NEWS【OFFICE110独立支援】法人営業のフランチャイズオーナーを全国で募集中!
NEWSOFFICE110フランチャイズオーナー募集

【保存版】複合機のセキュリティリスクと6つの対策を徹底解説

  • 中古複合機超特価キャンペーン
  • ビジネスフォンご購入でコピー機が0万円!
  • 起業・オフィス開設支援キャンペーン
「コピー機のセキュリティ機能」記事一覧

【保存版】複合機のセキュリティリスクと6つの対策を徹底解説

【保存版】複合機のセキュリティリスクと6つの対策を徹底解説

オフィス業務に欠かせない複合機ですが、ネットワークにつながる現在ではPCと同じようにサイバー攻撃や情報漏えいの標的になり得る機器です。

万が一情報が流出すると、社会的信用の失墜や知的財産の損失、個人情報保護法違反といった重大なトラブルに発展する可能性があります。見落としがちな設定や運用のスキも含めて、早めに対策を講じておくことが重要です。

そこでこの記事では、複合機に潜む6つのセキュリティリスクとその被害事例、そしてリスク別の具体的な対策をわかりやすく整理します。

この記事でわかること:

  • 複合機に潜む6つの代表的なセキュリティリスク
  • 実際に起きた事故事例と被害パターン
  • リスク別に押さえるべき具体的なセキュリティ対策
  • 導入時・入れ替え時に意識したいセキュリティ重視の選び方

複合機をこれから導入する方も、すでに運用中の環境を見直したい方も、自社のセキュリティレベルを確認し「今どこから対策すべきか」を整理するヒントとして読み進めてみてください。

この記事の目次

  1. 複合機にセキュリティ対策は必須!放置で重大な事故に

  2. 複合機の6つのセキュリティ脅威とは?事故事例も紹介

  3. 【6大リスク別】複合機のセキュリティ対策を徹底解説!

  4. 複合機の導入やセキュリティ対策は「OFFICE110」にお任せを

  5. 複合機セキュリティに関するよくある質問(FAQ)

  6. まとめ

中古・新品コピー機が当社限定の特別価格|OFFICE110

千々波 一博

監修者

千々波 一博
(ちぢわ かずひろ)

保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネージャー検定

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。

複合機にセキュリティ対策は必須!放置で重大な事故に

複合機にセキュリティ対策は必須!放置で重大な事故に

オフィスで日常的に使っている複合機は、印刷・コピー・スキャン・FAXなどあらゆる情報が集まる機器であり、適切な対策をしていないと社内外への情報漏えいの起点になってしまうリスクがあります。

最近の複合機は、PCやサーバーとネットワーク接続されているだけでなく、USBメモリやSDカードなどの外部記憶媒体の利用、クラウドサービスとの連携、Webサーバー機能などを備えた多機能なモデルが一般的です。

これらの機能が不正アクセスや不適切な設定・運用によって悪用されると、複合機に接続されたPC内のデータや、複合機で読み取った原稿データが外部に流出するおそれがあります。

こうした背景から、複合機はプリンターというよりも「ネットワーク機器」「情報システム」の一部と考え、包括的な情報漏えい対策を行うことが不可欠です。

複合機から情報漏えいが起きた場合の主な影響:

  • 機密情報・ノウハウの流出:設計図、見積書、社内資料などが外部に渡り、競合他社に不利な情報が伝わる。
  • 顧客情報の漏えい:顧客名簿や契約書、個人情報を含む書類が流出し、社会的信用の失墜や損害賠償リスクにつながる。
  • 法令違反や業務停止のリスク:個人情報保護法などへの抵触、取引停止や監査対応による業務への大きな影響が出る可能性がある。

複合機は日々進化しており、オフィス内だけでなくリモート環境やインターネット経由で利用できる機種も増えています。国内ではIPA(情報処理推進機構)がデジタル複合機向けのセキュリティ要件を公表しており、国際標準に基づいた対策の重要性が指摘されています。

