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IP-PBXとクラウドPBXの違いとは?仕組み・機器・費用を6項目で比較

「IP-PBXとクラウドPBXは何が違う?」「自社にはどちらが適している?」と迷っている方も多いでしょう。

IP-PBXは、IPネットワークを利用して電話交換を行うPBXです。
一方、クラウドPBXは、サービス提供事業者が運用するPBX機能をネットワーク経由で利用するサービスを指します。

両者の違いを判断するときは、機器の有無だけでなく、PBXを誰が管理するか、導入後にどのような費用や保守が必要かまで確認することが重要です。

この記事では、IP-PBXとクラウドPBXの関係を整理したうえで、仕組み・必要機器・費用・管理方法・拡張性の違いと、企業ごとの選び方を分かりやすく解説します。

この記事でわかること
  • IP-PBXとクラウドPBXの意味と関係
  • 仕組み・機器・費用・管理方法の違い
  • IP-PBXが向いている企業の特徴
  • クラウドPBXが向いている企業の特徴
  • 電話システムを選ぶ前に確認すべき項目
この記事の目次
  1. IP-PBXとクラウドPBXとは?関係を分かりやすく解説
  2. IP-PBXとクラウドPBXの違いを6項目で比較
  3. IP-PBXとクラウドPBXはどちらを選ぶべき?
  4. IP-PBX・クラウドPBXの選定はOFFICE110へご相談ください
  5. IP-PBXとクラウドPBXの違いに関するよくある質問
  6. まとめ
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登 雄三

監修者

登 雄三
(のぼり ゆうぞう)

保有資格:工事担任者(AI・DD総合種)/電気工事士

2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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2010年設立「株式会社デジコンnet」の代表取締役。本社を構える神戸を中心に、全国各地でビジネスフォン・複合機・防犯機器などのOA機器の販売や電話工事、電気工事、LAN配線工事、VPN構築を主に手掛ける。2023年には名古屋へ拠点進出。

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IP-PBXとクラウドPBXとは?関係を分かりやすく解説

IP-PBXとクラウドPBXの仕組みを比較するイメージ

IP-PBXとクラウドPBXは、どちらもIPネットワークを活用して内線・外線・保留・転送などの電話機能を利用する仕組みです。

ただし、「IP-PBX」はPBXが音声をIPデータとして処理する技術・システムを表すのに対し、「クラウドPBX」はPBX機能をサービス提供事業者の環境から利用する提供形態を表します。

IP-PBXとクラウドPBXは、完全に別系統の技術ではありません。
違いを比較するときは、自社で管理するIP-PBXと、事業者が管理するクラウドPBXの運用形態を中心に確認しましょう。

クラウドPBXの基本的な仕組みや機能を先に確認したい方は、クラウドPBXの仕組みを基礎から詳しく解説した記事をご覧ください。

そもそもPBXとは何か

PBXが外線と内線を制御する構成イメージ

PBXとは「Private Branch Exchange」の略で、企業や事業所で利用する電話交換機、または電話交換を行うシステムを指します。

電話回線と複数の電話機を接続し、代表番号への着信を各電話機へ振り分けたり、社内の電話機同士を内線でつないだりする役割があります。

PBXが制御する主な電話機能
  • 外線の発信・着信
  • 社内の内線通話
  • 通話の保留・転送
  • 複数の電話機への着信振り分け
  • 営業時間外の着信制御

従来型PBXは、主に電話線を使って電話機と接続します。
一方、IP-PBXはLANなどのIPネットワークを利用して音声データをやり取りします。

ビジネスフォンの主装置も、外線・内線・保留・転送などを制御する役割を持ちます。
ただし、PBXとの呼称や機能範囲は製品・システム構成によって異なります。

IP-PBXとは

IPネットワークを利用するIP-PBXの構成イメージ

IP-PBXとは、LANやWANなどのIPネットワークを利用して、音声をデータとして送受信するPBXです。

従来型PBXでは電話機とPBXを電話線で接続する構成が一般的ですが、IP-PBXではLANケーブルやネットワーク機器を通じてIP電話機などを接続します。

IP-PBXを利用すると、構成や設定に応じて、IP電話機のほか、スマートフォンやパソコンを内線端末として利用できる場合があります。

IP-PBXの「IP」は、公衆インターネットだけを意味するものではありません。
社内LAN、拠点間ネットワーク、閉域網などを利用して音声データをやり取りする構成もあります。

