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コピー機・複合機には、原稿の向きや色の見え方を変えて出力できる「反転印刷」機能があります。主な種類は、「左右反転」「白黒反転」「ネガポジ反転」の3つです。
反転印刷を活用すると、アイロンプリント用のデータを作成したり、ガラス越しに正しく見える掲示物を印刷したりできます。また、原稿の配色や明度を反転させることで、デザインや見え方を調整することも可能です。
ただし、機能の名称や設定画面はメーカー・機種によって異なります。「回転」と「反転」を取り違えると、意図した向きで出力されないため注意が必要です。
この記事では、反転印刷の種類と用途、メーカー別の操作手順、反転機能がない場合の対処法を分かりやすく解説します。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
コピー機・複合機の反転印刷は、原稿の左右を入れ替えたり、白と黒や色の明暗を反転させたりする機能です。
代表的な反転方法には、「左右反転」「白黒反転」「ネガポジ反転」があります。名称や処理内容は機種によって異なるため、実際に使用する際は操作画面や取扱説明書も確認しましょう。
主な違いと利用シーンは、以下のとおりです。
なお、機種によっては白黒反転がネガポジ反転機能の一部として扱われることがあります。機能名だけで判断せず、設定後のプレビューや試し刷りで仕上がりを確認することが大切です。
左右反転とは、原稿の左右を入れ替えて印刷する方法です。出力結果は鏡に映したように見えるため、機種によっては「鏡像」や「ミラー」と表示されます。
左右反転は、アイロンプリント用紙への転写や、ガラスの内側から外向きに掲示するポスターの作成などに利用できます。建築図面やレイアウト案など、左右を入れ替えたパターンを確認したい場合にも役立ちます。
また、左右どちらか一方の図柄を反転して組み合わせれば、左右対称のイラストやロゴを作成することも可能です。ただし、文字を含む原稿は読める向きも反転するため、印刷前に仕上がりを確認しましょう。
白黒反転とは、原稿の白い部分と黒い部分を入れ替えて印刷する方法です。白い部分は黒く、黒い部分は白く出力されます。
黒い背景が多い原稿を白地に黒文字へ反転すると、原稿によってはトナーを使用する面積を抑えられる場合があります。ただし、配色やデザインの印象も変わるため、印刷コストだけを目的に使用せず、読みやすさや用途に合うかを確認することが重要です。
このように、白黒反転はトナー使用量を調整したい場合だけでなく、原稿の配色を変えて見やすさや印象を整えたい場合にも活用できます。仕上がりが大きく変わることもあるため、最初は1部だけ試し刷りし、文字の読みやすさやデザインを確認しましょう。
ネガポジ反転とは、原稿全体の明度や色を反転して出力する方法です。白黒原稿では白と黒が入れ替わり、カラー原稿では元の色に対応する補色へ変換される機種があります。
原稿の見え方を変えたり、デザインに異なる印象を与えたりできるため、アート作品や広告素材の作成などに利用されます。ただし、反転後の色合いは機種やカラーモードによって異なるため、プレビューや試し刷りで確認しましょう。
また、反転機能の名称や対応範囲は、メーカー・機種によって異なります。現在の複合機で利用できる機能が分からない場合や、反転印刷に対応した機種を選びたい場合は、以下からご相談ください。
ご相談・見積依頼
反転印刷の設定方法は、メーカーや機種、コピー機本体から操作するかパソコンから印刷するかによって異なります。
ここでは、FUJIFILM・SHARP・Canon・RICOHの代表的な操作手順を分かりやすく紹介します。同じメーカーでも機種やドライバーの種類によって項目名が異なるため、実際の画面とあわせて確認してください。
FUJIFILMのコピー機・複合機では、コピー画面にある「鏡像/ネガポジ反転」から設定できる機種があります。
基本的な操作手順は、以下のとおりです。
フルカラーモードでネガポジ反転を設定すると、原稿の色が補色へ変換される場合があります。また、「ネガポジ反転」と「わく消し」を同時に使用した場合の処理も機種によって異なるため、事前に設定内容を確認しておきましょう。
詳しい操作方法は、FUJIFILM公式サイトの「鏡像/ネガポジ反転(画像を反転してコピーする)」をご確認ください。
SHARPのコピー機・複合機でパソコンから反転印刷する場合は、WindowsとmacOSで設定方法が異なります。
代表的な操作手順は、以下のとおりです。
Windowsの場合
macOSの場合
利用できる項目は、機種・OS・プリンタードライバーによって異なります。反転項目が表示されない場合は、使用中のドライバーや対応機能を確認してください。
詳しい操作方法は、SHARP公式サイトの「鏡に映したように反転してプリント(鏡像反転/視覚効果)」をご確認ください。
Canonのコピー機・複合機で左右反転する場合は、「鏡像」機能を利用できる機種があります。
ネガポジ反転を利用する場合は、「その他の機能」から「ネガポジ反転」を選択します。
なお、鏡像機能は、ポスター・ホチキス・原稿枠消しなど、ほかの機能と同時に設定できない場合があります。設定できないときは、併用している機能を一度解除してから確認しましょう。
左右反転の操作は、Canon公式サイトの「原稿の画像を左右に反転してコピーする(鏡像)」、色の反転は「色を反転する(ネガポジ反転)」をご確認ください。
