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ビジネスフォンの停電対策はUPSで万全!停電バッテリーベスト3紹介

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ビジネスフォンの停電対策はUPSで万全!停電バッテリーベスト3紹介

ビジネスフォンの停電対策はUPSで万全!停電バッテリーベスト3紹介

この記事を読むと

  • ビジネスフォンのバッテリーの役割やバックアップ電池との違い
  • バッテリーの稼働時間
  • 人気が高いUPS
  • ビジネスフォンのおすすめ停電対策

について詳しくわかります。

素朴な疑問なんですが…。ビジネスフォンは停電時でも利用できますか?
停電時でもビジネスフォンに搭載されているバッテリーが稼働するので利用できます。しかし、場合によってはバッテリーが稼働しても利用できないこともあるので、停電対策としてはやや不十分だといえます。
なるほど…。なにかおすすめの停電対策などはありますか?
もちろんです!停電対策におすすめの機器や停電対策の方法などについて詳しくご案内させていただきますね!
この記事の目次
  1. ビジネスフォンの停電バッテリーはバックアップ電池とは別物?
  2. 人気UPS(無停電装置)ベスト3
  3. ビジネスフォンの停電バッテリーの稼働時間
  4. ビジネスフォンのおすすめ停電対策
  5. まとめ
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ビジネスフォンの停電バッテリーはバックアップ電池とは別物?

ビジネスフォンに内蔵されているバッテリーとは、別にバックアップ電池というものがあります。バックアップ電池とビジネスフォンに内蔵されているバッテリーは全く違うものです。
そうだったんですか?電池を見れば誰でも違いはわかりますか?
電池の形が違うので、すぐにわかります。なので、見た目で間違うことはありません。
内臓バッテリーとバックアップ電池

ビジネスフォンに搭載されているバッテリーには、マンガン・アルカリ・リチウムなど様々な種類がありますが、バックアップ電池は「ボタン電池」と呼ばれるものを使用しています。

また、バックアップ電池は主装置に搭載されている電池で、ビジネスフォン本体には搭載されていません。
ビジネスフォンのバッテリーとバックアップ電池は、見た目が違うだけではなく、設置してある場所も違うのです。

それぞれの役割ですが、ビジネスフォンに内蔵されているバッテリーとバックアップ電池の大きな役割は基本的には同じで「停電時でも機器を使用できるようにする」ため。

バックアップ電池に関しては「停電時に機器を利用できるようにするため」という役割以外に「主装置に登録した設定や、データを保存しておくため」という重要な役割があります。

確かに見た目が全然違いますね!これだけ停電時のことを考慮されているのなら、特に特別な停電対策をしなくてもよさそうですね!
実は、ビジネスフォンのバッテリーだけでは不十分な場合があります。例えば、ひかり電話を利用している場合、ビジネスフォンにバッテリーが内蔵されていても停電時は使えません。
バッテリーがあるのに使えないんですか?
はい。詳しくご紹介させていただきますね。

1-1.ひかり電話は停電時に使えない

電話回線ではなく、インターネット回線を利用して通話を行なえる、ひかり電話の場合には「ONU」と「VG」の2つに電源が必要になります。

そのため、主装置とビジネスフォンはバッテリーで電気が供給されていても「ONU」と「VG」には電気が供給されていないため、ひかり電話を使用したビジネスフォンを利用することができないのです。

ひかり電話は停電時に使えない
ONUやVGなど、聞き慣れない難しい言葉が…。
名前は聞き慣れないかもしれませんが、下の画像のようなものを見たことはないでしょうか?
これなら見たことがあります。ルーターと同じような形のやつですね!
はい。VGは、通話信号を「アナログ」に変換するものと「ISDN」に変換するものがあります。VGで変換された信号をビジネスフォンの主装置に送ることで、ビジネスフォンが使える仕組みとなっています。
なるほど。確かにONUとVGに電源が必要ですね。停電時にひかり電話を使用しているビジネスフォンが使えないのも納得です。ひかり電話には別の停電対策が必要ですね。

