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電話とFAXは、1回線でも併用できます。
ただし、1回線で利用する場合は、FAX番号と電話番号を同じ番号で使う方法と、電話番号とFAX番号を分ける方法があり、それぞれ使い方や費用が異なります。
また、同じ番号で運用する場合は電話とFAXを同時に利用できないため、電話・FAXの利用頻度や現在の回線環境を確認したうえで、自社に合った方法を選ぶことが大切です。
この記事では、1回線で電話とFAXを使う2つの方法について、メリット・デメリットやコスト、複合機と電話回線(FAX回線)の接続方法まで分かりやすく解説します。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
オフィスに電話回線が1つしかない場合でも、電話とFAXは併用可能です。
ただし、利用する回線や番号の分け方によって運用方法が異なります。まずは、電話とFAXを併用できる主な回線と、2つの利用方法を確認しておきましょう。
電話とFAXの併用には、主にアナログ回線・ISDN回線・光回線が利用されます。
現在利用している回線の種類を確認し、電話とFAXをどのように運用するかを決めることが大切です。
なお、NTT東日本・西日本の「INSネット」は新規申込受付を終了しており、2028年12月31日にサービス提供が終了する予定です。現在ISDN回線を利用している場合は、今後の運用も踏まえて光回線などへの移行を検討しておきましょう。
引用先:NTT東日本「INSネットの新規申込受付・提供終了について」
電話とFAXを1回線で併用する方法は、以下の2つです。
それぞれの方法は、接続方法だけでなく、メリット・デメリットや必要な費用も異なります。
次章から、同じ電話番号で利用する場合と、電話番号・FAX番号を分ける場合に分けて詳しく解説します。
電話とFAXの利用頻度がそれほど高くない場合は、同じ電話番号を電話とFAXで共用する方法があります。
同じ電話番号で電話とFAXを使用する場合は、アナログ回線や光回線などを利用します。
ここからは、同じ電話番号で電話とFAXを使用するメリット・デメリットと、主なコストについて解説します。
同じ電話番号で電話とFAXを運用するメリットは、番号を追加するための費用を抑えられることです。
一方、1チャネルで利用する場合は電話とFAXを同時に使えないため、通話中はFAXを送受信できず、FAXの通信中は電話を利用できません。
そのため、電話やFAXを頻繁に利用するオフィスでは、着信やFAXを受けられない状況が発生する可能性があります。利用頻度が高い場合は、電話番号とFAX番号を分ける方法も検討しましょう。
アナログ回線と光回線では、初期費用や月額料金、通話料金が異なります。主な料金の目安を比較すると、以下のとおりです。
引用先:NTT西日本「基本料金(加入電話、INSネット)」 :NTT東日本「ひかり電話 月額利用料」
これから電話回線とインターネット環境をまとめて整える場合は、光回線が有力な選択肢です。ひかり電話とインターネット回線をまとめて利用できるため、オフィスの通信環境を整理しやすくなります。
一方、すでにアナログ回線を利用している場合は、電話・FAXの利用頻度や現在の契約内容を確認したうえで、そのまま利用するか、光回線へ切り替えるかを判断しましょう。
光回線や複合機を新しく導入する場合は、料金だけでなく、電話・FAXの利用頻度や必要な番号数も確認しておくことが大切です。回線構成の見直しや複合機の入れ替え・買い替えを検討している方は、以下からお気軽にご相談ください。
ご相談・見積依頼
電話とFAXを分かりやすく管理したい場合は、1本の電話回線で電話番号とFAX番号を分けて運用する方法があります。
光回線では追加番号サービスなどを利用することで、電話用とFAX用に異なる番号を設定できます。
ただし、電話番号を分けることと、電話・FAXを同時に利用できることは別です。光回線で電話とFAXを同時に利用したい場合は、追加番号に加えて複数チャネルなどの契約が必要になります。
ここからは、電話番号とFAX番号を分ける場合のメリット・デメリットとコストを確認します。
電話番号とFAX番号を分けるメリットは、電話とFAXの着信先を分けて管理できることです。
さらに、同時利用に対応した契約であれば、電話で通話している間でもFAXを送受信できるため、電話やFAXの利用頻度が高いオフィスでもスムーズに運用できます。
一方、番号の追加や複数チャネルの利用にはオプション料金がかかります。そのため、電話・FAXの利用頻度と追加費用を比較し、自社に必要な契約内容を選ぶことが大切です。
電話番号とFAX番号を分けて運用する場合の費用を、ISDN回線と光回線で比較すると以下のとおりです。
なお、ISDN回線は新規申込受付が終了しているため、現在利用している場合の参考としてご確認ください。
引用先:NTT東日本「INSネットの新規申込受付・提供終了について」 :NTT西日本「ひかり電話 オプションサービス」
