電気の容量変更工事(アンペア変更工事)ってどんな工事?アンペア数の計算方法とは?【お役立ち情報】 | OFFICE110

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電気の容量変更工事(アンペア変更工事)ってどんな工事?アンペア数の計算方法とは?

電気の容量変更工事(アンペア変更工事)ってどんな工事?アンペア数の計算方法とは?

皆さんは、自宅のブレーカーが度々落ちるといった経験をしたことは?実は、ブレーカーが落ちる一番の原因は、契約している電気の容量と使用している電化製品の種類と数が合っていないことです。つまり電気の容量オーバーなのです。

自宅であれば「また落ちた…」で済むかもしれません。しかし、オフィスのパソコンで資料を作成中にブレーカーが落ちたら大惨事です。ましてサーバーやHDDは繊細な機器なので、何度も電源が落ちるとデータが消去される可能性も。

オフィスの電気は適切な容量で契約するのが重要です。そこで、今回はオフィスの電気の容量変更工事について詳しくまとめたいと思います。また、電気の容量を節約できる裏技についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

▼目次

電気の容量はどこで確認できる?

オフィスの電源が落ちる危険性は皆さんもご理解いただけると思います。オフィスの電気の容量は機器の種類と数のバランスが大切です。では、現在の契約内容と適切な電気の容量を確認する方法についてご紹介しましょう。

電気の容量って何?

電気の容量とは、「アンペア(A)」のことを指しています。アンペアとは電気の単位の1つで、主に「電流の量」を示しています。アンペアの他には、電気を流す力を表すボルト(V)や電力消費量を表すワット(W)などがあります。

一般的に私たちは電力会社と契約して電気を使用できます。電力会社は「アンペア制」を採用しているので、オフィスの電源を知る上で電気の容量は重要となるのです。ちなみに、アンペアが上がるほどに電気の基本料金も上がります。

電気の容量は分電盤(ブレーカー)から

オフィスの適切な電気の容量を知るには、まず現在の契約内容を確認する必要が。電気の容量は分電盤(ブレーカー)にあるアンペアブレーカーの色から確認できます。以下に、アンペアブレーカーの色と数字をまとめました。

  • 赤…10A
  • 桃…15A
  • 黄…20A
  • 緑…30A
  • 灰…40A
  • 茶…50A
  • 紫…60A

一般家庭であれば30〜40Aで十分です。オフィスであれば50A以上あればおおよそ問題ないでしょう。もし、分電盤から契約内容が分からないのであれば、毎月送られてくる「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」からも確認できます。

適切な容量を選ぶには?

現在の契約内容が確認できたら、次はオフィス内に必要な電気の容量を計算します。各電化製品には必要となるアンペア数が決まっています。電気の容量はオフィス内にある機器の種類と数を足すことで目安を計算できる訳です。

  • 電子レンジ…15A
  • 複合機…12A
  • 電気ケトル…10A
  • エアコン…6.6A
  • シュレッダー…3A
  • 液晶テレビ…2.1A
  • デスクトップパソコン…2A
  • ノートパソコン…1A

例えば、複合機とエアコンが1台ずつ、デスクトップパソコンとノートパソコンが2台ずつあるとします。この時に必要となるアンペア数は「12+6.6+4+2=24.6A」です。ただ、あくまで目安なので計算よりも少し多めに取るのが良いでしょう。
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電気の容量変更工事の内容と費用

オフィスに必要な電気の容量が確認できたら、いよいよ容量の変更工事を依頼します。屋外配線からブレーカー周りは電力会社の管轄です。では、電力会社に依頼する際の容量変更工事の内容と費用について見ていきましょう。

電気の容量変更工事は基本的に無料!

電気の容量変更工事の主な流れを以下にまとめました。

  1. 電力会社に容量変更工事を依頼する
  2. 工事当日に電力会社の担当者が訪問する
  3. 分電盤周りをアンペア数に合わせて交換する

電気の容量変更工事は分電盤周りを少しいじるだけと小規模なので1時間もかかりません。また、工事費用も分電盤のみであれば基本的に無料!です。ただ、設備によっては費用が発生するのであらかじめ確認しておくと安心です。

オフィスの容量は少し幅があると良い

先述した通り、容量によって電気の基本料金は変わります。正直、「電気の容量はぴったりにして基本料金を抑えたい」と思うのでは? ただ、オフィスで使用する電気の容量は計算の1.2倍~1.5倍と多めで契約するのがおすすめです。

というのも、オフィス内の機器の種類や数は常に変化します。その都度、必要な容量を再計算して再工事を依頼していたのでは手間がかかるだけです。電気の容量が少し増えたからと、基本料金には数百円の差しかありません。

屋内配線工事は専門の業者に!

