機能で選ぶビジネスフォンの選び方
まず一つ覚えておいて頂きたいことが、「ビジネスフォンはカスタマイズするもの」ということです。
ビジネスフォンは企業向けの電話機ですが、企業の業務内容は千差万別であるため、ビジネスフォンもある業種では必要な機能でも、別の業種では必要無いという機能が多く出てきます。
そこで、ビジネスフォンにどんな機能を必要とするのかを検討して選択することが大切になるのです。
ビジネスホンの「基本機能」とは?
1台のビジネスフォンですべての機能を応えようとすれば、機能は複雑化しコストも使い勝手も悪くなってしまいます。
そのため、各メーカーがとっている対応というのが、「ビジネスフォンの初期の状態では、基本機能のみを搭載し、必要な機能はオプションとしてユニットなどを追加することで対応していく」といった形です。
そこで、まず「基本機能」とはどのような機能なのか理解しておきましょう。次の通り5つの機能を指しています。
発信
外部へ電話をかけることです。
着信
外部からの電話に応答ができることです。
保留・転送
外部からの電話を保留して、他の電話へ転送することです。
内線
会社内の電話同士で通話ができることです。
代表組
複数の契約回線でグループを組み、そのグループに特定の番号を割り当てることで、あらかじめ設定した代表番号(親番号)に着信があった場合、グループのどの電話機からも着信することができることです。
この5つの機能はビジネスホンの基本機能として、どのタイプの機種でも搭載されている機能です。
オプションにより追加できる便利機能
次に、「必要な機能はオプションとしてユニットなどを追加する」機能ですが、次の通り様々な分野に分類されます。
着信系
着信拒否、非通知拒否、迷惑電話撃退、代理応答、着信お待たせ機能、緊急地震速報、着メロダウンメード、着ウェイトメッセージ
外線・通話系
外線間転送、外線発信規制、ハンズフリー機能、会議通話機能、固定電話発信制限、階数使用制限、通話モニタ
通話録音機能編
自動応答機能、ボイスメール、通話メモ、自動通話録音、クイックメッセージ録音
スマホ連携系
リモートコールバック、スマートフォン連携機能、着信履歴メール送信、不応答着信お知らせ、ネットワーク連動カメラ、追っかけ転送、FMCサービス、メールリモコン
セキュリティ系
盗難防止機能、不審者威嚇機能
記憶機能系
電話帳、バラエティ応答、チャイムタイマー、通話情報管理システム、システムカレンダー、キッチンタイマー
ディスプレイ表示系
ナンバーディスプレイ、コンテンツ表示機能、消費電力表示機能、発着信履歴
留守番電話系
ワンショット留守電、疑似話中返し、留守番電話2ch使用
分野ごとにこれだけの機能があり、これを1台のビジネスフォンで全て利用するかといえば、使いこなせないか使用しない機能も多いのではないでしょうか。
また、最近ではメーカーによっては初期の状態から色々と機能が付いている物も出てきましたが、その機能が本当にいるのかなどは、きちんと担当の営業に確認しておいた方が良いでしょう。
よくある質問(FAQ)

まず何から決めればいい?(機能が多すぎて迷う)
基本機能(発信/着信/保留・転送/内線/代表組)は最初から搭載。録音・スマホ連携・迷惑対策などはユニット等で後付けできます。まずは「受電体制」「取次動線」「記録の要否」を整理して必須を確定しましょう。
基本機能とオプション機能の違いは?費用にどう影響?
録音(ボイスメール/自動録音)、スマホ連携(追っかけ転送/着信メール)、セキュリティ(盗難防止/威嚇)などは機種や構成で必要ユニットが変わります。見積りでは「機能別にユニット型番と数量」を明記してもらいましょう。
うちに本当に必要な“便利機能”はどれ?(選定の目安)
・コスト削減:スマホ連携(追っかけ転送/FMC)、外線発信規制
・応対品質:通話録音(自動/メモ)、会議通話、通話情報管理
・不在時対応:自動応答、留守電、着信お待たせ/不応答メール
この優先度で上から採用し、不要は切る=“持たない最適化”すると良いでしょう。
追加したい機能は後からでも入れられる?(拡張性が心配)
将来の録音系・スマホ連携系を見込むなら、主装置はワンサイズ上/ユニット枠に余裕を確保し、配線・番号設計も拡張前提で組むと、追加工事費が最小化できます。
見積りで確認すべき“落とし穴”は?
「機能ごとのユニット名・数量」「設定・工事範囲(転送/留守電ガイダンス作成等)」「保守/保証条件」を明細化し、試用デモやPoCで“本当に使う画面操作”まで確認してから採否を決めましょう。
まとめ
オフィスの規模や仕事の形態で選ぶ機能は異なりますが、まずはどんな機能なのか知っておく必要があります。
普通に電話を発信・着信したりなど基本的なものは標準搭載されていますので、カスタマイズしたい機能を知っておくことも大切です。
あとは担当の営業にどの機能が必要なのかお申し出ください。OFFICE110では最適な機種をご提案をさせていただきます。

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