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「電話交換機・PBX・ビジネスホン主装置とは」記事一覧

PBXとは?ビジネスフォンとの違い

PBXとは?ビジネスフォンとの違い

ビジネスフォンの用語でよく見る「PBX」とは、「電話交換機」のことを指しています。

基本的には、「PBX=ビジネスフォン」なのですが、それぞれ特徴や仕組みに差があります。

一般のオフィスでは、ビジネスホンを使うことが多いのですが、PBXを使うケースはどのようなものがあるのでしょうか?

ここからはPBXとビジネスフォンの違いを中心にご説明させていただきます。

▼目次

PBXとは?その仕組みは?

PBX(電話交換機)とは、「Private Branch Exchange」(プライベート・ブランチ・エクスチェンジャー)の略、企業内の内部に置かれた構内電話交換機のことです。

その仕組みは、内線電話同士の接続や、加入者電話網やISDN回線などの公衆回線への接続を行う機器です。

また、施設内の電話機から外線への発信や外線から代表番号などへの着信を特定の電話機に転送したり、複数の外線電話番号をそれぞれ特定の電話機に対応付けて着信させるダイヤルインに対応しているものが多くあります。

大企業などでは、PBX同士を専用線などで接続すれば、広域の内線電話網が構築でき、拠点間通話を無料でつなぐことができます。

ビジネスフォンとPBXって違うの?

そこで、ビジネスフォンとPBXはいったい何が違うのでしょうか?

「電話をかける」「保留転送する」という最も基本的な機能は同じですが、ビジネスホンとPBXは区別されて機器が提供されています。

それは何故なのか?

これからの項で、その違いについて詳しくご覧いただきましょう。

ビジネスフォンとPBXでは「回線の容量」と回線の種類の多さに違いが

まず、ビジネスフォンとPBXでは、収容できる回線の容量と合わせて回線の種類の多さに違いがあるのです。

◇PBXの場合は・・・

  • 中規模~大規模のオフィスに向いている
  • 数十台~数百台、もしくは数千台以上の内線電話が接続できる
  • 複数の拠点(支店)を1つのPBXで賄うことができる
  • 複数の専用線を収容できる

◇ビジネスフォンの場合は・・・

  • 中小規模のオフィスに向いている
  • 数台~数十台の電話機が接続できる
  • 専用線の収容できる種類に制限がある

そもそもPBXは、「unPBX」と「ビジネスフォン」に分かれており、その違いによるところになります。

ビジネスフォン各メーカー取り扱い

ビジネスフォンとPBXでは収容できる「内線」「外線」の種類の多さが違う

次に、内線と外線の種類の多さにも多少違いがあります。

◇PBXの場合は・・・

【内線】

  • 多機能電話機
  • 一般電話機(長距離通話含む)
  • PHS
  • IP内線
  • ISDN回線

【外線】

  • アナログ回線
  • ISDN回線(INS64、INS1500)
  • LAN直収容のIP回線

◇ビジネスフォンの場合は・・・

【内線】

  • 多機能電話機
  • 一般電話機
  • PHS
  • IP内線

【外線】

  • アナログ回線
  • ISDN回線(INS64、INS1500)
  • LAN直収容のIP電話

ビジネスフォンとPBXではシステムの安定性が違う

更に、システムの安定性にも違いがあります。

いわゆるトラブルの際の対応能力ですね。

◇PBXの場合は・・・

  • コールセンターなど、通信回線を利用するデータ量が増えた状態でも耐えられる高性能なCPUを搭載している
  • CPUの二重化に対応しているため、片側のCPUが故障してもシステムダウンしない
  • CPU以外にもメモリ、ディスク、HW、電源系基板などの二重化にも対応している
  • バッテリーを増設すれば1日程度の停電時でも動作可能

◇ビジネスフォンの場合は・・・

  • CPUの二重化に対応していないため、CPUが故障したら即システムダウンしてしまう
  • PBXに比べると全体的な耐久性が劣る
  • バッテリーは増設しても停電時には3時間程度が限界

ビジネスフォンとPBXは価格も違う

ここまでご覧になった方ならご理解して頂けると思いますが、価格にも当然差があります。

PBXは、高性能なの上に耐久性にも優れており、価格の相場は、数百万円から高いもので数千万円というものまであります。

一方、ビジネスフォンの場合は、一般オフィスで利用できる価格になり、数十万円から数百万円程度となっています。

まとめ

ビジネスフォンとPBXの違いは、簡単に表現するとオフィスの規模(大きさ)です。

大企業ならPBX、中小企業はビジネスフォンのように考えておくと分かりやすいでしょう。

普通に電話をしている方は気になるものではありませんが、違いがあることだけでも覚えておきましょう。

ビジネスフォン各メーカー取り扱い