したいときは、
➂再度「送話カットボタン」を押すと、通話が再開できます。
Aspire Dterm85
Aspire Dterm85は、コールセンターや複数の顧客対応が求められる企業で活用できる多彩な機能を標準搭載。
複数の人との通話ができる会議通話機能は内線・外線合わせて最大32名まで会議通話ができ、そのときミュート機能が大活躍。
こちらも、ミュート機能という名前ではないものの、「こちらの声だけを一時的に消す」機能が搭載されています。
◆こちらの声だけを一時的に消す
外線または内線通話中、または会議通話中に、相手の声は聞こえる状態でこちらの声を一時的に消すことができます。
➀外線・内線で通話中、または会議通話で発言していないとき
➁「送話カットボタン」を押すと、確認音が流れて送信カットボタンが赤点灯します。
これで、こちらの声は相手に一切聞こえなくなります。
解除したいときは、
➂再度「送話カットボタン」を押すと、通話が再開できます。
以上のように、NECビジネスホンでは、「送話カットボタン」が搭載されているので、押すだけの簡単操作でミュート切り替えができます。
よくある質問(FAQ)

ビジネスホンのミュート機能とはどんな機能ですか?
テレビの消音(音を出さない)とは異なり、相手の声は聞こえたまま、こちらの音声のみを遮断します。社内確認や打ち合わせなど、相手に聞かれたくない場面で便利です。
ミュート機能と保留機能の違いは何ですか?
保留では相手側に保留音が流れますが、ミュートでは相手の音声は聞こえ続けます。したがって「社内確認をこっそりしたい」場合にはミュート、「別の担当者に代わる」場合には保留が適しています。
NECビジネスホンのミュート機能はどうやって使うのですか?
ボタンを押すと確認音が鳴り、赤ランプが点灯します。もう一度押すと解除され、通話が再開されます。
対応機種は Aspire UX/Aspire X DT300/Aspire Dterm85 などです。
会議通話中にもミュート機能は使えますか?
特にAspire Dterm85では、最大32名の会議通話中に「送話カットボタン」で自分の音声のみを遮断でき、雑音や不要な声を防ぐのに役立ちます。
ミュート機能が使えない・反応しない場合はどうすればいいですか?
機種によっては、ボタン割り当て設定が変更されていることがあります。設定メニューや管理者モードで確認するか、OFFICE110などのサポート窓口に問い合わせると確実です。
まとめ
ミュート(消音)といえば、テレビでは頻繁に利用される機能ですが、ビジネスホンにおいては、こちらの声を一時的に相手に聞こえないようにする機能を指しています。
お使いのビジネスホンにも、NECでいう「送話カットボタン」にあたるボタンが搭載されているはずなので、一時的に通話を遮断したいときには便利に使える機能です。
使い方は至ってシンプルなので、ミュート機能を知らなかった方は、今後活用してはいかがでしょうか。

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