納品日:2019-12-26
都道府県:東京
メーカー:FUJIFILM
機種名:DocuCentre-VI C2264
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会議の資料、顧客に配るパンフレットなど。
意外と2〜5枚綴りの冊子を作る機会は多いものです。
複合機 (コピー機)で各ページを印刷し、手作業で製本。
1,2部ならまだしも、100部,200部となれば大仕事です。
であれば、複合機 (コピー機)の製本機能を使ってみませんか?
複合機 (コピー機)の製本機能であれば作業を大幅に削減できます。
最新の機種にもなると印刷から綴じるところまですべて行ってくれるものも。
ただし、複合機 (コピー機)の製本機能にはいくつかの注意点もあります。
今回は複合機 (コピー機)の製本機能で冊子を作る方法についてご紹介します。
製本機能の注意点についてもまとめていますので、ぜひ合わせて確認してみてください。
”製本”と一括りにしていますが、並製本から平綴じ製本まで様々な種類があります。
では、複合機 (コピー機)でできる製本の種類、特徴について詳しくご説明しましょう。
製本とは印刷物をページ順に重ね、接合(糸や針金など)して表紙をつける作業のこと。
薄いパンフレットから分厚い辞書に至るまで、すべての冊子(書籍)は製本によって作られます。
印刷物を製本(本にする)ことで見栄えは良く、読み物として読みやすくもなります。
最近では出版社に限らず、企業や個人が冊子を製本する機会が増えてきました。
会議の資料や顧客に配るパンフレットなど、印刷会社に依頼することも珍しくありません。
しかし、印刷会社に依頼するとまとまった部数を印刷する必要があり、費用もかかります。
その点、複合機 (コピー機)で印刷、製本すれば必要な部数だけと費用も抑えられるのです。
外せないプレゼン資料や大切なパンフレットでない限り、複合機 (コピー機)で製本するのが良いでしょう。
製本では主に”並製本”が使われています。
”上製本”や”リング製本”などは特殊なので今回は省きます。
並製本とはいわゆる”ソフトカバー”と呼ばれるもの。
表紙に芯が入っていないので、ペラペラと柔らかいのが特徴です。
表紙と中身を同時に印刷(または裁断)するので同じ大きさにできます。
サイズに自由度があるので、単行本やパンフレットなど様々なものに使用されています。
また、並製本には”中綴じ・無線綴じ・平綴じ”の3つの方法が。
表紙と中身を1つに重ね、真ん中を針金(またはホチキス)で留める方法のこと。
パンフレットや雑誌などによく使われる方法で、コストがもっとも低いのが特徴です。
反面、針金が通らないほど分厚く(ページ数が多く)なると使えません。
あくまで10ページから20ページの薄い冊子に使われている製本です。
中身を数枚ずつ重ねて折り曲げ、すべての中身を重ねた上から表紙をかぶせる方法です。
中身と表紙の間に糊(接着剤)を流し、”高温”で熱することで圧着します。
単行本や辞書などページ数の多いものでもばらけることなくしっかり製本できます。
書店などに並んでいる一般的な書籍のほぼ全てが”無線綴じ”です。
表紙と中身を重ねて折り曲げ、その上から針金(またはホチキス)で留める方法です。
中綴じや無線綴じに比べて、しっかり針金で留められるので強度は高いです。
ただし、針金の分だけスペースが狭くなり、ページを限界までは開けなくなります。
学校の教科書や分厚い資料など、強度が必要な冊子におすすめの方法です。
”中綴じ・無線綴じ・平綴じ”などありますが、複合機 (コピー機)は”中綴じ”が一般的です。
というのも、無線綴じには精密機械の天敵である”糊”が。
平綴じには印刷物を折り曲げてから綴じる”工程”が必要なためです。
もちろん、中綴じとして印刷したものを折り曲げ、その上から留めれば”無線綴じ”もできます。
最新の複合機 (コピー機)には製本の”綴じる作業”までしてくれる機種もあります。
では、実際に複合機 (コピー機)で製本する方法について詳しく見ていきましょう。
複合機 (コピー機)で製本する流れを以下にまとめました。