また、IP-PBXは必ずしもオフィス内に設置するとは限りません。
自社内にサーバーを設置する方法だけでなく、データセンターや外部環境に設置して運用する方法もあります。

クラウドPBXとは

クラウド上のPBX機能を利用するクラウドPBXの構成イメージ

クラウドPBXとは、サービス提供事業者が運用するPBX機能へネットワーク経由で接続し、内線・外線・保留・転送などを利用するサービスです。

利用企業が自社管理用のPBXサーバーを購入・運用する必要がないため、機器購入や構築にかかる初期負担を抑えやすくなります。

PBX基盤の保守やアップデートも、サービス提供事業者が担当する範囲が多いため、社内の管理負担を軽減しやすい点が特徴です。

ただし、クラウドPBXだからといって、社内機器や設定がすべて不要になるとは限りません。

クラウドPBXでも確認が必要なもの
  • インターネット回線や社内LAN
  • ルーターなどのネットワーク機器
  • スマートフォン・パソコン・IP電話機
  • 既存電話機を接続するアダプターやゲートウェイ
  • 電話番号や回線に応じた接続・設定

必要な機器、利用できる電話番号、対応端末、管理機能はサービスによって異なるため、導入前に自社の電話環境と照らし合わせる必要があります。

IP-PBXとクラウドPBXの違いを6項目で比較

IP-PBXとクラウドPBXは、IPネットワークを利用する点では共通していますが、PBX機能の設置場所や管理主体、費用構造が異なります。

ここでは、比較しやすいように、主に自社や委託先でサーバーを管理するIP-PBXと、事業者のPBX基盤を利用するクラウドPBXを比べます。

比較項目IP-PBXクラウドPBX
基本的な意味IPネットワークを利用して電話交換を行うPBX事業者が運用するPBX機能をネットワーク経由で利用するサービス
PBX機能の場所自社内やデータセンターなど、構成によって異なるサービス提供事業者のサーバー環境
管理主体自社または保守・運用の委託先PBX基盤は主にサービス提供事業者
社内に必要な機器サーバー、ネットワーク機器、IP電話機などが必要になりやすい自社設置型のPBX機器は不要だが、端末やネットワーク機器、アダプターなどが必要な場合がある
初期費用機器・ライセンス・構築費が発生しやすいPBX本体の購入が不要で、抑えやすい傾向
継続費用保守、更新、管理、回線、ライセンスなど月額基本料、ID、通話料、オプション、端末など
カスタマイズ自社要件に合わせやすい傾向サービスが提供する機能・仕様の範囲で利用
拡張機器容量、ライセンス、設定変更が必要な場合があるIDやプラン変更で対応しやすいサービスがある

初期費用だけを見るとクラウドPBXが有利になりやすい一方、カスタマイズ性や自社管理の範囲を重視する場合はIP-PBXが適することがあります。

どちらが有利かは企業規模だけでは決まりません。現在の設備、管理体制、利用人数、拠点数、必要機能を含めて比較しましょう。

仕組み・PBX機能の設置場所の違い

最も基本的な違いは、PBX機能をどこで稼働させ、誰が管理するかです。

自社管理型のIP-PBXでは、オフィスや自社が契約するデータセンターなどにPBXサーバーを構築します。
利用企業または委託先が、システム設定、保守、アップデート、障害対応を管理します。

クラウドPBXでは、サービス提供事業者の環境にあるPBX機能を、ネットワーク経由のサービスとして利用します。
利用企業は、サービスの管理画面やアプリなどから内線番号や着信方法を設定します。

ただし、IP-PBXとオンプレミス型PBXは同じ意味ではありません。
IP-PBXは通信方式を示す言葉であり、オンプレミスはシステムを自社内で保有・運用する形態を示す言葉です。

クラウド型と自社設置型の違いをさらに詳しく比較したい方は、クラウドPBX・オンプレミス型PBXを8項目で徹底比較した記事もご確認ください。

必要な機器・構築方法の違い

IP-PBXでは、PBXサーバー、ソフトウェア、ライセンス、IP電話機、ネットワーク機器などを組み合わせて電話環境を構築します。

既存のアナログ電話機や電話回線を接続する場合は、ゲートウェイや対応ユニットなどが必要になることもあります。

クラウドPBXでは、自社でPBXサーバーを設置しない構成が一般的です。
スマートフォンやパソコンへアプリを設定し、クラウド上のPBX機能へ接続します。

一方、固定電話機を残す場合や、既存の電話番号・回線を接続する場合は、IP電話機、ルーター、アダプター、ゲートウェイなどが必要になる可能性があります。

「クラウドPBXだから工事や機器が一切不要」とは限りません。
現在の電話番号、回線、電話機、FAX、ドアホンなどを残す場合は、接続機器や設定作業が必要になることがあります。