もし現在、パスワード管理やアクセス制御、ログ管理などの基本的な対策が十分でない場合は、まず自社の複合機の利用状況と設定を棚卸しし、放置されがちなリスクから順に対策を始めることが重要です。

複合機の6つのセキュリティ脅威とは?事故事例も紹介

複合機まわりのセキュリティリスクは、大きく分けると6つのパターンに整理できます。

どれも「よくある使い方」の延長で起こりやすく、ひとたび事故になると取引停止や賠償対応など、ビジネスへの影響が長期化する点が厄介です。

ここではまず、代表的な6つのリスクの全体像を確認してから、起こり方と事例を見ていきます。

  • ネットワーク経由のサイバー攻撃:外部からの不正アクセス・盗聴・改ざん
  • 電話回線経由の不正アクセス:FAX回線を悪用した侵入や不正発信
  • 操作パネルの不正操作:権限のない社員による閲覧・送信・削除
  • 記憶媒体(HDD)の持ち出し:保存データの抜き取り・流出
  • 出力紙の持ち出し・盗み見:トレイ放置など紙からの情報漏えい
  • FAX誤送信などの人的ミス:番号・宛先の打ち間違いによる誤送信

①ネットワーク経由のサイバー攻撃によるリスク

ネットワーク接続された複合機は便利な一方で、インターネット経由の不正アクセスや盗聴・改ざんの入口にもなり得ます。

最近の複合機はPCやスマホ、クラウドと連携してデータの送受信ができるため、設定次第では社外から管理画面にアクセスされたり、通信途中の情報を盗み見られたりするリスクがあります。

特に、管理画面のID・パスワードを初期値のまま使っていたり、「000000」「password」といった推測しやすい文字列にしていたりすると、外部から簡単にログインされてしまう可能性があります。

【事例】管理パスワード未設定で企画書データが流出

  • 状況:新製品の企画書を複合機内のボックスに保存して共有していた。
  • 原因:管理画面のログイン情報を初期設定のまま変更していなかった。
  • 被害:外部から不正アクセスされ、企画内容が第三者に流出した疑いが発生。
  • 教訓:導入直後にID・パスワードを必ず変更し、アクセス元も制限する必要がある。

複合機はウイルス感染するのか?

セキュリティと聞くとまず「ウイルス感染」を思い浮かべる方も多いでしょう。

複合機の制御にはメーカー独自のOSが使われることが多く、一般的なPCに比べると狙われにくい側面はありますが、ファームウェアの脆弱性を突いた攻撃が報告されているのも事実です。

また、複合機そのものが標的にならなくても、複合機に搭載されたサーバ機能を「踏み台」にして社内PCへ侵入されるリスクがあります。

【事例】複合機サーバの脆弱性が入口となり社内PCが感染

  • 状況:スキャンデータ共有用に複合機の簡易サーバ機能を利用していた。
  • 原因:ファームウェア更新が長期間実施されておらず、既知の脆弱性が放置されていた。
  • 被害:複合機経由で社内PCがウイルス感染し、業務停止や取引先への連絡対応が発生。
  • 教訓:ファイアウォールの導入と、ファームウェア更新・パッチ適用を定期的に行うことが重要。

複合機のウイルス対策については、以下の記事も参考になります。

②電話回線経由の不正アクセスによるリスク

FAX機能付きの複合機は電話回線とつながっているため、設定や機種によっては電話回線側から不正アクセスされるリスクがあります。

悪意ある第三者に乗っ取られると、国際電話への不正発信で高額請求を受けたり、FAX経由で社内ネットワークに侵入されたりする可能性があります。

現在販売されている主要メーカーの製品は、FAX回線から社内LANに直接アクセスできないよう配慮されていますが、古い機種や詳細不明な中古機を使っている場合は注意が必要です。

