納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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複合機を使おうとしたとき、ガラス面が結露しているのを見たことはありませんか?
複合機の結露は、放置していると紙詰まりが発生したり、最悪の場合故障したりしてしまう恐れがあります。
そこで本記事では、複合機やコピー機が結露する原因や起こり得るトラブルをご紹介したうえで、結露してしまった場合の対処法を解説します。
また、複合機の結露を予防する方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
監修者
千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
そもそも結露とは、空気中に含まれる水蒸気が冷やされることで水滴に変わる現象のことです。
身近なところでは、冬の窓ガラスや夏のビールジョッキは結露が原因で水滴がつきます。
それではなぜ、複合機で結露が起こってしまうのでしょうか?
まずは、複合機に結露が起こりやすい原因について解説します。
複合機に結露が起きやすい原因は、スキャナー面などガラスが使われている部分が多いためです。
ガラスはプラスチックなどほかの素材よりも外気の温度を通しやすく、冷えやすい特徴を持っています。
さらに、複合機の内部にはヒーターなどが入っており、基本的には温かい状態です。
特に、冬の寒い時期などはこの内部と外部の温度差で、ガラス面に結露が起こってしまいます。
外気に触れやすい場所にガラスが使われていることが、複合機が結露しやすい主な原因です。
複合機の結露は構造だけが原因ではなく、環境によっても引き起こされます。
冬場はどこの地域であっても室外は寒く、室内は暖房がついていることで暖かいため、結露が発生しやすい環境になります。
特に、北海道や東北など国内でも気温が低い地域では、暖房の温度をより高く設定する傾向があるため、さらに結露が発生しやすくなるでしょう。
また、窓際に複合機を設置すると外気の冷たい空気にさらされやすくなるため、結露が起きやすくなってしまいます。
上記のように、暖房によって温められたガラス面が外気によって冷やされる環境であれば、結露の起きやすさに拍車がかかってしまいます。
複合機に結露が起こってしまった場合、そのままにしておくと不具合が生じる可能性があります。
そのため、結露が発生した際はすぐに対処しましょう。
本章では、複合機に結露が発生したときに起こり得るトラブルと、その対処法について解説します。
複合機に結露が発生したときに起こるトラブルの例は、以下のとおりです。
【トラブル例】
結露によるトラブルが発生した場合は、複合機の故障につながる可能性もあるためすぐに対処しなければなりません。
本章では、複合機に結露が発生したときにすぐできる対処法を3つご紹介します。
複合機に結露が発生した場合は、まず電源を入れたまましばらく待ちましょう。
複合機の内部は電源を入れている間は暖かい状態であるため、その熱で機器全体が温まれば結露が解消されます。
放置するときは複合機のカバーを閉めることを忘れないようにしましょう。
開けっ放しでは外気に触れてしまうため、ガラス面が冷えてしまいます。
朝に電源を入れて放置すれば、昼頃には結露が解消されているでしょう。
複合機に結露が起こってしまう原因は、室内と複合機の温度差からです。
そのため、室内の温度を温めて複合機との温度差を小さくすることで、結露を解消できます。
なお、部屋を温める際は、ストーブではなくエアコンを使用するのがおすすめです。
なぜならストーブの暖まり方は急激であるため、ストーブ周りとそれ以外の場所に温度差ができてしまい、結露が発生しやすい環境を作ってしまうためです。
エアコンであれば温度変化が緩やかであり、さらに除湿効果もあります。
上記2つの手段を試しても複合機の結露が解決しない場合は、最終手段として、複合機の本体を温める方法を試してください。
外部ヒーターやドライヤーなどで複合機本体を温めることで温度差をなくし、結露を解消します。
複合機やコピー機は、結露だけでなく湿気によってもトラブルが起こりやすくなります。
そこで最後に、複合機・コピー機の結露・湿気対策についてご紹介します。
メーカーや機種によって異なりますが、現在販売されているほとんどの複合機には「結露防止キット」や「カセットヒーター」といった、結露対策に有効な機能がついています。
上記のような機能を活用することで、結露を予防できるわけです。
また機種によっては、機械の内部の一部を温めることで結露を防止する「暖気モード」と呼ばれる機能が搭載されているものも。
暖気モードは節電モードと併用できるケースもあるため、結露を予防しながら電気代も抑えられます。
ただし、これらの機能を使うには、主電源を入れっぱなしにしておかなければなりません。
とはいえ、故障による出費を考えると電気代の方が安くつく可能性が高いため、冬場だけでもつけっぱなしにしておくことをおすすめします。
部屋の中で1番寒暖差が大きいのは窓際です。
そのため、窓際に複合機本体を置くことを避けましょう。
室内でもできるだけ温度や湿度が安定しているところに置くのがベスト。
たとえば、部屋の中心や、エアコンのそばなどがおすすめです。
温度変化が少ない場所に複合機を設置することで、結露が起こる可能性を大幅に下げられます。
複合機(コピー機)におすすめの設置場所については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご参考ください。
給紙トレーにシリカゲルを入れることも、複合機の結露予防におすすめです。
シリカゲルとは「乾燥剤」のことで、空間内の水分を吸収してくれる作用があります。
シリカゲルを給紙トレーの隙間に入れておくことで機器内の水分を吸うため、結露予防になるのです。
結露だけでなく、用紙が湿気を吸って波打ったり、排出の際に破れたりするのも防いでくれます。
燃焼式ストーブは急激に温度が上がり、空間内に温度差が生じることから、冬場の暖房は温度が緩やかに上がるエアコンの使用をおすすめします。
エアコンは温度が緩やかに上がるだけでなく、暖気を風で送る仕組みであるため、部屋に温度差が生じにくいのです。
複合機の結露を予防することを考えるなら、エアコンが最適といえるでしょう。
また、同じく温度が緩やかに上がる電気ファンヒーターや電気ストーブも、結露が起こりにくいためおすすめです。
複合機の結露は対策や予防方法はありますが、湿度の高い地域や寒冷地など、利用する環境によってはどれだけ気をつけても発生してしまうこともあります。
その場合、メンテナンスや修理にかかる費用は必要経費として考えておかなければなりません。
もし複合機が結露しやすい環境に住んでいるなら、複合機の保守契約に加入しておくことをおすすめします。
保守契約に加入していれば、万が一トラブルがあった場合でもすぐに対応してくれるため、複合機が使えずに困ってしまう心配はありません。
また、保守の種類によっては修理費や出張費が無料になるため、大きな出費に悩まされることもなくなります。
複合機の保守契約のことなら「OFFICE110」にお任せください。
弊社の保守サポートでは、全国に自社の保守専門スタッフが在籍しているため、急なトラブル時も即日対応が可能です。
結露は、温度差によって水蒸気が水滴に変わってしまう現象です。
そもそも複合機は、スキャナー面に冷えやすいガラスが使われていること、内部が常に温められていることから、結露が起きやすい構造になっています。
結露が起こってしまうと、印刷がうまくできない、紙が破れてしまうなど、さまざまなトラブルが発生します。
結露を放置すると最悪故障につながってしまう恐れもあるため、本記事を参考にして早急に対処しましょう。
また、普段から「ヒーターを活用する」「給紙トレーにシリカゲルを入れる」などの対策を講じることで、ある程度は結露予防が可能です。
ただし、利用する環境によっては、どれだけ対策しても結露が起こることもあるでしょう。
このような場合は、ぜひ「OFFICE110」にご相談ください。お客様の状況に合わせた、最適な保守サポートをご提案いたします。
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