クラウドPBXの7つのメリット・5つのデメリット徹底解説!
- 最近「クラウドPBX」という言葉をよく耳にするのですが、どのようなメリットがあるんですか?
- クラウドPBXは、PBXをクラウド化することでインターネット上での通話を可能とするサービスです。
つまりスマホがビジネスフォンとして使えるので、場所に拘束されずどこにいても会社番号で通話できるんですよ。
- なるほど、社外でも会社の電話が受けれるなんてすごく便利ですね!
ぜひとも詳細を教えていただきたいです。
- それでは、クラウドPBXのメリット・デメリットを分かりやすく解説していきますね。
さらにおすすめのクラウドPBXサービスもあわせてご紹介します!
クラウドPBXの7つのメリットを徹底解説
クラウドPBXは、従来オフィス内に設置する必要があったPBX(電話回線の交換機)をクラウド化することでインターネット上での通話を実現した、次世代の通信サービスです。
スマホさえあればどこでも会社番号で発着信でき、保留や転送などの従来のビジネスフォンの機能も同じように使えます。
これまでのビジネスフォンの常識を覆したクラウドPBXですが、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずはじめに、クラウドPBXを導入する7つのメリットについて解説します。
クラウドPBXの7つのメリット
- 初期費用が安い
- 通話料が安い
- スマホを内線化できる
- 契約台数の増減がしやすい
- 緊急時の対策になる
- 契約後に即時導入できる
- 各種便利ツールが利用できる
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1-1.クラウドPBXなら初期費用が安い
クラウドPBXの最大のメリットは、何と言っても初期費用の安さです。
当社「OFFICE110」でこれまでにクラウドPBXを導入したお客様は、平均して70~95%も初期費用を削減することができています。
では従来のビジネスフォンと比較しながら、クラウドPBXの初期費用の安さについて詳しく見ていきましょう。
1-1-1.PBX(構内交換機)の購入が不要
「PBX」とはオフィスに設置する電話交換機で、施設内の電話機同士で内線通話をしたり、外線を内線に繋げるのに必要な機器。
従来のビジネスフォンの場合、拠点ごとにPBXを購入し設置しなければなならなかったため導入に大きなコストがかかっていました。
しかしクラウドPBXだとPBXの機能をクラウド上(インターネット上)のサーバーが提供するため、ハードウェアの購入は一切不要!
自社で専用の装置を購入・設置する必要がないので、従来のビジネスフォンと比べて圧倒的に初期費用を抑えることが可能です。
- PBXの価格は、小規模な機器でも20万円程度と高額。
クラウドPBXならこの導入費用は不要、買い替えやメンテナンスも必要ないので運用コストをぐっと抑えることができますよ。
1-1-2.工事費が圧倒的に安い
さらにビジネスフォンとクラウドPBXでは、導入時の「工事」に大きな違いがあります。
従来のビジネスフォンだと、PBXをオフィス内に設置して電話回線の工事を行なう必要があったため、費用も時間もかかっていました。
工事費用は規模によって異なりますが、小規模な工事でさえ10万円以上かかることも。
しかしクラウドPBXなら専門業者による新設工事は不要なので、工事費も手間もかけずに手軽に導入することができます。
- 例えば弊社のクラウドPBX「OFFICE PHONE」だと、電話線などの配線工事が不要なので工事費用は0円。
アダプタ設置後、アプリをインストールするだけですぐにお使いいただけます。
1-1-3.電話機の導入コストがかからない
従来のビジネスフォンを導入する場合、当然ながら電話機本体を購入しなければなりません。
ビジネスフォンは1台当たり30,000円程度かかるため、複数台導入するとそれだけで大きな出費になってしまいます。
しかしクラウドPBXならお手持ちのスマホやPCをビジネスフォンとして利用するため、新たに電話機を購入する必要はなし!