【事例】FAX回線の悪用で高額な国際電話料金が発生

  • 状況:海外との取引が少ない国内企業で、古い複合機をFAX専用機として利用。
  • 原因:FAX回線側のセキュリティ対策が不十分で、不正発信を検知する仕組みもなかった。
  • 被害:短期間に多数の国際電話が発信され、高額な通話料金が請求された。
  • 教訓:古いFAX機能付き複合機は、入れ替えや回線側の制限設定を検討する必要がある。

③操作パネルの不正操作によるリスク

社内の人しか触らないからといって油断していると、操作パネルからの不正操作で機密情報が簡単に閲覧・持ち出しされてしまう場合があります。

ユーザー認証や機能制限を行っていない複合機では、誰でも保存ボックスやアドレス帳にアクセスできてしまい、本来権限のない社員が機密文書をコピー・FAX送信することも技術的には可能です。

【事例】誰でも使える状態の複合機から社内機密が持ち出された

  • 状況:営業資料や見積書を複合機のボックス機能に保存して全社で共有していた。
  • 原因:利用者制限やパスワード設定がなく、部署を問わず誰でも閲覧・印刷できる状態だった。
  • 被害:一部の機密資料が不正にコピーされ、外部に流出した形跡が見つかった。
  • 教訓:部署・権限ごとにアクセス権を分け、重要なボックスには認証を必須化するべき。

④記憶媒体(HDD)の持ち出しによるリスク

多くの複合機にはHDDやSSDといった記憶媒体が搭載されており、そこにスキャンデータや印刷ジョブ、FAX履歴などが保存されます。

もし何らかの形で記憶媒体が持ち出されたり、廃棄・返却時に中身が消去されていなかったりすると、保存されていた顧客情報・社内資料がまとめて漏えいする危険があります。

【事例】返却時にHDD初期化を怠り、顧客データが流出

  • 状況:リース満了に伴い複合機を返却したが、返却前のデータ消去手続きを実施していなかった。
  • 原因:「リース会社側で初期化してくれるだろう」と思い込み、自社での確認を行わなかった。
  • 被害:後にHDD内に顧客情報が残っていたことが判明し、個人情報保護の観点から対応が必要に。
  • 教訓:記憶媒体の暗号化と、返却・廃棄時のデータ消去手順を社内ルールとして明文化するべき。

⑤出力紙の持ち出しや盗み見によるリスク

もっとも身近で、発生頻度が高いのが「紙からの情報漏えい」です。

印刷した資料をトレイに置きっぱなしにしたり、一時的に席を外したりすると、その隙に第三者に見られたり、写真を撮られたり、最悪そのまま持ち去られたりする可能性があります。

【事例】トレイ放置の顧客リストが第三者に盗み見された

  • 状況:顧客名簿を印刷した直後に別件対応が入り、トレイに置いたまま席を外してしまった。
  • 原因:機密文書印刷機能を使わず、印刷完了から回収までに時間が空いてしまった。
  • 被害:別フロアの来訪者が名簿を目にした可能性があり、後日名簿情報の一部流出が判明。
  • 教訓:重要書類はセキュリティ印刷を使うか、印刷完了を待って即時回収する運用が必要。

⑥FAX誤送信などの人的ミスによるリスク

最後は、システムの脆弱性ではなく「人の操作ミス」が原因となるリスクです。

FAX番号や宛先を1桁間違えただけでも、本来送るはずのない相手に機密情報を送信してしまうことがあり、回収不能な形で情報が外部に出てしまう点が大きな問題です。

【事例】FAX番号1桁の打ち間違いで取引条件が第三者へ流出

  • 状況:仕入先へ取引条件を記載した書類をFAX送信していた。
  • 原因:担当者が番号を手入力した際に1桁だけ誤入力し、送信前の確認も不十分だった。
  • 被害:取引条件や価格情報が見知らぬ第三者に送信され、取引先からの信頼低下につながった。
  • 教訓:番号の二重確認や誤送信防止機能の活用など、人的ミス前提の運用ルールが必須。

\ 自社のリスクを洗い出して、最適なセキュリティ対策を知りたい方へ /

まずは複合機の専門スタッフに相談してみる

【6大リスク別】複合機のセキュリティ対策を徹底解説!

