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コピー機のオゾン臭は安全?後悔ゼロの安心導入徹底対策術まとめ

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コピー機のオゾン臭は安全?後悔ゼロの安心導入徹底対策術まとめ

コピー機のオゾン臭は安全?後悔ゼロの安心導入徹底対策術まとめ

コピー機や複合機を使用した際に感じる独特なにおい、それは「オゾン臭」と呼ばれるものです。

多くのオフィスワーカーや在宅勤務者が「このにおいは健康に悪影響はないのか?」「対策方法はあるのか?」と不安を感じています。

この記事では、コピー機のオゾン臭について、その正体から人体への影響、具体的な対策方法までくわしく解説します。

読み終える頃には、安心してコピー機を利用できる知識と、職場環境を改善するための実践的な対策が身につくでしょう。

この記事の目次

  1. コピー機のオゾン臭とは?においの正体と人体への影響を解説
  2. なぜコピー機でオゾンが発生するのか|原因とメカニズム
  3. コピー機のオゾン臭を抑える方法と対策ガイド
  4. コピー機のオゾン臭に関するよくある質問
  5. コピー機の臭いでお悩みの方はまずご相談ください
  6. まとめ
千々波 一博

監修者

千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)

保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

コピー機のオゾン臭とは?においの正体と人体への影響を解説

コピー機から発生するオゾン臭は、印刷時の静電気が原因で発生する自然な現象です。

まずはオゾン臭の実態をくわしく見ていきましょう。

コピー機から発生する「オゾン臭」とは何か

オゾン臭とは、酸素分子(O₂)が電気的な作用でオゾン(O₃)に変化したときに発生するにおいです。

コピー機の一部の処理工程では、微量のオゾンが発生し、機器の排気とともに外部へ放出されます。

そのため、使用中にこの独特なにおいを感じることがあるんです。

このオゾンは自然界にも存在する物質であり、雷の後の空気や森林の清浄な空気にも微量含まれています。

適切な濃度であれば人体にとって有害ではありません

オゾン臭の特徴と感じ方の個人差

オゾン臭の感じ方には大きな個体差があり、同じ環境でも「気にならない」人と「不快に感じる」人が混在します。

感じ方の違いは、嗅覚の敏感さ・年齢・体調・アレルギー体質などが影響します。

オゾン臭の特徴的な匂いは、以下のように表現されることが多いです。

  • 生臭い魚のような匂い
  • 金属的で鋭い刺激臭
  • 雷雨後の空気に似た匂い
  • 塩素系漂白剤に近い刺激的な匂い
  • 電気的な焦げ臭さを伴う匂い

特に、妊娠中の女性や呼吸器に持病のある方は、より敏感になる傾向があります。

不快感を訴える社員や家族がいる場合は、環境調整を行いましょう。

安全基準やppm数値はどこまで信用できるか

オゾンの安全基準は、厚生労働省や日本産業衛生学会などの機関が明確な数値を定めており、科学的根拠に基づく信頼性の高いものとされています。

基準設定機関 基準値 適用期間
厚生労働省 0.1ppm 8時間加重平均
日本産業衛生学会 0.1ppm 8時間作業環境
WHO(世界保健機関) 0.05ppm 8時間平均

一般的なコピー機から発生するオゾン濃度は0.01~0.03ppm程度で、いずれも上記の安全基準値の約1/3~1/10の低い数値です。

ただし、これらの基準は平均値であり、体質によって感じ方には差があります。

万が一、基準値内であっても体調に変化を感じた場合は、換気や設置場所の変更などの対策を検討することが重要です。

なぜコピー機でオゾンが発生するのか|原因とメカニズム

コピー機でオゾンが発生する仕組みを理解すると、においの強さや発生タイミングを予測でき、適切な対策を講じることができます。

ここでは印刷メカニズムと、オゾン生成の科学的なプロセスをくわしく解説します。

静電気とコロナ放電のしくみ

コピー機には大きく分けて、レーザープリンター方式インクジェット方式がありますが、オゾン臭が発生するのはレーザープリンター方式です。

その理由は、コピー機でオゾンが発生するのは、印刷時の静電気とコロナ放電が原因だからです。

インクジェット方式は印刷時に静電気は流れませんが、レーザープリンター方式の印刷時には以下のような流れで静電気が発生します。

【印刷時の静電気発生プロセス】

  • 感光ドラムにマイナス電荷を均一に帯電させる
  • レーザー光でドラム表面の電荷を部分的に除去する
  • プラス帯電したトナーが電荷の残った部分に付着する
  • 用紙に高電圧をかけてトナーを転写する
  • 定着ローラーで熱と圧力によりトナーを用紙に固着させる

