納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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複合機・コピー機を使用していると、「あと何年ぐらい使えるんだろう」と気になる方も多いと思います。
複合機の寿命は一律ではなく、ケースバイケースです。
5年ほどの場合もあれば、10年以上使えるケースもあります。
導入・買い替えする際は、事前に複合機・コピー機の寿命がどれくらいなのか把握しておくと安心です。
そこでこの記事では、複合機・コピー機の寿命について以下の点を解説します。
最後に、複合機・コピー機の買い替えおよび保守契約のおすすめサービスも紹介しますので、買い替えを検討中の方は必見です。
監修者
千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
一般的に、複合機・コピー機の寿命の目安となるのが、「法定耐用年数」と「印刷枚数」です。
法定耐用年数とは、税法上で定められた「固定資産として使用できる期間」のことです。
ここでは、複合機・コピー機の寿命の目安となる「法定耐用年数」と「印刷枚数」について、それぞれわかりやすく解説します。
結論からいいますと、複合機・コピー機の法定耐用年数は「5年」です。
しかし、法定耐用年数は、あくまでも法定上使用可能と見積もられた期間のため、必ずしも5年で使えなくなるというわけではありません。
定期的なメンテナンスを行うことで、複合機やコピー機の寿命を延ばすことが可能です。
注意するべき点としては、複合機・コピー機の寿命を考える際は、「部品保有期間」を考慮しておく必要があります。
「部品保有期間」とは、メーカーが製品の補修用部品を保管する期間です。
この期間を過ぎると、故障しても修理できない可能性があります。
メーカーや製品によって異なりますが、複合機・コピー機の部品保有期間は製造終了から5~7年程度です。
複合機の部品保有期間について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
続いて、印刷枚数の観点から複合機・コピー機の寿命をみていきましょう。
複合機・コピー機は、印刷機能を使用し続けることで耐久性が落ちていきます。
では何枚くらい印刷すると寿命を迎えるかというと、一般的に300万枚数が目安です。
ただしこの数字には、特に科学的な根拠があるわけではありません。
実際には300万枚に到達しないまま故障する可能性もあり、なかには60万枚ほどで寿命がくるというもケースもあります。
とはいえ、印刷枚数が多いほど故障リスクが高まるのは事実です。
日頃から大量の資料を印刷している企業の場合、それだけ複合機・コピー機の寿命は早まります。
また、十分なメンテナンスがされていない場合も、やはり早期故障リスクが高いです。
結論として、法定耐用年数や印刷枚数の目安はあるものの、複合機の寿命は使用頻度やメンテナンス状況によって変わります。
複合機・コピー機は寿命が近づいてくると、さまざまな不具合が発生します。
もし以下のような不具合が発生している場合は、複合機・コピー機の買い替えを検討するべきタイミングです。
ここからは、それぞれの不具合について詳しく解説します。
印刷不良が頻発する場合、複合機の寿命が近づいているサインになります。
印刷不良とは、具体的には以下のような症状です。
【印刷不良の具体的な症状】
このような症状は必ずしも寿命を意味するわけではありません。
ヘッドをクリーニングすることで改善されるケースもあります。
しかし、頻発するようなら寿命が近づいていると考えられます。
特に、長年使っている複合機・コピー機である場合や、相当数印刷してきた場合は寿命が近づいていると判断していいでしょう。
紙詰まりがよく起こることも、寿命が近づいているサインです。
複合機・コピー機に印刷用紙をセットしても、正常に給紙されない場合があります。
この問題が起きる場合は、給紙ローラーに不備がある可能性が高いです。
給紙ローラーはゴムでできているのが一般的ですが、経年劣化で摩耗すると紙をスムーズに送れず紙詰まりが発生します。
あるいは複数枚の用紙を同時に送ってしまうこともあります。
ローラーをクリーニングすることで改善できる場合もありますが、劣化が進んでいる場合は、寿命ととらえ買い替えを考えるほうがよいかもしれません。
稼働音がうるさくなったと感じた場合も、寿命が疑われるでしょう。
複合機・コピー機はふだんからある程度の稼働音がします。
しかし寿命を迎えつつある場合、通常の稼働音よりも明らかに大きい騒音がすることがあります。
「キリキリキリ」あるいは「ガガッガガッ」といった不快な音です。