前章で、複合機まわりに潜む6つのリスクを整理しました。ここからはそれぞれに対して、「現実的にまず何をすればいいのか」という視点で対策をまとめていきます。

    【複合機の6つのセキュリティ対策】

  • 対策① ネットワーク経由のサイバー攻撃への備え
  • 対策② 電話回線(FAX)経由の不正アクセス対策
  • 対策③ 操作パネルの不正操作を防ぐアクセス制御
  • 対策④ 記憶媒体(HDD)からの情報流出対策
  • 対策⑤ 出力紙からの盗み見・持ち出し防止
  • 対策⑥ FAX誤送信など人的ミスを前提にした仕組みづくり

対策① ネットワーク経由のサイバー攻撃

ファイヤーウォール機能

複合機を社内ネットワークに接続している以上、「どこから誰がアクセスできるか」をコントロールすることが最優先です。

IPフィルタリングで許可した端末だけを接続させる

ネットワーク対応複合機は、PCやサーバと同じようにIPアドレス(識別番号)を持っています。
これを活用して、「このIPからのアクセスだけ許可する」というIPフィルタリング設定を行うことで、想定外の端末からの通信をシャットアウトできます。

  • 社内LANの特定セグメント(部署単位など)からのみアクセス許可
  • ゲスト用Wi-Fiや社外ネットワークからはアクセス禁止

ファイアーウォールで社内ネットワークの入口を守る

ファイアーウォールは、インターネットからの不正アクセスやサイバー攻撃をブロックする「防火壁」の役割を担う機能です。

複合機単体で備えている場合もありますが、ファイアーウォール機能付きルーターやゲートウェイを導入し、社内ネットワーク全体を守る構成にしておくと安心です。

UTM機器で多層防御をまとめて効かせる

UTM(Unified Threat Management)は、ファイアーウォール・IDS/IPS・アンチウイルスなど、複数のセキュリティ機能を1台に集約した機器です。

ウイルス・不正侵入・スパム・DoS攻撃などを包括的に監視・防御できるため、複合機だけでなく社内PCもまとめて守りたい場合に有効です。

ユーザー認証とパスワード運用を徹底する

複合機の管理画面やスキャンデータ共有機能には、ユーザー名+パスワードでログインさせる認証機能が用意されています。

  • 導入直後に「管理者パスワード」を必ず変更する
  • 汎用的なパスワード(「0000」「password」など)は使用しない
  • 部署・権限ごとにアカウントを分ける

ログを収集して「誰が・いつ・何をしたか」を残す

複合機のログ(利用記録)には、印刷・スキャン・送信の履歴やアクセス元などが残ります。

ログを定期的に確認・保管しておけば、トラブル発生時に原因を追跡しやすくなるほか、「記録されている」という事実自体が不正利用の抑止力になります。

対策② 電話回線経由の不正アクセス

FAX機能付きの複合機は電話回線につながっており、古い機種や設定次第では、ここが思わぬ侵入口になることがあります。

基本的に、現在の主要メーカー製品はFAX回線から社内LANに直接アクセスできない設計になっていますが、古いモデルをお使いの場合は次の点を確認しましょう。

  • メーカーサイトやマニュアルで「FAX回線から内部ネットワークにアクセスできない設計」であるか確認
  • 国際電話や特定の番号への発信を回線側で制限する(キャリアに相談)
  • セキュリティ要件を満たした新しいモデルへの入れ替えを検討する

