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クラウドPBXの初期費用・月額料金の相場と選び方【2024年最新】【お役立ち情報】 | OFFICE110

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クラウドPBXの初期費用・月額料金の相場と選び方【2024年最新】

クラウドPBXの初期費用・月額料金の相場と選び方【2024年最新】

「クラウドPBXでコスト削減できる」と聞いたことはあっても、具体的にどのくらいの費用がかかって、従来と比べてどれくらい安いのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

  • クラウドPBXを導入するには、どれくらいの初期費用がかかるの?
  • クラウドPBXのランニングコストの相場はいくら?
  • ビジネスフォンからクラウドPBXに切り替えたら実際安くなる?

このような疑問をお持ちの方へ向けて、まずはクラウドPBXの初期費用・月額費用の相場をご紹介した上で、クラウドPBXによるコスト削減効果をわかりやすく解説します。

さらにクラウドPBXの導入で失敗しないためのポイントや、低コストのおすすめサービスも厳選しましたので、ぜひ選び方の参考にしてみてください。

この記事の目次

  1. そもそも「クラウドPBX」とはどんなサービス?

  2. クラウドPBXの初期費用(導入コスト)の相場

  3. クラウドPBXの月額費用(ランニングコスト)の相場

  4. クラウドPBXの導入でコスト削減!安い理由とは

  5. クラウドPBXの導入で失敗しないためのポイント

  6. 低価格・高品質のおすすめクラウドPBXサービス3選!

  7. まとめ
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登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

そもそも「クラウドPBX」とはどんなサービス?

そもそも「クラウドPBX」とはどんなサービス?

クラウドPBXは、従来のビジネスフォンの欠点を克服した最新の電話システムとして導入が進んでいますが、具体的にどのようなサービスか理解できていない方も多いでしょう。

そこでまずはじめに、クラウドPBXの基礎知識として以下の3点をわかりやすく解説します。

  1. クラウドPBXの特徴
  2. 従来のビジネスフォンとの違い
  3. クラウドPBXの料金の内訳

クラウドPBXの特徴

クラウドPBXとは

クラウドPBXは、主装置(PBX)をクラウド化することにより、場所を選ばずに電話環境を構築可能にした次世代型の通信サービスです。

クラウドPBXは、オフィス外にいても社員のスマートフォンやPCなどのデバイスを使用し、会社の電話番号で発着信・転送などをおこなえる特徴があります。

従来のビジネスフォンの課題をすべてクリアし、電話業務の効率化や顧客満足度向上を可能にしたサービスです。

より詳しい特徴を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

従来のビジネスフォンとの違い

クラウドPBXとビジネスフォンの違いを表す画像

従来のビジネスフォンとクラウドPBXの違いは、使用する回線の種類です。

従来のビジネスフォンは固定電話の回線網を利用しますが、クラウドPBXはインターネット回線を利用するサービスです。

利用回線が異なることにより、以下のように利便性が高まりました。

  • スマートフォンやPCなどの端末をビジネスフォンとして利用できる
  • 主装置の設置や配線工事不要で利用できる
  • 内線通話が無料で利用できる
  • 従来のビジネスフォンに比べて低コストで外線が利用できる
  • 出張先やリモートワークでも利用できる

従来のビジネスフォンは、社内でしか顧客からの着信に応答できませんでした。
しかし、クラウドPBXは場所に縛られることなく、顧客や取引先からの電話に対応できます。

また、異なる拠点間にいる社員同士の内線通話が無料で利用できるのも、クラウドPBXならではのメリットです。

従来のビジネスフォンとクラウドPBXの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

クラウドPBXの料金の内訳とは?

クラウドPBXの料金の内訳は、以下のように3つに分けられます。

内訳 用途 相場
初期費用 導入にかかる費用 1万~5万円
月額利用料金 ベンダーに毎月支払う費用 1,500~2,500円前後
通話料金 電話をかける際にかかる費用 ・固定電話8.8円/3分
・スマートフォン16円/1分

たとえば、電話営業を1日5時間おこなう企業の場合は、以下の通話料金が発生します。

    ■営業電話を1日5時間おこなう場合

  • 電話営業5時間(固定電話)=880円/1日
  • 880×31=2万7,280円

1日5時間、電話営業をかけても1か月の通話料金2万7,280円です。

通話時間や利用サービスにより支払い料金は異なりますが、低コストで利用できるのもクラウドPBXならではのメリットだといえます。

最近では従来のビジネスフォンより、低価格で利便性の高いクラウドPBXに移行する企業も増えています!