端末さえあれば電話機の導入コストは一切かからないので、初期費用を大幅に抑えられます。
1-1-4.各種オプション費用が安い
従来型のビジネスフォンでは、オプション機能を利用する場合に高額な費用がかかります。
例えばIVR(自動応答機能)や転送、留守番電話などの機能を使いたい場合、PBXの中にそれぞれの機能が入った「ユニット」という機器を設置しなければならず、ユニット代金と初期設定の費用が必要に。
追加費用は機能によって異なりますが、目安としては1つの機能で10万円前後と高額です。
しかしクラウドPBXならこれらの機能がオプションサービスとして標準設定されているため、リーズナブルな月々のお支払いだけで利用できます。
- 弊社の「OFFICE PHONE」の場合、IVRなら月々1,100円でご利用いただけますよ。
1-2.クラウドPBXなら通話料が安い
たとえ初期費用が安くても、トータルのコストが高くなってしまえば意味がありません。
そこで注目していただきたいのが、クラウドPBXの「通話料」についてです。
続いては、クラウドPBXが選ばれる理由の1つである通話料の安さを詳しく解説していきます。
1-2-1.拠点を問わず社員間通話(内線電話)が無料
従来のビジネスフォンの場合、内線で繋ぐことができるのは同じPBXで繋がっている電話機同士。
つまり社員間で無料で通話できるのは、一つのオフィス内に設置している固定電話のみです。
しかしクラウドPBXなら別拠点も内線化できるため、本社・支社・店舗などどんな場所にいても無料で内線を繋ぐことができます。
- 出張中やテレワーク中でも、クラウドPBXがあれば場所を問わず無料の内線通話が使えるんですよ。
1-2-2.社外への電話(外線通)も安い
ただクラウドPBXであっても、当然ながら社外への電話(外線)には通話料がかかります。
しかしクラウドPBXの外線通話は、インターネット回線を利用することにより従来のビジネスフォンよりも圧倒的に安価な通話料を実現。
実際に双方の料金を比較してみると、以下の通りです。
従来のビジネスフォン | クラウドPBX(OFFICE PHONE) | |
---|---|---|
固定電話 市内 | 8.5円/3分 | 8円/3分 |
固定電話 市外 | 20〜40円/3分 | 8円/3分 |
固定電話 県外 | 20〜80円/3分 | 8円/3分 |
携帯電話 | 20〜40円/1分 | 15.4円/1分 |
以上のように、クラウドPBXなら外線の通話料を最大10分の1まで抑えることが可能です。
1-3.クラウドPBXならスマホを内線化できる
クラウドPBXの場合、社員のプライベートのスマホをビジネスフォンとして使います。
そこでクラウドPBXの機能の中で最も特徴的なのが「スマホの内線化」です。
では続いて、スマホの内線化にはどのようなメリットがあるのかチェックしましょう。
1-3-1.転送機能が不要になる
従来のビジネスフォンの場合、事務所の電話を外で受ける場合にはボイスワープなどの転送電話を使う方法しかありませんでした。
しかしスマホを内線化することで、外出先でも社外からの電話を直接受けることができるため転送機能が不要になります。
つまりクラウドPBXなら、転送に関する次のようなデメリットを全て解消することが可能です。
- 月額転送利用料と転送先への通話料がかかる
転送費用が毎月1万円程度に膨らんでしまうことも - 転送を受ける際にどこから電話がかかってきたのかわからない
転送サービスでは転送元(事務所)の発信番号がそのまま表示される - 折り返しの電話をする際には自社の電話番号が使えない
折り返しはプライベートの携帯電話からのかけ直しに
- クラウドPBXなら転送費用が一切かからないため、運用コストを大幅に抑えることができますよ。
1-3-2.どこでも会社の電話番号で発着信できる
スマホを内線化することで、社外にいても会社の電話番号で受発信することが可能です。
デスクに拘束されない電話コミュニケーションは、アクティブなビジネスに必要不可欠。
基本的には、03などの各市外局番から050、0120、0800まで、NTTから取得したあらゆる番号での受発信が世界中どこにいても可能です。
1-3-3.社用携帯の貸与や通話料の清算が不要
社員自身のスマホを内線化することにより、社用携帯の貸与や通話料の精算が不要に。
つまりクラウドPBXを導入すれば通信コストを最小限に抑えることができるだけではなく、経理業務の負担を軽減することも可能です。
- スマホを内線化すれば、会社の電話として通話した分の利用料金が自動的に会社に請求されるため手間なく経費を計上できます。