屋外配線や分電盤周りというのは電力会社の所有物です。反対に、屋内配線やコンセントなどは電力会社の管轄外です。もし電気の容量変更と同時に、オフィス内の電気工事まで進めたいなら専門の業者にも依頼する必要があります。

実は、電力会社以上に、オフィス内の配線を一手に任せる専門の業者をどこにするかが重要です。専門の業者を選ぶポイントは「複数の業者から見積もりを取る」こと。複数社を比較し、長く付き合いたい1社を選ぶようにしましょう。

容量変更に関するQ&A

電気の容量変更工事の流れや費用、ポイントについてはおおよそご理解いただけたと思います。そこで、容量変更に関するよくある質問をQ&A形式でご説明しましょう。

Q1.容量の変更はどこに依頼すれば?

容量の変更工事は電力会社に依頼しましょう。容量の変更には分電盤やブレーカーの一部、または全部を交換工事する必要があります。分電盤周りは電力会社の所有物です。ちなみに、多くの電力会社が電話・メール・ネット(サイト上)からの申し込みを受け付けています。

Q2.容量を変更すると電気料金はどうなるの?

電気の容量を変更すると基本料金が変わります。以下に、東京電力の法人向けプラン「スタンダードS」の基本料金をまとめました。

  • 10A…280円80銭
  • 15A…421円20銭
  • 20A…561円60銭
  • 30A…842円40銭
  • 40A…1,123円20銭
  • 50A…1,404円00銭
  • 60A…1,684円80銭

ただ、最近では「電力自由化」により大手の他にも中小様々な電力会社が登場しています。中には、基本料金がずっと0円の「Looopでんき」も。容量を変更するついでに、別の電力会社に乗り換えてみるのも1つの手です。

東京電力
http://www.tepco.co.jp/jiyuuka/service-corporate/index-j.html

Looopでんき
https://looop-denki.com/low-v/plan/

200Vにするという手も!

電気の容量が増えると数百円ですが基本料金も上がります。正直「少しでも電気料金は抑えたい!」という方もいるのではないでしょうか。そこで契約している容量を増やすのではなく、実質の使用量をおよそ半分にする裏技をご紹介しましょう。

200Vにすれば容量を節約できる!

日本の電圧は100Vが基本です。実は、100Vを200Vに変更するだけ、簡単に電気の容量を半分にできます。例えば、1,000W(消費量)に対して100Vと200Vがあるとして、必要となるアンペア数(A)を計算してみます。

  • 1,000W=100V×10A
  • 1,000W=200V×5A

上記から分かる通り、100Vから200Vに変更すると、必要となるアンペア数が10Aから5Aへと半分になります。100V対応のものと200V対応のものがありますが、オフィスの機器の多くは200V対応なので変更しておくと容量を節約できます。

単相3線式があれば工事も簡単!

電気の容量変更工事と同様に、電圧の変更工事も電力会社の管轄です。というのも、電圧を変更するには電柱から分電盤までの電線(配線)を工事する必要があります。電柱から分電盤周りまでは電力会社の所有物だからです。

ちなみに、200Vでは3本の電線を使用する「単相3線式」が採用されています。また、最近では建設時点で単相3線式を導入している物件も多く、簡単な変更工事で済むことも。以下をチェックすると簡単に判別できます。

  • アンペアブレーカーから3本の電線が伸びている
  • 電柱から物件まで3本の電線が伸びている

もし物件が単相3線式でないなら、電柱から新たに3本の電線を引き込み、電力量計や分電盤(またはブレーカー)を対応するものに交換工事する必要があります。通常よりも多少の手間と費用がかかるので注意しましょう。

まとめ

今回は、ブレーカーを落とさないためにも電気の容量変更工事についてまとめてみました。オフィス内の電気の容量はアンペアブレーカーの色や電力会社から送られてくる検針票(電気ご使用量のお知らせ)をチェックすれば分かります。

電柱から屋内までの配線はもちろん、分電盤周りは電力会社の所有物です。電気の容量や電圧の変更工事は電力会社に依頼しましょう。ただ、その他の屋内配線やコンセント、照明などは専門の業者に依頼するのが一般的です。

もし、オフィス内の電気工事をどこに依頼するか迷っているならOFFICE110にご相談ください。豊富な人材と経験、技術の蓄積があります。皆さんのオフィスに合わせたベストな工事計画をご提供いたします。
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