RICOHのコピー機・複合機では、「ミラー」機能を使用して左右反転できる機種があります。
機種によっては、コピー画面に「ミラー」が直接表示されず、「編集/カラー」や「画像編集」の中に配置されている場合があります。白黒反転についても、別の項目から設定する機種があります。
また、スタンプやページ番号など、コピー機側で後から付加する情報は反転されない場合があります。原稿全体を反転させたい場合は、出力前にプレビューで仕上がりを確認しましょう。
詳しい操作方法は、RICOH公式サイトの「画像を左右反転してコピーする方法」をご確認ください。
コピー機に反転機能がない場合や、操作画面に反転項目が表示されない場合は、パソコン側でデータを反転させてから印刷する方法があります。
まずは、コピー機本体だけでなく、パソコンの印刷設定やプリンタードライバーに「鏡像」「ミラー」「左右反転」などの項目がないか確認しましょう。
プリンタードライバーにも機能がない場合は、Word・Excel、ファイル編集アプリ、画像編集ツールでデータを加工してから通常どおり印刷します。
WordやExcelでは、テキストボックスや画像の編集機能を利用して、文字や画像を反転できます。
文字を反転させる場合は、文章をテキストボックスに入れ、図形の書式設定から回転方法を指定します。利用しているバージョンによって項目名は異なりますが、基本的な流れは以下のとおりです。
なお、画像を反転する場合は、画像を選択し、図の形式にある「回転」から「左右反転」または「上下反転」を選択します。
印刷前にプレビュー画面で、文字の向きや配置が崩れていないかを必ず確認し、レイアウトの崩れや意図しない向きでの印刷を防ぎましょう。
PDFを左右反転・上下反転させたい場合は、ファイル編集アプリやオンラインツールを利用します。
ただし、利用できる機能や操作方法は、使用するアプリやツールによって異なります。反転機能が見当たらない場合は、各サービスのヘルプや公式サイトで対応状況を確認してください。
なお、編集後は元のPDFを上書きせず、別名で保存してから試し刷りを行うことが大切です。元データを残しておくことで、データの取り違えや意図しない向きでの印刷を防ぎやすくなります。
画像の左右反転や上下反転、白黒反転を行う場合は、画像編集ツールを利用する方法があります。
Adobe製品やCanva、Fotorなどの画像編集ツールでは、画像の向きを入れ替えるだけでなく、明るさや色合い、配置なども調整できます。反転後のデザインを細かく整えたい場合に適しています。
ただし、ツールによって利用できる機能や保存形式が異なります。印刷に使用する場合は、画像の解像度・用紙サイズ・保存形式を確認し、画質が低下しない設定で保存しましょう。
簡単な左右反転だけであれば無料で利用できるツールもありますが、機密情報を含むデータをオンラインサービスへアップロードする場合は、社内のセキュリティルールも確認することが大切です。
反転印刷の設定は、コピー機本体の操作画面や取扱説明書、パソコン側の印刷設定を確認することで対応できる場合があります。
ただし、利用できる反転方法や設定項目は、メーカー・機種・プリンタードライバーによって異なります。社内で複数人が使用する場合は、必要な反転機能に対応しているかだけでなく、操作画面や設定手順が分かりやすいかも確認することが大切です。
なお、現在使用している機種が反転印刷に対応しているか分からない場合や、操作しやすい複合機への入れ替えを検討している場合は、OFFICE110へご相談ください。
現在の印刷状況や利用人数、設置場所、必要な用紙サイズ、使用したい機能、予算を確認し、実際の業務に無理なく取り入れられるコピー機・複合機をご提案します。
さらに、OFFICE110では新品コピー機が最大80%OFF、中古コピー機が大特価になるキャンペーンも実施しています。
反転印刷への対応状況や操作性、導入費用まで含めて、自社に合うコピー機・複合機を選びたい方は、以下からご相談ください。
コピー機・複合機の反転印刷を利用する際は、左右反転・白黒反転・ネガポジ反転の違いを理解し、用途に合った方法を選ぶことが大切です。
基本的な流れは、利用したい反転機能を確認する、コピー機本体やプリンタードライバーで設定する、プレビューや試し刷りで仕上がりを確認するという手順です。機能名や設定画面はメーカー・機種によって異なるため、操作項目が見つからない場合は取扱説明書も確認しましょう。
また、「回転」と「反転」は異なる処理です。設定を取り違えると、文字の向きや画像の配置、色の見え方が意図した仕上がりにならないため、印刷前に確認しておく必要があります。
このように、必要な機能と正しい操作方法を把握しておくことで、印刷ミスを防ぎながら、用途に合った資料を作成しやすくなります。
なお、現在のコピー機で反転印刷の設定方法が分からない場合や、必要な機能を備えた機種への入れ替えを検討している場合は、OFFICE110までご相談ください。反転印刷への対応状況や操作性を確認し、機種選定から搬入・設置・初期設定・保守まで、自社の利用環境に合わせてご提案します。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
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納品日の日程調整
設置工事~完了