1-4.クラウドPBXなら契約台数の増減がしやすい
従来型のビジネスフォンの大きな欠点が、契約台数の増減が簡単ではないこと。
特に台数を増やす場合が大変で、PBXのキャパを超える増設だとPBXごと入れ替える大掛かりな工事が必要です。
しかしクラウドPBXなら増設や配線の工事は一切不要、ご自身でライセンスを追加するだけですぐにお使いいただけます。
1-5.クラウドPBXなら災害など緊急時にも使える
クラウドPBXは、災害などの緊急時にも強いという特徴があります。
というのも、クラウドPBXでは全ての機能をクラウド上で管理するため、物理的な機器の破損などによって電話機能が停止したり、重要なデータが破損することもないからです。
【クラウドPBXが災害対策にも注目されている理由】
- 全ての機能はクラウド上で管理されているため、大規模な災害時にも問題なく使える
- 社員がオフィスに出勤できない状況でも、自宅で会社の電話を受けかけできるので安心
- 電話帳データなどはクラウド上に保存されているため、いつでもどこでも確認できる
- 災害時にもインターネットさえ繋がれば、個人のスマホから連絡を取ることができますよ。
1-6.クラウドPBXなら契約後すぐに導入できる
クラウドPBXの大きなメリットは、契約後すぐに導入できることです。
従来のビジネスフォンの場合、導入にあたって工事の段取りを組んだり、NTT側のスケジュールに合わせたりと、最短で1~2か月程度待たなければならない場合も。
しかしクラウドPBXなら設備の購入や工事が必要ないため、最短で当日に開通可能です。
1-7.クラウドPBXなら便利なビジネスツールが利用できる
クラウドPBXでは、次のような便利なビジネスツールを無料で使える場合も多いです。
- 名刺管理ツール
スマホで撮影した名刺をクラウド上にデータ保存し社内で共有できる - CTI(顧客管理)
着信時に顧客情報を自動で表示することでスムーズに対応できる - グループウェア機能
顧客情報の管理や電話帳をアプリ1つで簡単に全体共有できる - ネットFAX
FAXの送受信をスマホやPCで対応できる
※「OFFICE PHONE」の場合
このように、クラウドPBXにはビジネスに便利な機能が標準搭載されていることがあります。
クラウドPBXの課題とは?懸念される5つのデメリット
- クラウドPBXにはメリットが多いことが分かりましたが、実際デメリットはないのでしょうか・・・?
- クラウドPBXはとても便利なサービスであることには変わりないものの、実はまだまだ課題点もあります。
もちろんメーカーにもよりますが、少なからずデメリットがあることは事実ですね。
- そうなんですね、どんな問題点があるのか教えていただきたいです。
- それでは、クラウドPBXの課題であるデメリットをご紹介しますね。
注意点をきちんと把握して、不安なくクラウドPBXを導入しましょう!
続いて、クラウドPBXで懸念される5つのデメリットについて詳しく解説していきます。
クラウドPBXの5つのデメリット
- 月額料金がかかる
- 市外局番の引き継ぎに問題も
- 通話品質が安定しにくい
- 特殊番号にかけられない
- メーカーの保守・メンテナンスに不安
2-1.月額料金がかかる
クラウドPBXを利用するには、当然ながら毎月の支払いが必要になります。
月額料金はメーカーによって異なりますが、一般的な相場は内線1回線あたり月額で2,000円~2,500円前後。
中には初期費用が安い分、月額基本料金や通話料金が高く設定されているメーカーもあるためトータルコストを意識して選ぶことが重要です。
- とはいえ従来のビジネスフォンのように電話機の購入費用や工事費がかからないと考えると、大きなデメリットではありません。
少なからずトータルコストを削減できるのは紛れもない事実です。
2-2.市外局番に関するデメリット
クラウドPBXのメーカーによっては、市外局番に関するデメリットが生じる場合もあります。
そのデメリットとは、「番号の引き継ぎ」と「新規の番号取得」にまつわる2点です。
2-2-1.市外局番が引継ぎ利用できない
大きなデメリットになりうるのが、03や06などの市外局番が利用できない場合もある点。
つまりメーカーによっては、元々会社で使っていた電話番号を引継ぐことができず、新たに別の番号を取得しなければならないということです。
- 電話番号の引き継ぎができるタイプ
「光回線」を利用するクラウドPBX - 電話番号の引き継ぎができないタイプ
「IP回線」を使用するクラウドPBX
- 会社の電話番号をそのまま引き継ぎたい場合には、インターネット光回線のクラウドPBXを契約しましょう!