このようなトラブルが起きる場合、給紙ローラーに問題がある可能性があるほか、ヘッドの問題による印刷不良も併発している場合があります。
クリーニングなどメンテナンスを心がけてみても症状が改善されないなら、買い替えを検討してもよいでしょう。
複合機・コピー機を長く使えれば、コスト削減につながります。
ここからは、複合機・コピー機の寿命を延ばすためにできる点として、以下5つのコツをご紹介します。
1つ目のコツは、定期的なメンテナンスを行うことです。
定期的にメンテナンスを行うことで、複合機・コピー機は長持ちします。
複合機・コピー機は、ほこりやインクなどにより内部・外部が汚れます。
一見きれいに見えても、汚れはついているため、定期的なクリーニングが欠かせません。
特に以下の場所をしっかりクリーニングしましょう。
固く絞った柔らかい布で軽く拭き上げます。
その後乾いた布でしっかり乾かしましょう。
柔らかな素材の布で、軽く水拭きし、別の乾いた布で水気をぬぐいます。
水拭きするときは、固く絞ることがポイントです。
乾いたガラス清掃用のシート(製品の付属品)で拭き取ります。
カバーやトレイを外して、柔らかい布でローラーを回しながら拭きます。
トレイが外せない場合は無理に外さず、保守契約をしているベンダーに相談しましょう。
OAクリーナーと柔らかい布で拭き取ります。
2つ目のコツは、設置環境に配慮することです。
複合機・コピー機は精密機器です。
適当な場所に設置すると、気候条件やオフィス内の環境によりダメージを受けてしまいます。
したがって以下のような場所には設置しないようにしましょう。
直射日光が当たると、複合機・コピー機の内部が熱くなってしまいます。
可能な限り30℃以下の環境に設置するとよいでしょう。
暖房器具の近くに置かないようにも注意してください。
湿気が多いと、印刷用紙が水分を含んでしまい紙詰まりトラブルを起こしやすくなります。
そのまま用紙が取れなくなって故障につながることもあるため要注意です。
クーラーの真下や加湿器の近くに置かないようにもしましょう。
ほこりが多い場所だと、コンセントとプラグの間にほこりがたまり、湿気を帯びて漏電・発火する危険があります。
以上の点に気をつけて、以下のような場所に設置しましょう。
水平な場所だと機械内部が不用意に動いてしまうことがなく、トラブル防止になります。
また段差がないところだと、傾きや落下などの心配もありません
狭い場所だと、人がぶつかったり機械に水分をこぼしたりなどトラブルの元になります。
人が行き来しやすいスペースに置くことで、安全に使用できます。
3つ目のコツは、正しい方法で印刷することです。
メーカーが規定する印刷用紙を使うようにしましょう。
規定外の用紙(推奨されていない厚さの用紙など)は避けてください。
また規定内の用紙を使う場合も、出力元のPCで正しい印刷設定をすることが大切です。
設定を間違えると、機器内部に汚れが発生します。
さらにあまり大量に印刷して負荷をかけすぎないようにも気をつけましょう。
現在使用している複合機・コピー機が大量印刷に向かない場合は、将来的に大量印刷向きの製品への買い替えを検討するとよいかもしれません。
4つ目のコツは、主電源を落とさないようにすることです。
節電のために、使っていないときは主電源を切りたいと思うかもしれませんが、切らないほうがベターです。
何度も電源のオンオフをしたり、長い間未使用の状態が続いたりすると、故障しやすいといわれています。
基盤が不具合を起こしたり、機器内部のパーツが曲がったりなど、トラブルの元です。
一般的に複合機・コピー機の主電源は、アクセスしやすい場所にはついていません。
これは、電源を切らない状態で使用することを想定して作られているからです。
主電源を切るのではなく、スリープモードを使用しましょう。
5つ目のコツは、定期的に印刷を行うことです。
印刷枚数が多いと寿命を早く迎えると解説しましたが、かといって使用を控えるのも問題です。
複合機・コピー機での印刷に使われるトナーは、使わない期間が長いと固まってしまいます。
固まると印刷不良の原因になるほか、早いタイミングで交換しなければならなくなるかもしれません。
不必要な部品修理をすることになれば、無駄なコストが発生します。
最低でも1週間に1回は動かすようにしましょう。
複合機が寿命を迎えたと感じたら、買い替えや入れ替えを検討しましょう。
ここからは、新しく複合機を買い替える際に確認するべきポイントとして、以下の4つのポイントを解説します。
ここからは、それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
一つ目のポイントは、リース契約の満了タイミングを確認することです。