IP電話網を使うFAX機能(インターネットFAXなど)の場合は、ネットワーク側のセキュリティ(ファイアーウォール・UTMなど)もセットで見直しておくと安心です。

対策③ 操作パネルの不正操作

操作パネルからの不正操作は、「社内の誰でも自由に使える状態」であるほど起こりやすくなります。

権限のない社員が機密文書にアクセスできないよう、複合機側のアクセス制御を必ず設定しておきましょう。

ICカード認証で「使える人」を明確にする

社員証や交通系ICカードなどを使って、ICカードをかざした人だけが複合機を操作できるようにする方法です。

  • ICカードがない人は印刷・スキャン・FAXができないよう制限
  • 誰がいつどの機能を使ったかをログと紐づけて管理

ログイン設定+機能制限で権限に応じた使い分け

ユーザー名とパスワードでログインさせ、ユーザーごとに使える機能や保存ボックスを制限することも有効です。

  • 一般社員は「コピー・プリントのみ」、管理職は「FAX送信・スキャン送信も可」などの制御
  • 機密ボックスは特定部署のみアクセス可能にする

複合機のICカード認証機能については、以下の記事も参考になります。

対策④ 記憶媒体(HDD)の持ち出し

複合機内部のHDD/SSDには、印刷ジョブ・スキャンデータ・FAX履歴など、さまざまな情報が一時保存されます。

ここからの情報流出を防ぐには、「運用ルール」と「機能設定」の両面で対策することが重要です。

重要なデータは印刷後に残さない(データ消去の運用)

機密文書を扱うときは、印刷や送信が終わったデータを複合機内に残さない運用を徹底します。

  • 定期的にボックス内のデータを削除する
  • 退職者や部署変更時にも保存データを棚卸し・削除する

具体的な複合機のデータ消去方法をあらかじめ把握し、誰が消去作業を行うのかも決めておくと運用がスムーズです。

記憶媒体の暗号化・上書き消去機能を有効化する

記憶媒体に蓄積されるデータを暗号化+上書き消去しておけば、万が一HDDが持ち出されても簡単には内容を復元できません。

主要メーカーはハードディスク暗号化や残存データの自動上書き機能を提供しているため、導入時に「有効になっているか」を必ず確認しておきましょう。

複合機への物理的なアクセスを制限する

記憶媒体を取り外すには、本体を物理的に操作する必要があります。
そのため、次のような「物理的なセキュリティ」も有効です。

  • 来客や不特定多数が出入りする場所には設置しない
  • サーバールームや施錠できるエリアに設置し、入室権限を限定する

対策⑤ 出力紙の持ち出しや盗み見

紙からの情報漏えいは「今日からすぐにでも対策できる」分野です。
印刷運用と複合機の機能を組み合わせて、放置・盗み見・持ち出しを防ぎます。

セキュリティ印刷機能(機密文書印刷)を使う

操作パネルでパスワードを入力した人だけが印刷を実行できる機能です。

ジョブだけ先に送信しておき、本人がパネル操作をするまで紙は出てこないため、トレイに放置されることがなくなります。

周囲の環境と使い方を見直す

複合機の置き場所や日常の使い方を少し工夫するだけでも、紙からの情報漏えいリスクは大きく減らせます。

  • 人通りの多い入口付近・来客スペースのすぐ横などは設置場所として避ける
  • 重要書類は、印刷完了を確認してからその場で回収する運用を徹底
  • 不要になった紙はその場でシュレッダーにかける