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)の相場

クラウドPBXの初期費用(導入コスト)の相場

実は、クラウドPBXのサービスには以下の2種類が存在し、初期費用はこの種類によって大きく異なる点に注意が必要です。

  • 完全クラウド型:アプリケーションをインストールするだけで利用できるタイプ
  • 機器設置型:社内に機器を設置した上でNTTのひかり電話を活用するタイプ

次の、2種類のクラウドPBX初期費用の相場をご紹介するため、ぜひ参考にしてください。

①サーバー設定費

スマートフォンやPCなどのデバイスに、アプリケーションをインストールするのみで利用できるクラウドPBXは、サーバーの初期設定費用のみで導入できます。

費用相場はベンダーによって異なり、1万~5万円前後で従来のビジネスフォンより大幅に導入費用の削減が可能です。

従来のビジネスフォンは、主装置の設置・電話機の購入・配線の工事などが必須で、数十万円もの初期費用がかかっていました。

しかし、アプリケーションをインストールするのみで利用できるクラウドPBXであれば、主装置の設置・電話機の購入・配線の工事などがすべて不要。

また、初期費用無料のクラウドPBXも存在するため、費用面を考慮せずに安心して導入できますよ。

②設置機器代+工事費

一方、インターネット回線に光回線を利用するクラウドPBXを導入する場合は、アダブターの設置が必要です。

設置機器代は3万~5万円前後が相場で、作業は専門家に依頼する必要があり、1万円前後の工事費もかかります。

また、以下を希望する場合も別途費用が必要です。

  • 社員のスマートフォンではなくSIPフォンを利用したい(端末購入代金が必要)
  • 既存の電話番号をそのまま継続したい(VoIPゲートウェイが必要)
項目 費用相場
専用のアダブター設置 3万~5万円
SIPフォン購入 1万円前後/1台
VoIPゲートウェイ設置 10万円前後/1台+作業費用1万円前後

(※SIPフォンとは、LANケーブルを接続して、インターネット回線で通話する電話機のことです。)

たとえば、クラウドPBX移行後も既存の電話番号を利用したい場合は、「VoIPゲートウェイ」を設置することで可能になります。

SIPフォンであれば、1台1万円前後で購入できるため5台導入した場合は、クラウドPBXの初期費用と合わせて10万円前後で利用できます

クラウドPBXは、利用するタイプによって初期費用が異なり、アプリケーションをインストールするだけであれば、サーバー設定費用のみで導入可能です。

また、アダブターを設置するタイプのクラウドPBXでも「OFFICE PHONE」で申し込みいただければ、初期費用無料で導入できます。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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クラウドPBXの月額費用(ランニングコスト)の相場

クラウドPBXの月額費用(ランニングコスト)の相場

クラウドPBXは、従来のビジネスフォンと比べると初期費用が安いものの、毎月ランニングコスト(月額費用)が発生する点も押さえておく必要があります。

  • 月額利用料金
  • オプション費用
  • 通話料金

そこで続いては、クラウドPBXの月額利用料金・オプション費用・通話料金の相場を解説するため、料金を比較する際の目安にしてください。

①月額利用料金

クラウドPBXの月額利用料金は、以下のようにアカウント数によって変動します。

項目 相場
基本利用料金 1,500~2,500円前後
アカウント料金 1,000~1,200円前後

たとえば、10人規模の会社でクラウドPBXを利用する場合、アカウント料金は1万円になり、基本料金と合わせて1万1,500円のランニングコストが発生します。

契約回線数やプランによって基本料金が異なるため、利用回線数や将来的な拡張規模に応じて必要なアカウント数を把握し、自社に最適なサービスを選択しましょう。

②オプション費用

インターネット回線を利用しているクラウドPBXならではの利点は、さまざまなオプション機能が充実していることです。

たとえば、以下のようなオプション機能があり、企業の業務効率化や顧客満足度の向上を目指せます。

項目 相場
通話録音 2,000~3,500円前後
電話会議 3,000円前後
IVR(自動音声対応) 1,500~3,000円前後

特に、IVRや通話録音は、業種問わず追加しておきたいオプション機能です。
ただしオプション機能を追加しすぎると、月額利用料金も高くなるため注意が必要です。

弊社のクラウドPBX「OFFICE PHONE」は、上記以外にもCTI(顧客情報表示)・ネットFAXなどが無料で利用できるため、低コストで運用したい方はお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