緊急通報番号(110・118・119)や一部の特殊番号へ発信できるかは、クラウドPBXと組み合わせる外線サービス・接続方式によって異なります。
契約前に利用可否と、携帯電話などの代替連絡手段を確認してください。

初期費用の違い

初期費用は、一般的に自社管理型IP-PBXの方が高くなりやすく、クラウドPBXの方が抑えやすい傾向があります。

IP-PBXでは、サーバーや機器の調達に加えて、設計、構築、ライセンス設定、ネットワーク整備などが必要になるためです。

初期費用として確認したい主な項目
  • PBXサーバーや関連機器
  • ソフトウェア・ライセンス
  • IP電話機・スマートフォンなどの端末
  • ゲートウェイ・アダプター
  • ネットワーク・配線の整備
  • システム設計・設定・構築
  • 電話番号・回線に関する手続き

クラウドPBXではPBXサーバーを購入しないため、サーバー本体や大規模な構築費用を抑えられる場合があります。

ただし、端末の購入、既存設備との接続、ネットワーク改善などが必要であれば、その分の費用が発生します。

クラウドPBXの費用項目や料金を左右する条件は、クラウドPBXの料金相場と費用内訳を詳しく解説した記事でご確認ください。

月額・保守費用の違い

IP-PBXとクラウドPBXでは、導入後に発生する費用の種類も異なります。

自社管理型IP-PBXでは、保守契約、サーバー管理、ソフトウェア更新、機器故障への対応、将来の機器交換などに費用がかかります。

自社の担当者が管理する場合、保守会社へ支払う費用を減らせる可能性はありますが、担当者の作業時間や障害対応に必要な人員も運用コストとして考える必要があります。

クラウドPBXでは、一般的に月額基本料金に加えて、利用するID数、電話番号、同時通話数、通話料、オプション、端末などに応じた費用が発生します。

初期費用の安さだけで決めず、想定する利用期間の総額で比較してください。
人数や拠点が増えたときの料金、機器更新、保守、サポート費用まで確認することが大切です。

管理・保守・アップデートの違い

管理や保守を自社側でどこまで担当するかは、両者を選ぶ重要な判断軸です。

自社管理型IP-PBXでは、利用企業または委託した保守会社が、サーバーの稼働状況、セキュリティ、設定変更、ソフトウェア更新、バックアップなどを管理します。

自社の運用ルールや業務システムに合わせて細かく設計しやすい一方、専門知識を持つ担当者や、障害発生時の対応体制が必要です。

クラウドPBXでは、PBX基盤の保守・更新をサービス提供事業者が担当する範囲が多く、利用企業は電話番号、内線、着信グループなどの運用設定を管理します。

ただし、端末設定、社内LAN、インターネット回線などは利用企業側での対応が必要になる場合があります。
契約前に、事業者が対応する範囲と、自社で管理する範囲を確認しましょう。

IP-PBX・クラウドPBXのいずれも、サーバー、サービス提供事業者の設備、通信回線、社内ネットワーク、端末、電源などに障害が起きると、発着信できなくなる場合があります。

導入前に、障害・メンテナンス時の転送先、携帯電話による代替連絡、回線や電源の冗長化、障害時の問い合わせ窓口と復旧対応の範囲を確認してください。

拡張性・拠点追加・働く場所の違い

利用人数や拠点が変わる可能性がある企業では、将来の拡張方法も比較してください。

IP-PBXで電話機や利用者を増やす場合は、サーバーの収容能力、ライセンス、ネットワーク、接続機器などを確認し、必要に応じて機器増設や設定変更を行います。

クラウドPBXでは、管理画面からIDや内線を追加できるサービスもあり、利用人数の増減に対応しやすい傾向があります。

また、スマートフォンやパソコンに対応するサービスであれば、テレワークや外出先、複数拠点から会社の電話へ対応できる場合があります。

利用場所を増やすときは、端末数だけでなく、必要な同時通話数とネットワーク品質を確認してください。
電話機やIDを増やしても、同時に通話できる数が自動的に増えるとは限りません。

IP-PBXとクラウドPBXのどちらが合うか迷っている方へ

現在の電話番号、回線、既存PBX、端末数、必要なID数、同時通話数、拠点数を整理すると、自社に合う構成を判断しやすくなります。
電話環境をまとめて確認したい方は、OFFICE110のクラウドPBX相談窓口をご利用ください。

IP-PBXとクラウドPBXはどちらを選ぶべき?