社員教育で「紙も機密情報の一部」という意識を浸透させる

「出力した紙を長時間放置しない」「共有スペースに机置きしない」といった基本ルールを、社内規程や研修で繰り返し周知し、実際の運用に落とし込んでいきましょう。

関連記事


の情報漏洩を防ぐ!コピー機セキュリティと運用ルール実践ガイド
の情報漏洩を防ぐ!コピー機セキュリティと運用ルール実践ガイド

対策⑥ FAX誤送信などの人的ミス

FAX誤送信は、システムの問題ではなく「人のうっかり」から起こるため、ゼロにすることは難しいリスクです。

そのぶん、ミスを前提にした仕組みづくりが重要になります。

宛先の二重確認をルール化する

  • 重要書類の送信時は、番号と送り先名称を二人で確認する「ダブルチェック」をルール化
  • 新規のFAX番号は登録前に電話で確認する

履歴送信に頼りすぎない

送信履歴から選ぶと楽な一方で、似た名称の取引先を誤って選ぶリスクもあります。

重要度の高い文書については、履歴ではなくアドレス帳や手入力+確認で送るなど、運用ルールを決めておくと安心です。

複合機の誤送信防止機能を活用する

最近の複合機には、次のような誤送信対策機能が搭載されているものもあります。

  • FAX番号を2回入力させ、数字が一致しないと送信できないようにする
  • 送信前に宛先情報の確認画面を必ず表示する
  • よく使う宛先はアドレス帳に登録し、数字入力の機会を減らす

FAXの利用頻度が高い場合は、メール+暗号化ZIPやクラウドストレージなど、より安全な手段に徐々に切り替えていくことも、中長期的な対策として検討する価値があります。

複合機の導入やセキュリティ対策は「OFFICE110」にお任せを

OFFICE110

  • これから複合機を導入・入れ替えしたい
  • UTMなども含めて、社内のセキュリティ環境を見直したい

こうしたお悩みがある企業さまは、オフィス機器とセキュリティに強い「OFFICE110」にぜひご相談ください。

OFFICE110は、複合機だけでなくUTM・ルーターなどのセキュリティ機器も扱うオフィスインフラのトータルパートナーです。販売から搬入・設置、設定、保守までワンストップで対応し、「印刷環境」と「ネットワークセキュリティ」をまとめて設計できます。

OFFICE110が選ばれる理由:

  • 累計12万社以上の導入実績で、業種ごとのリスクや運用パターンまで把握
  • 複合機・UTM・回線などをメーカー横断で比較しながら最適な組み合わせを提案
  • セキュリティ強度と使いやすさ・コストのバランスを重視したプランニング
  • 他社より1円でも高い場合はご相談いただける柔軟な価格対応
  • カウンター保守料金は印刷枚数に応じて自動で単価が下がる「自動割り」でランニングコストも安心

「どこまで対策すれば十分なのか」「今の環境で足りないところはどこか」など、漠然としたご相談でも大丈夫です

専門スタッフがヒアリングのうえ、予算とリスクに合わせた現実的な対策プランをご提案します。複合機の選定からセキュリティ設計まで、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

中古・新品コピー機が当社限定の特別価格|OFFICE110

複合機セキュリティに関するよくある質問(FAQ)

複合機(コピー機)よくある質問
複合機の情報漏えい対策やウイルス対策など、よくいただくご質問をまとめました。
導入前・導入後の運用イメージづくりにお役立てください。

複合機のセキュリティ対策はまず何から始めれば良いですか?

現状把握と基本設定の見直しから始めるのが安心です。
複合機の設置場所やネットワーク接続方法、管理者パスワード、ユーザー認証の有無などを洗い出してリスク箇所を確認します。
そのうえでファイアウォールやアクセス制限、紙文書の放置防止など運用ルールも決めると、抜け漏れなく対策できます。

複合機がウイルスに感染することはありますか?

PCより事例は少ないものの、複合機にもウイルス感染リスクはあります。
ネットワーク接続やサーバ機能を通じて侵入される可能性があるため、ファイアウォールやUTMの導入、不要なプロトコルの停止が有効です。
あわせてファームウェア更新や管理画面のパスワード強化を行い、他のIT機器と同様に定期的なメンテナンスを行うと安心です。

リースや入れ替えで複合機を返却するとき、内部のデータはどうなりますか?

