有線LANの値段｜月額料金・工事費用・機器代金の相場まとめ【お役立ち情報】 | OFFICE110

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有線LANの値段｜月額料金・工事費用・機器代金の相場まとめ

有線LANの『値段』について興味をお持ちではないでしょうか？
有線LANの構築・運用にかかる費用には、工事費・プロバイダーなどの通信費・機器代の3つがあります。

しかしそれぞれ選ぶものによって値段が異なるため、相場を把握していないと損してしまう可能性もあるでしょう。

本記事では有線LANのメリット・デメリットや使うための手順を解説したうえで、各費用の値段相場やおすすめの機器をご紹介します。

有線LANでインターネット環境の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

有線LANはおすすめ？無線LANとどちらがいい？

有線LANと無線LANにはそれぞれ強み・弱みがあり、自社が求める機能によって選ぶものが変わります。

本章では有線LANのメリット・デメリットをご紹介したうえで、無線LANとどちらを選ぶべきなのかについて解説します。

有線LANのメリット

有線LANの最大のメリットは、パソコンとルーターの間に天井や壁などの障害物や、Bluetooth機器や電子レンジなどの電波を発する機械があっても影響を受けにくく、通信が安定しやすいことです。

通信速度が低下することが少ないため、快適に仕事を進められます。

また、有線LANは直接ケーブルでつながっているため、電波を傍受・改ざんされるリスクが少なく、セキュリティ面においても安心です。

有線LANのデメリット

一方オフィスには多くのパソコンや複合機が設置されるため、有線LANの場合は、配線を工夫しなければ床がごちゃごちゃになってしまう可能性があるでしょう。

床がLANケーブルばかりになってしまうと、従業員が足を引っ掛けて転倒し、怪我してしまう恐れもあります。

また、LANケーブルは経年劣化したり踏まれたりすることで損傷してしまう恐れもあります。
LANケーブルの耐用年数は20〜30年といわれていますが、扱い方によっては数年で劣化してしまうこともあるのです。

LANケーブルの寿命とは？劣化の原因・症状・交換時の選び方を解説

有線LANと無線LANどちらがおすすめ？

有線LANと無線LANのどちらがよいかは、自社が求めるものによって異なります。

【有線LANがおすすめの企業】

【無線LANがおすすめの企業】

それぞれ1番の特徴として、有線LANは通信の安定性、無線LANはオフィスレイアウトの自由度の高さが挙げられます。

社内で求める機能を話し合ったうえで、有線・無線のどちらにするかを決めましょう。

有線LANでインターネットを使うための手順

有線LANでインターネットを使うための手順は以下のとおりです。

本章では、それぞれの項目について詳しく解説します。

インターネット回線とプロバイダーを契約する

まずは、インターネット回線事業者とプロバイダーの2社と契約しましょう。

インターネット回線事業者とプロバイダーでは役割が異なります。
それぞれの違いは以下のとおりです。

どちらか一方だけを契約してもインターネットにはつなげられないため、必ず2社と契約することを忘れないようにしましょう。

有線LANルーターやLANケーブルを用意する

有線LANでインターネット接続する際には、以下の機器が必要です。

上記のうち、モデムはインターネット回線業者が用意してくれるため、ルーター・LANケーブルを自分で準備しましょう。
ルーターには有線用・無線用と種類があるため、購入前に確認する必要があります。

また、LANケーブルにも長さや対応する通信速度などがあるため、自社に必要な機能を持つものを選びましょう。

LANケーブルを配線する

インターネット回線事業者・プロバイダーーと契約し、必要なものが準備できればLANケーブルを配線します。
LANケーブルの配線には「隠蔽配線」と「露出配線」の2種類があります。

露出配線やOAフロアの配線であれば、モールやフラットケーブルなどを使えば自分である程度きれいにできる可能性もありますが、壁内配線は壁に穴を開けたりするなどの工事がともなうため素人では難しいでしょう。

見た目をきれいに整えるために壁内配線を選ぶのであれば、専門の工事業者に依頼しましょう。

LANケーブルで有線接続する

配線が完了すれば、最後に機器を有線接続して完了です。

接続の際はまず、必ず各機器の電源を切った状態で「モデムのLAN端子」と「ルーターのWAN端子」をLANケーブルでつなぎます。
その後、ルーターとパソコンなどの端末をLANケーブルで接続しましょう。

接続後は必要に応じてプロバイダーーから指定されているパスワードなどを入力し、インターネットに接続します。

【項目別】有線LANの利用に必要な値段相場

有線LANの設置にかかる費用は、プロバイダーなどの通信費・工事費・機器代の3つです。

本章では、それぞれの項目別に値段相場をご紹介します。

①サービス利用の月額料金

有線LANを使用するには、インターネット回線事業者・プロバイダーの2社と契約する必要があります。
そこでまずは、サービス利用にかかる料金の相場を見ていきましょう。