IP-PBXとクラウドPBXのどちらを選ぶか検討するイメージ

IP-PBXとクラウドPBXは、企業規模だけで選ぶものではありません。

自社でPBXを管理できるか、どこまでカスタマイズしたいか、利用人数や拠点がどの程度変化するかを基準に判断します。

独自の構成や細かな管理を重視する場合はIP-PBX、導入・保守の負担軽減や柔軟な利用を重視する場合はクラウドPBXが候補になります。

IP-PBXが向いている企業

自社管理型IP-PBXは、電話システムを自社の要件に合わせて構築し、管理できる企業に向いています。

IP-PBXを検討しやすい企業
  • 社内にPBXやネットワークを管理できる担当者がいる
  • 電話システムを業務に合わせて細かく設計したい
  • 既存の業務システムや電話設備と独自に連携したい
  • 自社のセキュリティポリシーに合わせて管理したい
  • 長期間の利用を前提に、初期投資と保守体制を確保できる
  • 障害時の切り分けや機器更新を自社または委託先で管理できる

端末数や拠点数が多い場合でも、必ずIP-PBXが適するとは限りません。
必要な容量、カスタマイズ、管理体制、総費用をクラウドPBXと比較する必要があります。

現在のPBXをすぐに撤去せず、段階的にクラウドへ移行したい場合は、クラウドPBXと既存PBXを併用する方法もご確認ください。

クラウドPBXが向いている企業

クラウドPBXは、PBXサーバーを自社で管理せず、電話環境を柔軟に運用したい企業に向いています。

クラウドPBXを検討しやすい企業
  • PBXサーバーの購入や管理にかかる負担を抑えたい
  • 社内にPBXを管理する専門担当者がいない
  • スマートフォンやパソコンを電話端末として活用したい
  • テレワークや外出先でも会社の電話へ対応したい
  • 利用人数や拠点数が増減する可能性がある
  • 複数拠点の内線や電話設定をまとめて管理したい
  • PBX基盤の保守・更新をサービス提供事業者へ任せたい

一方で、既存電話機やFAXなどとの接続、特殊なカスタマイズ、サービス提供範囲外の運用が必要な場合は、希望する構成に対応できるか確認が必要です。

選ぶ前に確認したい7つの項目

自社に合う電話システムを選ぶには、製品やサービスを比較する前に、現在の電話環境と今後の利用方法を整理します。

選定前の確認項目
  1. 現在の電話番号と回線
    継続したい電話番号、契約中の回線、番号の追加予定を確認します。
  2. 使用する端末
    固定電話機、スマートフォン、パソコンを何台使用するか整理します。
  3. 必要なID数
    電話を利用する人数と、共用端末・個人端末の運用方法を確認します。
  4. 必要な同時通話数
    繁忙時間帯に、社内全体で何件の外線通話が重なるか確認します。
  5. 既存PBX・主装置・周辺機器
    現在の電話機、FAX、ドアホンなどを残すか、入れ替えるか決めます。
  6. 拠点とネットワーク環境
    本社・支店・店舗・テレワーク先の回線やLAN環境を確認します。
  7. 管理・保守・サポート
    自社で対応する範囲、障害時の代替手段、事業者や保守会社へ任せたい範囲を整理します。

電話機の台数と同時通話数は同じではありません。たとえば電話機を10台用意しても、回線や契約チャネルが不足していれば、10件の外線通話を同時に行えるとは限りません。

監修者:登

登(のぼり)

電話システムの相談では、電話機の台数だけでなく、忙しい時間帯に何件の通話が重なるかを確認することが重要です。現在の電話番号、回線、既存設備、同時通話数が分かると、IP-PBXとクラウドPBXのどちらが適するかを判断しやすくなります。