1-2.内蔵バッテリーが搭載されていないビジネスフォンにも別の停電対策が必要

実は、全てのビジネスフォンに停電用のバッテリーが搭載されているわけではありません。
中には主装置だけにバッテリーが搭載されており、ビジネスフォン本体にはバッテリーが搭載されていないことも。

停電時に主装置だけ電気が供給されているだけでは、ビジネスフォンを使うことはできません。

バッテリーがビジネスフォン本体に搭載されていない場合、外付けバッテリーを導入して停電対策を行なう必要があります。

外付けバッテリーは、S・M・Lといった具合に容量別に分けられているものが多いので、ビジネスフォンの導入規模などに合わせて、自社に合わせた外付けバッテリーを導入することができます。

また、ビジネスフォン本体にバッテリーが搭載されている場合でも、外付けバッテリーは非常に有効な停電対策です。

ビジネスフォンに搭載されているバッテリーは、停電時に稼働できる時間は短いというデメリットがあります。

しかし、容量やビジネスフォンの設置規模によって異なりますが、外付けバッテリーなら数時間以上ビジネスフォンを使えることもできるため、停電対策として非常に有効です。

これって、ひかり電話以外の話ですよね?外付けバッテリーを導入してもONUやVGには電気供給は無理では?
ひかり電話を使用しているビジネスフォンの、停電対策にはUPSの導入がおすすめです。
UPS?
無停電電源装置と呼ばれるものです。停電が発生した時に瞬時に電気を供給してくれる機械のことです。切り替わる時間は機種によって多少の違いはありますが、0.008~0.010秒と一瞬で切り替わります。
凄いですね…。停電したこともわからない速度で電気を供給してくれるのですね。
停電時は瞬時にUPS側の電気を供給してくれるので、ビジネスフォンに限らずパソコンやサーバーなど、停電で壊れる可能性がある精密機械にもおすすめですよ。

人気UPS(無停電装置)ベスト3

急な停電で電源が切れると、データ消失などの原因にもなるので、これは助かりますね。でも、話を聞いているとUSPの導入は数十万円もするイメージが…。
性能やビジネスフォンなどの導入規模でUSPのサイズ感が変わってきますが、ビジネスフォンの停電対策や、パソコン数台程度であれば、数万円で導入が可能です。参考までに当社で人気が高いUSPをご紹介させてください。
そうなんですか?ぜひ、お願いします!

2-1.APC Smart-UPS 750 LCD 100V

APC Smart-UPS 750 LCD 100V

引用元:APC

メーカー希望価格:オープン価格 

カタカナ表示が可能なLCD(液晶)ディスプレイが搭載されており、バッテリーの状態などが一目でわかるUPSになります。
小型サイズで省スペース設計なので、小規模オフィスやSOHOにもおすすめ。

また、電力消費を抑える「グリーンモード機能」が搭載されているので、UPSを導入しても電気代の負担は気になりません。

機能面では、不安定な電源環境にも対応する自動電圧調整(AVR)機能を搭載。

自動電圧調整機能で、常に100Vに近い電圧に調整して電気を供給してくれるため、電圧変化が大きい環境でビジネスフォンやパソコンを使用している場合、停電時以外でも安全に機器を利用することができます。

2-2.APC RS 550 BR550G-JP

APC RS 550 BR550G-JP

引用元:APC

メーカー希望価格:オープン価格 

「APC RS 550 BR550G-JP」は、SOHO・小規模オフィス向けのコンパクトUPSになります。
LCD(液晶)ディスプレイで、UPSの状態を分りやすくモニター表示することができるので、UPSの状態も一目瞭然です。

また、UPSに接続した機器を落雷から保護するサージ機能が搭載。
落雷による過電流・過電圧から、機器を保護してくれます。

自動電圧調整(AVR)機能も搭載されているので、より安定した電源環境でビジネスフォンやパソコンなどの精密機器を利用することができます。

他にもUPS自身の消費電力を最小減にする低消費電力設計となっており、UPSへ接続している機器の待機電力を節約することが可能です。

UPSに搭載されているバッテリーも長寿命バッテリーなので、長く利用することができます。

2-3.OMRON BY50S

BY50S

引用元:OMRON

メーカー希望金額:27,800円

BY50Sは、最新OSに対応した自動シャットダウンソフト「PowerAct Pro」を標準添付した、コンパクトサイズで設置場所を選ばない、小型軽量のUPSになります。