1.元データでページの割り振りをする
2.”印刷”から”プリンターのプロパティ”を選択する
3.出力する用紙サイズを選択する
4.”印刷方法”から”製本印刷”を選択する
5.カラーコピー(または、モノクロ)で印刷する
複合機 (コピー機)の製本でもっとも手間なのは”ページの割り振り”です。
単純に1から印刷すればいいのではなく、製本したときに1からになるよう割り振る必要が。
また、基本的に複合機 (コピー機)の製本印刷は、留めるのはすべて手作業です。
ただ留めるだけと単純な作業ですが、100部,200部と作っているのは手間取ります。
製本する予定があるのなら、複合機 (コピー機)は仕上げまでしてくれる機種がおすすめです。
複合機 (コピー機)を使うことでより簡単に製本できるのは確かです。
ただし、複合機 (コピー機)で製本する上で、注意したい点が4つほどあります。
複合機 (コピー機)の製本でもっとも注意したいのは”原稿の順番”です。
先述した通り、製本では面裏1枚に4ページ分を印刷します。
”中綴じ”では表紙を含めたすべてのページを重ねた状態で綴じます。
1ページ目の隣には最後のページが、裏には2ページ目と最後の1つ前のページがある訳です。
もし1つでも原稿の順番が違うと、製本したときにページがバラバラになります。
当然、再印刷ということになり手間はもちろん、用紙やインクも余計にかかるのです。
”原稿のサイズ”を正しく設定することも、複合機 (コピー機)で製本するなら重要です。
製本では原稿のサイズによって複合機が最適な用紙サイズを割り出します。
原稿のサイズを間違えると、適切な用紙サイズで印刷されないのです。
原稿よりも用紙サイズが大きいのであればごまかせるかもしれません。
反対に、用紙サイズが小さいと原稿がはみ出してしまってまず使えなくなります。
会議の直前に刷り直し…、なんてことにならないようサイズは確認しておきましょう。
複合機 (コピー機)で製本するのなら、”綴じしろの部分を確保する”ことも忘れずに。
針金(またはホチキス)を使った製本では、基本的に”綴じしろ”が必要になります。
綴じしろを無視して印刷すると、針金の下に文字や画像がくることになるのです。
綴じしろに必要なのは”3mm〜5mm”ほど。
イラストレーターなど専用のパソコンソフトだと正確に綴じしろを引けます。
WordやPagesなど、文章作成ソフトだと手動で開けておく必要があります。
気にならないのなら良いですが、見栄えとしては開けておくのがおすすめです。
”(複合機の)性能には限界がある”ことも、複合機 (コピー機)で製本するなら知っておくべきです。
複合機 (コピー機)はあくまでオフィスや自宅で気軽に印刷・コピーなどをするためのもの。
印刷の性能が上がっているとはいえ、印刷業者の設備に比べると性能は劣ります。
会議の資料やちょっとしたパンフレットなど、10部,20部程度であれば複合機 (コピー機)で十分です。
しかし、大切なプレゼン資料やイベントのパフレットなど、100部,200部も印刷するなら別です。
複合機 (コピー機)だと画質が落ちる上に、複雑な大量印刷になると耐久性にも心配があります。
もし本格的な製本を考えているのなら、複合機 (コピー機)ではなく印刷会社に依頼するのが安心です。
今回は、複合機 (コピー機)で製本の方法についてまとめてみました。
複合機 (コピー機)で製本できるのは主に”中綴じ”。
10ページから20ページと比較的薄めの冊子を作るのに向いています。
また、最近は綴じる作業までしてくれる機種もあり、手間が省けて便利です。
ただし、複合機 (コピー機)で製本するなら”ページの割り付け”は慎重にしましょう。
ページの割り付けを間違えると、すべての作業を1からすることに。
用紙やインクがもったいない上に、時間的にも大幅に遅れてしまいます。
ぜひ、複合機 (コピー機)の製本機能を使いこなし、日々の業務を少しだけ便利にしてください。
ちなみに、「OFFICE110」では複合機 (コピー機)に関する様々なサポートを実施しています。
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