具体的なサービスを比較する段階では、料金だけでなく、対応する電話番号、緊急通報、通話品質、必要機能、管理画面、障害時の対応、サポート範囲も確認しましょう。

サービス候補を確認したい方は、クラウドPBXのおすすめサービスと選び方を詳しく解説した記事をご覧ください。

IP-PBX・クラウドPBXの選定はOFFICE110へご相談ください

OFFICE110サポートチームの集合写真

IP-PBXとクラウドPBXのどちらが適しているかは、電話システムだけを比較しても判断できないことがあります。

現在利用している電話番号や回線、既存PBX・主装置、社内ネットワーク、必要な端末数などによって、導入できる構成や必要な費用が変わるためです。

OFFICE110では、現在の電話環境や今後の運用方法を伺いながら、クラウドPBXを含む電話システムの構成をご相談いただけます。

OFFICE110へ相談できる内容
  • IP-PBXとクラウドPBXのどちらが適しているか
  • 現在の電話番号を継続できるか
  • 必要な電話機・スマートフォン・ID数
  • 業務に必要な同時通話数
  • 既存PBX・主装置・電話機を残せるか
  • 電話回線やインターネット環境の確認
  • 複数拠点やテレワークへの対応
  • 初期費用と月額費用を含む構成の比較
  • 現在の設備からの切り替え手順
  • 運用開始後に必要な管理・サポート内容

現在の設備を確認せずにサービスだけを選ぶと、電話番号を継続できない、必要な同時通話数を確保できない、既存機器を接続できないといった問題が起こる可能性があります。

比較表だけでは判断しにくい場合は、現在分かる範囲で電話番号、回線、電話機の台数、利用人数、拠点数を整理してご相談ください。

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IP-PBXとクラウドPBXの違いに関するよくある質問

本文の要点を踏まえ、はじめての比較検討で迷いやすいポイントをQ&Aでまとめました。

IP-PBXとクラウドPBXの一番大きな違いは何ですか?

一番大きな違いは、PBX機能を自社側で構築・管理するか、サービス提供事業者の環境から利用するかです。
自社管理型IP-PBXでは、サーバーや機器の保守、設定変更、更新を自社または委託先が担います。クラウドPBXでは、PBX基盤の管理を事業者へ任せられる範囲が多い一方、端末や社内ネットワークの管理は必要です。

クラウドPBXはIP-PBXの一種ですか?

クラウドPBXはIP技術を利用するPBXサービスであり、IP-PBXと完全に無関係な仕組みではありません。
IP-PBXはIPネットワークを利用して電話交換を行う技術・システムを指し、クラウドPBXはPBX機能を事業者の環境から利用する提供形態を指します。そのため、比較するときは技術だけでなく、設置場所や管理主体の違いを確認します。

初期費用を抑えやすいのはIP-PBXとクラウドPBXのどちらですか?

一般的には、PBXサーバーの購入や構築を省きやすいクラウドPBXの方が、初期費用を抑えやすい傾向があります。
ただし、IP電話機、アダプター、ゲートウェイ、ネットワーク整備などが必要な場合は費用が増えます。初期費用だけでなく、月額料金、保守、機器更新、ID追加を含む利用期間全体の総額で比較してください。

クラウドPBXはIP-PBXより通話品質が不安定ですか?

クラウドPBXだから必ず通話品質が不安定になるわけではありません。
通話品質は、利用するサービス、外線の接続方式、インターネット回線、社内LAN、ルーター、端末などの影響を受けます。IP-PBXでも社内ネットワークの設計や機器に問題があれば品質が低下します。導入前に実際の利用環境で音質や安定性を確認することが重要です。

現在の電話番号や電話機をクラウドPBXでも使えますか?

現在の電話番号や電話機を継続できるかは、利用中の回線・番号・機器と、導入するクラウドPBXの対応範囲によって異なります。
既存の固定電話機を利用する場合は、アダプターやゲートウェイが必要になることがあります。FAXやドアホン、緊急通報番号などもサービスごとに条件が異なるため、契約前に現在の設備構成と利用可否を確認してください。

まとめ

IP-PBXは、IPネットワークを利用して電話交換を行うPBXです。
クラウドPBXは、サービス提供事業者が運用するPBX機能をネットワーク経由で利用するサービスです。

両者を比較するときは、機器の設置場所だけでなく、管理主体、初期費用、月額・保守費用、カスタマイズ、拡張方法まで確認しましょう。

IP-PBXとクラウドPBXの選び方
  • 自社でPBXを管理し、独自の構成へ細かく対応したい場合はIP-PBXを検討する
  • PBX基盤の管理負担を減らし、人数や拠点の変化へ対応したい場合はクラウドPBXを検討する
  • 初期費用だけでなく、月額、保守、更新、拡張を含む総額で比較する
  • 電話番号、回線、端末、ID数、同時通話数、緊急通報、既存設備を事前に確認する

OFFICE110では、現在の電話番号や回線、既存PBX、必要な端末数、同時通話数などを踏まえたクラウドPBX導入のご相談を受け付けています。

自社だけでは必要な構成を整理できない場合は、OFFICE110へご相談ください。

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