返却前に複合機内データの消去方法と対応範囲を必ず確認しましょう。
メーカーや保守会社がHDD初期化・上書き消去を行うケースもあれば、オプション対応になる場合もあります。
契約書や作業報告書で消去有無と方法を確認し、不安があればHDDの物理回収や消去証明書の発行ができるか相談すると安心です。

セキュリティを強化すると印刷コストや使い勝手が悪くなりませんか?

設計次第でセキュリティ強化と使い勝手の両立は十分可能です。
ICカード認証やセキュリティ印刷は、運用が定着すれば負担を増やさずに不正利用やムダ印刷の抑止につながります。
印刷頻度や部署ごとの業務内容に合わせてルールや権限を調整すれば、コスト増を抑えながら安全性を高められます。

小規模オフィスでもUTMやファイアウォールは導入した方が良いですか?

インターネット常時接続なら小規模オフィスでも基本対策は導入すべきです。
規模に関係なく、複合機やPCが外部と通信している限り、不正アクセスやマルウェア感染のリスクは存在します。
ルーター一体型UTMなど中小規模向けのサービスもあるため、予算とリスクに合わせて最小限の防御ラインを用意しておくと安心です。

まとめ

複合機は、単なる「印刷機」ではなく、社内ネットワークにつながる情報機器です。セキュリティ対策を怠ると、外部からの不正アクセスや、紙・HDD・FAXなどを経由した情報漏えいにつながるおそれがあります。

複合機セキュリティで押さえておきたいポイント:

  • ネットワーク・電話回線・操作パネル・HDD・紙・FAXなど、複数の入口から情報が漏れる可能性がある
  • 1つの対策だけでは不十分で、機器の設定+物理的な運用ルール+社員教育を組み合わせることが大切
  • 最新機種はセキュリティ機能が充実しているため、古い複合機を長年使い続けている場合は入れ替えも選択肢

情報漏えいが起きてからの対応は、信用・コスト・時間のすべてで大きな損失につながります。リスクが顕在化する前に、自社の複合機環境を一度棚卸しし、必要な対策を早めに打っておきましょう。

\ セキュリティ対策まで含めた複合機プランをご提案 /

今すぐ無料相談・お見積もり

  • Mo, Tu, We, Th, Fr 09:00-19:00 0120-595-110 OFFICE110 福岡県福岡市中央区薬院3-11-3TSビル6F お客様納得の低価格
    ビジネスフォン・コピー機のご購入からお見積もり、設置工事まで何でもお問い合わせください

コピー機納品レポート&ご感想

お客様満足と信頼を積み重ね、大手~SOHOまで全国120,000社の実績

お問い合わせから設置までの流れ

  • STEP 1
    お問い合わせ後、内容のヒアリング

    お問い合わせ後、
    内容のヒアリング

  • STEP 2
    見積書・保守契約の説明各種資料の提出

    見積書・保守契約の説明
    各種資料の提出

  • STEP 3
    納品日の日程調整

    納品日の日程調整

  • STEP 4
    設置工事~完了

    設置工事~完了

お問い合わせから設置までの流れをもっと詳しく

料金と各種お支払い方法について

  • お見積り・ご提案の料金
    お見積り・ご提案の料金

    ご納得頂けるまで何度で
    も対応いたします。

  • 機種料金
    コピー機本体の料金

    中古は新品同様までクリ
    ーニングをしたS級品。

  • 導入工事
    コピー機導入工事

    工事費も業界最安値で
    ご提示します。

  • お支払い方法
    お支払い方法

    各種お支払い方法をご
    用意しました。

  • コピー機・複合機が業界最安値の大特価
  • コピー機・複合機の取り扱い説明書
  • 日本全国対応OK
  • 各種メーカー豊富に取り扱い

\今すぐご連絡ください!0120-595-110/

見積もり・相談完全無料 全国OK 即日対応

24時間365日受付中!お問い合わせはこちら

今すぐご連絡ください!