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使用済みのトナーカートリッジは、メーカーや保守業者などが用意する回収ルートを利用して処分するのが基本です。
ただし、「家庭ゴミとして出してよいのか」「契約している業者に回収してもらえるのか」「互換トナーでもメーカー回収を利用できるのか」など、処分方法に迷うケースも少なくありません。
トナーの扱いは、家庭・事業所のどちらから排出するかに加え、純正品・互換品の違いやメーカーごとの回収条件によっても異なるため、自己判断で廃棄せず、利用できる回収方法を確認することが大切です。
この記事では、トナーカートリッジを安全に処分する方法と、主要メーカー別の最新の回収方法を確認できるよう分かりやすく解説します。
監修者
千々波 一博(ちぢわ かずひろ)
保有資格:Webリテラシー/.com Master Advance/ITパスポート/生成AIパスポート/個人情報保護士/ビジネスマネジャー検定
2004年から通信業界で5年間営業として従事。その後、起業して他業種に進出。OFFICE110に営業で入社し、月40~60件ほどビジネスホン・複合機・法人携帯などを案内。現在は既存のお客様のコンサルティングとして従事。
トナーカートリッジは、自己判断で燃えるゴミに混ぜて処分するのは避け、メーカーや保守業者などの回収ルートを優先してください。
トナーは非常に細かな粉末で、メーカーの取扱説明書でも、使用済みのトナー容器などを火中に入れると爆発・破裂の原因になるとして注意喚起されています。また、容器を分解すると残ったトナーが飛散するおそれもあります。
そのため、メーカー回収や契約業者への返却を第一候補とし、自治体や廃棄物処理業者へ処分方法を確認するのが安全です。
トナーカートリッジは、燃えるゴミに混ぜるのではなく、契約業者・メーカー・販売業者などの回収ルートを利用して処分するのが基本です。
利用できる方法は、複合機の契約状況やトナーのメーカー、純正品・互換品の違いによって変わります。回収条件や費用の有無まで確認したうえで、自社に合う方法を選びましょう。
ここでは、トナーカートリッジの代表的な5つの処分方法について分かりやすく解説します。
複合機の保守・リース契約を結んでいる場合は、まず契約している業者に使用済みトナーを回収してもらえるか確認しましょう。
保守業者によっては、トナー交換や定期メンテナンスの際に、使用済みのトナーカートリッジを回収してくれます。ただし、回収の有無や方法は契約内容によって異なるため、事前に確認が必要です。
また、回収まで保管する場合は、トナーが漏れないよう元の箱や袋に入れ、未使用品と分けておきましょう。「使用済み」と分かる状態にしておくと、回収時の受け渡しもスムーズです。
なお、トナーの交換方法も確認したい場合は、コピー機(複合機)のトナー交換手順と注意点で詳しく解説しています。
純正トナーカートリッジを使用している場合は、メーカーが提供する使用済みカートリッジ回収サービスを利用できることがあります。
多くのメーカーが資源の再利用を目的として回収・リサイクルの仕組みを設けていますが、対象製品・最低本数・申し込み方法・梱包方法などの条件はメーカーによって異なります。
また、互換品や再生・改造されたカートリッジは、純正メーカーの回収対象外となることがあります。カートリッジのメーカーと型番を確認してから申し込みましょう。
主要メーカーの具体的な申し込み方法は、後述の【メーカー別】トナーカートリッジの回収方法で確認できます。
家電量販店やパソコン専門店などに、使用済みカートリッジの回収ボックスが設置されている場合があります。
対象店舗であれば、買い物の際などに持ち込めるため便利ですが、すべての回収ボックスがトナーカートリッジに対応しているわけではありません。インクカートリッジ専用の回収箱もあるため注意が必要です。
店舗へ持ち込む前に、トナーカートリッジが対象か、対象メーカーや純正・互換の条件があるかを確認しておきましょう。
トナー販売業者の中には、販売した使用済みトナーカートリッジの回収サービスを提供している業者もあります。
自社で販売したトナーや純正品だけを対象とする業者がある一方、購入先や純正・互換を問わず回収を受け付けているケースもあります。
宅配回収・持ち込みの可否、費用、回収本数などの条件は業者ごとに異なるため、購入時の案内や販売業者のホームページを確認してください。
特に互換トナーは純正メーカーの回収対象外となることがあるため、購入した販売業者に回収サービスがあるか確認しておくと処分しやすくなります。
メーカーや販売業者などの回収を利用できない場合は、自治体や廃棄物処理業者へ相談して適切な方法で処理します。
事業活動に伴って排出されたトナーカートリッジは家庭ゴミとは扱いが異なり、材質や排出状況などに応じて事業系一般廃棄物や産業廃棄物として処理が必要になる場合があります。
区分や受け入れ条件は自治体・処理業者によって異なるため、トナーカートリッジを取り扱える業者か、必要な契約や費用があるかを事前に確認してください。
カートリッジを自己判断で分解したり、中身のトナーを取り出したりせず、そのまま安全に引き渡せる処分先を確認することが重要です。
純正トナーを使用している場合は、メーカーが用意する回収サービスを利用すると、使用済みカートリッジをリサイクルへ回せます。
ただし、同じメーカーでもプリンター用と複合機用で窓口が異なる場合や、回収対象となる型番・本数に条件がある場合があります。