バッテリーの寿命は4~5年と長寿命バッテリー搭載しており、システムを止めることなく、バッテリー交換が可能です。

また、UPSの状態が一目でわかる「状態表示ウインドウ」と「バッテリー交換表示LED」搭載しており、UPSを導入したことがないお客様でも安心して利用することができます。

UPSが停電対策に非常に有効ということはわかりました。そもそも、停電時にビジネスフォンのバッテリーだけでどのくらいの時間利用できるんですか?それなりの時間利用できるならビジネスフォンのバッテリーだけで対応しようかとも考えています。
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ビジネスフォンの停電バッテリーの稼働時間

停電時にビジネスフォンのバッテリーだけで稼働できる時間は、決して長いとはいえません。設置規模によっても異なりますが、約3~6分ほどなんです。
思っていたよりも短いですね…。電話対応の最中だと通話の途中で使えなくなるかも…。
はい。電話対応の最中に通話が途切れるようなことがあれば、会社の信用問題にも影響するかもしれません。もう少し、停電時にビジネスフォンのバッテリーが稼働する時間について詳しくご案内いたしますね。

3-1.標準で搭載されているのは3~6分ほど

ビジネスフォンに内蔵されている停電用のバッテリーは、機種や設置規模で異なりますが、ビジネスフォンの数が小規模で6分。
大~中規模で3分ほどしか稼働することができません。

しかし、UPSや外付けバッテリーの容量などによって異なりますが、小規模程度で約2時間~2.5時間。
中規模~で約1時間程度ビジネスフォンを利用することができます。

停電対策として、UPSや外付けを導入することで、停電という緊急事態でも慌てず、冷静に対応する時間をしっかりと確保するこが可能なのです。

UPSや外付けバッテリーの有無で、全然違いますね!
はい。停電は急に起こるものです。いざという時に稼働時間を意識し過ぎて、焦ってしまうと思わぬミスを招く恐れもあります。気持ちに余裕をもって行動できるようにという意味でも停電対策はおすすめです。
確かに、そうですね。ところで、UPSや外付けバッテリーを導入すること以外にもおすすめの停電対策はありますか?まずは手軽にできるところから始めてみたいです。
お任せください!早速ご案内させていただきます。

ビジネスフォンのおすすめ停電対策

おすすめの停電対策は手軽にできるものから順に次の3つになります。

  • 電防護アダプターの使用
  • 定期的なバッテリー交換
  • UPSの導入

順番に詳しく解説していきます。

4-1.雷防護アダプター(サンダーカット)を使用する

停電や落雷が起きる可能性がある場合は、電気が使えなくなること以外にも過電流・過電圧に気をつけなければいけません。

過電圧や過電流から機器を守る際に、手軽に導入できるアイテムが「電防護アダプター(サンダーカット)」です。

電防護アダプター(サンダーカット)

停電が発生しなくても近くで落雷が発生することで、電話回線から異常な電流や高い電圧の電気が流れてくることがあり、ビジネスフォンやパソコンなどの故障の原因になることがあります。

サンダーカットを利用することで、電話機・FAX・パソコンなどの機器の故障を未然に防ぐことができ、異常な電流から機器を守ってくれます。

当社ではUPSだけではなく、サンダーカットも取り揃えております。手軽な停電対策から始めたいという方もお気軽にご相談ください。

4-2.バッテリーは5~6年で交換する

バッテリーは、何もしていなくても常に電力を放出(放電)しています。

また、バッテリーは繰り返し充電・放電を繰り返すことで、充電できる容量も減っていくため、蓄電能力も少しずつ低下していくものです。

そのため、ビジネスフォンのバッテリーは5~6年で交換することをおすすめします。
「UPSや外付けバッテリーを導入するから、ビジネスフォン内蔵のバッテリーは使わないから」という考えは、場合によっては取り返しがつかない事態に陥ることも。