この工程で使用される電圧は数千ボルトに達し、空気中でコロナ放電と呼ばれる現象が発生します。

コロナ放電時に発生する高エネルギーによって、周囲の酸素分子(O₂)が分解され、酸素原子(O)が生成されます。

その後、他の原子とくっつきやすい性質を持つ酸素原子が他分子と結合してオゾン(O₃)が形成されます。

💡オゾン発生量は印刷速度と電圧に比例するため、高速印刷時ほど強い匂いを感じやすくなります。

トナーや内部構造との関係性

結論からいうと、トナーの種類や内部構造によりオゾン発生量は変動します。

トナーの種類別に発生への影響を整理すると以下の通りです。

  • 磁性トナー:鉄粉を含み、帯電性が安定してオゾン発生が少ない
  • 非磁性トナー:微粒子で高品質だが、帯電量が不安定でオゾンが発生しやすい
  • 重合トナー:均一な球状構想で帯電効率が高く、発生量は比較的少ない
  • 粉砕トナー:不規則な形状で帯電にムラがあり、オゾンが出やすい

加えて、帯電ローラーや感光ドラムの状態、排気ファンの性能、湿度管理なども影響します。

たとえば、湿度が低すぎると静電気が発生しやすくなり、オゾン濃度が上がるリスクがあります。

機種ごとの差や設置環境による影響

機種ごとに設計や性能が異なるため、オゾンの発生量にも違いがあります。

以下は主な機種ごとの傾向です。

機種分類 オゾン発生量 主な特徴
小型プリンター 0.005~0.015ppm 低電圧設計でオゾン発生を抑制
中型複合機 0.010~0.025ppm バランスの取れた設計
大型複合機 0.015~0.030ppm 高速印刷のため電圧が高め

最新機種の対策技術には以下のようなものがあります。

  • オゾンフィルター:活性炭や触媒で分解
  • 低オゾン帯電システム:電圧を最適化し発生を抑制
  • 改良型感光ドラム:帯電効率向上により電圧を削減
  • インテリジェント制御:印刷内容に応じ電圧を自動調整

設置環境の要因では、室温15〜25℃/湿度40〜60%が理想的とされます。

条件が外れると以下のような影響が出る可能性があります。

【環境要因とオゾン濃度の関係】

  • 室温25℃以上:オゾン生成量が約1.5倍に増加
  • 湿度40%以下:静電気発生量が約2倍に増加
  • 換気回数3回/時以下:オゾン濃度が基準値に近づく可能性
  • 直射日光:機器内温度上昇でオゾン生成が促進

これらの環境要因を考慮することで、コピー機のオゾン臭対策に繋がります。

また、設置場所の選び方は以下をご覧ください。

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コピー機のオゾン臭を抑える方法と対策ガイド

オゾン臭の対策には、環境改善から専用機器の導入まで段階的に取り組むことが効果的です。

基本的な環境改善から専用機器の活用まで、費用対効果を意識した具体的な方法を順序立てて解説します。

まずできる基本対策(換気・設置場所)

最も手軽で効率的な対策は、換気と設置環境の見直しです。

これらを行うだけで、オゾン濃度を50~70%削減できるとされており、においの軽減に直結します。

換気を行う際には、風の流れを意識して、コピー機の排気が直接人に向かわないようにすることが重要です。

機器の向きや換気扇の位置を調整して、空気が効率的に入れ替わるようにしましょう。

設置場所による対策では以下のポイントを押さえてください。

  • 人の作業場所から3メートル以上離して設置
  • 専用室またはパーティションで区切られた空間に配置
  • 直射日光を避け、室温を25℃以下に保つ
  • 湿度40~60%を維持できる場所を選ぶ
  • コンセント周りの余裕を確保して放熱を促進

換気による効果は即効性があり、10分程度でオゾン濃度を半減させることができます。

オゾンフィルターや消臭グッズの活用

基本対策に加えて、専用のフィルターや消臭グッズを活用すると、さらに効果的にオゾン臭を軽減できます。

オゾン除去に有効な製品とその特徴を整理しました。

  • 活性炭フィルター:オゾンを吸着・分解、コスト安で効果持続
  • 光触媒フィルター:紫外線でオゾンを分解、メンテナンスが楽
  • オゾン分解触媒:化学反応でオゾンを酸素に変換、高効果
  • マイナスイオン発生器:帯電除去効果あり、副次的な空気清浄効果
  • 専用空気清浄機:複数の技術を組み合わせ、総合的な対策
製品タイプ 効果レベル 適用範囲
活性炭フィルター ★★★☆☆ 小~中規模
光触媒フィルター ★★★★☆ 中規模
オゾン分解触媒 ★★★★★ 中~大規模
マイナスイオン発生器 ★★★☆☆ 小規模
専用空気清浄機 ★★★★★ 大規模

また、設置のポイントとして、コピー機の排気口から1~2メートル以内にフィルターや清浄機を配置することで、最大の効果を得られます。

定期的なメンテナンスを怠ると効果が大幅に低下するため、製品ごとの推奨交換時期を守るようにしましょう。

異常なにおいを感じたときの確認ポイント

通常のオゾン臭とは異なる異臭はトラブルの可能性が高いため、速やかな確認が必要です。

【緊急度別・異常サインのチェックリスト】

  • 即座に使用停止:焦げ臭い、プラスチックが溶けたような匂い
  • 速やかに点検:いつもより3倍以上強いオゾン臭
  • 定期確認が必要:匂いの発生タイミングが不規則
  • 経過観察:新しいトナー交換後の一時的な匂い変化
  • メンテナンス時期:匂いと共に印刷品質の低下がある