複合機・コピー機をリース契約で導入する企業は少なくありません。
リースで契約している場合、リース期間が満了するときが買い換えのタイミングです。
買い替えの準備ができるよう、前もって期間満了の時期を確認しておきましょう。
※複合機・コピー機のリース期間は、通常5~7年前後です。
そうすることでスムーズな入れ替えができ、業務に支障をきたす心配がありません。
特別な事情がない限り、リース契約の途中で解約して買い替えするのは避けましょう。
途中で解約すると残債がかかり、コスト面でよくないからです。
なお、期間満了の際に「再リース」するかどうか検討するのも手です。
再リースの場合、安価な金額でリース契約を延長できます。
1年単位で契約更新が行われますが、従来の10~12分の1ほどの金額しかかかりません。
ただし、カウンター料金が割り増しになる場合もあるため注意しましょう。
トラブルがほとんどなく、まだまだ快適に使えると判断できるなら、再リースも有効です。
しかし再リース契約にメリットを感じない場合は、リース契約期間満了時に、新しい機種に入れ替えるのがベストタイミングです。
複合機・コピー機のスペックを確認することもポイントです。
オフィス機器は年を追うごとに新しい製品が登場しており、どんどん高機能になっています。
複合機・コピー機についても例外ではありません。
新しい機種には便利な機能やオプションが搭載されており、業務効率化に役立ちます。
たとえば以下のような機能が挙げられます。
便利機能・オプションが利用できるモデルに入れ替えれば、印刷やFAXなど各種業務をより一層効率的また安全に行えるでしょう。
ただし、オーバースペックだとムダなコストがかかってしまうため、自社の業務と製品のスペックとを比較して、ニーズに合ったモデルを選ぶことが大切です。
複合機・コピー機のサイズを確認することもポイントの一つです。
サイズがいま使っているものより大きくなる場合、現在設置している場所に設置できなかったり、搬入が難しくなったりする場合があります。
複合機・コピー機のなかには、A4サイズに対応するものもあれば、A3サイズに対応するものもあります。
A4サイズとA3サイズの複合機の一般的な大きさは次のとおりです。
このように、A3サイズの複合機はA4サイズの複合機よりもひとまわり大きくなります。
オフィスの大きさにもよりますが、これまでA4サイズを使っていて、今後A3サイズを使うことにした場合、設置場所が狭くなるかもしれません。
スペースに余裕があるか確認してから導入するようにしましょう。
別の点として、デザイン面もチェックするようおすすめします。
たとえば、用紙の取り出し口が左右どちら側についているかなど、細かな点も見ておきましょう。
富士フイルムの複合機のみ、右側が取り出し口になっています。
新しい製品を富士フイルムにするつもりで、いまの複合機・コピー機が右側を壁にして設置している場合、設置場所の変更が必要でしょう。
このようなメーカー独自の仕様もあるため、買い替え時にメーカーを変更する場合は注意が必要です。
最後のポイントとしては、保守契約の内容を確認することも重要です。
保守契約の内容は、複合機・コピー機を入れ替えない限り変更できません。
そのため買い替えは保守契約を見直すチャンスとなります。
現在の保守契約の内容が自社に最適とは限らないため、買い換えのタイミングが来たら、どのような契約内容が自社にベストか検討するようおすすめします。
契約するベンダーによって、カウンター料金を現状より大きく節約できるかもしれません。
複合機・コピー機の製品選びも重要ですが、ランニングコストやメンテナンスについて考慮することも重要です。
このようなお悩みや疑問をお持ちの方は、業界最安値の『OFFICE110』にお任せください!
OFFICE110では、これまで全国12万社以上のお客様へ、複合機・コピー機はじめさまざまなオフィス機器導入のサポートを提供してまいりました。
また、当社の複合機・コピー機サービスには以下の特長があります。
一般的に複合機やコピー機の買い替え時期は、法定耐用年数である5年、または印刷枚数が300万枚に達した時が目安とされています。
ただし、実際には印刷頻度によって5年以上使える場合もあれば、逆に5年未満で寿命を迎える場合もあります。
このように、複合機の寿命は一律には決まっているわけではありません。
そのため、複合機やコピー機に以下のような症状が出てきた場合は、買い替えを検討するタイミングです。
上記のような症状が出たら、複合機の買い替えや入れ替えをおすすめします。
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