バッテリーを長期間放置しておくと最悪、老朽化による腐食でバッテリー内部の希硫酸などの危険な液体が漏れ出すこともあります。

バッテリーに含まれる、希硫酸に触れると皮膚がやけどをした時のようにただれてしまう危険な薬品です。

希硫酸が漏れていることを知らずに、ビジネスフォンに触れてしまうと、手や耳に後が残るような怪我をする可能性もあります。

また、何かの原因でバッテリーがショートしてしまう可能性もあり、最悪ショートした火花が書類に燃え移り、発煙・引火が発生する事態も十分に考えられます。

現在お使いのビジネスフォンを「長く使っているけどバッテリー交換なんてしたことがない」という場合は、早めに点検を行ないましょう。

4-3.UPS(無停電装置)の導入を検討してみる

当記事では、UPSが停電対策に有効と何度もお伝えしていますが、停電時以外にも「UPSを導入しておいてよかった・・・」という場面があります。

それは「足を引っ掛けてコンセントが抜けてしまった」「ブレーカーが落ちてしまった」という人為的なトラブル。
いわゆる、ヒューマンエラー時の対策としてもUPSは大活躍してくれます。

確かに、小規模なオフィスやSOHOであれば、ブレーカーが落ちる可能性もないとはいえないですよね…。
そうですね。重要な書類等を作成している途中でいきなりパソコンの電源が切れたり、大事な商談中にブレーカーが落ちたりすると、大変なことになる可能性もあります。
考えただけで、ゾッとしてきました…。でも、UPSの種類も多く自分だけで導入しようとすると難しいですよね。専門用語もあるし…。
確かに、聞き慣れない専門用語が多いので、UPSを自分で選ぶのは難しく感じてしまいます。しかし、選び方のポイントは給電方式(運転方式)がラインインタラクティブ。出力波形は正弦波のUPSを選べば問題ありません。もう少し詳しくご案内致しますね。

給電方式には「常時商用」「ラインインタラクティブ」「常時インバーター」3種類があり、違いは次のようになります。

  • 常時インバーター方式はデータセンターなどで使われる大規模システム
  • ラインインタラクティブは、停電時のバックアップ時間確保に加えて電圧を安定させる機能。
  • 停電時に電気を使えればよいという場合は、常時商用

次に「出力波形」についてですが、正弦波出力と矩形波出力の2種類があり、それぞれの違いは次の通りです。

出力波形 波形の特徴
正弦波
  • 複雑な制御操作を行なうため導入コストが高め
  • コンセントからの商用電源と波形が近いため、機器を選ばず利用できる。
矩形波
  • 制御が正弦波と比較すると簡易的で低コストで導入できる
  • コンセントからの商用電源と波形が異なるためPCやNASなどの精度機器には利用できない

短形波でも、PCなどの精密機器を動かすことができる場合もありますが、大雑把にコンセントから流れる電気の波形を作り上げているため、精密機器に不都合が引き起こす原因になります。

どのような不都合を引き起こし、悪影響を与えるのかは、実際に接続して使ってみないとわからないため、短形波のUPSをPCやビジネスフォンなどの精密機器に利用するのはおすすめできません。

なるほど。専門用語は多いけど、ビジネスフォンやパソコンに限定してUPSを選ぶなら、種類や機種をある程度は絞られるということですね。
その通りです。UPSについてもっと詳しく聞きたい、当社で取り扱っているUPSの内容を詳しく知りたいという場合は、メールまたはお電話でお問い合わせください。貴社に合った最適なUPS探しをお手伝いさせていただきます。

まとめ

ビジネスフォンの停電対策についてのまとめです。
  • ビジネスフォンのバッテリーのみだと稼働時間が3~6分と短く、停電対策としては不十分
  • バッテリーを搭載していても、ひかり電話を使用している場合ビジネスフォンを利用できない
  • 停電対策としてUPSや電防護アダプターの導入は非常に有効
  • UPSを選ぶ場合、波形が「正弦波」。給電方式は「ラインインタラクティブ」の製品を選ぶのがおすすめ
今回はありがとうございました!有効な停電対策方法がわかってよかったです。
ありがとうございます。また、疑問点や不安要素などがありましたら、いつでもご相談ください。当社ではお客様のオフィス状況に合わせた最適な停電対策のご提案が可能です。
ありがとうございます。UPSを導入する際は、よろしくお願いします!
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