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2-2-2.新規で取得できる電話番号は「050」
IP回線を利用するタイプのクラウドPBXでは、新規で取得できるのが050などのIP電話の番号に限られることがあります。
とある調査によると、「050の電話番号に抵抗がある」と回答しているビジネスユーザーの割合は約70%にも上るとのこと。
「電話番号が変わっても問題ない」「新規で電話番号を取得する」といった企業においても、どのような電話番号が取得できるのか確認したうえでクラウドPBXを申し込むと良いでしょう。
2-3.通話品質が安定しにくい
クラウドPBXのメーカーによっては、通話品質が安定しない場合も。
例えば通話の音質や安定性に問題がある場合、次のようなトラブルが考えられます。
- ノイズが入る
- ハウリングする
- 音声が途切れやすい
- 互いの声が聞き取りづらい
通話品質が安定していなければ、電話業務の効率悪化に繋がるだけではなく貴重なビジネスチャンスを逃す可能性もあるため、メーカー選びには十分注意しましょう。
2-4.特殊番号にかけられない
IP回線を利用したクラウドPBXだと、110や119などの緊急ダイヤルが利用できません。
発信できない番号の一例を挙げると、以下の通りです。
- 110:警察への緊急通報
- 119:消防・救急への緊急通報
- 118:海上事件・事故の緊急通報
- 177:天気予報
- 117:時報
- 115:電報の申し込み
- 113:設定・トラブルサポート
- 144:迷惑電話お断り
- 0570:ナビダイヤル など
- 万が一に備えて、「緊急通報アプリ」をインストールしたり、最寄りの警察署や消防署の連絡先を登録したりと、事前に対策をとっておくと安心ですね。
2-5.メーカーの保守・メンテナンスに不安
万が一に不具合やトラブルが起こってしまった際、メーカーでなければ対処できません。
しかし保守・メンテナンスに力を入れていない業者や、十分な知識・技術を持ったスタッフが在籍していないメーカーは、トラブルの相談をしてもスムーズに対応してくれない場合があります。
その際の理想的な対処法として、インターネット回線・クラウドPBX・端末のどこにトラブルが生じているのかを見極めて専門業者を手配すると良いでしょう。
- メーカーの保守やメンテナンス対応のレベルはトラブル時の復旧の早さと正確さに関わるので、重視すべき部分ですよ。
低料金と高品質を両立!「OFFICE PHONE」をご紹介
- クラウドPBXのメリット・デメリットがわかったところで、低料金と高品質を両立した「OFFICE PHONE」をご紹介!
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当社のクラウドPBX「OFFICE PHONE」なら、どこにいても会社番号での受発信や完全無料の内線通話が可能。
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さらに外線通話料は格安、社内設備も不要で大幅なコストダウンを見込むことが可能です。
それでは続いて、OFFICE PHONEが選ばれる理由をチェックしてみましょう。
REASON1.どこにいても会社番号で受発信できる
- 代表番号での受発信がどこででも
スマホから市外局番や0500、1200、800などでの発信が世界中で可能 - 会社番号がそのまま使える
ご利用中の外線番号をそのまま引続くことができるので安心 - クリアな音声品質で使用感もバッチリ
固定型のビジネスフォンと同等以上の音質でストレスフリー
REASON1.導入は驚くほど簡単でスピーディ
- 最短で当日に開通可能
設備購入や工事が必要ないため即時導入できる - スマホやPCにはアプリを入れるだけ
アダプタ設置後、アプリをインストールするだけですぐに使える - 様々なデバイスを電話機として利用可能
卓上型ビジネスフォン(SIPフォン)やUSBフォンもOK
REASON3.圧倒的なコストダウン!便利機能も充実
- 工事費用はもちろん0円
設備投資や携帯支給等のコストがかからない - キャンペーン適用で初期費用も0円
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まとめ
今回はクラウドPBXの7つのメリットと5つのデメリットを解説しましたが、いかがでしたか?
とはいえメリット・デメリットはクラウドPBXのメーカーによっても異なってくるため、メーカー選びは慎重に。
導入・運用コストはもちろん、通話品質、オプション機能、導入後のサポート体制などにも着目して選ぶと、失敗なく導入できるでしょう。
最後に、もしもクラウドPBXのメーカー選びにお悩みであればぜひ「OFFICE110」へ。
当社のOFFICE PHONEはコスト面・使用感・サポート体制どれにおいても自信がありますので、少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせください!
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