③通話料金

クラウドPBXは、以下のように従来のビジネスフォンと比べて、通話料金が安いのもメリットです。

項目 相場
固定電話(市内) 8.8円/3分
固定電話(市外) 8.8円/3分
スマートフォン 16円/1分

社員間の内線や別拠点間の通話は無料のため、外線通話料金のみを計算すればよいのも利点です。

また、クラウドPBXによっては、10分以内の通話料金が無料になるオプションを提供しているサービスもあります。

従来のビジネスフォンは、距離や時間帯によって通話料金は変動しますが、クラウドPBXでは全国一律料金のため安心です。

固定電話に1日5時間かけても、1か月およそ3万円前後で利用できますよ。

毎月の通話料金にお悩みの方や業務効率化を目指す企業は、クラウドPBXの導入を検討してみてください。

クラウドPBXの導入でコスト削減!安い理由とは

クラウドPBXは2010年代に展開されたサービスのため、従来のビジネスフォンを利用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この章では、従来のビジネスフォンとクラウドPBXを比較し、どのようなコストを削減できるのか解説するため、ぜひご一読ください。

配線不要で初期費用や将来の工事費を削減できる

クラウドPBXは、インターネット回線を利用するため、主装置の設置・電話機の購入・配線の工事などが不要です。

以下にクラウドPBXの初期費用と、従来のビジネスフォンの導入費用を比較したため、どのくらいコスト削減になるか参考にしてください。

項目 初期費用 差額
クラウドPBX 1万~5万円前後 35万円前後
従来のビジネスフォン 40万円前後(電話機3台導入時)

また、将来的にオフィスのレイアウトを変更したい場合も、アプリケーションをインストールするだけで対応できるため工事費用も削減できます。

従来のビジネスフォンを導入する場合は、電話機の購入や配線工事など、さまざまなステップを踏まなければならず、時間もコストもかかります。

しかし、次世代型サービスのクラウドPBXであれば、約35万円もコスト削減可能なうえに、工事不要のため最短即日に導入可能です。

クラウドPBXを導入すれば、今まで社内に張り巡らされていた配線も、デスクを占領していた電話機もなくなり、快適なビジネス展開ができますよ!

電話機不要、スマホやPCで使えるため端末代が無料

従来のビジネスフォンは固定電話の回線網を利用していたため、導入には電話機を新調する必要がありました。

インターネット回線を利用するクラウドPBXは、社員のスマートフォンやPCで使えるため、電話機不要で利用できます。

以下にクラウドPBXと従来のビジネスフォンの端末代金をまとめましたので、ご覧ください。

項目 端末代金 差額
クラウドPBX 0円 2万円
従来のビジネスフォン 2万円/1人

たとえば、電話機を10台購入する場合は、2×10=20万円もの端末代金が発生します。

さらに、1人あたり月額5,000円前後の高額な基本料金や通話料金も、自社で負担しなければなりません。

顧客対応や電話営業を一切おこなわない企業であれば、電話機の購入も1台のみでよいでしょう。
しかし、電話業務の効率化や顧客満足度の向上を実現したい企業であれば、複数の電話機購入は避けられません。