INSネットは2024年8月31日に新規・移転の申込受付を終了しており、2028年12月31日にサービス提供も終了する予定です。
そのため、現在ISDN回線を利用している場合は、今後の電話・FAX環境も考慮し、光回線などへの移行時期を検討しておく必要があります。
電話とFAXの併用方法が決まったら、利用する回線や機器に合わせて複合機を接続します。
接続方法は、同じ電話番号で電話とFAXを使う場合と、電話番号・FAX番号を分ける場合で異なります。また、メーカーや機種、ビジネスフォンの有無によっても構成が変わるため、実際に接続する際は各機器の取扱説明書も確認しましょう。
同じ電話番号で電話とFAXを使用する場合は、一般的に電話回線を複合機へ接続し、複合機の外付け電話機用ポートへ電話機を接続します。
メーカーや機種によって名称は異なりますが、FAX対応複合機には「LINE」と「TEL」などのポートが用意されています。
同じ電話番号で電話とFAXを使用するときの基本的なつなぎ方は、以下のとおりです。
接続後は、複合機側で電話・FAXの受信方法を設定します。設定方法やポート名称は機種によって異なるため、取扱説明書を確認しながら設定すると確実です。
1回線で電話番号とFAX番号を分ける場合は、ビジネスフォンを使用するかどうかで接続方法が異なります。
ここでは、ビジネスフォンの主装置を利用する場合と、ビジネスフォンを使用しない場合に分けて確認します。
ビジネスフォンを利用しているオフィスでは、主装置を経由して電話機と複合機を接続する方法があります。
基本的な接続の流れは、以下のとおりです。
主装置を利用すると、電話機やFAXの配線・番号設定をまとめて管理しやすくなるのがメリットです。複数台の電話機を利用しているオフィスでも、電話とFAXを含めた通信環境を一元的に管理しやすくなります。
一方で、ビジネスフォンの機種や構成によっては、主装置側の設定変更や配線工事が必要です。また、主装置に不具合が発生すると、電話だけでなくFAXにも影響する可能性があるため、障害時の対応方法も確認しておく必要があります。
このように、主装置を利用する接続方法は管理しやすい反面、設定や配線には専門的な作業が必要になる場合があります。接続方法を変更する際は、現在の機器構成や配線状況を確認したうえで進めましょう。
なお、複合機と電話線(FAX線)のつなぎ方について、さらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
ビジネスフォンを使用しない場合、光回線ではひかり電話対応機器から電話機と複合機へそれぞれ接続する方法があります。
ビジネスフォンを使用しない場合は、主装置を介さずに電話機と複合機を接続できるため、比較的シンプルな構成にしやすいのがメリットです。
ただし、電話番号とFAX番号を分ける場合は、追加番号の契約や、ひかり電話対応機器で電話用・FAX用の番号を割り当てる設定が必要です。さらに、電話とFAXを同時に利用したい場合は、複数チャネルなどの契約も確認しておきましょう。
光回線でFAXを利用する方法や注意点についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
電話とFAXは1回線でも併用できますが、実際の運用では、「同じ番号で使うか」「番号を分けるか」「同時利用が必要か」によって適した回線契約や接続方法が変わります。
さらに、現在利用している複合機やビジネスフォン、回線の種類によって必要な設定・工事も異なるため、自社だけでは判断しにくいケースもあります。
そのため、複合機や電話回線の選び方に不安がある場合は、OFFICE110へお気軽にご相談ください。現在の電話・FAX環境や利用頻度、必要な番号数などを確認したうえで、業務に合った複合機・回線構成をご案内します。
現在の回線で電話とFAXを併用できるか分からない場合や、電話番号・FAX番号を分けるべきか迷っている場合もご相談いただけます。複合機と電話回線をまとめて見直したい方は、以下からお問い合わせください。
電話とFAXは、1つの回線契約でも利用でき、同じ電話番号を共用する方法と、電話番号とFAX番号を分ける方法があります。
同じ番号で運用すると追加費用を抑えやすい一方、電話とFAXを同時に利用できない場合があります。電話・FAXを頻繁に使う場合は、番号を分けたうえで、同時利用に対応した回線契約を検討しましょう。
また、複合機の接続方法は、利用する回線やビジネスフォンの有無によって異なります。現在の回線契約と機器構成を確認し、利用環境に合った方法で接続することが大切です。
このように、電話とFAXを併用する際は、番号の分け方だけでなく、利用頻度や同時利用の必要性、複合機の接続環境まで含めて検討する必要があります。これらを事前に整理しておくことで、自社の業務に合った回線構成を選びやすくなります。
なお、複合機の入れ替え・買い替えや電話・FAX回線の見直しで迷っている場合は、OFFICE110へご相談ください。現在の利用環境を確認したうえで、複合機の選定から回線、設置・設定までまとめてご案内します。
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