ここでは、主要7メーカーの使用済みトナーカートリッジ回収方法と確認しておきたい条件について解説します。
富士フイルムビジネスイノベーションでは、自社製の使用済みカートリッジをWebから無償回収してもらえます。
公式サイトから申し込み可能で、1本から回収に対応しています。
未使用品も回収対象となっており、トナーだけでなくドラムやトナー回収ボトルなど、同社製の対象カートリッジも回収できます。
ただし、他社製品や再生・改造されたカートリッジは対象外です。富士フイルムビジネスイノベーション製であることを確認してから申し込みましょう。
参考:使用済みカートリッジ回収のご案内
キヤノンでは、対象となる純正トナーカートリッジを1点から無料で訪問回収するサービスを提供しています。
公式サイトから案内を確認でき、単品訪問回収はWebまたはFAXで申し込めます。
使用済みカートリッジの本数が多い場合は、集合回収専用箱を利用する方法もあります。
単品回収と集合回収では申し込み方法が異なるため、回収する本数と対象品を確認してから手続きしてください。
参考:カートリッジ/トナー容器の回収・リサイクル
リコーの使用済みトナー・インクカートリッジ回収は、現在Webからの申し込みのみとなっています。
2025年9月30日でFAX・電話による受付が終了し、2025年10月1日以降は公式ページから申し込みが必要です。
また、回収箱の無償配布も終了しているため、使用済みカートリッジをまとめるための空き箱や包装用テープは利用者側で準備する必要があります。
回収本数などの利用条件も設定されているため、依頼前に公式ページの最新条件を確認しましょう。
参考:使用済みトナー/インクカートリッジ回収
シャープでは、公式ページに掲載されている対象カートリッジについて電話による回収を受け付けています。
使用済みカートリッジは、トナーが漏れないよう袋を閉じ、空き箱などを利用して梱包してから回収を依頼します。
ただし、同じシャープ製でも公式ページに記載されていないカートリッジは購入店への問い合わせが必要です。また、他社製カートリッジは回収対象外です。
対象製品や地域別の窓口については、公式ページで確認してください。
参考:使用済みカートリッジの回収
京セラでは、プリンター用と複合機・複写機用でトナーコンテナの回収窓口が異なります。
プリンターで使用した対象トナーコンテナは、WebまたはFAXで回収を申し込めます。
一方、複合機・複写機のトナーコンテナについては、最寄りのサービス事業所またはメンテナンスを担当している販売店への問い合わせが必要です。
参考:トナーコンテナ無償回収」
コニカミノルタも、プリンター用と複写機・ファクシミリ用で回収窓口が異なります。
プリンターの使用済みトナー・ドラムカートリッジは、指定宅配業者の日本通運コールセンターへ電話で回収を申し込めます。
ただし、複写機・ファクシミリの消耗品については、近くのサービスセンターや販売・サービス担当者への問い合わせが必要です。
詳しい条件は、コニカミノルタ公式のページで確認してください。
参考:プリンターの使用済みトナー・ドラムカートリッジ回収
東芝テックでは、東芝製の使用済みトナーカートリッジと廃トナーボックスの回収を受け付けています。
回収依頼書に必要事項を記入してFAXで回収を依頼しましょう。
回収品は、商品が入っていた箱または代替箱に入れ、トナーが漏れないようテープで密封して指定の運送業者へ引き渡す必要があります。
参考:東芝製トナーカートリッジ回収依頼書
使用済みトナーカートリッジの処分方法は、メーカーや契約先の案内を確認すれば、自社でも対応できます。純正トナーを利用している場合は、まずメーカー回収や保守契約先への返却方法を確認しましょう。
一方、複合機を入れ替える場合や保守契約を見直す場合は、トナーの供給・回収だけでなく、印刷枚数、利用人数、保守範囲、故障時の対応まで含めて比較する必要があります。
そのため、複合機の導入後もトナー管理や保守対応で手間を増やしたくない場合は、OFFICE110へご相談ください。
現在の利用状況や印刷枚数、必要な機能、設置環境、予算などを確認し、新品・中古を含む機種選定から搬入・設置・設定・保守まで、運用を見据えた導入方法をご提案します。
複合機の機種選定から保守、導入後のトナー運用までまとめて相談したい場合は、OFFICE110へお気軽にお問い合わせください。
ご相談・見積依頼
使用済みトナーカートリッジは、自己判断で一般ゴミへ混ぜるのではなく、保守契約先・メーカー・販売業者などの回収ルートを利用するのが基本です。
純正トナーであればメーカー回収を利用できるケースが多い一方、メーカーごとに回収対象・本数・申し込み方法が異なり、互換・再生トナーは対象外となる場合があります。
メーカー回収を利用できない場合は販売業者へ相談し、それでも処分先が見つからない場合は自治体や廃棄物処理業者へ確認します。事業所から排出する場合は家庭ゴミと扱いが異なるため、地域のルールに沿った処理が必要です。
そのため、日常的にトナー交換や回収の管理が発生するオフィスでは、複合機本体だけでなく消耗品の供給方法や保守対応まで含めて導入先を選ぶと、担当者の管理負担を抑えやすくなります。
なお、複合機の導入・入れ替えとあわせて運用方法まで見直したい場合は、OFFICE110にお気軽にご相談ください。弊社では、利用人数・印刷枚数・必要な機能・予算を確認し、自社に合う機種と保守方法をご提案します。
お問い合わせ後、内容のヒアリング
見積書・保守契約の説明各種資料の提出
納品日の日程調整
設置工事~完了