インターネット回線の月額料金

インターネット回線の月額料金の相場は「戸建てタイプ」か「マンションタイプ」によって変わります。
それぞれの月額料金相場は以下のとおりです。

タイプ	月額料金相場
戸建てタイプ	5,000円〜6,500円ほど
マンションタイプ	3,000円〜5,000円ほど

現在のインターネット回線は、多くが以下のプロバイダー料金込みの契約となっているため、ほとんどの場合は上記の金額のみで利用できます。

しかし、NTT東日本・西日本の「フレッツ光」についてはインターネット回線のみの契約であるため、追加でプロバイダーとの契約が必要になります。

インターネット回線を契約する際は「プロバイダー料金が含まれているのか」を確認するのがおすすめです。

プロバイダーの月額料金

プロバイダーの月額料金は、会社にもよりますがおおよそ1,000円です。

プロバイダーーによっては「開通月0円」や「PC接続サポート付き」などサービスが異なるため、値段だけで選ばず自社に必要なサービスが付いた会社を選ぶのがおすすめ。

NTT東日本・西日本の「フレッツ光」を契約する際は、別途プロバイダーーを契約することを忘れないようにしましょう。

②有線LANの配線工事費用

有線LANの配線工事費用は、大きくわけると「同部屋」か「別部屋・別フロア」かで料金が異なります。

本章では、それぞれの配線工事費用についてご紹介します。

同部屋の配線工事費用

有線LAN配線工事が同部屋の場合は「OAフロア」か「OAフロアでない」かで料金が変わってきます。

それぞれ料金相場は以下のとおりです。

工事内容	費用相場
OAフロアの場合	5,000円〜2万円ほど
OAフロアでない場合	5,000円〜2万円ほど＋部材（モールなど）

OAフロアの場合はケーブルを隠すためのモールなどの部材が必要ないため、値段が抑えられる傾向があります。

また、LANケーブルの長さなどでも値段が変わるため、事前にチェックし、正確な内容で見積もりを依頼することが重要です。

別部屋・別フロアへの配線工事費用

別部屋・別フロアへのLAN配線工事の費用相場は「壁内配管の有無」「OAフロアかどうか」によって異なります。

それぞれの値段相場は以下のとおりです。

工事内容	費用相場
壁内配管がある場合	1万円～4万円ほど
OAフロアの場合	5,000円〜2万円ほど
それ以外の場合	3万円～8万円ほど

たとえば、1階から2階に配線する場合は、壁内に配管があるとスムーズにいくため値段が抑えられる傾向があります。

しかし壁内に配管がない場合、一度1階の窓から外にケーブルを出し、2階の窓から入れるなど工事内容が複雑になるため、価格が上がってしまいます。

壁内に配管があるかないかについては、各部屋のコンセントプレートを確認すると良いです。
コンセントプレートに以下のものがついていれば、配管がある可能性が高いといえるでしょう。

別階にLAN配線を増設したい場合は、まずコンセントプレートを確認して、壁内配管の有無をチェックしておきましょう。

③機器などの購入代金

有線LANの設置の際に購入が必要なのは「有線LANルーター」と「LANケーブル」です。
本章では、それぞれの値段相場について解説します。

有線LANルーターの値段

有線LANルーターの値段相場は、2万円〜5万円ほどです。

ただし、型落ち品であれば、2,000円〜5,000円程度で買える製品もあります。

無線LANルーターでも有線に対応した商品もあるため、もし無線LANルーターをお持ちであればLANポートがあるか確認し、なければ新たに有線LANルーターを購入するのがおすすめです。

LANケーブルの値段

LANケーブルの値段相場は、10mの商品で500円〜1,700円ほどです。

LANケーブルの値段は、長さや規格によって異なります。
購入前にデスクからルーターまでの長さを測ったり、必要なカテゴリをチェックしたりして、自社に必要な機能を兼ね備えた製品を選びましょう。

有線LANルーター・LANケーブルのおすすめ各3選！

有線LANルーター・LANケーブルは多くの商品が販売されているため、どれを選べばよいかわからず悩んでしまう方も多いはずです。

そこで次に、有線LANルーター・LANケーブルのおすすめをそれぞれ3つずつご紹介します。

おすすめ有線LANルーター

有線LANルーターを選ぶ際は、以下のポイントに注目して選びましょう。

次章から、多くの商品から厳選した有線LANルーターのおすすめをご紹介します。

BUFFALO「WXR-6000AX12P」

（商品ページ：WXR-6000AX12P/BUFFALO）

通信速度を重視する方におすすめの有線LANルーターです。

LANポートは最大10Gbps×1・最大1Gbps×3を搭載しています。
10Gbps回線にも対応しているため、高速インターネットはもちろん、4K・8K映像のネット配信も可能です。