具体的な確認手順は以下の通りです。

  1. コピー機周辺に煙や異常色の排気がないか確認
  2. 動作音に違和感異常音がないか確認
  3. テスト印刷で用紙詰まり不良の有無をチェック
  4. 設定(印刷濃度や用紙設定)を見直し、適切か確認

以下の場合は速やかに専門業者へ相談しましょう。

  • チェックリストで「即座に使用停止」に該当する症状
  • 基本対策を実施しても改善されない強い匂い
  • 匂いと同時に印刷不良や紙詰まりが頻発
  • 機器導入から5年以上経過している場合の異常臭
  • 複数の従業員が同時に体調不良を訴える場合

コピー機のオゾン臭に関するよくある質問

オゾン臭に関する疑問や不安は、多くの利用者が共通して抱いています。

ここでは、特に頻繁に寄せられる質問について、わかりやすく回答していきます。

本当にコピー機のオゾン臭は問題ないのですか?

結論から言うと、通常の使用環境でのオゾン臭は健康に重大な影響を与えるレベルではありません

厚生労働省が労働安全衛生法に基づいて定めているオゾンの管理濃度は0.1ppmです。

それに対し、コピー機から発生するオゾン濃度 0.01~0.03ppm程度と、基準の約1/3〜1/10の低さに収まっています。

ただし、妊娠中の方や呼吸器疾患をお持ちの方は、体調や体質により影響を受けやすいケースもあります。

このような場合は、換気や設置場所の調整などの対策を積極的に実施してください。

💡「匂いがする=危険」ではありませんが、不快感を覚える場合は適切な対策を講じることが重要です

オゾン臭がしないコピー機を選ぶ方法は?

完全に無臭のコピー機は存在しませんが、オゾン発生量が少ない機種を選ぶことで大幅ににおいを軽減できます。

【オゾン発生量が少ない機種の特徴】

  • インクジェット方式:静電気を使わないため、オゾンが発生しない
  • LED印刷方式:レーザーより低電圧で動作し、オゾン発生を抑制
  • 最新のレーザー機種:オゾンフィルター内蔵や低オゾン設計
  • 小型機種:印刷速度が遅く、電圧も低いためオゾン発生量が少ない

メーカーごとに低オゾン技術の名称や構造が異なるため、購入前には「低オゾン設計」の表示や仕様確認を行うと安心です。

可能であれば、ショールームでの実機でのテスト印刷も検討しましょう。

コピー機からオゾン臭がしたら買い替えた方がいいですか?

オゾン臭だけを理由とした買い替えは必要ありません

ただし、以下のような条件が重なる場合は買い替えを検討しましょう。

  • 使用開始から5年以上経過している
  • 基本的な対策を実施しても匂いが改善されない
  • オゾン臭と同時に印刷品質の低下故障頻度の増加がある
  • メンテナンス費用が年間10万円を超えている
  • 現在の機種にオゾン対策機能が搭載されていない

なお、買い替え以外の対応として以下の方法も有効です。

  • プロによる内部メンテナンス(オーバーホール)
  • 感光ドラムや帯電ローラーの部品交換
  • 換気改善や設置環境の見直し

費用対効果の判断基準としては、年間のメンテナンス費用と電気代が新機種のリース料金と近いかどうかを確認しましょう。

もし費用にあまり差がない場合は、買い替えを検討しても良いかもしれません。

買い替えタイミングは以下が参考になります。

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コピー機の臭いでお悩みの方はまずご相談ください

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20年以上にわたり、オフィス機器の導入・運用支援を行ってきた実績があります。

コピー機の選定だけでなく、設置場所の見直しや空間設計を含めた総合的な改善プランをご提案可能です。

初期費用を抑えながら、従業員の健康と生産性向上を同時に実現することが可能です。

コピー機の臭いは我慢するものではなく、職場環境の見直しによって解消できる課題です。

まずはお気軽に「無料相談フォーム」よりご連絡ください。

まとめ

コピー機のオゾン臭について、その原因から対策方法まで解説してきました。

オゾン臭は印刷プロセスに伴って自然に発生する現象であり、一般的な使用環境での濃度は健康に重大な影響を与えるレベルではありません

オゾン臭が気になる際にもっとも効果的な対策は、換気と設置場所の見直しです。

これだけでオゾン濃度を50〜70%削減できたという報告もあり、多くのケースでにおいの問題を軽減できます。

コピー機のオゾン臭を抑えるためには、インクジェット方式や低オゾン設計の最新レーザー機種など、発生量の少ないモデルを選ぶことが重要です。

製品仕様に加え、換気性能や設置環境も含めたトータルの視点で選定しましょう。

オゾン臭が気になる方は、まずは基本的な換気対策から始めることをおすすめします。

それでも改善が難しい場合は、専門家による無料診断を活用し、最適な機種や設置方法を検討してみてください。

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