クラウドPBXであれば、社員のスマートフォンやPCが利用できるため、端末代金は0円になります。

離れた場所で内線通話できるため外線通話料が無料

クラウドPBXは、離れた場所にいる社員にも内線通話ができるため、外線通話料金が無料になります。

従来のビジネスフォンも内線通話は無料ですが、設置されている主装置に対応している電話機同士のみでしか適用できません。

つまり、オフィス外にいる社員に連絡を取りたい場合は、外線を利用する必要があり、通話料金は高額になりがちでした。

クラウドPBXは、場所に縛られずに社員間や異なる拠点間同士の内線通話が可能なため、社内間のコミュニケーションを活発化や通話コストの削減につながるでしょう。

転送料がかからないため従来の転送料も無料に

従来のビジネスフォンによる転送は、アナログの電話機を中継するため転送料金が発生していました。
また、従来のビジネスフォンで設定できる転送先は1つのみです。

そのため、転送電話に対応できる社員は1人のみとなり、顧客満足度の低下につながるリスクが生じます。

しかし、クラウドPBXであれば、オフィス外のどこにいても複数の端末に無料で転送可能です。

特に、外回り営業をおこなう社員を多く抱える企業の場合、今まで支払っていた転送料金はすべてカットされるため、大幅なコストダウンが実現できるでしょう。

クラウドPBXの導入で失敗しないためのポイント

クラウドPBXは、業務効率化や顧客満足度の向上を目指す企業に欠かせないサービスです。

しかし、間違った選び方をした場合、業務の効率や顧客満足度の低下につながりかねません。

自社に最適なサービスを選び、事業を成功させるためにも、導入に失敗しないためのポイントを把握しておきましょう。

サービスや機能が自社の希望に合うか確認する

クラウドPBXの導入に失敗しないために、サービス・機能・オプションなど自社の希望に合うか確認しましょう。

特に、以下の項目を重視しつつ、サービスを選ぶとよいです。

  • 既存の電話番号は引き継ぎ可能であるか
  • 必要な機能は搭載されているか
  • オプション機能は充実しているか

導入に失敗する例として、価格のみでクラウドPBXを選び、自社に必要な機能が搭載されていないケースです。

いくら低価格であっても、業務に必要な機能が備わっていないサービスであれば、本末転倒です。

導入前に、さまざまなサービスを比較し、自社に必要な条件・機能・オプション数の希望と合致するクラウドPBXを選びましょう。

トータルコストは予算内であるか確認する

クラウドPBXは、従来のビジネスフォンでは考えられなかった、利便性と低価格を実現した次世代型サービスです。

しかし、クラウドPBXは月額利用料金をベンダーに支払う仕組みのため、トータルコストを計算しないと予算オーバーになる可能性があります。

特に、以下の項目を重要視するとよいです。

  • 初期費用
  • 通話料金
  • オプション料金

トータルコストを予算内に収めるためには、オプション機能を無料で提供しているサービスや、利用者数に応じて幅広いプランのあるクラウドPBXを選びましょう。

また、導入前に自社でシミュレーションをおこない、必要最低限の機能を決定しておくのもおすすめです。

音質や使用感は問題ないかトライアルで試す

クラウドPBXによっては、通話音質や使用感のよくないサービスも存在します。

音質や使用感のよくないサービスを選んだ場合、以下のようなデメリットが生じるため、注意してください。

項目 デメリット
音質のよくないサービスを選んだ場合 顧客満足度の低下
使用感のよくないサービスを選んだ場合 業務効率の低下

上記のように、顧客満足度も業務の効率も悪化する場合、自社の信頼や売上も低下します。

音質や使用感を確かめるためには、無料トライアルを実施しているサービスを利用するとよいです。

自社に最適なサービスを導入するためにも、トライアルを実施しているクラウドPBXを選択しましょう。

クラウドPBX「OFFICE PHONE」は、限定で無料トライアルを開催しているため、お気軽にご相談ください。

低価格・高品質のおすすめクラウドPBXサービス3選!

クラウドPBXの導入にともない、どのサービスを選べばよいのかお悩みの方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、低価格・高品質のおすすめクラウドPBXサービスを3つに絞ってご紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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さらに、今だけ限定で無料トライアルも実施しているため、自社に最適なサービスであるか否かの確認もできますよ。

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まとめ

クラウドPBX導入にかかる初期費用や、月額利用料金の相場などをご紹介しました。

項目 相場
初期費用 1万~5万円
月額利用料金 1,500~2,500円前後
通話料金 ・固定電話8.8円/3分
・スマートフォン16円/1分

クラウドPBXは、従来のビジネスフォンより低コストで導入できる、利便性の高いサービスです。

ただし、さまざまなサービスが展開されているため、自社に最適なクラウドPBXを慎重に選ぶ必要があります。

自社の業務効率化や顧客満足度の向上を目指すのであれば、無料トライアルを実施しているサービスで品質や使用感を確認しましょう。

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