また、セキュリティ機能「ネット脅威ブロッカー2 プレミアム」のライセンスが1年分無料で付いてきます。
外部からの不正な操作や閲覧を防げるため、セキュリティ面でも安心できるでしょう。

高機能な有線LANルーターをお探しであれば、BUFFALO の「WXR-6000AX12P」がおすすめです。

I-O DATA「WN-DAX5400QR」

（商品ページ：WN-DAX5400QR/I-O DATA）

シンプルなデザインで、オフィスに置いても違和感ゼロの有線LANルーターです。
また、縦型なため、場所を取らずどこにでも置きやすい点もメリット。

2.5Gbps対応のWANポート・1Gbps対応LANポート×4を装備しています。
ほかの製品と比較して特別なことはありませんが、これだけのポートがあれば一般的には十分使えるレベルでしょう。

デザインも機能もシンプルな分価格が抑えられているため、コスパの高い商品をお探しの方におすすめできる有線LANルーターです。

ELECOM「WRC-X6000XS-G」

（商品ページ：WRC-X6000XS-G/ELECOM）

有線LANルーターとしてはもちろん、無線LANルーターとしても機能性が非常に高い製品です。

「Wi-Fi6」にも対応しているため、従来の製品と比較して約5倍の通信速度を実現。
無線通信でも、ストレスなく仕事を進められるでしょう。

また「自動ファームウェア更新機能」が搭載されていることで、自社で更新作業しなくてもよいため、無駄なリソースを割かなくてよい点もメリットです。

同じフロアは有線、別フロアは無線LANにするなど使い分けを考えているなら、どちらも高性能な「WRC-X6000XS-G」をおすすめします。

おすすめLANケーブル

LANケーブルを選ぶ際は、以下のポイントに注目して選びましょう。

次章から、多くの商品から厳選したLANケーブルのおすすめをご紹介します。

SANWA SUPPLY「カテゴリ7A」

（商品ページ：KB-FL7-005BKN/サンワサプライ）

ケーブル品質とプラグ内のより戻しを極限まで抑えることにより、10Gbpsの超高速通信にも完全対応した高機能LANケーブルです。

さらに、1000MHzの伝送帯域にも対応していることで、高速伝送はもちろん、データエラー防止効果もあります。

高速通信を実現したいなら、SANWA SUPPLYの「カテゴリ7A」を使用することをおすすめします。

ELECOM「ツメ折れ防止フラットLANケーブル」

（商品ページ：LD-GFT/BK05/ELECOM）

ツメ折れ防止カバーと柔らか素材のツメを採用することで、ツメが折れにくくなったLANケーブルです。
ツメ折れによるケーブルの脱落を防止するため、LANポートから外れる心配が少なくなります。

また、ケーブルは厚さ1.4mmと薄型仕様。
カーペットの下に入れてもほとんど浮かないため、ケーブルをすっきりと隠せます。

ツメ折れが心配な方や、カーペット下に配線する予定の方は、ELECOMの「ツメ折れ防止フラットLANケーブル」がおすすめです。

Miyoshi「カテゴリ7 スリムLANケーブル TWM-7」

（商品ページ：カテゴリー7 スリムLANケーブル/Miyoshi）

ケーブル径4.2mmと、他製品と比較してスリムなのが特徴のLANケーブル。
柔軟性が高く、取り回しがしやすいため、余裕のないスペースに配線をはわせる際に便利です。

また、本品では内部にある４対の芯線にシールド加工を施しています。
これにより、ほかのLANケーブルから発生するノイズの影響を抑えるため、通信が乱れにくくなっています。

スリムで取り回しのしやすいMiyoshiの「カテゴリ7 スリムLANケーブル TWM-7」は、狭いスペースなどに配線する際におすすめです。

LAN配線工事の費用を抑えるならOFFICE110へ

業界最安値で提供しています。
そのため、LAN配線工事の費用を抑えたい方に最適です。

もちろん安いだけでなく、工事品質にも力を入れています。

LAN配線工事を担当するのは経験豊富な工事人です。
ただ線をつなぐだけではなく、見た目の美しさや使い勝手も考慮し、配線工事をします。

また、配線工事だけでなく、LAN構築・ネットワーク構築から機器の導入、セキュリティ設定まで対応。
最初から最後までワンストップで対応しているため、いろいろな業者に連絡する手間も省けます。

LAN配線工事の費用を抑えたいとお考えであれば、全国対応のOFFICE110にご相談ください。

まとめ

有線LANの設置にかかる費用は、工事費・プロバイダーなどの通信費・機器代の3つです。

それぞれ選ぶものによって値段が異なるため、しっかり比較検討したうえで選択することをおすすめします。

もしLAN配線工事業者をお探しであれば、OFFICE110にご相談ください。

専門知識豊富なプロスタッフが、状況や希望をお伺いしたうえで最適なご提案をいたします。